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Stripeでの請求業務の数が多い場合、かなりの手間がかかってしまいますよね。中でも顧客に対し請求メールを作成するのは、文書がテンプレート化されていたとしても、数が多い場合には時間がかかってしまうことが多いのではないでしょうか。
そこで今回は<span class="mark-yellow">NotionとStripeを連携し、請求メールを効率的に送る自動化</span>をご紹介します。
請求業務の手順が削減され、効率の向上となるかもしれません。ノーコードで設定できるので、ぜひ試してみてくださいね!
NotionとStripeを活用し、様々なケースで自動化を実現できます!気になる自動化テンプレートがあれば、ぜひ試してみてくださいね!
本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!
[Yoomとは]
それではここからノーコードツールYoomを使って、「NotionからStripeの支払い用リンクを作成してメールで送付する」方法を説明します。
Chrome拡張機能とNotionのAPIを利用することで、Notionのページからフローボットを起動し、Notionに格納しているデータを受け取ることができます。その後、Stripeの提供するAPIを用いて請求URLを作成し、no-reply@yoom.funよりメール送付が可能です。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。
今回の連携フローは大きく分けて以下のプロセスの通りです。
まずはじめに、Yoomの登録を行いましょう。
Yoomは2週間のトライアルが可能です。実際に操作をして使用感を確かめることができます。
Yoomの登録完了後、左側にあるメニューから「マイアプリ」を選択してください。
次に、右上の新規接続ボタンをクリックします。
1.Notionの準備
NotionとYoomを連携するにあたり、現段階でNotionの準備をしておく必要があります。
<span class="mark-yellow"></span>データベースに設定しておく必要があるのは、以下の項目です。<span class="mark-yellow"></span>
・ユーザー名
・商品名
・価格ID
・数量
・顧客のメールアドレス/このアドレスに請求URLを送信します
2.検索する
Notionを検索し、Notionのアイコンをクリックします。
3.アクセスリクエスト
画像のようにアクセスのリクエストについて表示がされます。確認し、「ページを選択する」をクリックしてください。
4.ページを選択する
Notionで作成済みのページが表示されます。
先ほど用意したページを選択し、「アクセスを許可する」を押しましょう。
5.連携完了
Yoomの画面に戻り、上記の表示が出たら連携完了です。
※Stripeは、チームプラン・サクセスプランでのみ利用できるアプリです。フリープランやミニプランで使うと、フローボットのオペレーションやデータコネクトがエラーになってしまうのでご注意ください。有料プラン(チームプラン・サクセスプラン)には2週間の無料トライアルがあります。トライアル期間中なら、普段は制限されているStripeも問題なく利用できるので、ぜひこの機会にいろいろと体験してみてくださいね。
1.検索する
Stripeのアイコンを選択してください。
2.必須項目の入力
アカウント名とアクセストークンを入力します。
アカウント名は任意のネーミングにしましょう。会社名や担当者名などのわかりやすいものがおすすめです。
アクセストークンに関して、詳しくはStripeのマイアプリ登録方法をご確認ください。
3.追加する
右下の追加ボタンを押し、画面が切り替わり、上記の表示がされれば連携完了です。
次に、以下のバナー「試してみる」をクリックして、今回使用するテンプレートをコピーしてください。
テンプレートがコピーされると、以下のように表示されます。
画像のようなページに移行するので、詳細な設定を行っていきましょう。
1.マイプロジェクトを開く
画面左側のメニューから「マイプロジェクト」を開きましょう。
2.コピーしたテンプレートを開く
「【コピー】NotionからStripeの支払い用リンクを作成してメールで送付する」をクリックします。
3.Chrome拡張機能トリガー
Chrome拡張機能のアイコンの「特定のページから起動」を選択してください。
4.Chrome拡張機能のインストール
YoomのChrome拡張機能のインストールを実行してください。
