毎日多くのタスクをこなしていると、「今日が期限のタスクをしっかり把握しておきたい」と感じることはありませんか?
今日中に対応すべきタスクをすぐに把握できれば、安心して1日をスタートできるでしょう。
そんな願いを叶える方法として、NotionとChatworkを連携することで、Notionデータベース内の本日が期限のタスクを自動的にChatworkに通知することが可能です。
本記事で紹介する方法は、ノーコードで簡単に設定できます。
タスクの見落としリスクの軽減や、よりスムーズにタスク管理を行うための方法について具体的に紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
こんな方におすすめ
- NotionとChatworkでの業務効率化を考えている方。
- Notionでタスク管理を行い、Chatworkで業務連絡をしている方。
- NotionとChatworkを連携してタスクの期限を自動通知したい方。
今すぐに試したい方へ
本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!
毎日Notionデータベース内のタスクから本日が期限のものを抽出し一括でChatworkに通知する
試してみる
毎日Notionデータベース内のタスクから本日が期限のものを抽出し一括でChatworkに通知するフローです。
[Yoomとは]
NotionとChatworkの連携フローの作り方
ここからは、「毎日Notionデータベース内のタスクから本日が期限のものを抽出し一括でChatworkに通知する」フローの設定についてご紹介します。
Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを作成してください。
事前に確認するもの
- Notionでデータベースを作成する際は、テーブルビューを使用する必要があります。
※ベーシックなテーブルで作成した場合、データベースとして認識されない可能性があります。

ステップ1: Yoomにログイン
(1)下記のバナーの「詳細を見る」から、「このテンプレートを試してみる」をクリックしてください。
毎日Notionデータベース内のタスクから本日が期限のものを抽出し一括でChatworkに通知する
試してみる
毎日Notionデータベース内のタスクから本日が期限のものを抽出し一括でChatworkに通知するフローです。
(2)ワークスペースの一覧から、任意のプロジェクトを選択します。
コピーしたテンプレートは、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」に格納されていますので、そちらをご確認ください。
(3)以下の画面が表示されたら、ステップ2に進んでください。

ステップ2: Notionの設定
次に、Notionの設定に移ります。
(1)画面左側にある「マイアプリ」をクリック
(2)次に、画面右側に表示される「+新規接続」をクリック

(3)アプリの一覧からNotionを選択
(4)アクセスをリクエストしている画面で「ページを選択する」をクリック
(5)アクセスを許可するページに任意でチェックをいれた後に、「アクセスを許可する」をクリック
(6)これでNotionのマイアプリ登録が完了しました。

ステップ3: Chatworkの設定
次はChatworkの設定です。これも「マイアプリ」に登録してください。
(1)アプリの一覧からChatworkを選択
(2)ログイン画面にメールアドレスを入力し、「続ける」をクリック
(3)パスワードを入力し、「ログイン」をクリック
(4)リクエスト画面で「許可」をクリックし、マイアプリ登録が完了です。

(5)プロジェクト一覧から「マイプロジェクト」をクリック

(6)コピーしたテンプレートをクリック
(7)フローの一覧画面の右上にある「編集する」をクリックし、ステップ4に進んでください。
ステップ4: トリガーとアクションの設定
(1)フローの一覧画面から「スケジュールトリガー」をクリック

(2)スケジュールトリガーのタイトルを設定(既に設定されているタイトルをそのまま使用しても大丈夫です。)
(3)スケジュール設定ですが、今回は、コピーしたテンプレートの既存設定のままにします。
スケジュール設定については、スケジュールトリガーの設定方法を参考にしてくださいね。

(4)「保存する」をクリック
(5)スケジュールトリガー下に表示される「データベースを操作する」をクリック

(6)タイトルを設定し、実行アクションは「複数のレコードを取得する(最大100件)」が選択されていることを確認
(7)データベースの連携では、データベースIDを設定します。
入力欄を一度クリックしてもらうと、候補が表示されるのでその中から任意で選択してください。

(8)「次へ」をクリック
■データベース操作の詳細設定
(9)取得したいレコードの条件を任意で設定
- 今回は、期限と今日の日付が等しいことを条件に設定します。
➀プルダウンメニューから期限を選択

