NotionとChatGPTの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/31

【ラクラク設定】NotionのデータをChatGPTに自動的に連携する方法

s.kumagai

「Notionに書いたメモ、あとでまとめるのが面倒…」

「会議の記録を整理してNotionで報告書にする時間がない…」

そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?日々の業務で蓄積される情報は重要である一方、その整理には手間も時間もかかりますよね…。
特に、Notionで作成されたページを後から要約する作業は、忙しいビジネスパーソンにとって負担になりがちです。さらに、手作業による要約は内容の漏れや表現のムラといったリスクを伴うことも。

しかし、ChatGPTとNotionを連携させることで、この作業を効率化することが可能になります!
<span class="mark-yellow">Notionにページが追加されると、その内容をChatGPTが自動で要約し、再びNotion上に記録してくれるという仕組みを構築すれば、手間もミスも削減できるかもしれません!</span>

そこで本記事では、その仕組みの概要から設定方法、活用のポイントまでをわかりやすく解説します。
作業のスマート化を進めたい方は、ぜひ参考にしてみてください!

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にNotionとChatGPTの連携が可能です。
YoomにはあらかじめNotionとChatGPTを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

NotionとChatGPTを連携してできること 

NotionとChatGPTのAPIを連携すれば、NotionのデータをChatGPTに自動的に連携することが可能です!例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

Notionでページが作成されたらChatGPTで要約し、Notionに記録する

Notionを活用しているが、最新情報の追跡に手間を感じている方やChatGPTを利用して情報の要約や整理を行いたいチームリーダーにおすすめです。

毎日、Notionの最新情報をChatGPTで集約して通知する

情報共有を自動化し、業務効率を向上させたいビジネスパーソンや定期的にNotionの更新情報をメンバーに通知したいプロジェクトマネージャーにおすすめです。

Notionのステータスを更新したら、ネクストアクションをChatGPTで生成してNotionに追記する

AIツールを導入し、効率的な業務フローを構築したい企業やタスクの抜け漏れを防ぎ、チームの生産性を高めたいプロジェクトマネージャーにおすすめです。

NotionとChatGPTの連携フローを作ってみよう 

それでは、さっそく実際にNotionとChatGPTを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでNotionとChatGPTの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回はNotionでページが作成されたらChatGPTで要約し、Notionに記録するフローボットを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • NotionとChatGPTをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Notionのトリガー設定およびChatGPTのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:NotionとChatGPTをマイアプリ連携

最初にマイアプリ登録を済ませておくと、自動化設定がスムーズにできます。

まず、Notionのマイアプリ連携を行いましょう。

1.Notionのマイアプリ登録

Yoomにログインし、画面左側の「マイアプリ」をクリックします。
続いて、画面右側の「新規接続」をクリックし、検索窓にNotionと入力しましょう。

Notionのアクセス画面になるので、ページを選択するをクリックします。

アクセス許可の画面が表示されるので、「アクセスを許可する」をクリックします。
「認証中」と読み込まれ、Yoomのマイアプリ画面が表示されたらマイアプリ登録完了です。

続いてChatGPTのマイアプリ登録を行います。

2.ChatGPTのマイアプリ登録

画面右側の「新規接続」をクリックし、検索窓にChatGPTと入力します。
表示された候補をクリックしましょう。
※ChatGPT(OpenAI)を使ったアクションを動かすには、OpenAIのAPI有料プランに契約しておく必要があります。APIの利用料金が発生した時にスムーズに支払いができるよう、契約内容を整えておきましょう。

https://openai.com/ja-JP/api/pricing/

以下の画像のような画面が表示されるので、内容に従って入力しましょう。
ChatGPTのマイアプリ登録についてはこちらをご確認ください。

これでNotionとChatGPTのマイアプリ登録は完了です!

ステップ2:テンプレートをコピーする

自動化の設定をするため、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしましょう。

以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。
変更が必要な場合は、該当箇所をクリックすることで変更できます。

ステップ3:Notionでページが作成されたことを検知する

Notionでページが作成されたことをYoomのAPIを用いて検知し、このフローの起点にするよう設定を行います。
以下の赤枠内をクリックしましょう。

以下の画面のような連携アカウントとアクションを選択する画面が表示されるので、今回連携するNotionのアカウントで間違いないかを確認し、「次へ」をクリックしましょう。

次にアプリトリガーのAPI接続設定が表示されるので、内容の入力を進めます。

アプリトリガーの起動間隔は5分・10分・15分・30分・60分から選択しましょう。
※トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。

※ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。
なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

データベースIDは注釈の通り入力しましょう。

入力後「テスト」をクリックします。
テスト成功が表示されると以下のアウトプットの内容がNotionから値として取得できます。
この値は、後の設定で使用できるようになります。
※アウトプットに関して詳しくはこちらをご確認ください。

「保存する」をクリックし次の設定に進みましょう。

ステップ4:コマンドオペレーションの確認

続いてページが作成されたことを検知し、次のオペレーションへつなげるためのコマンドオペレーションを確認します。
以下の赤枠の箇所をクリックしましょう。

※分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。

※ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。

以下の画面が表示されます。
このフローではNotionで新しいページが作成された際、最終更新日を認識したら次のフローへ進むように設定されています。
確認後「保存する」をクリックしましょう。

ステップ5:レコードを作成する

Notionでレコードが作成された際、ID検索を行いChatGPTで要約するページを検知するための設定を行います。

以下の赤枠をクリックしましょう。

連携アカウントとアクションを選択する画面では今回連携するNotionのアカウントで間違いないかを確認しましょう。

データベースIDを入力し、「次へ」をクリックしましょう。

以下の画面では赤枠内の取得したいレコードの条件を入力しましょう。

取得したいレコードの条件を入力します。
入力後「テスト」をクリックしましょう!

