NotionとPerplexityの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/04

【簡単設定】NotionのデータをPerplexityに自動的に連携する方法

k.tsukamoto

Notionで扱っている情報の全体像が分かりづらい…。
Notionの内容を元にしたお問い合わせの対応に時間がかかる…。

そういった問題も、NotionとPerplexityの連携で解決できるかもしれません!

Notionから取得したデータを元にPerplexityでテキストを生成することで、Notionで管理している内容の要約や、Notion内の情報を用いたお問い合わせへの回答を自動的に行います。
要点の洗い出しや文章生成といった作業はPerplexityに任せて、Notionをより効率的に運用しましょう!
これらの連携は、いずれもYoomで簡単に設定できます。

そこで今回は、<span class="mark-yellow">NotionとPerplexityの具体的な連携方法と、フローボットの設定の仕方を画像付きで解説していきます。</span>
他にもNotionやPerplexityのAPIの活用法を紹介しているので、様々な業務の自動化を試してみてください!

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にNotionとPerplexityの連携が可能です。
YoomにはあらかじめNotionとPerplexityを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

NotionとPerplexityを連携してできること

NotionとPerplexityのAPIを連携することで、Notionから取得した情報を元にPerplexityでテキストの生成が可能です。
例えば、以下のようなテンプレートが該当します。

Notionに新規または更新されたページをPerplexityで要約する

Notionのデータベースのレコードが追加または更新された際に、レコード内のデータを自動で要約して更新します。
データベースの情報が把握しやすくなることで、チーム全体の情報共有がスムーズになるでしょう。

ユーザーの質問に対してNotionの既存情報から回答を生成する

フォーム機能から届く質問を起点として、Notionのデータベースに蓄積された情報を取得し、最適な回答をPerplexityで自動で生成します。
このフローにより、顧客サポートやヘルプデスク業務の効率化が図れます。

NotionとPerplexityの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にNotionとPerplexityを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでNotionとPerplexityの連携を進めていきますので、
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、Yoomのアカウント発行リンクからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

この記事では、Notionに作成または更新されたページをPerplexityで要約するフローボットを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • NotionとPerplexityのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • トリガー、レコードの取得と更新、レコードの要約に関する設定
  • フロー稼働の準備(トリガーをONに設定)

前提

本フローボットでは、Notionのデータベースから「①要約したいカラム」を取得して、「②要約したカラム」に要約した内容を更新します。
※添付画像の①②参照
それぞれのカラムが存在するデータベースをご用意ください。

ステップ1:NotionとPerplexityのマイアプリ連携

NotionとPerplexityをマイアプリに登録し、Yoomと連携させます。

1.Yoom管理画面のサイドバーから「マイアプリ」を選択します。
2.右側の「+新規接続」をクリックします。

3.先ずはNotionを連携しましょう。
「アプリ一覧」が表示されたら、Notionを検索して選択します。

4.次の画面に遷移したら、任意の方法でログインします。

5.YoomがNotionへのアクセスをリクエストするため、「ページを選択する」をクリックします。

6.アクセスを許可するページを選択し、「アクセスを許可する」をクリックします。
この時、レコードを取得したいデータベースが選択されている必要があります。

7.「マイアプリ」の画面に戻り、Notionが追加されていれば連携は完了です。

8.次にPerplexityを連携しましょう。
「マイアプリ」で「+新規接続」をクリックした後、「アプリ一覧」が表示されたら、Perplexityを検索して選択します。

9.次の画面に遷移したら、「アカウント名」と「アクセストークン」を設定し、「追加」をクリックします。
アカウント名には任意の名称、アクセストークンにはこちらで発行されるAPIキーを設定します。

10.「マイアプリ」の画面に戻り、Perplexityが追加されていれば連携は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

NotionとPerplexityの連携が完了したら、フローの設定に入りましょう。

1. 先ずはテンプレートをコピーします。
Yoomにログインした後、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

2.お使いのYoom管理画面にテンプレートがコピーされます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

ステップ3:Notionの起動設定

フローの起点となるトリガーアクションを設定します。
このフローは、Notionのデータベースのレコードが作成・更新された際に起動します。

1.「特定のデータベースのページが作成・更新されたら」をクリックします。

2.表示された項目を確認し、トリガーアクションは変更せずに「次へ」をクリックします。

3.「トリガーの起動間隔」のプルダウンから任意の間隔を選択してください。

4.「データベースID」を入力欄下の説明に従って入力してください。

5.「テスト」をクリックすると、接続のテストが実行されます。
「テスト成功」の結果が表示されましたら、画面をスクロールして「保存する」をクリックしてください。

6.フローの画面に戻り、「特定のデータベースのページが作成・更新されたら」にチェックマークがついていれば完了です。

ステップ4:Notionから取得するレコードの設定

次に、Notionで作成・更新されたレコードを取得します。

1.「レコードを取得する(ID検索)」をクリックします。

2.「データベースID」に対象となるデータベースのID(Step3の手順4で入力したものと同一)を入力し、「次へ」をクリックします。

3.取得したいレコードの条件を設定します。
作成・更新されたレコードが取得されるよう、プルダウンのアウトプットから「オブジェクトID」を選択します。

4.「テスト」をクリックすると、取得のテストが実行されます。
「テスト成功」の結果が表示されましたら、画面をスクロールして「保存する」をクリックしてください。
なお、ここで取得できたアウトプットを活用してPerplexityに質問をすることが可能です。

