2024/07/09
アプリ同士の連携方法

【ノーコード連携】sansanに登録された名刺情報をkintoneに自動登録する方法

m.sekiguchi

目次

Sansanとkintoneを連携するメリット

名刺管理ツールとして人気の高いSansanですが、その精度の高さに導入されている企業も多いはずです。
そして、ノーコードでビジネスアプリを作成できるkintone。
この2つを連携すると、どういったメリットがあるのでしょうか?

1.データを一元管理できる
Sansanとkintoneを連携すると、Sansanの名刺情報とkintoneの各種ビジネスデータを一元的に管理できます。
Sansanで収集した名刺情報・顧客情報をkintoneへ連携し、そのデータをkintoneで活用することが可能です。
アプリの連携によって、それぞれの情報が重複することや、手動入力による入力ミスや更新漏れを防ぎ、常に最新のデータを共有することができます。

2.業務プロセスの効率アップ
kintoneと連携することで、Sansanの名刺情報が自動的にkintoneに連動されるため、名刺管理に関するプロセスが効率化されます。
例えば、Sansanで取得した名刺情報をもとにkintoneで商談履歴を自動更新したり、リアルタイムにプロジェクトやタスクを作成することも可能です。
チーム内の情報共有も大幅にスピードアップします。

3.データが有効活用できる
Sansanより取得した顧客データをkintoneへ連動し、分析ツールやレポート機能で活用することができます。
顧客の動向や営業活動を見える化し、情報の取りこぼしを防ぎます。
これにより、現状に即した営業戦略を策定することが可能です。

Sansanとkintoneを連携すると、自動化だけではなくデータの有効活用にもつながりますね!

Sansanとkintoneを連携するとできる業務自動化例

では、Sansanとkintoneを連携すると、実際にどういった業務が自動化できるのでしょうか?

1.名刺情報の自動登録・更新
Sansanでスキャンした名刺情報が自動的にkintoneのデータベースに登録されます。
新規顧客の自動追加だけではなく、既存顧客の更新も可能です。
この自動化で、手動での登録・更新が不要になり、登録漏れや入力ミスを防止できます。
新たに名刺をスキャンするたびに、リアルタイムにkintoneへ反映する設定も可能です。

2.商談履歴の自動更新
Sansanで取得した名刺情報より、kintoneの商談履歴を自動で更新することが可能です。
kintone上の商談管理アプリに商談状況を登録し、進捗状況を可視化します。
これをチーム全体で共有することで、商談プロセス管理の効率アップにつながります。

3.リアルタイムなレポート生成
Sansanとkintoneの連携で、常に最新の状態でkintoneのレポート生成が可能です。
kintoneでの分析ツールをより有効活用でき、ビジネスの状況をリアルタイムに把握することができます。

4.顧客へのフォローアップを自動化
イベントや展示会で収集した名刺情報をSansanからkintoneへ自動登録することで、今後フォローアップが必要だと思われる顧客に対してkintoneにて自動的にタスク生成をすることが可能です。
kintoneのマーケティングツールと連携することで、更なる自動化が期待できます。

このように、Sansanとkintoneを連携すると多様なプロセスを自動化し、生産性向上に貢献します!

Sansanとkintoneの連携フローの作り方

では、実際にSansanとkintoneの連携方法をご紹介します。

今回は、Sansanに登録された名刺情報をkintoneに登録するフローを詳しくご説明します!

まず、Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを発行してください。30秒で始められます!
また、Yoomの基本的な操作は、初めてのYoomを参照してください。

STEP1 Sansan、kintoneをマイアプリ追加

1.Yoomにログイン後、左欄にある「マイアプリ」を選択し「+新規接続」を選択してください。

2.マイアプリの新規接続一覧の中から、今回使用する「Sansan」「kintone」を選択し、アプリを連携して下さい。アプリ名で検索も可能です。
 (画像はSansan連携後の画面です。kintoneも同様に行ってください。)  

3.Sansanのアカウント名とアクセストークンを入力し、「追加」を選択します。
   アクセストークンには、Sansanの管理画面で「設定 > 外部サービス連携設定 > API Key」より取得したAPIキーを入力してください。

4.マイアプリ連携が完了します。

5.連携が完了したら、フローボットを作成していきます。左欄のプロジェクト一覧から任意のプロジェクトを選択し、「+新規作成」をクリックします。

6.任意のタイトルを入力します。

STEP2 Sansanで名刺が登録されたら起動するトリガーを設定

1.「特定のアプリイベントを受信したとき」を選択します。

2.「アカウント情報」を選択し、トリガーアクションは「名刺情報が登録されたら」を選択します。
   入力内容を確認し、「次へ」を選択します。


3.API設定を行います。トリガーの起動間隔を選択し、「テスト」を選択します。

  テストが成功すると、アウトプットが表示されます。「保存する」を選択します。  

STEP3 名刺情報を取得するアクションを設定

1.先ほど追加したアプリトリガーの下の「+」マークを選択します。

2.オペレーションを選択します。今回はSansanより名刺情報を取得するため、「アプリと連携する」を選択します。

3.「Sansan」を選択します。

4.アカウントを選択し、アクションは「名刺情報の取得」を選択します。
      入力後、「次へ」を選択します。

5.API設定を行います。
   名刺IDにはアプリトリガー「名刺が登録されたら」のアウトプットより「名刺ID」を選択します。入力後、「テスト」を選択します。

  内容を確認し、「保存する」を選択します。

STEP4 名刺情報をkintoneに登録するアクションを設定

1.先ほど追加したアクションの下の「+」マークを選択します。

2.オペレーションを選択します。「データベースを操作する」を選択します。

3.「kintone」を選択します。

4.アカウントを選択し、アクションは「レコードを追加する」を選択します。
     アプリIDは、顧客情報を追加したいデータベースを選択します。
      入力後、「次へ」を選択します。

6.最後に、トリガーを「ON」にして完了です。

その他のSansanを使った自動化の例

他にもSansanを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.こちらはGoogleスプレッドシートとの連携です。汎用性の高いGoogleスプレッドシートに自動で情報を追加することで、幅広い業務に活用できそうです。

2.このフローでは情報の登録をトリガーに自動でメール通知を行うことができます。チーム内の連絡漏れや確認漏れを防ぐことに役立ちそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

Sansanとkintoneを連携すると、顧客管理に関する工数が大幅に削減されます。
データ管理を一元化できたり、業務プロセスを効率的に行うことができます。
情報共有もリアルタイムに実施でき、生産性アップにつながります。

また、顧客情報が一元化されることで取引先との窓口が統一され、顧客側もやり取りがスムーズになります。
名刺情報の自動登録や顧客データの自動更新など、ルーチンワークの自動化により効率的な業務プロセスを構築でき、より付加価値の高い業務に集中することができます。

Yoomをご利用いただくことで、このような連携がノーコードで実現します!
ぜひ2週間の無料トライアルよりお試しください。

この記事を書いた人
m.sekiguchi
Yoomを通じて、業務効率アップのヒントを日々勉強中です。 北の大地より、お役立ち情報を発信していきます。
タグ
自動化
連携
関連アプリ
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
会社概要
利用規約(JaEn
プライバシーポリシー(JaEn
セキュリティポリシー(JaEn
特定商取引法に基づく表記
©️ Yoom Inc.
Yoomとは?
これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
詳しくみる
詳しくみる