テスト成功が表示されると以下のアウトプットの内容がNotionから値として取得できます。
この値は、後の設定で使用できるようになります。
※アウトプットに関して詳しくはこちらをご確認ください。

「保存する」をクリックし次の設定に進みましょう。

ステップ6:ChatGPTでページの内容を要約する

ChatGPTでページの内容の要約を行うための設定を行います。
以下の赤枠の箇所をクリックします。

連携アカウントとアクションを選択する画面が表示されるので、今回連携するChatGPTのアカウントで間違いないかを確認し「次へ」をクリックします。

続いてAPI接続設定が表示されます。

メッセージ内容の箇所にはChatGPTに議事録の作成を依頼するための文章を入力します。
以下の画面のように、画面の下に表示されるアウトプットから要約を行う箇所をクリックすると入力が簡単に行えます。

以下の箇所も入力を進めましょう。

以下入力例です。

  • ロール:ユーザー・システム・アシスタントから選択しましょう。
  • temperature:任意で数値を設定します。
  • 最大トークン数:トークンとは、テキストを意味のある単位(単語や句読点など)に分割したもので、モデルが一度に処理できるテキスト量を示します。今回は500と入力しました。
  • モデル:ChatGPTにおけるバージョンを示します。今回は「gpt‐4o」を選択しました。

テスト成功後、返答内容が表示されているか確認し、「保存する」をクリックしましょう。

ステップ7:レコードを更新する

ChatGPTで要約した内容をNotionのレコードに反映させるための設定を行います。
以下の赤枠をクリックしましょう。

以下の画面では連携したNotionのアカウントであることを確認し、またレコードを更新するためにデータベースIDを入力します。

データベースを操作する画面が表示されます。
更新したいレコードの条件の箇所には、アウトプットを利用しレコードIDを入力しましょう。

ChatGPTで取得した議事録の内容を反映させる箇所に、以下のようにアウトプットを活用し内容を入力しましょう。
入力が完了したら「テスト」をクリックします。
テスト成功後、Notionのレコードが更新されます。
更新が確認出来たら「保存する」をクリックしましょう。

ステップ8:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

以下の画面の赤枠部分「トリガーをON」をクリックすることで、フローボットが自動で起動します。

ChatGPTのデータをNotionに連携したい場合

今回はNotionからChatGPTへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にChatGPTからNotionへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

問い合わせフォームの質問にChatGPTが回答し、NotionにQ&A形式で記録する

カスタマーサポートを効率化したい担当者や問い合わせ対応の質を向上させたい企業のチームにおすすめです。

受信したメール文をChatGPTで要約し、Notionに記録する

日常的に大量のメールを受信し、その内容を効率的に管理したいビジネスパーソンやChatGPTとNotionを活用して情報整理を行いたい方におすすめです。

NotionとChatGPTのAPIを使ったその他の自動化例

NotionとChatGPTのAPIを活用すれば、様々な自動化の実現が可能です!
例えば以下のような自動化はいかがでしょうか。

Notionを使った自動化例

YoomとNotionを連携することで、Notionデータベースの情報を自動的に取得・更新したり、入力フォームの情報をNotionのデータベースに自動で格納するといったことが可能です。
また、Notionのデータベースの情報を、Yoomのデータベースに集約・同期し、様々なSaaSと自由に連携することが可能です。

ChatGPTの自動化例

YoomではChatGPTのAPIとノーコードで連携し、様々な業務を自動化することが可能です。例えば、Slackなどのチャットツールから直接ChatGPTと会話ができるようにしたり、ChatGPTと他SaaSをノーコードで簡単に連携することができます。
議事録の要約や、メール文面からのテキスト抽出、商品説明文の作成など、様々な用途でChatGPTを活用することが可能です。

終わりに

NotionとChatGPTのデータ連携方法を紹介しました!
ChatGPTを活用した自動化を導入することでAIをスムーズに活用できるようになる可能性があります。これにより、Notionのデータベースを確認しながらChatGPTでプロンプトを投げかけるという手間が減り、今まで以上にChatGPTを活用しやすくなるかもしれませんよね。

また、<span class="mark-yellow">今回のアプリ連携はプログラミング不要のYoomを活用することで簡単に実現できます!</span>
エンジニアのような専門的な知識がなくてもスムーズに自動化の導入が可能なため、アプリ連携初心者の方にとってはメリットと感じられるのではないでしょうか。

このような自動化を導入したい場合は、今すぐYoomに登録しましょう!
無料アカウントを発行できるため、すぐに実際の操作性を確かめることが可能です!ぜひお試しください!

この記事を書いた人
s.kumagai
Webマーケティング会社で3年ほどカスタマーサポートとして働いておりました。顧客情報や社内のデータ管理に時間を費やし、頭を抱えていたところYoomと出会いました。プログラミングの知識がなくても簡単に使えるYoomにもっと早く出会えていれば…と日々強く感じております。同じように業務の効率化に悩みを持つ方の助けになれば幸いです!
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