LINE WORKSとChatGPTの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2024/08/06

LINE WORKSに投稿があったらChatGPTを使用し返答結果をLINE WORKSに通知する方法

t.nakaya

忙しいビジネスシーンでは、迅速なコミュニケーションが求められますよね。
特に、新しいメッセージに素早く対応することは、送信者のストレスを減らし、業務をスムーズに進めるためにとても大切ではないでしょうか。
そこで、LINE WORKSとChatGPTと連携して自動で返答を作成するシステムの導入を検討してみませんか?
これにより、LINE WORKSでの返答対応を自動化したり、返答をChatGPTで自動作成してサポート担当者用のチャンネルに通知したりすることができます!
業務効率を上げたいと考えている皆さん、自動化があなたの助けになるかもしれません。
この記事では、ノーコードでLINE WORKSとChatGPTを連携による方法を解説するので、ぜひ参考にしてみてください!

こんな方におすすめ

  • LINE WORKSとChatGPTでの業務効率化を考えている方。
  • LINE WORKSに来たお問い合わせ内容に対する返答をChatGPTで作成している方。
  • LINE WORKSとChatGPTを連携してお問い合わせ対応を自動化したい方。

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

LINE WORKSとChatGPTの連携フローの作り方

ここからは、「LINE WORKSに投稿があったら、ChatGPTを使用し返答結果をLINE WORKSに通知する」フローをご紹介します。

始める前に
まず、Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを作成してください。
Yoomを初めて利用される方は、初めてのYoomをチェックしてみてください。

ステップ1: マイアプリ連携

お使いのLINE WORKSChatGPTをマイアプリに登録しましょう!
(1)連携方法はYoomにログインし、画面左側にあるマイアプリをクリック
(2)画面右側に表示される+新規接続ボタンをクリック

LINE WORKSのマイアプリ登録方法
(1)アプリの一覧からLINE WORKS (API2.0)を選択します。
(2)クライアントID、クランとシークレット、スコープを入力し、「追加」をクリックすると、マイアプリに登録が完了します。
詳細は、LINE WORKS(API2.0)のマイアプリ登録方法を確認してください。

ChatGPTのマイアプリ登録方法
(1)アプリの一覧からChatGPTを選択します。
(2)アカウント名とアクセストークンを入力し、「追加」をクリックすると、マイアプリに登録が完了します。
詳しい方法は、ChatGPTのマイアプリ登録方法を参考にしてください。
※ChatGPT(OpenAI)を使ったアクションを動かすには、OpenAIのAPI有料プランに契約しておく必要があります。APIの利用料金が発生した時にスムーズに支払いができるよう、契約内容を整えておきましょう。詳細は、こちらです。

Yoomへのマイアプリ登録完了後
(1)下のバナー先に飛び、「このテンプレートを試す」をクリック

(2)ワークスペース一覧からプロジェクトを任意で選択
※コピーしたテンプレートは(2)で選択したプロジェクト内の「マイプロジェクト」に格納されます。
(3)フローの一覧画面の右上にある「編集する」をクリック

ステップ2: トリガーを設定

(1)フローの一覧画面から「アプリトリガー」をクリック


(2)アプリトリガーのタイトルを設定
※元々設定されているタイトルをそのまま使用してもOK
(3)LINE WORKS (API2.0)と連携するアカウント情報が正しいかを確認
※アカウント情報が表示されない場合は、+連携アカウントを追加をクリックして登録してください。
(4)トリガーアクションは「トークルームにメッセージが送信されたら」を選択

(5)次へをクリック

■アプリトリガーのWebhookイベント受信設定
(6)WebhookURLをコピーした状態で、Developer ConsoleのBotのリンクをクリック

(7)登録をクリック


(8)Bot登録で、必要な情報を任意で設定し、保存をクリック
※(6)でコピーしたWebhookURLをCallback URLに貼り付けましょう
※LINE WORKS(API2.0)のCallback設定方法の詳細はこちらを確認してください。

Botの追加については、LINE WORKS公式のDeveloper ConsoleにBotを追加するを参考に設定してください。
(9)作成したBotを招待したトークルームを作成

(10)作成したトークルームでメッセージを送信

(11)Yoomの設定画面に戻り、テストでエラーが出なければ、保存するをクリック

ステップ3: ChatGPTと連携する

(1)「アプリと連携する」をクリック
(2)タイトルを設定
※元々設定されているタイトルをそのまま使用してもOK
(3)ChatGPTと連携するアカウント情報が正しいかを確認
※アカウント情報が表示されない場合は、+連携アカウントを追加をクリックして登録してください。
(4)アクションは「テキストを生成」を選択

(5)次へをクリック

■API接続設定
(6)必須項目を設定

  • メッセージ内容:テキストとアウトプットを組み合わせて自由に構成が可能(お問い合わせ対応の回答を生成したい場合は、そのためのプロンプロを入力します)
    ※必須項目以外に対象となる項目がある場合は、任意で設定してください。

