NotionとGeminiの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/28

【ノーコードで実現】Notionの議事録データをGeminiに自動的に連携して要約する方法

m.chisaka

「議事録の整理や要約に時間がかかる」「情報共有がうまく進まない」
そんなモヤモヤ、感じたことはありませんか?

Notionで議事録をまとめるのは便利だけど、そのあと手作業で要約してチームに共有するのって、意外と手間ですよね。
とはいえ、「AIと連携って難しそう…」「プログラミングとか無理かも」と感じて、なかなか一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

そんなときこそ頼りになるのが、ノーコードツールのYoomです!
本記事では、<span class="mark-yellow">NotionとGeminiを連携して議事録を効率よく要約・更新できる自動化フロー</span>を中心に、誰でもカンタンにできる便利な使い方をご紹介します。

「もっとラクに情報をまとめたい!」という方は、ぜひ続きをチェックしてみてください。

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にNotionとGeminiの連携が可能です。
YoomにはあらかじめNotionとGeminiを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

NotionとGeminiを連携してできること

NotionとGeminiのAPIを連携すれば、NotionのデータをGeminiに自動的に連携することが可能になります!

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにNotionとGeminiの連携を実際に体験できます。登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

Notionで作成した議事録をGeminiで整理・要約して更新

<span class="mark-yellow">議事録の整理・要約に時間がかかってしまいチーム内への情報共有が遅れていると感じている方や、議事録の整理・要約作業にかかる時間と労力を削減したいと考えている方</span>にオススメのフローです。

Notionでページが作成されたらGeminiで要約しNotionに記録

手早く重要ポイントを把握できるような情報整理を行いたいと考えている方や、要約された情報をチームに共有することで確認の手間を省きつつ次のアクションをスムーズにしたいと考えている方にオススメのフローです。

Notionのステータスを更新したらネクストアクションをGeminiで生成してNotionに追記

プロジェクトを進行する中でタスクの抜け漏れを防止したい場合や、タスクの見える化を行いチームの動きを最適化したいと考えている方にオススメのフローです。

NotionとGeminiの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にNotionとGeminiを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでNotionとGeminiの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

<span class="mark-yellow">今回は、Notionで作成した議事録をGeminiで整理・要約して更新するフローボットを作成していきます!</span>

作成の流れは大きく分けると以下の通りです。

  • NotionとGeminiのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Chromeの拡張機能トリガーの設定及びNotionとGeminiの連携
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:NotionとGeminiをマイアプリ連携

Yoom画面の左側メニューにある「マイアプリ」から「新規接続」をクリックします。

検索ボックスに連携するアプリ名を入力しましょう。

NotionとYoomの連携方法

Notionのアプリを検索するとログイン画面が表示されます。
ログイン情報を入力しましょう。

ログインすると、Yoomへのアクセス許可の画面が表示されます。
内容を確認の上「ページを選択する」をクリックします。

どのページへのアクセスを許可するのかチェックを入れましょう。
選び終わったら「アクセスを許可する」をクリックして、連携完了です!

※マイアプリ連携後にページを作成した場合は、再連携が必要です。

GeminiとYoomの連携方法

Geminiのアプリを検索すると、新規登録画面が表示されます。
「アカウント名」と「アクセストークン(APIキー)」を入力したら連携完了です。
※APIキーはこちらから取得してください。

ステップ2:テンプレートをコピー

次に、今回使用するテンプレートをコピーします。

  1. 下のバナーの「試してみる」を押す。
  2. 移行したページの「このテンプレートを試す」を押す。
  3. Yoomの登録がまだの場合は、登録を行う。
    ※すでに登録が完了している場合は、ログインしてください。

テンプレートが「マイプロジェクト」にコピーされると、このような画面が表示されます。

ステップ3:Chromeの拡張機能トリガー設定

  1. コピーしたテンプレートを開く

左側にあるメニューの「マイプロジェクト」から、コピーしたテンプレートを開きます。
(※テンプレートをコピー後、そのまま設定作業を行う場合はテンプレートを開く工程は不要です。設定を中断した場合は「マイプロジェクト」からテンプレートを開きましょう!)

  1. Chrome拡張機能トリガーを開く

「特定のページから起動」をクリックします。

  1. 拡張機能で起動するアプリの連携アカウントとアクションを選択する

まずはChrome拡張機能をこちらからインストールします。拡張機能はタブに固定しておくことをおススメします!

