2024/10/07
アプリ同士の連携方法

Google MeetとTelegramを連携し、会議後のフォローを効率化

k.hieda

目次

Google Meetはシンプルな操作性の会議ツールとして多くの企業に利用されています。Telegramを連携することで<span class="mark-yellow">通知管理が効率化され、チームのコミュニケーションがよりスムーズになります。</span>これまで、こうした連携にはプログラミングが必要でしたが、Yoomではプログラミング不要で連携できるテンプレートを開発しました。会議後の重要な情報を自動で共有でき、タスクの見落としや連絡の遅れを防ぐ効果的な自動化を実現します。この記事では、Google Meet会議終了後にTelegramへ通知を送る方法を解説します。ぜひ最後までお読みください。

Google Meetで会議が終了したらTelegramに通知する自動化のメリット2選

プロジェクトマネージャーやリモートワーカーに最適な、Google MeetとTelegramの連携方法を解説します。

メリット1 会議IDを使って資料共有とアクセスをスムーズに

会議終了後、Telegramに自動で送られる通知にはGoogle Meetの会議IDなどのユニークキーが含まれており、これを活用し関連する資料や議事録と紐付けします。<span class="mark-yellow">会議IDを録画ファイル名や議事録のファイル名に連動させることで、会議後の資料共有がスムーズになり、必要な情報にすぐにアクセスできます。</span>これにより、プロジェクトマネージャーは会議記録や関連資料を確実に把握し、手動での管理作業の手間を減らせます。

メリット2 セキュアな通知で迅速な意思決定を支援

会議が終了すると、会議の日時やID情報がTelegramに自動で通知され、<span class="mark-yellow">リモートワーカーはその情報を基に会議資料や関連データへスムーズにアクセスできます。</span>特にリモート環境では、会議情報と資料が迅速に共有されることで、すぐに次のアクションに移ることができ、意思決定を加速させます。さらにTelegramのセキュアな環境により、重要な情報を安全にやり取りできるため、安心して業務に取り組めます。

[Yoomとは]

ここから「Google Meetで会議が終了したらTelegramに通知する」自動化を、<span class="mark-yellow">Yoomのテンプレートを使い、ノーコードで実装する方法</span>を解説します。

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最新のGoogle Meetのレポートを取得し、Telegramに通知する連携フローの作り方

事前に準備するもの

連携作業の中で必要なものをリストアップしました。

Google Meet

  • ログイン情報
    • Google アカウントと紐づけるため、メールアドレスとパスワードをご準備ください
    • 連携テスト用に連携するアカウントがオーナーの会議を開いて終了しておいてください(連携作業を始める1時間以内)

Telegram

  • 通知先のグループ(botを参加させる必要があります)
    • 新しいbotの作り方はこちら
    • アクセストークン

ステップ1 マイアプリ登録

ここでは、連携するアプリをYoomい登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログインいただき、メニューバーのマイアプリから新規接続ボタンをクリックします。

Yoomで接続できるアプリ一覧が表示されます。一番上の検索窓から今回接続するアプリを検索し、マイアプリ登録を進めます。

Google Meet

こちらの画面が表示されたらGoogle アカウントにサインインするボタンから連携に進みます。

次の画面から、連携するメールアドレスとパスワードを入力します。

ログインができたら、権限の付与を進めてください。

 

権限の付与を行うとマイアプリ登録完了です。

Telegram

検索結果からTelegramを選択します。選択すると、下の画面が表示されアカウント名とアクセストークンが求められます。

  • アカウント名は任意の名称を入力してください。アクセストークンはTelegramで、新しくbotを作成すると発行されます。

>公式:ボットファーザー

アクセストークンを入力し、追加ボタンをクリックすればマイアプリ登録が完了します。

ステップ2 Yoomのテンプレートをマイプロジェクトへコピーする

こちらのバナーをクリックします。Yoomワークスペースの「マイプロジェクト」にテンプレートがコピーされます。

マイプロジェクトにテンプレートがコピーされます。赤枠内のタイトルをクリックして設定画面に遷移します。

ステップ3 アプリトリガー「会議が終了したら」

テンプレートの1つ目のプロセスをクリック!ここではGoogle Meetから取得する情報の設定を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