アウトプットについてはこちら
アウトプットの追加方法についてはこちら

5.フローの画面に戻り、「レコードを取得する(ID検索)」にチェックマークがついていれば完了です。

ステップ5:Perplexityのアクション設定

Notionから取得したレコードをPerplexityで要約します。

1.「情報を要約する」をクリックします。

2.「モデル名」には、こちらから使用するモデルを任意で選択し、モデル名を入力します。

3.「システムプロンプト」には、どのような要約を行うかの指示内容を任意で入力します。

4.「ユーザープロンプト」には、要約する内容を入力します。
今回はデータベースから取得したレコードを要約するため、プルダウンのアウトプットから要約したい項目をクリックで選択します。

‍入力できると画像のようになります。

5.その他、各種設定が可能です。

6.「テスト」をクリックすると、要約のテストが実行されます。
「テスト成功」の結果が表示されましたら、画面をスクロールして「保存する」をクリックしてください。

7.フローの画面に戻り、「情報を要約する」にチェックマークがついていれば完了です。

ステップ6:Notionの更新するレコードの設定

最後に、Perplexityが要約した内容をNotionのデータベースに反映させます。

1.「レコードを更新する」をクリックします。

2.「データベースID」に対象となるデータベースのID(Step3の手順4で入力したものと同一)を入力し、「次へ」をクリックします。

3.更新したいレコードの条件を設定します。

要約されたレコードが更新されるよう、プルダウンのアウトプットから「レコードID」を選択します。

4.更新後のレコードの値として、Perplexityが要約した内容をプルダウンから選択し、任意のカラムにクリックで入力します。
なお、メッセージの内容=要約されたデータとなります。

5.「テスト」をクリックすると、更新のテストが実行されます。
「テスト成功」の結果が表示されましたら、画面をスクロールして「保存する」をクリックしてください。

ステップ7:フロー稼働の準備(トリガーをONに設定)

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化を実現できます。

PerplexityのデータをNotionに連携したい場合

この記事ではNotionを起点にPerplexityを動作させるフローをご紹介しましたが、
逆にPerplexityを起点としてNotionを動作させたい場合は、以下のテンプレートをご利用ください。

問い合わせフォームの内容をPerplexityで自動回答し、NotionにQ&A履歴を蓄積する

お問い合わせに対してPerplexityが回答を生成し、そのやりとりをNotionのQ&Aに自動的に記録するワークフローです。
顧客からのお問い合わせ対応を効率化します。

Notionでの新規記事作成依頼をPerplexityで下書きし、Notionに反映する

記事の下書きをPerplexityに生成させることで作業の手間を減らし、スムーズなコンテンツ管理を実現するワークフローです。
記事作成の初期段階を効率化することで、クリエイティブな業務に時間を使えます。

NotionやPerplexityのAPIを使ったその他の自動化例

NotionやPerplexityのAPIを活用すれば、様々な自動化の実現が可能です!
例えば以下のような自動化はいかがでしょうか。

Notionを使った自動化例

Notionで管理している情報をカレンダーアプリに自動登録可能です。他にも、ステータスの変更を通知したり、CRMやタスク管理ツールとの連携も実現できます。

Perplexityを使った自動化例

Perplexityで要約したデータを他のツールと連携し、管理や通知することが可能です!AIへのプロンプト次第では実に様々な実用が可能になります。

‍終わりに

NotionとPerplexityのデータを連携することで、Notionのデータを活用した自動要約が可能になるだけではなく、回答結果の入力までもが自動化できることをご紹介しました!
これにより、AIを今まで以上に活用しやすくなり、スピード感のあるデータ管理や作成が実現できるかもしれませんよね。

また、今回紹介したようなデータ連携はYoomを活用することで簡単に行うことができます。
<span class="mark-yellow">初心者の方でも安心して始められる上、専門知識がなくても直感的な操作でフローを自動化できるでしょう!</span>
ぜひ、Yoomに登録してNotionとPerplexityを連携させ、今よりも快適な作業環境を整えましょう!

無料アカウントを発行してすぐに操作してみる

登録は30秒で完了するので、まずは隙間時間で操作してみましょう。
ぜひ、自動化の便利さを体感してください!

この記事を書いた人
k.tsukamoto
システムエンジニアとして4年間勤務。当時は毎日Excelに手入力する勤怠管理や、領収書のデータ化作業に悩まされていたため、Yoomにもっと早く出会いたかったです。まだまだYoomは使い始めたばかりですが、皆様の「自動化できたらいいな」を叶えるための情報をお伝えしていきます!
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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