※詳しい設定方法はこちらをご確認ください。

これで、Notionの対象ページから拡張機能を使って1クリックでフローボットを起動できるようになります。

設定が完了したら、必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Notionと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「拡張機能から起動する際のアクション」:「特定のページから起動」を選択

  1. 拡張機能で起動するアプリのAPI接続設定をする

「起動ページのURLサンプル」を入力します。
ちなみに、今回はテスト版として以下のようなページを作成したので下記のページのURLを入力しました。

Notionの該当ページのURLを入力しましょう。
※URLの確認方法はこちらをご確認ください。

入力後に「テスト」を押し、成功すると確認画面が表示されます。

さらに下にスクロールすると、アウトプットが表示されます。この後の連携手順で利用するので、確認しておきましょう!
確認できたら「保存する」をクリックします。

※アウトプットに関する詳しい説明はこちらをご確認ください。

ステップ4:Notionのレコードを取得

  1. Notionの設定

「レコードを取得する(ID検索)」を検索する

  1. データベースの連携をする

必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Notionと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「実行アクション」:「レコードを取得する(ID検索)」を選択

次に「データベースの連携」をします。
ステップ2で設定したテストページの「データベースID」を入力します。
候補から選択すると簡単に入力できます!

  1. データベース操作の詳細設定をする

「取得したいレコードの条件」を入力します。ステップ3で取得したアウトプットを活用して入力しましょう。

今回は「ページID」を選択する方法を説明します!
①入力欄をクリックして、アウトプットを表示
②「特定のページから起動」をクリック
③「ページID」を選択

入力完了後「テスト」を押して、アウトプットが表示されていることを確認しましょう。
そして「保存する」をクリックします。

ステップ5:Geminiでコンテンツ生成

  1. Geminiの設定

「コンテンツを生成する」をクリックします。

  1. 連携アカウントとアクションを選択する

必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Geminiと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「アクション」:「コンテンツを生成」を選択

  1. APIの接続設定をする

まずは「モデル」を選択します。モデルタイプはGeminiのページで確認することができます。

入力欄をクリックすると、候補が表示されるので、同じモデルを選びましょう。


次に「プロンプト」を入力します。任意で設定可能ですが、アウトプットを使用しましょう。

今回はこのような内容で「プロンプト」と「systemInstruction」を設定しました。

入力が完了したら「テスト」を押して、アウトプットが取得できたら「保存する」をクリックします。
実際には、項目の横に具体的に生成された文章が表示されます。

ステップ6:Notionのレコード更新

  1. Notionの設定

「レコードを更新する(ID検索)」をクリックします。

  1. データベースの連携をする

必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Notionと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「実行アクション」:「レコードを更新する(ID検索)」を選択

次に「データベースの連携」をします。ステップ4の「データベースID」を選択した時と同様に候補から選びましょう。

  1. データベース操作の詳細設定をする

「更新したいレコードの条件」を入力します。ステップ4と同様にアウトプットから選びましょう。

次に「更新後のレコードの値」を入力します。

今回は議事録のみ更新するので、議事録の項目だけアウトプットを活用して入力します。
入力が完了したら「テスト」を押して、問題なければ「保存する」をクリックします。

ステップ6:トリガーをONにして動作を確認

最後に「トリガーをON」をクリックして、自動化の設定は終了です。
フローボットが起動するか、動作を確認しましょう。

設定、お疲れ様でした!

以上が、Notionで作成した議事録をGeminiで整理・要約して更新するための連携手順になります!

GeminiのデータをNotionに連携したい場合

今回はNotionからGeminiへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にGeminiからNotionへのデータ連携を実施したい場合は、以下のテンプレートも併せてご利用ください。

メールの内容をGeminiで要約してNotionに追加

メールの内容整理に時間が取られている方や、メールの内容をチーム内で共有することが多く、情報共有の手間を省きたいと考えている方にオススメのフローです。

フォームの回答内容をGeminiで要約してNotionに追加

アンケートフォームの結果から課題をNotionに整理したい方や、問い合わせフォームから問い合わせ内容を要約してチームメンバーと共有したい場合など、効率よく要点を把握したい場合にオススメのフローです。

NotionやGeminiのAPIを使ったその他の自動化例

Notionとの連携以外にも、GeminiのAPIを活用することで、文章の生成・要約・分析など、さまざまな業務を自動化できます。

興味のあるフローがあれば、ぜひ試してみてください!

Notionを使った便利な自動化例

新規ページの作成、データの追加・更新を自動化できるため、Notionでデータを一元管理をしたい方にオススメです。自動通知やデータの自動送信なども可能です。

Geminiを使った便利な自動化例

文章の生成、要約、画像解析、分類作業を自動化することが可能です。他のツールと連携させることで、自動通知も可能なため、情報共有の手間も省くことができます。

終わりに

NotionとGeminiの連携を自動化することで、議事録の整理や情報共有の負担をグッと減らすことができます。
この記事でご紹介したように、Yoomを使えばプログラミングの知識がなくても、誰でもかんたんに連携フローをつくることが可能です。
テンプレートも豊富なので、初めての方でも安心して始められます。

気になった方は、まずは無料でYoomに登録してその使いやすさを体験してみてください。

この記事を書いた人
m.chisaka
メガバンクや市役所など、10年間事務職として勤務してきました。経費事務や日程調整など、日々の「ちょっとした手間」に直面した経験から、Yoomを活用した事務作業を少しでも楽にするアイデアや具体的な活用法を発信しています。
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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