こちらに表示される項目は初期設定済みです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • Google Meetと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

→次へをクリック

(2/2)連携アカウントとアクションを選択

  • トリガーの起動間隔
  • プルダウンを開き、5分、10分、15分、30分、60分から選びます。

→テストをクリック →成功 アウトプットには直近1時間内の会議情報が抽出されました。

※もしエラーになったら

Google Meetの会議が直近1時間以内に行われていないと表示される場合があります。連携したアカウントをオーナーにした会議をテスト用に開き、再度テストを行ってください。

→保存する をクリックします

ステップ4  アプリと連携する「メッセージを送信」

テンプレートの2つ目のプロセスをクリック!Telegramへ自動送信内容を設定します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

こちらの項目は初期設定済みです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • Telegramと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

→次へをクリックします。

(2/2)API接続設定

  • チャットID
    • TelegramのグループIDは通常のUIでは表示されませんが、Botを使用して取得可能です。取得したアクセストークン(APIキー)を使い、以下のAPIエンドポイントにアクセスしてください。
    • https://api.telegram.org/bot<アクセストークン>/getUpdates
    • このエンドポイントにアクセスすると、ボットが参加しているグループ情報が表示され、グループIDも含まれます。たとえば、chat":{"id":-123456789,...} のように、idの値がグループIDです。
  • メッセージ内容
    • 編集欄をクリックするとプルダウンが開き、先ほどのプロセスで抽出したアウトプットが表示されます。

引用する項目をクリックすると、自動で引用コードが埋め込まれます。引用コードの前に、項目を入力しておくとわかりやすくなります。

→テストをクリックします。 →成功

→保存するをクリックします

ステップ5 アプリトリガーを【ON】にする

全てのプロセスが設定済みになると、コンプリート画面がポップアップされます。

トリガーを【ON】にして、フローボットを起動しましょう。

<span class="mark-yellow">プログラミングを使わず、簡単に自動化を実装できました。</span>Telegramのチャンネルで、通知が確認できました。

今回はアウトプットを全部引用して通知してみました。実際の運用時には必要に応じて項目を抜粋してみてくださいね。今回のテンプレートをこちらです。

もっと活用!Google MeetとTelegramを使った自動化3選

Google MeetとTelegramには、他にも便利なテンプレートがたくさんあります。

1.  会議の議事録作成を自動化して手間を削減

Google Meetの会議内容を自動で文字起こしし、議事録をGoogleドキュメントに自動追加します。手動で議事録を作成する手間が省け、内容をすぐに共有できます。

2. 会議内容を自動でNotionに保存し、共有を効率化

Google Meetの会議後、自動で文字起こしを行い、Notionに議事録を登録します。会議記録がすぐに共有でき、入力ミスも防げます。Notionでの議事録管理を行っている方に最適です。

3. kintoneのコメントを見逃さずにTelegramで把握

kintoneにコメントが投稿されたら、Telegramに自動で通知が届くフローです。常にkintoneを確認する必要がなくなり、重要な情報を見逃しません。効率的な進捗管理が可能です。

まとめ

この自動化により、手動で行っていた作業が効率化できることが明確になりました。特に、プロジェクトマネージャーやリモートワーカーにとって、タスク管理やスムーズな通知が大きな助けとなり、コミュニケーションの遅れや作業の見落としを防ぎます。業務全体の流れが整い、成果を効果的に引き出せる環境が構築されます。<span class="mark-yellow">Yoom を使えば、プログラミングの知識がなくても簡単に自動化を導入できます。ぜひ、業務の効率化に役立ててください。</span>

では、またお会いしましょう!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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