Sansanとkintoneの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2024/07/09

Sansanで登録された名刺情報をKintoneに登録する方法

m.sekiguchi

名刺管理ツールとして人気の高いSansanですが、その精度の高さに導入されている企業も多いと思います。
そして、ノーコードでビジネスアプリを作成できるkintone。
この2つを連携すると、名刺情報の登録作業を一気に効率化できるはずです!

今回は、Sansanで登録された名刺情報をKintoneに登録することで得られるメリットと設定方法について詳しく解説します。
Yoomを使った自動化フローを取り入れて、日々の業務の負担を減らしましょう!

こんな方におすすめ

  • Sansanとkintoneを活用している方
  • Sansanとkintoneを連携して、業務効率化を考えている方
  • Sansanとkintoneを連携して、顧客情報の管理の手間を軽減したい方
  • Sansanとkintoneを連携して、登録ミスや対応遅れを減らしたいと考えている方

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

Sansanとkintoneの連携フローの作り方

今回は、Sansanに登録された名刺情報をkintoneに登録するフローを詳しくご説明します!

まず、Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを発行してください。30秒で始められます!
また、Yoomの基本的な操作は、初めてのYoomを参照してください。

STEP1 Sansan、kintoneをマイアプリ追加

1.Yoomにログイン後、左欄にある「マイアプリ」を選択し「+新規接続」を選択してください。

2.マイアプリの新規接続一覧の中から、今回使用する「Sansan」「kintone」を選択し、アプリを連携して下さい。アプリ名で検索も可能です。
 (画像はSansan連携後の画面です。kintoneも同様に行ってください。)  

3.Sansanのアカウント名とアクセストークンを入力し、「追加」を選択します。
   アクセストークンには、Sansanの管理画面で「設定 > 外部サービス連携設定 > API Key」より取得したAPIキーを入力してください。

4.マイアプリ連携が完了します。

5.連携が完了したら、フローボットを作成していきます。左欄のプロジェクト一覧から任意のプロジェクトを選択し、「+新規作成」をクリックします。

6.任意のタイトルを入力しましょう。

STEP2 Sansanで名刺が登録されたら起動するトリガーを設定

1.「特定のアプリイベントを受信したとき」を選択します。

2.「アカウント情報」を選択し、トリガーアクションは「名刺情報が登録されたら」を選択してください。
   入力内容を確認し、「次へ」を選択します。


3.API設定を行います。トリガーの起動間隔を選択し、「テスト」を選択してください。

  テストが成功すると、アウトプットが表示されます。「保存する」を選択します。  

STEP3 名刺情報を取得するアクションを設定

1.先ほど追加したアプリトリガーの下の「+」マークを選択しましょう。

2.オペレーションを選択します。今回はSansanより名刺情報を取得するため、「アプリと連携する」を選択します。

3.「Sansan」を選択します。

4.アカウントを選択し、アクションは「名刺情報の取得」を選択します。
      入力後、「次へ」を選択してください。

5.API設定を行います。
   名刺IDにはアプリトリガー「名刺が登録されたら」のアウトプットより「名刺ID」を選択します。入力後、「テスト」を選択します。

  内容を確認し、「保存する」を選択しましょう。

STEP4 名刺情報をkintoneに登録するアクションを設定

1.先ほど追加したアクションの下の「+」マークを選択します。

2.オペレーションを選択します。「データベースを操作する」を選択してください。

3.「kintone」を選択します。

4.アカウントを選択し、アクションは「レコードを追加する」を選択しましょう。
     アプリIDは、顧客情報を追加したいデータベースを選択してください。
      入力後、「次へ」を選択します。

6.最後に、トリガーを「ON」にして完了です。

Sansanやkintoneを使ったその他の自動化例

今回ご紹介したフロー以外にもSansanやkintoneのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用が可能になりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!

Sansanとkintoneのその他の自動化例

名刺が登録されたらkintoneに格納しSlackに通知したり、Sansanで名刺に特定のタグが付与されたらkintoneでタスクを作成することができます。
さらに、毎週指定した日時に、kintoneの複数レコードをSansanに登録することも可能です。

Sansanを活用した自動化例

Sansanに登録された名刺情報を登録する

新しい名刺情報が自動追加されるので、手作業による入力の手間が省けたり、情報管理の抜けや漏れをなくすことができます。

登録された情報をSansanに追加する

両システム間でデータが自動同期されるため、情報の不整合を防げるかもしれません。

Sansanで名刺情報が登録されたら通知する

情報登録後に素早く通知されることで、チーム全体が即座に新しい情報を把握できます。

kintoneを活用した自動化例

kintoneのステータスが更新されたら請求書を発行する

kintoneのステータス更新を都度確認する必要が無くなり、請求書の発行も自動化されるため、業務の効率化が期待できるでしょう。

kintoneにレコードが登録されたらフォルダを作成

kintoneにレコードが登録されたら自動で新しいフォルダを作成するため、プロジェクトや顧客ごとに整理されたフォルダ管理ができます。

Sansanとkintoneを連携するメリット

1.データを一元管理できる

Sansanとkintoneを連携すると、Sansanの名刺情報とkintoneの各種ビジネスデータを一元的に管理できるようになるでしょう。
Sansanで収集した名刺情報・顧客情報をkintoneへ連携し、そのデータをkintoneで活用することが可能です。
アプリの連携によって、それぞれの情報が重複することや、手動入力による入力ミスや更新漏れを防ぎ、最新のデータ共有を実現できます!

2.業務プロセスの効率アップ

kintoneと連携することで、Sansanの名刺情報が自動的にkintoneに連動されるため、名刺管理に関するプロセスが効率化されると予想されます。
例えば、Sansanで取得した名刺情報をもとにkintoneで商談履歴を自動更新したり、リアルタイムにプロジェクトやタスクを作成できるようになるでしょう。
チーム内の情報共有も大幅にスピードアップするはずです。

3.データが有効活用できる

Sansanより取得した顧客データをkintoneへ連動し、分析ツールやレポート機能で活用できるようになるかもしれません。
顧客の動向や営業活動を見える化し、情報の取りこぼしの防止にもつながります。
これにより、現状に即した営業戦略を策定することができるようになるはずです!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

Sansanとkintoneを連携すると、顧客管理に関する工数が大幅に削減されると予想できますよね。
データ管理を一元化できたり、業務プロセスを効率的に行うことができます。
情報共有もリアルタイムに実施でき、生産性アップが見込めるでしょう!

また、顧客情報が一元化されることで取引先との窓口が統一され、顧客側もやり取りがスムーズになります。
名刺情報の自動登録や顧客データの自動更新など、ルーチンワークの自動化により効率的な業務プロセスを構築でき、より付加価値の高い業務に集中できるようになるかもしれません。

Yoomをご利用いただくことで、このような連携がノーコードで実現します!
ぜひ2週間の無料トライアルよりお試しください。

この記事を書いた人
m.sekiguchi
Yoomを通じて、業務効率アップのヒントを日々勉強中です。 北の大地より、お役立ち情報を発信していきます。
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