2024/09/26
アプリ同士の連携方法

NotePMとTalknoteをノーコード連携して、自動な情報共有を実現する方法

k.hieda

目次

NotePMはドキュメント管理やコラボレーションに優れ、多くのチームに利用されています。中でもフィードバックや修正依頼が頻繁に発生するデザインチームでは、<span class="mark-yellow">NotePMに集約されたコメントを基にTalknoteへ展開すれば、すぐにディスカッションが始められ、修正対応や意見交換が迅速に進みます。</span>

そこでYoomは「NotePMでコメントが追加されたらTalknoteに通知する」フローボットを開発しました。この自動化により、NotePMのコメントがすぐにTalknoteで共有され、情報の遅延や見逃しを防ぎます。</span>この記事では、プログラミング不要の自動化とそのメリットをご紹介します。ぜひご一読ください。

NotePMでコメントが追加されたらTalknoteに通知するメリット2選

アートディレクターとグラフィックデザイナー・UI/UXデザイナーの視点から、通知機能がどのように作業をスムーズにするのか考察します。

メリット1 確実に指示を伝える自動通知

アートディレクターはデザイン全体の方向性を決め、チームに指示を出す役割を担っています。Talknoteでディスカッションを行うチームでは、基となる指示を正確に伝えることが非常に重要です。NotePMに投稿した指示を手動で共有するのは手間がかかりますが、<span class="mark-yellow">通知を自動化することでNotePMのコメントが即座にTalknoteで共有され、メンバー全員に確実に情報が伝わります。</span>共有し忘れや誤情報の伝達が防げるため、プロジェクトが円滑に進行します。

メリット2 通知でフィードバックの見逃しを防ぎ、生産性を向上

グラフィックデザイナーやUI/UXデザイナーにとって、Talknoteで通知が届くことでコメントを見逃す心配がなくなります。<span class="mark-yellow">NotePMを頻繁に確認する手間が省け、作業に集中できる環境が整います。</span>通知されたコメントを基にTalknote上で即座にディスカッションを始められるため、修正対応がスムーズに進み、デザイン改善のスピードも向上します。

[Yoomとは]

ここから「NotePMでコメントが追加されたらTalknoteに通知する」フローボットの作り方をYoomのテンプレートを用いてご紹介します。

フリープランでお試し登録が可能です。

Yoomに無料で登録する

プログラミング不要で実現できる、NotePMとTalknoteの連携フローの作り方

事前に準備するもの

連携作業の中で使用するものをリストアップしました。

NotePM

  • ログイン情報(NotePMでの操作のため)
  • アクセストークン

>公式サイト:APIアクセストークン作成方法

Talknote

  • ログイン情報(Talknoteにログインいただき、以下の情報を取得いただきます)
    • クライアントID
    • クライアントシークレット

>詳しくはこちら(Talknote公式サイト):Talknote API

ステップ1 Yoomのテンプレートをマイプロジェクトへコピーする

Yoomへご登録いただき、こちらのバナーをクリックすると、Yoomワークスペースの「マイプロジェクト」にテンプレートがコピーされます。

マイプロジェクトにコピーされると、赤枠内のタイトルをクリックで連携オペレーションに進めます。

ステップ2 アプリトリガー「コメントが追加されたら」

テンプレートの1つ目のプロセスをクリックします。ここではNotePMのマイアプリ登録とWebhook設定、NotePMから抽出できるアウトプットの操作を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

下記項目は初期設定済みです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • トリガーアクション

「NotePM連携するアカウント情報」は、設定が必要です。

  • NotePMと連携するアカウント情報
    • +連携アカウントを追加をクリック。こちらがポップアップされます。

  • アカウント名
    • 任意の文字列を入力(メールアドレスなど)
  • アクセストークン
    • NotePMの管理画面/個人設定/APIアクセストークン/右上の新規作成をクリックします。
  • APIアクセストークン詳細ページで、トークン名を入力し(任意の文字列)、スコープのチェックをつけ新規作成ボタンをクリックします。

  • APIアクセストークンがポップアップされます。その文字列をコピーし、再びYoomの設定画面へ。アクセストークンにペーストして追加ボタンをクリック連携完了です。
    >公式サイトヘルプ:APIアクセストークン作成方法