(7)テストでエラーが出なければ、保存するをクリック

ステップ4: LINE WORKSと連携する

(1)「アプリと連携する」をクリック
(2)タイトルを設定
※元々設定されているタイトルをそのまま使用してもOK
(3)LINE WORKS (API2.0)と連携するアカウント情報が正しいかを確認
(4)アクションは「トークルームにメッセージを送信」を選択

(5)次へをクリック

■API接続設定
設定の前に、対象のトークルームの「チャンネルID」を確認しておきましょう!
➀LINE WORKSで、通知設定したいチャンネルの縦三点リーダーからチャンネルIDをクリック


➁「チャンネルIDをコピー」をクリック

(6)Yoomに戻り、各項目を設定

  • ボットID:プルダウンメニューから任意で選択
  • トークルームID:コピーしたチャンネルIDを貼り付け(ここで指定したチャンネルにChatGPTの返答を送信できます)
  • メッセージ:アウトプットを利用して指示内容を構成しましょう!

(7)テストでエラーが出なければ、保存するをクリック
(8)フローの一覧画面に戻り、アプリトリガーをONに変更すればフローの設定は完了です!

LINE WORKSやChatGPTを使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもLINE WORKSやChatGPTのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。

もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

LINE WORKSとChatGPTを連携した自動化例

LINE WORKSでメールを受信したら返信案をChatGPTで作成しLINE WORKSに通知する連携も可能です。
また、Asanaで期日が今日までのタスクを取得したらChatGPTで作成したメッセージをLINE WORKSに通知したり、受信したメール文をChatGPTで要約してLINE WORKSに通知したりすることもできます。

LINE WORKSを活用した自動化例

新たにタスクが追加されたらLINE WORKSに通知する

TrelloやBacklogなどで新たにタスクが追加されたらLINE WORKSに自動で通知します。

クラウドストレージにファイルがアップロードされたらLINE WORKSに通知する

Google DriveやBoxなどにファイルがアップロードされたらLINE WORKSに自動で通知します。

Web会議が終了したら文字起こししてLINE WORKSに通知する

Google MeetやZoomでWeb会議が終了したら、文字起こししてLINE WORKSに自動で通知します。

ChatGPTを活用した自動化例

データベースに追加された情報をChatGPTで分析して結果を反映する

Google スプレッドシートやNotionなどに情報が追加されたら、ChatGPTで分析して結果を自動で追記します。

受信したメール文をChatGPTで要約して通知する

GmailやOutlookなどで受信した内容をChatGPTで要約してチャットツールに自動で通知します。

フォームで送信された回答をもとに返答や要約を作成する

Googleフォームなどで送信された回答をもとにChatGPTで文章を自動で作成します。

LINE WORKSとChatGPTを連携するメリット

メリット1: プロジェクト管理の効率化

プロジェクトマネージャーやチームリーダーとして、進捗状況を把握することはとても重要ですよね。
LINE WORKSとChatGPTを連携させると、情報を自動で解析してくれるので、リアルタイムでの情報共有が実現します。
これにより、質問への対応が改善され、時間の節約にもつながりますね。
顧客やチームメンバーに正確な情報を提供することで、信頼感もアップするのではないでしょうか。
自動化された返答システムがあれば、問い合わせにもすぐに対応できるので、より良い顧客体験を提供できるはずです。

メリット2: カスタマーサポートの向上

カスタマーサポートを担当する方にとって、顧客からの問い合わせに迅速に対応することは大切な仕事ですよね。
例えば、顧客からの問い合わせがLINE WORKSに投稿される環境であれば、LINE WORKSとChatGPTを連携させることで、自動で返答が可能になります。
これにより、深夜や休日でも急な問い合わせに対応でき、顧客満足度を高めることができるのではないでしょうか。
社員の皆さんも本来の業務に集中できるので、ストレスが軽減され、より効率的に働けるようになると思います。

LINE WORKSとChatGPTを連携してみませんか?

LINE WORKSとChatGPTを連携すると、問い合わせへの対応時間を削減し、24時間365日のサポートを可能にします。
ノーコードツールのYoomを使えば、技術的な知識がなくても簡単に導入できますよ。
特に忙しい方や多人数でのコミュニケーションが必要な企業には必須の自動化ではないでしょうか。

この機会にぜひ、LINE WORKSとChatGPTの活用を検討してみてくださいね!

この記事を書いた人
t.nakaya
歯科衛生士からIT業界へ転職し、前職ではWeb会社でディレクターサポートとしてWebページのリプレイスなどを手がけてきました。この経験を活かし、今はYoomの魅力を皆さんにお伝えすることに全力を注いでいます。技術とユーザー目線を融合させたアプローチで、Yoomを通じて皆さんの業務効率を向上させるお手伝いを心からしたいと考えています。
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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