2024/08/29
アプリ同士の連携方法

【ノーコードで簡単連携!】kintoneとRoboRoboで契約前のコンプライアンスチェックを自動化する方法

t.nakaya

目次

kintoneとRoboRoboの連携で、取引先との契約前に必要なコンプライアンスチェックを効率化したいと考えている方に最適な方法を紹介します。
この自動化により、手動でのチェック作業の負担を軽減し、業務の精度とスピードを向上させることが可能です。
この記事では、Yoomを使ってkintoneとRoboRoboを連携させる具体的な手順とそのメリットについて詳しく解説します。
本記事を通じて、業務効率化の方法を見つけていただければ幸いです。

kintoneとRoboRoboを連携することで得られるメリット

メリット1: 契約前のコンプライアンスチェックを自動化し、リスクを未然に防止

kintoneとRoboRoboを連携することで、取引先がkintoneに登録されると、RoboRoboが自動でコンプライアンスチェックを実行し、その結果をkintoneに反映します。
これにより、契約業務の初期段階からコンプライアンスチェックを自動化でき、リスクを未然に防止できます。
自動化によって、契約前のチェック作業が標準化され、契約手続きをスムーズに進めるための環境を整えることができるでしょう。

メリット2:自動化で人的ミスを軽減

契約前のチェック作業を手動から自動化に切り替えることで、人的ミスを大幅に軽減できます。
自動化により、取引先情報の入力ミスやチェック漏れが減少し、チェック作業の精度が向上します。
これにより、複雑な手作業から解放され、担当者はより重要な業務に集中できるようになります。
結果として、作業の効率が向上し、担当者の負担が軽減されることで、業務の信頼性と生産性が高まります。

[Yoomとは]

kintoneとRoboRoboの連携フローの作り方

ここからは「kintoneに取引先が登録されたら、RoboRoboが自動でコンプライアンスチェックを行い、結果をkintoneに反映する」フローの設定について紹介します。
順を追って進めれば、問題なく設定が完了するでしょう。
最初に、Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを作成してください。

ステップ1: Yoomにログイン

(1)下記のバナー先にアクセスし、「このテンプレートを試してみる」をクリックしましょう!

(2)次に、ワークスペース一覧からプロジェクトを任意で選択
コピーしたテンプレートはプロジェクト一覧の「マイプロジェクト」に格納されていますので、そちらを確認してください。
(3)以下の画面が表示されたら、ステップ2に進んでください。

ステップ2: kintoneの設定

次に、kintoneの設定に移ります。
(1)画面左側にある「マイアプリ」をクリック
(2)次に、画面右側に表示される「+新規接続」をクリック

(3)アプリの一覧からkintoneを選択
(4)kintoneマイアプリ登録方法を参考にマイアプリ登録をお願いします。

ステップ3: RoboRoboの設定

次に、RoboRoboの設定を行います。これも「マイアプリ」に登録する必要があります。
(1)アプリの一覧からRoboRoboを選択
(2) アカウント名を任意で設定
(3) アクセストークンを任意で設定

(4)最後に「追加」をクリックすれば、RoboRoboの設定は完了です。
ここまで来たら、コピーしたテンプレートに戻って作業を続けましょう!
(5)プロジェクト一覧から「マイプロジェクト」をクリック

(6)コピーしたテンプレートをクリック
(7)フローの一覧画面の右上にある「編集する」をクリックし、ステップ4に進みましょう。

ステップ4: トリガーとアクションの設定

(1)フローの一覧画面から「アプリトリガー」をクリック

(2)アプリトリガーのタイトルを設定
※既に設定されているタイトルをそのまま使用しても大丈夫です。
(3)kintoneと連携するアカウント情報が正しいかを確認
※情報が表示されない場合は、「+連携アカウントを追加」をクリックして登録をお願いします。
(4)トリガーアクションは「レコードが登録されたら(Webhook起動)」を選択

(5)「次へ」をクリック

■アプリトリガーのWebhookイベント受信設定
kintoneでWebhook設定を行うを参考にWebhook設定をしてください。‍
(6)「テスト」でエラーが出なければ、「保存」をクリック
(7)次は、アプリトリガー下に表示される「アプリと連携する」をクリック

(8)タイトルを設定
(9)RoboRoboと連携するアカウント情報が正しいかを確認
※情報が表示されない場合は、「+連携アカウントを追加」をクリックして登録をお願いします。
(10)アクションは「取引先登録・チェック実行」を選択