詳しくはChrome拡張機能を使ったトリガーの設定方法をご確認ください。
Chrome拡張機能のインストールが完了したら、連携するNotionnoアカウント情報を確認して、次へを押します。
※Chrome拡張機能によるトリガーを使えば、Notionの画面上からワンクリックでトリガーを起動できるようになります。アプリページに戻らなくても簡単に操作できるので、よりスムーズに業務を進められます。
5.起動ページのURLサンプルの入力
NotionのページからChrome拡張機能を起動するため、NotionのページURLを入力します。
詳細はNotionを利用する際のサンプルURLの確認方法をご確認ください。
6.テストの実行
設定後にテストボタンを押して、青く「テスト成功」と表示がされたら、登録している内容が表示されているかを確認しましょう。
テスト完了を確認して『保存する』を押してください。
このステップで下記のような情報をアウトプットとして取得することが可能です。(以下は一例です。)
アウトプット情報は、この後のステップで引用・活用できます。
1.アプリと連携する
Stripeのアイコンの「支払いリンクを作成」を選択してください。
連携するアカウント情報を確認して、[次へ]を押します。
2.必須項目の設定
「商品リスト」の必須項目を設定します。
テンプレートを使用しているため既に完了しているため、画像と同じ状態になっているか確認してください。(Notionの管理データとStripeのデータが一致している必要があります。それぞれのデータに相違がないかをあらかじめ確認しておきましょう。)
その他の項目も運用状況に応じた設定を行なってください。
3.テストの実行
入力が完了したら「テスト」をクリックして、設定した内容で支払いリンクが作成されるか確認しましょう。
テストが成功すると、『取得した値』に作成された支払いリンクの情報が表示されます。
内容を確認し、『保存する』をクリックしてください。
1.内容の設定
Yoomのアイコンの「メールを送る」を選択します。
Yoomのアドレスからのメール送信に関しては「メールを送付する」の設定方法からもご確認いただけます。
テンプレートを使用しているため、必須項目の入力は必要ありません。設定内容を確認しましょう。
なお、画像の「アドレス」はデータが置換されている状態のため正式なメールアドレスとは異なりますが、実際にはNotionに保管しているアドレスが使用されます。そのため変更の必要はありません。
本文はすでにテキストが入力されています。以下の画像のように、アウトプットを活用することで毎回異なる値を送付することができます。
設定後、「次へ」をクリックします。
2.確認とテストの実行
次の画面で、作成したメールの詳細が表示されます。
間違いがないか確認をしたら、テストボタンを押しましょう。
※実際にメールが送信されるためご注意ください。
テスト成功を確認したら、『保存する』を押します。
フローボットの作成が完了すると、下記のような表示がされます。トリガーは初期設定ではOFFの状態なので、ONにしましょう。
その後Notionにアクセスし、右上のChrome拡張機能のボタンからYoomを選択してください。
作成したフローボットのタイトルが表示されます。クリックすることでフローボットが起動します。
今回使用したフローボットテンプレート
NotionからStripeの支払い用リンクを作成してメールで送付する
本日ご紹介した連携以外にもNotionやStripeのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。
もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!
自動でタスク期限を抽出して関係者に通知を行ったり、ユーザーの自動で登録することも可能です。
さらに、OCR(データ読み取り機能)の結果を素早く集約することもできます。
支払い操作の完了・失敗を指定チャンネルに自動通知することで必要な対応をスムーズに行うことができるようになるでしょう。
また、投稿メッセージをAIが自動で解析し、支払いリンクを自動作成することも可能です。
請求メールの送信が自動化されれば、業務負担を軽減できる可能性があります。また、作業効率の向上につながり、時間の節約にもなるはずです。
Chrome拡張機能を活用した自動化は、特定のページから数クリックでフローボットの起動か可能になるため、わざわざYoomにアクセスする必要はありません。
手間をかけずに数クリックのみで作業が完了するので、利便性が高い自動化ではないではないでしょうか。
しかも、ノーコードで設定ができるので、ぜひこの機会にテンプレートを活用して、自動化を試してみてくださいね!