2024/07/22
アプリ同士の連携方法

【ノーコードで簡単連携!】ChatGPTとkintoneを連携して、AIの分析内容をkintoneに自動登録する方法を紹介します!

m.i

目次

現代のビジネスでは、情報の管理と共有が効率的に行えることが必要とされます。
特に社会人歴が長くなると、複数のプロジェクトやタスクを同時進行することが増え、効率も重視して業務管理をしなければなりません。
そこで役立つのが、kintoneとChatGPTの連携です。
kintoneは情報を一元管理できるツールで、ChatGPTはその情報を基に回答を自動作成できます。
この仕組みにより、質問や問い合わせに対するスピーディーで的確な回答が可能となり、レコードに自動追加することで、業務効率が大幅に向上します。
本記事では、その具体的な方法と業務使用例をご紹介します。

ChatGPTとkintoneを連携するメリットと自動化例

メリット1: データ入力を効率化できる
詳細:
ChatGPTの自然言語処理能力を活用して、手動でのデータ入力を大幅に削減できます。
これにより、入力ミスを減らし、データの精度を向上させることができます。
具体例: 受信メールの内容をChatGPTに要約させ、その内容を自動的にkintoneに反映させることで、スピーディーで正確なデータ入力が可能になります。

メリット2: 自動化されたタスク管理
詳細:
ChatGPTとkintoneの連携により、タスクの生成が自動化でき、業務プロセスを効率化します。
これにより、チーム全体の生産性が上がります。
具体例: ChatGPTに依頼してタスクを作成し、それを自動的にkintoneのタスク管理アプリに追加することで、タスク作成や管理の手間を削減できます。

メリット3: カスタマーサポートの強化
詳細:
ChatGPTを活用することで、顧客からの問い合わせにスピード感をもって対応できます。
顧客からの問い合わせについてChatGPTが適切な回答を提供することで、より速く回答を提供でき、顧客満足度を向上させることができます。
具体例: 顧客からの問い合わせに対する回答をChatGPTに依頼し、その内容をkintoneに転記し、対応状況を自動的に更新することで、スムーズな顧客対応につながります。

ChatGPTとkintoneの連携フローの作り方

ここまでメリットや自動化例をご紹介してきました。
では早速、Yoomを使って2つのアプリを連携してみましょう!
今回は「フォーム回答があったら、ChatGPTを使って回答種別を分け、kintoneのレコードに追加する」フローボット作成について説明します。

はじめる前に

まず、Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを発行してください。30秒で始められます!
また、Yoomの基本的な操作は、初めてのYoomを参照してください。

ステップ1:マイアプリ連携

まずは、使用しているChatGPTとYoomを連携させます。
Yoomページの左側からマイアプリ→新規接続→ChatGPTの順に選択します。
アプリ一覧から探すか、アプリ名で検索してください。
以下の画面が出るので、こちらを参照して登録お願いします。
アカウント名はご自身の管理しやすい名前にしてください。
※ChatGPTやOpenAIのAPIを利用するには、別途OpenAI社へ費用が発生する可能性があり、Yoomではチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。
2週間の無料トライアルを行うことが可能ですので、検討中の方は是非お試しください。


次にkintoneを連携します。
以下の画面が出るので、こちらを参照しながら設定をお願いします。


入力したら追加を押します。
2つのアプリがマイアプリに表示されたらOKです。

ステップ2:トリガーを設定

今回は用意されているテンプレートを使用していきます。
テンプレートページを開くと以下の画面が出るので、このテンプレートを試してみるをクリック。
Yoomをお使いの方はログイン、初めての方は会員登録をします。
そのまま進むと、ご自身のワークスペースにテンプレートがコピーされて使えるようになります。
必要に応じて、テンプレートの名前を変更することができます。
左側のマイプロジェクトをクリックすると先ほどコピーしたテンプレートがあります。
テンプレート右側の三点リーダー(...)をクリックし、編集するを選択します。

ではアプリトリガーを設定していきます。
アンケート回答フォーム」を選択します。


フォーム設定画面が出るので、このまま使用する場合は設定画面下部にある次へをクリック。
フォームに回答してほしい情報が他にもある場合は、質問を追加ボタンより追加が可能です。


以下の画面が出るので、確認して保存します。

ステップ3:アクションを設定

次にアクションを設定していきます。
会話する」をクリックします。

連携したアカウント情報に間違いがないか確認し、次に進みます。
以下の画面が出たら、メッセージ内容を設定します。
フォームの回答について要約させるので、今回はアウトプットより{{商品を使用してみた感想を教えてください。}}を埋め込みました。
その他の必須以外の項目は任意で設定してください。
テスト→テスト成功したら保存します。

最後に「レコードを追加する」を設定します。

以下の画面がでるので、連携したアカウント情報に間違いないか確認します。
アプリIDは候補から選択します。

追加するレコードの値を、アウトプットから設定します。
今回は以下のように設定してみました。
こちらもテスト→テスト成功となったら保存します。

これで設定は完了です。最後にフォームトリガーをオンにします。

ChatGPTとkintoneの連携フロー応用編

今回は「フォーム回答があったら、ChatGPTを使って回答種別を分け、kintoneのレコードに追加する」フローボットをご紹介しました。
フォームの回答を確認して、1つ1つkintoneに転記する手間が省けましたね。
Yoomでは他にも、ChatGPTやkintoneを使用したテンプレートをご用意しています。
1つ紹介しますので、下記より是非使ってみてください。

「kintoneにレコードが追加されたらChatGPTでテキストを生成する」
このフローボットをカスタマーサポート部門が導入すると、顧客からの問い合わせやクレームがkintoneに記録されたら、ChatGPTが適切な返信文を作成し、それをkintoneとGoogleスプレッドシートに保存するという形で使用できます。
顧客に回答する際はkintoneかGoogleスプレッドシートを参照すれば良いですね。
また、今までどのような問い合わせがあり、回答はこのようにしたというナレッジが蓄積できます。
これにより、スピーディーで一貫性のある対応が可能となり、顧客満足度の向上にもつながりそうですね。

まとめ

ChatGPTとkintoneの連携により、データ入力の効率化、自動化されたタスク管理、カスタマーサポートの強化が実現できます。
これにより、業務全体の効率が向上し、チーム全体の生産性が高まることでさらに別の業務にも取り掛かれそうですね。
ChatGPTとkintoneの連携はもちろん、Yoomを活用して他のアプリも連携し、業務のパフォーマンスを最大限に上げていきましょう。

Yoomはあなたの業務効率化をサポートします。

この記事を書いた人
m.i
新卒から3年ほど金融関係の仕事を経験してきました。 業界柄、手動で行う作業がとても多く、自動化したらもっと他の仕事ができるのになと思っていた時にYoomに出会いました。 ブログ執筆しながらYoomの便利さに日々感動しています。 分かりやすい構成を心がけています。
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