➁今回紐づけるNotionを確認すると、日付の形式が「yyyy/mm/dd」になっていますね。

➂日付の中から今日を選択し、今回はデータベース上の形式と同じ「yyyy/mm/dd」の形式を設定

(10)「テスト」をクリックし、該当するレコードの取得が出来ました。

(11)エラーが出なければ、「保存する」をクリックして次に進みます。
※正しく設定出来ていても、Notionに今日の日付がない場合はエラーになるので、テスト用に本日の日付のタスクを作成しておくと良いかもしれません!
(12)一番下にある「アプリと連携する」をクリック

(13)タイトルを設定し、実行アクションは「メッセージを送る」が選択されていることを確認

(14)次へをクリック
■API接続設定
(15)ルームIDは、候補から任意で選択

(16)メッセージは、テキストとアウトプットを組み合わせて構成することができます。

(17)「テスト」でエラーが出なければ、「保存する」をクリック
(18)以下の画面が表示されたら、「トリガーをON」をクリック

お疲れ様でした、設定は以上です。
今回紹介したフローボットのテンプレートは、Yoomに登録することで利用可能です。
毎日Notionデータベース内のタスクから本日が期限のものを抽出し一括でChatworkに通知する
試してみる
毎日Notionデータベース内のタスクから本日が期限のものを抽出し一括でChatworkに通知するフローです。
NotionやChatwork使ったその他の自動化例
本日ご紹介した連携以外にもNotionやChatworkのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。
もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!
NotionとChatworkを連携した自動化例
Notionデータベースに登録された議事録の内容を要約してChatworkに通知したり、Notionで顧客情報に関するページが作成されたら、Chatworkに通知したりする連携も可能です。
また、Notionの任意のデータベースに新しい情報が追加されたら、Chatworkに通知することもできます。
Notionのデータベースに情報が追加されたら、Chatworkに通知する
試してみる
■概要
Notionで管理しているタスクや議事録などの情報を、チームメンバーに都度手作業で共有していませんか?
手動での情報共有は手間がかかるだけでなく、通知漏れやタイムラグが発生する原因にもなります。
このワークフローを活用すれば、Notionのデータベースに情報が追加・更新されると、自動でChatworkに必要な情報を通知できるため、こうした情報共有の課題をスムーズに解消します。
■このテンプレートをおすすめする方
・Notionで更新した情報を、手作業でChatworkに連携している方
・チーム内の情報共有における伝達漏れや、対応の遅れをなくしたい方
・NotionとChatworkを活用し、プロジェクト管理を効率化したい方
■注意事項
・Notion、ChatworkのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
Notionで顧客情報に関するページが作成されたらChatworkに通知する
試してみる
Notionで顧客情報に関するページが作成されたら、Chatworkに通知するフローです。
Notionデータベースに登録された議事録の内容を要約してChatworkに通知する
試してみる
Notionデータベースに登録された議事録の内容を要約してChatworkに通知するフローです。
Notionを活用した自動化例
Notionデータベースの情報を用いて、契約書を送付する
Notionデータベースの情報を用いて契約書を作成し、クラウドサインやGMOサインなどで自動送付します。
Notionからクラウドサインで契約書を送信するフローです。
Notionデータベースの情報を用いて、DocuSignで契約書を作成して送付する
試してみる
Notionデータベースの情報を用いて、DocuSignで契約書を作成して送付するフローです。
お問い合わせ内容をNotionに追加する
GoogleフォームやGmailに送信されたお問い合わせ内容をNotionに自動で追加します。
Gmailで受信したメールをキーワードで自動振り分けし、Notionに追加する
試してみる
■概要
Gmailで受信したメールをキーワードで自動振り分けし、Notionに追加するフローです。
Yoomを利用すると、プログラミング不要で簡単にアプリ同士を連携することができます。
■このテンプレートをおすすめする方
1. Gmailを使用してビジネスメールを管理している方
・日々大量のメールを受信しており、重要なメールを効率的に振り分けたいと考えている方
