2024/08/19
アプリ同士の連携方法

Airtableのレコード検索からGmailの送信までを自動化してみた!

m.sekiguchi

目次

Airtableは海外の多くの企業で導入されており、操作のしやすさや自動バックアップ、拡張性などが人気の理由です。日本では円安を背景に越境ECが注目される中、海外との取引が増える企業も多くなっています。こうした企業がAirtableを導入するケースが増えているかもしれません。そこでYoomではAirtableとGmailを連携し、Airtable蓄積された情報を定期的に検索し、Gmailに自動送信するフローボットを作りました。国外のAirtableが更新されるたびに、その内容が定期的にGmailに送信されるため、国外の共同作業者と迅速かつ円滑に連携できます。
本記事では、AirtableとGmailをノーコードでノーコードで連携する方法をご紹介します。

AirtableとGmailを連携するメリットと自動化例4選

Airtableは簡単な操作でデータベースを構築できるツールです。ノーコードで実装でき、スプレッドシートや表計算ソフトの感覚でデータベースを作成できます。
ではAirtableとメールを連携すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?今回はGmailを例にして連携するメリットと自動化例をご紹介します。

・定型メールの自動送信

AirtableとGmailを連携することで、Airtableのレコードを利用してパーソナライズされたメールをGmailから自動的に送信することができます。
例えば、顧客情報や購入履歴に基づいて、お礼メールやお知らせメールなどを送信することが可能です。
さらにAirtableのトリガー機能を活用すると、特定の条件を満たした際に自動的にメールを送信することもできます。
例えば、顧客の誕生日や契約更新日などに合わせて、自動的にメールを送信でき、手動作業での送信ミスや送信漏れを防ぎます。
また、チーム内でプロジェクト情報をメールにて共有している場合にも有効です。
例えば、毎週金曜日に最新のプロジェクト更新情報をチーム全員に送る場合、この自動化で情報の共有がスムーズに行えます。

・メールテンプレートの作成と管理

AirtableとGmailを連携すると、Airtableで作成したメールテンプレートを使用し、Gmailで送信することができます。
自動連携により、毎回メールを作成する手間が省け、効率的にメールを送信できます。
Airtableで複数のテンプレートを作成すると、状況に応じて使い分けることも可能です。

・メール送信履歴の自動記録

AirtableとGmailの連携により、Gmailで送信したメールをAirtableに自動的に記録することができます。
これにより、メール送信履歴を一元管理し、過去のメールを簡単に検索できます。
Airtableのフィルター機能を活用して、特定の顧客に送信したメールや、特定の期間に送信したメールなどを絞り込むことも可能です。

・Airtableのデータ活用によるメールのパーソナライゼーション

Airtableに保存されている顧客情報や行動履歴などのデータを活用して、よりパーソナライズされたメールを作成できます。
例えば、顧客の名前や興味関心などに基づいて、メールの内容を柔軟にカスタマイズすることができます。

このように、GmailとAirtableを連携すると、煩雑なメール送信業務を効率化し、時間の節約に貢献します。
また、手作業によるミスを大幅に減少させたり、メール管理の一元化も実現します。
顧客に対してもより効果的なメールコミュニケーションを行うことができ、顧客体験の向上にもつながります。

Yoomならノーコードで簡単に実装できます!

アプリ間の連携でできる自動化例でもっと仕事を豊かにできます。ただ、中にはプログラミングの技術や知識が必要な内容も…
Yoomでは、ノーコードで実装できるテンプレートをたくさんご用意しています!
まずはフリープランからお試しください。
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今回は「指定のスケジュールになったらAirtableのレコードを検索し、Gmailに連携してメールを送付する」フローの作り方をご紹介します!

こちらのテンプレートを利用し、簡単に作成していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

AirtableとGmailをノーコードで連携する方法

はじめる前に

まず、Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを発行してください。30秒で始められます!
また、Yoomの基本的な操作は、初めてのYoomを参照してください。

STEP1 Airtable、Gmailをマイアプリに追加

1.Yoomにログイン後、左欄にある「マイアプリ」を選択し「+新規接続」を選択してください。

2.マイアプリの新規接続一覧の中から、今回使用する「Airtable」「Gmail」を選択し、アプリを連携して下さい。アプリ名で検索も可能です
   (画像はAirtableの連携です。Gmailも同様に連携を行ってください。)

3.アカウント名、アクセストークンを入力し、「追加」を選択します。
   ※アクセストークンの設定内容はこちらをご確認ください。

4.マイアプリ連携が完了します。

STEP2 マイプロジェクトにテンプレートをコピーする

1.こちらのバナーの「試してみる」を選択します。

2.Yoomのログイン画面が表示されますので、アカウント情報を入力しログインを行ってください。
(既にログインされている場合は表示されません)
3.マイプロジェクトにテンプレートがコピーされますので、任意のタイトルを入力してください。

STEP3 指定したスケジュールになったら起動するトリガーを編集する

1.アプリトリガー「指定したスケジュールになったら」を選択します。

2.曜日・時刻を任意の値に変更し、「保存する」を選択します。

STEP4 Airtableのレコードを検索するオペレーションを編集

1.「レコードを検索」を選択します。

2.連携アカウント、アクションを確認し、「次へ」を選択します。

3.API接続設定を行います。
   AirtableのベースID、該当のテーブル名、検索フィールド名、キーワードを設定します。

   入力後、「テスト」を選択し、テストが成功したら「保存する」を選択します。

STEP5 Gmailでメールを送るオペレーションを編集

1.「メールを送る」を選択します。

2.連携アカウントを確認し、宛先や件名、本文等のメール内容を設定します。
   添付ファイルを送信することも可能です。
   入力後、「次へ」を選択します。

3.メール送信テストを行います。
   設定内容を確認し、「テスト」を選択します。

   テストが成功したら「保存する」を選択します。

4.トリガーをONにして完了です。

AirtableやGmailを他のアプリと連携したフローをご紹介

AirtableとGmailを連携する方法をご紹介しました。
Yoomを利用すると、AirtableやGmailで他にもこのような連携が可能です!

HubSpotにコンタクトが作成されたら、Airtableにレコードを作成する

※HubSpot、Airtableをマイアプリ連携してください

Gmailで受信したメール内容をスプレッドシートに連携する

※Gmail、Googleスプレッドシートをマイアプリ連携してください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した連携フローボットを使用することで、指定のスケジュールに基づいてAirtableのデータを自動で検索し、取得したデータをGmailでメールを送信することができます。
この自動化を利用すれば、今まで手動で行っていたメール送信業務から解放され、作業の効率化を図ることが可能です。
顧客へのメール送信を効率的に、より効果的に行うことが可能となるだけではなく、毎週のプロジェクト進捗報告や、定期的な業務連絡を自動化することで、ミスを減らし重要な情報をタイムリーに共有することができます。

Yoomのノーコードテンプレートを利用することで、プログラミングの知識がなくても簡単に自動化を実現できます。
ぜひ、まずはフリープランからお試しください。

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この記事を書いた人
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Yoomを通じて、業務効率アップのヒントを日々勉強中です。 北の大地より、お役立ち情報を発信していきます。
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