マイアプリ連携が完了したら、次に進みます。

→次へをクリック

(2/2)アプリトリガーのWebhookイベント受信設定

表示されたWebhookURLをコピーします。NotePMの管理画面から該当のノートを開きます。ノート設定をクリック

スクロールして下に進み、「サービス連携」の項目へ。

追加ボタンをクリックし、Webhookを選択。

この画面で、Yoomの画面からコピーしたWebhookURLをペーストします。Secretは設定しなくてもOKです。通知条件にチェックを入れ、テスト接続と登録するをクリックします。登録できたら、同じノートにテスト用コメントを追加します。これがトリガーに該当します。

NotePMのコメントの追加が終わったら、Yoomの画面に戻ります。

→テストをクリック →成功 アウトプットにはコメントの内容等が抽出されていました。

※もしエラーになったら

NotePM管理画面のWebhookURLの設定後に、イベント(コメントの追加)発生が登録できていない可能性があります。追加後に再度テストを行ってください。

→保存するをクリック

ステップ3 アプリと連携する「スレッドにメッセージを投稿」

プロセスの2つ目をクリックします。ここではTalknoteのマイアプリ登録とスレッドに通知する内容を設定します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

以下はあらかじめ設定済みのため操作は不要です。

  • タイトル
  • データベースのアプリ
  • 実行アクション

以下は設定が必要です。

  • Talknoteと連携するアカウント情報
    • プルダウンを開いて、+連携アカウントを追加をクリック。こちらの画面がポップアップされます。
  • クライアントIDとクライアントシークレットをそれぞれ入力し、追加ボタンをクリックで、連携完了です。

>詳しくはこちら(Talknote公式サイト):Talknote API

→次へをクリック

(1/2)API接続設定

  • スレッドID
    • 編集欄をクリックで、先ほど連携したアカウントから候補のスレッドが表示されます。選択するとIDが自動で引用されます。
  • メッセージ内容
    • 編集欄をクリックでプルダウンが開き、NotePMのアウトプットが表示されます。Talknoteに掲出する内藤をクリックすると引用コードが埋め込まれます。画像のように項目名を入力すると、よりわかりやすく通知できます。

→テストをクリックします。 →成功 

→保存するをクリックします。今回の設定はここまでです。

ステップ3 アプリトリガーを【ON】にする

全てのプロセスが設定済みになると、コンプリート画面がポップアップされます。

トリガーを【ON】にすると、設定完了です。<span class="mark-yellow">プログラミングを使わずに連携を実現できました</span>今回のテンプレートはこちらです。

もっと活用 NotePMとTalknoteの自動化3選

NotePMとTalknoteは、他にも多くの自動化テンプレートを開発しています。

1. Slackで即座にコメントを共有できる便利さ

NotePMで追加されたコメントが自動的にSlackに通知されるため、チーム全員がリアルタイムで情報を受け取れます。手動での共有作業を省き、フィードバックや進捗を即座に確認できる環境が整っています。

2. ページ作成情報をNotionで一元管理

NotePMで新たに作成されたページが自動的にNotionのデータベースに追加され、情報が一元管理されます。手動の転記作業が不要になり、メンバー全員がリアルタイムの情報にアクセスできるようになります。

3. 毎日のタスクを自動でTalknoteに通知

Google スプレッドシートの今日のタスクを自動で取得し、Talknoteに通知します。手動の確認作業を省け、タスク管理が効率化されます。タスクの失念を防ぎ、計画通りに作業を進められるようになります。

まとめ

今回ご紹介したフローボットにより、NotePMのページに追加されたコメントをTalknoteに自動で通知できます。アートディレクターは確実に指示を伝えられ、デザイナーはフィードバックの見逃しを防ぎ、結果的に生産性が向上すると考えられます。

<span class="mark-yellow">Yoomは直感的な操作が可能で、プログラミングの知識がなくても今日から自動化に取り組めます。</span>業務の円滑な進行をサポートするこのソリューションをぜひ活用してください。

Yoomの連携を無料ではじめてみる

では、またお会いしましょう

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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