・業務の優先順位を素早く決定し、時間管理を改善したい方
2. Notionを活用して情報管理を行っている方
・Notionを使ってタスク管理やプロジェクト管理を行っているが、手動で情報を入力する手間を軽減したいと考えている方
・メールで受信した情報を自動でデータベースに一元管理し、チーム全体で共有しやすくしたい方
■注意事項
・GmailとNotionのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・「進行先を切り替える」はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
フォームに回答があったら、Notionのデータベースにレコードを追加する
試してみる
Yoomフォームに新しい回答が送信されたら、Notionのデータベースにレコードを追加するフローです。
Googleフォームに回答があったら、Notionにレコードを追加する
試してみる
Googleフォームに回答があったら、Notionのデータベースにレコードを追加するフローです。
Notionに登録した内容をデータベースに追加する
Notionに登録した内容をGoogle スプレッドシートやkintoneなどのデータベースに自動で追加します。
Notionにタスクが登録されたら、Microsoft Excelのシートにも追加
試してみる
Notionのデータベースにタスクが追加されたら、Microsoft Excelの任意のシートにも登録するフローです。
Notionの任意のデータベースに情報が追加されたら、kintoneにも追加する
試してみる
Notionの任意のデータベースに情報が追加される毎に、kintoneにも追加するフローです。
NotionDBに追加された情報を、Google スプレッドシートにも追加する
試してみる
Notionの任意のデータベースに追加された情報を、Google スプレッドシートにも追加するフローです。
Chatworkを活用した自動化例
Chatworkに投稿されたメッセージを他のタスク管理アプリに追加する
Chatworkに投稿されたメッセージをTrelloやAsanaなどに自動で追加します。
Chatworkで投稿された内容をAsanaに追加する
試してみる
Chatworkで投稿された内容をAsanaに追加するフローです。
Chatworkでメッセージが投稿されたらTrelloにカードを登録する
試してみる
Chatworkでメッセージが投稿されたらTrelloにカードを登録するフローです。
Chatworkで特定のメッセージが投稿されたらBacklogに課題を登録する
試してみる
Chatworkで特定のメッセージが投稿されたらBacklogに課題を登録するフローです。
Chatworkへのメッセージを他のチャットツールに通知する
Chatworkにメッセージが送信されたら、SlackやMicrosoft Teamsなどに自動で通知します。
Chatworkで新しいメッセージが投稿されたらMicrosoft Teamsに通知する
試してみる
■概要
ChatworkとMicrosoft Teamsを併用している環境で、情報の確認漏れや部署間での共有に手間を感じていませんか?
重要なメッセージを見逃したり、手作業で情報を転記したりするのは非効率的です。
このワークフローを活用すれば、Chatworkの特定ルームに新しいメッセージが投稿された際、自動でMicrosoft Teamsの指定チャネルへ通知を送信でき、チーム間のスムーズな情報連携を実現します。
■このテンプレートをおすすめする方
・ChatworkとMicrosoft Teamsを併用し、情報の集約に課題を感じている方
・重要なメッセージの見逃しを防ぎ、スムーズな情報共有体制を構築したいチームリーダーの方
・手作業での情報転記をなくし、コミュニケーションの効率化を図りたいと考えている方
■注意事項
・Chatwork、Microsoft TeamsのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
Chatworkへの投稿をSlackにも自動転送する
試してみる
■概要
ChatworkとSlackなど、複数のコミュニケーションツールを併用していると、情報の共有や確認に手間がかかることはありませんか。
片方のツールに投稿された重要な連絡をもう一方へ手作業で転記するのは非効率であり、共有漏れの原因にもなります。
このワークフローを活用すれば、Chatworkの特定ルームへの投稿をSlackへ自動で転送できるため、情報共有の円滑化を実現します。
■このテンプレートをおすすめする方
・ChatworkとSlackを併用しており、情報共有の効率化を図りたいと考えている方