(11)「次へ」をクリック

■API接続設定で、必須項目を設定します。
※必須項目以外に対象となる項目がある場合は、任意で設定をお願いします。
(12)取引先名には、「取引先が登録されたら」のアウトプットから取引先名を設定

(13)「テスト」でエラーが出なければ、「保存」をクリック
(14)フローの一覧画面から「待機する」をクリック

(15)タイトルを設定
(16)スケジュール設定は、今回コピーしたテンプレートの既存設定を使用
設定の詳細は、「待機する」の設定方法を参考にしてください。

(17)「保存する」をクリック
(18)「待機する」の下に表示される「アプリと連携する」をクリック

(19)タイトルを設定
(20)RoboRoboと連携するアカウント情報が正しいかを確認
(21)アクションは「チェック結果を取得」を選択

(22)「次へ」をクリック

■API接続設定で、必須項目を設定します。
※必須項目以外に対象となる項目がある場合は、任意で設定をお願いします。
(23)取引先IDには、「取引先登録・チェック実行」のアウトプットから取引先IDを選択

(24)サイト絞り込みをするかどうかを、プルダウンメニューから任意で選択
(25)注目度も同様に、プルダウンメニューから任意で選択

(26)「テスト」でエラーが出なければ、「保存」をクリック
完了まであと少しです!
(27)一番下にある「アプリと連携する」をクリック

(28)タイトルを設定
(29)kintoneと連携するアカウント情報が正しいかを確認
(30)アクションは「レコードの更新」を選択

(31)「次へ」をクリック

■API接続設定で、必須項目を設定します。
※必須項目以外に対象となる項目がある場合は、任意で設定をお願いします。
(32)サブドメイン名は、以下の画像で隠れている部分を入力してください。


(33)アプリIDは、以下の画像で赤枠で囲われている数字部分を入力してください。

(34)更新するレコードのIDは、「取引先が登録されたら」のアウトプットからレコードIDを設定

(35)更新するレコード情報のフィールドコードを設定
➀kintoneで設定したいフィールドの歯車アイコンから設定をクリック

➁フィールドコードをコピーします

➂Yoomの設定画面に戻り、貼り付けます

(36)「テスト」でエラーが出なければ、「保存する」をクリック
(37)以下の画面が表示されたら、「トリガーをON」をクリック

これで、kintoneとRoboRoboの連携設定が完了しました。お疲れさまでした!
今回紹介したフローボットのテンプレートは、以下からYoomに登録して利用できます!

その他のkintoneとRoboRoboを使った自動化の例

他にもYoomではkintoneやRoboRoboを活用したさまざまな自動化フローが用意されています。
ここでは、その中から代表的な3つの例を紹介します。

1.Salesforceに取引先が登録されたら、自動でRoboRoboコンプライアンスチェックを行い、結果をSalesforceにレコード情報に反映するフローです。上記ではkintoneとRoboRoboの連携でしたが、このフローでは、Salesforceの取引先のコンプライアンスチェックを行います。

2.kintoneにレコードが追加されたら、freee請求書で見積書を作成するフローです。見積書作成作業の短縮に活用できそうですね。

3.Googleスプレッドシートで行が追加されたらkintoneにレコードを追加するフローです。データの同期が自動で行えます。

まとめ

kintoneとRoboRoboを連携させることで、取引先のコンプライアンスチェックが自動化されるため、業務の精度と効率の向上が期待できます。
手作業によるミスのリスクを減らし、契約手続きをスムーズに進められる自動化の導入は効果的です。
Yoomを活用することで、技術的なハードルを下げ、簡単に高度な連携を実現することが可能です。
これにより、リスク管理の強化とコスト削減を同時に達成することが可能です。
ぜひ、この連携を活用して、実際にその便利さを体験してみてください。

この記事を書いた人
t.nakaya
歯科衛生士からIT業界へ転職し、前職ではWeb会社でディレクターサポートとしてWebページのリプレイスなどを手がけてきました。この経験を活かし、今はYoomの魅力を皆さんにお伝えすることに全力を注いでいます。技術とユーザー目線を融合させたアプローチで、Yoomを通じて皆さんの業務効率を向上させるお手伝いを心からしたいと考えています。
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kintone
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AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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