2024/07/23
AIオペレーションの活用方法

【ノーコードで実現!】AIを使って文字起こし&要約をして、音声データを効率的に処理してみた!

y.matsumoto

目次

長い会議の音声データを、一度に自動で文字起こしと要約することができたらとても便利だと思いませんか?

本記事では、AI機能を使い文字起こし・要約することで、どのよう業務を自動化できるか解説し、実際にノーコードで要約する方法を詳しくご紹介します!
音声データを迅速に効率的に共有したい方や会議後の議事録作成を自動化したい方は、ぜひご覧ください。

AI機能を使い文字起こし・要約するメリットと自動化例

AI機能を使い文字起こし・要約することで、どのようなメリットがあるのか、具体的な自動化例を解説します。

1. 音声データの処理が効率的に!

メリット: 文字起こし・要約にAIを使用することで、音声データを迅速にテキストデータ化することができます。

自動化例: Yoomフォームに音声データを投稿すると、AIが自動で文字起こしと要約を行い、その内容をChatworkの特定チャネルに通知するフローを設定することができます。これにより、会議やインタビューの重要な内容を迅速に共有し、参照することもでき、業務の効率化を図ることができます。

2. 会議議事録の自動化が可能に!

メリット: AIが音声データを自動で文字起こし・要約することで、会議終了後、即座に議事録を作成することができます。

自動化例: 会議の音声データをAIが文字起こし・要約し、要約された議事録をGoogleドキュメントに自動で追加するフローを設定することができます。これにより、手間をかけることなく、会議終了後すぐに議事録を共有し、会議の内容を確認することができます。

3. インタビュー内容の整理が簡単に!

メリット: 文字起こし・要約をAIが自動で行うことで、インタビューの内容を簡単に整理できます。

自動化例: Yoomフォームにインタビューの音声データを投稿すると、AIが自動で文字起こし・要約をし、要約された内容をNotionに自動で追加するフローを設定するころができます。これにより、インタビュー内容を自動で整理し、結果を迅速に共有することができます。

「Yoomフォームで回答された音声データを文字起こし・要約して、Chatworkに通知する」フローボットの作り方

今回ご紹介した、自動化例ですが、Yoomを使用すると、誰でも簡単に自動化することができます!
今回は、先ほどご紹介した自動化例の「Yoomフォームで回答された音声データを文字起こし・要約して、Chatworkに通知する」フローボットの作り方を解説していきます。

ステップ1:テンプレートをコピーする

Yoomでご用意しているテンプレートを使って連携していきましょう!短時間で作成できますよ!

まずは、こちらからアカウントを発行してください。

※文章の文字起こし・要約はチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。
※チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。

登録が完了後、下記テンプレートの「試してみる」から始めてください。

フローボットの右上の「編集する」をクリックしてください。

ステップ2:フォームトリガーの設定

一番上の「会議ファイルのアップロードフォーム」をクリックします。

「会議データ投稿用フォーム」が設定してあるのを確認し、「次へ」をクリックしてください。

音声データ:サンプルの音声データを添付してください。(テストに使用します。)

ステップ3:音声データを文字起こしする


「音声データを文字起こしする」をクリックします。
アクションを設定します。
タイトル:音声データを文字起こしする
アクション:任意で選択してください。
設定後、「次へ」をクリックしてください。

続いて詳細を設定します。

上記画像のように、プルダウンを「取得した値を使用」「音声データ」を選択します。
※解説)上記のように設定することで、フォームにファイルを送信するだけで、ファイルを自動的に引用し文字起こしができるようになります。
テストを行い、成功したら「保存する」をクリックします。

ステップ4:議事録を作成する(要約する)

「議事録を作成する」をクリックします。
アクションは、要約する文字数にあわせて任意で設定してください。
「次へ」をクリックします。

対象のテキスト:アウトプットの中にある「音声データを文字起こしする」をクリックし、「解析結果」を選択します。
※解説)上記のように設定することで、文字起こしの結果を自動で要約することができます。
フォーマット:議事録に必要な項目をカンマ区切りで記載してください。指定がない場合は不要です。
条件:議事録作成の条件を記載してください。指定がない場合は不要です。
テストを行い、成功したら「保存する」をクリックします。

ステップ5:メッセージを送る

「メッセージを送る」をクリックします。
連携アカウントとアクションを設定します。
連携アカウントを追加します。
タイトルとアクションは変更不要の為、このまま「次へ」をクリックしてください。


ルームID:候補より選択してください。
メッセージ内容:アウトプットの中にある「要約する」をクリックし、「作成された議事録」を選択します。
※解説)上記のように設定することで、議事録を自動でメッセージ内容に引用することができます。


テストを行い、成功したら「保存する」をクリックしてください。

これで「Yoomフォームで回答された音声データを文字起こし・要約して、Chatworkに通知する」フローの完成です!!

【応用編】AI機能を使い文字起こし・要約するフロー

AI機能を使い文字起こし・要約を自動化するフローの作成方法はいかがでしたか。「簡単そうだなぁ」と思っていただけると嬉しいです。

今回ご紹介したフロー以外にも、応用編として下記フローもご覧ください!

Zoomで会話した内容を自動的に要約して文字起こしし、Googleスプレッドシートに記載することができるフローです。
会話の聞き逃しを回避することができ、自動でGoogleスプレッドシートにて管理できるようになるため、作業効率を上げることができますよ!

Zoomでミーティングが終了したら、自動で会議内容の文字起こしと要約をして、文字起こし結果をBacklogに追加することができるフローです。
AIによる要約を用いることで、文章を手動で要約する必要がなくなり業務効率がUPします。各アクションの設定内容を変更してご利用ください。

まとめ

今回は、AI機能を使い文字起こし・要約を自動化する方法をご紹介しました。
文字起こし・要約を自動化することで、音声データを効率的に共有したり、会議後の議事録作成を自動化できるようになりました!
また、今回ご紹介したフローボットでは、Yoomフォームで音声データが添付されたらAIが自動で文字起こし・要約し、ChatWorkに通知することができ、手動での作業を大幅に削減することができます!
Yoomでは、文字起こし・要約以外にも、さまざまなアプリと連携することができます。ぜひ、活用してみてください。さらなる業務の効率化を図っていきましょう!

この記事を書いた人
y.matsumoto
これまでは、人材業界で営業・営業事務を経験してきました。 前職の経験を踏まえ、さまざまな企業が抱えている悩みは「業務の自動化」により軽減できると実感しています。 Yoomを通して、皆様のお悩みを少しでも解決できるよう、日々情報を発信していきます!
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Chatwork
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