2024/09/09
アプリ同士の連携方法

【ノーコードで連携】NotionとDiscordを使って議事録の要点を自動通知する方法

t.nakaya

目次

会議が多い日には、議事録の共有が大変ですよね。
特に、会議内容を全て共有しても、忙しいメンバーが全ての内容に目を通すことは難しいかもしれません。
そんなときは、YoomでNotionとDiscordを連携し、AIオペレーションを活用してNotionデータベースに登録された議事録の内容を自動的に要約し、Discordに通知するフローが役立つでしょう。
この自動化により、議事録の要約や共有作業がより簡単に行え、業務の効率化が期待できるでしょう。
それでは、自動化のメリットと、Yoomを使った設定方法を詳しく見ていきましょう。

NotionとDiscordを連携するメリット

以下では、具体的なシチュエーションを通じて、NotionとDiscordを連携することによって得られる2つの主要なメリットについてご説明します。

1. 手動作業の軽減

会議後の議事録整理や共有作業は、担当者にとって大きな負担となることが多いでしょう。
しかし、Yoomを使ってNotionとDiscordを連携し、AIオペレーションによる自動要約機能を導入することで、これらの手動作業を大幅に減らすことが可能です。
議事録の要約が自動で作成され、要約内容がDiscordに通知されることで、担当者は他の重要な業務に集中できます。
この自動化により、日常的な作業負担が軽減され、より効率的な業務遂行が期待できます。

2. 業務の透明性と一貫性の向上

プロジェクトを円滑に進めるためには、情報の共有が重要です。
要約された議事録を自動的に共有することで、情報の透明性と一貫性が向上します。
全メンバーが同じ情報を基に行動することで、認識のズレや誤解を防ぎ、チーム内の連携が強化されます。
このように、透明性と一貫性のある情報共有は、複数のチームや部門が関わるプロジェクトで特に効果を発揮します。

[Yoomとは]

NotionとDiscordの連携フローの作り方

ここでは「Notionデータベースに登録された議事録の内容を要約してDiscordに通知する」フローの設定についてご紹介します。
なお、このフローテンプレートには「要約する」というAIオペレーションが含まれており、チームプラン以上でご利用いただけます。
詳細は「要約する」の設定方法をご確認ください。
Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを作成してください。

ステップ1: Yoomにログイン

(1)下記のバナー先にアクセスし、「このテンプレートを試してみる」をクリック

(2)次に、ワークスペース一覧からプロジェクトを任意で選択
コピーしたテンプレートはプロジェクト一覧の「マイプロジェクト」に格納されていますので、そちらを確認してください。
(3)以下の画面が表示されたら、ステップ2に進みましょう   

ステップ2: Notionの設定

次に、Notionの設定に移ります。
(1)画面左側にある「マイアプリ」をクリック
(2)次に、画面右側に表示される「+新規接続」をクリック

(3)アプリの一覧からNotionを選択
(4)アクセスをリクエストしている画面で「ページを選択する」をクリック
(5)アクセスを許可するページに任意でチェックを入れ、「アクセスを許可する」をクリック
(6)これでNotionのマイアプリ登録が完了しました。

ステップ3: Discord(v2)の設定

(1)アプリの一覧からDiscord(v2)を選択
(2)新規登録画面の指示にしたがって、アカウント名とアクセストークンを設定しましょう

(3)「追加」をクリックし、マイアプリ登録が完了です。

ステップ4: トリガーとアクションの設定

(1)フローの一覧画面から「アプリトリガー」をクリック

(2)アプリトリガーのタイトルを設定
※既に設定されているタイトルをそのまま使用しても大丈夫です。
(3)トリガーアクションは「特定のデータベースのページが作成・更新されたら」を選択

(4)「次へ」をクリック
■アプリトリガーのAPI接続設定で、必須項目を設定します。
(5)トリガーの起動間隔では今回、5分に設定
※プランによって設定できる起動間隔が異なります。
(6)データベースIDを任意で設定

(7)「テスト」でエラーが出なければ、「保存」をクリック
(8)アプリトリガー下に表示される「データベースを操作する」をクリック

(9)タイトルを設定
(10)実行アクションは「レコードを取得する(ID検索)」を選択
(11)データベースの連携は、データベースIDを候補から任意で選択

(12)「次へ」をクリック
■データベース操作の詳細設定

(13)取得したいレコードの条件を任意で設定

  • 左側のレコードIDは固定なので、既存設定のまま進めていきます。
  • 今回は、アウトプットからオブジェクトIDを選択

(14)「テスト」をクリックしエラーが出なければ、「保存する」をクリック
(15)続いて「要約する」をクリック

(16)タイトルを設定
(17)アクションは「GPT3.5|3,500文字以内の文章の要約(3タスク)」のまま進めていきます!

(18)「次へ」をクリック
■詳細を設定
(19)要約対象のテキストをアウトプットから任意で指定

(20)文字数と要約の条件は今回、既存設定のまま進めていきます。

(21)「テスト」をクリック
テストが成功すると、下記のような要約結果がアウトプットとして作成されます。

(22)「保存する」をクリック
(23)一番下にある「アプリと連携する」をクリック

(24)タイトルを設定
(25)アクションは「メッセージを送信」を選択

(26)「次へ」をクリック
■API接続設定で、必須項目を設定します。

(27)チャンネルIDを指定(赤枠で囲っている部分を入力します)

(28)メッセージ内容は、テキストとアウトプットを組み合わせて自由に構成が可能です!

(29)「テスト」でエラーが出なければ、「保存」をクリック
(30)以下の画面が表示されたら「トリガーをON」をクリック

これで、NotionとDiscordの連携設定が完了しました。
今回紹介したフローボットのテンプレートは、以下からYoomに登録することで利用可能です!

その他のNotionとDiscordを使った自動化例

NotionとDiscordの連携を使った3つの自動化フローをご紹介します。

1.Notionに新しいレコードが投稿されたら、その内容をDiscordに自動通知するフローです。関係者への情報共有がスムーズに行われ、業務の効率化が期待できます。

2.プロジェクト管理用のNotionDBで指定のプロパティが完了になったらDiscordに通知するフローです。進捗状況の自動通知で、次のステップの計画やリソース調整をするのに活用できそうですね。

3.毎日Notionデータベース内のタスクから本日が期限のものを抽出し一括でDiscordに通知するフローです。タスクの遅延や未対応のリスクを軽減し、業務の管理が効率が上がりそうですね。

まとめ

Yoomを使ってNotionとDiscordを連携することで、議事録の要約と共有が効率化されます。
この自動化により、会議の進行や成果物の共有が簡単になり、業務全体の質が向上することが期待できます。
ぜひこのフローを導入して、チームの連携強化に役立ててみてください。

この記事を書いた人
t.nakaya
歯科衛生士からIT業界へ転職し、前職ではWeb会社でディレクターサポートとしてWebページのリプレイスなどを手がけてきました。この経験を活かし、今はYoomの魅力を皆さんにお伝えすることに全力を注いでいます。技術とユーザー目線を融合させたアプローチで、Yoomを通じて皆さんの業務効率を向上させるお手伝いを心からしたいと考えています。
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