・Chatworkでの重要な連絡を、普段メインで使っているSlackでも確実に受け取りたい方
・手作業でのコピー&ペーストによる情報共有に手間や漏れを感じている方
■注意事項
・Chatwork、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
Chatworkでメンションされたら、LINEでメッセージを送信する
試してみる
■概要
Chatworkでの重要なメンションを見逃してしまい、対応が遅れてしまった経験はありませんか?
特に外出中や他の作業に集中していると、PCでChatworkを開くまでメンションに気づかないこともあります。
このワークフローを活用すれば、Chatworkで自身にメンションがあった際に、自動でLINE公式アカウントからメッセージが送信されるため、スマートフォンで迅速に通知をキャッチし、対応漏れを防ぐことができます。
■このテンプレートをおすすめする方
・Chatworkをメインの連絡手段としており、メンションの見逃しを防ぎたいと考えている方
・外出や移動が多く、PCをすぐに確認できない状況でも、重要な連絡を把握したい方
・顧客対応や緊急連絡など、迅速なレスポンスが求められる業務を担当している方
■注意事項
・Chatwork、LINE公式アカウントとYoomを連携してください。
データベースに情報が登録されたらChatworkに通知する
Google スプレッドシートやkintoneなどに情報が追加されたらSlackに自動で通知します。
Salesforceに新規リードが登録されたらChatworkに通知
試してみる
■概要
Salesforceに新しいリード情報が登録されるたびに、手作業でChatworkに必要な情報をコピー&ペーストして通知するのは手間がかかり、対応の遅れや連絡漏れの原因にもなりがちです。
このワークフローを活用することで、Salesforceへのリード登録をトリガーに、Chatworkへ自動で通知を送信できます。
これにより、情報共有と業務の効率化を実現し、営業活動を円滑に進めることが可能になります。
■このテンプレートをおすすめする方
・SalesforceとChatworkを併用し、リード情報を手動で共有している営業担当者の方
・リード情報の共有漏れや遅延を防ぎ、営業チームの連携を強化したいマネージャーの方
・手作業による情報伝達の工数を削減し、コア業務に集中したいと考えている方
■注意事項
・Salesforce、ChatworkのそれぞれとYoomを連携してください。
・Salesforceはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
kintoneにレコードが追加されたら、Chatworkに通知する
試してみる
kintoneに新しいレコードが追加されたら、Chatworkに通知するフローです。
Google スプレッドシートで行が追加されたらChatworkに通知する
試してみる
Googleスプレッドシートで行が追加されたらChatworkに通知するフローです。
NotionとChatworkを連携するメリット
メリット1: 期限の見逃し防止
Notionで管理しているタスクが毎朝決まった時間にChatworkに自動的に通知される仕組みを導入すると、タスクの期限の見過ごしを防ぐことが可能になります。
例えば、タスクが多かったり、優先順位が不明確だったりすると、期限が迫っているタスクを見落とすことがあるかもしれません。
自動通知を活用することで、朝の時点で本日が期限のタスクを確認でき、見逃しのリスクを軽減できます。
タスク確認作業がルーチン化されることで、仕事の見通しが良くなり、プロジェクトの進行がスムーズに進むでしょう。
メリット2: 手動通知の削減
タスクの期限を手動で確認し、チームメンバーにリマインドする作業には、意外と多くの時間と労力がかかります。
この連携により、タスクのリマインド作業が自動化され、各メンバーはChatworkで通知を受け取るだけで済むようになります。
例えば、タスクのリマインドを手動で行う必要がなくなるため、他の重要な作業に集中する時間が確保され、生産性の向上も期待できます。
自動化されたリマインド機能により、チーム全体の作業が効率的に進み、仕事の流れがスムーズになるでしょう。
まとめ
NotionとChatworkを連携させることで、タスクの期限管理がより効率的に行えるようになるでしょう。
Yoomを使用してノーコードで簡単に設定できるこの連携により、タスクの見過ごし防止や手動通知の削減が実現し、タスク管理全体がスムーズに進むようになります。
特に、タスクが多く、手動での管理が負担に感じる方や、チーム全体での進捗確認を効率化したい方にとって、Yoomを活用したこの連携は非常に役立ちます。
ぜひ、Yoomを使ってタスク管理の効率化を図ってみてください。