2024/11/14
アプリ同士の連携方法

NotionとTOKIUMを連携して、Notionで従業員情報が登録されたらTOKIUMに自動登録する方法

m.wadazumi
NotionとTOKIUMの連携イメージ

目次

正確な従業員情報の管理は企業運営にとって重要です。
そこで、今回はNotionとTOKIUMを連携して、自動的に従業員データを登録する方法をご紹介します。
これにより、手作業が削減され、人的ミスを防ぐことで正確にデータを登録できるでしょう。
本記事では、NotionとTOKIUMの設定方法や連携のメリットをご紹介します。

こんな方におすすめ

  • 従業員情報の管理に課題を感じている方
  • 従業員情報の登録作業に負担を感じている方
  • 他部署との従業員情報の共有をスピーディーに行いたい方
  • NotionデータベースとTOKIUMを使用しており、これらを効率よく連携したい方

NotionとTOKIUMの連携メリットと具体例

メリット1:人事・総務担当者の負担を軽減する

NotionとTOKIUMを連携すると、人事・総務担当者の作業を軽減することができるでしょう。
たとえば、入社手続きをする場合に従業員データをNotionに登録すれば、自動的にTOKIUMに反映されるため、それぞれのシステムにデータを入力する手間が省けます。
これにより、<span class="mark-yellow">確認漏れや入力ミスが減り、作業が簡略化され、作業スピード向上も期待できます。</span>

メリット2:データの整合性を保つ

データの整合性を確保することは、データ管理において重要なポイントと言えるでしょう。
たとえば、複数のシステムに従業員データを登録していると、データの重複や漏れが発生する可能性が高まります。
しかし、アプリを連携して従業員登録を自動化すると、手作業が不要になり、そういったリスクを防ぐことができます。
これにより、<span class="mark-yellow">正確なデータに基づいて登録でき、データの不整合を防ぐため、一貫したデータ維持が実現できるかもしれません。</span>

メリット3:部門間の情報共有がしやすくなる

NotionとTOKIUMを連携することで、部門間での情報共有が円滑になるかもしれません。
これにより、<span class="mark-yellow">従業員データの一元管理が可能になり、従業員管理がさらに効率化されるでしょう。</span>
たとえば、新入社員が入社した際、総務や経理部が最新のデータにアクセスできるため、問い合わせを削減できるでしょう。
また、経費申請の際も登録したデータを活用できるため、申請プロセスがスムーズになるかもしれません。

NotionとTOKIUMを連携し、Yoomを使用した自動化の設定方法をご紹介します。

[Yoomとは]

NotionとTOKIUMの連携フローの作り方

今回は「Notionで従業員情報が登録されたらTOKIUMに追加する」という以下のテンプレートの設定方法を解説します。
このテンプレートを利用することで、一から自動化設定を行う必要がないので便利です。

大きく分けて以下の連携フローで作成していきます。

  • NotionとTOKIUMをマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • フローの起点となるNotionのトリガー設定とその後に続くTOKIUMのオペレーション設定
  • トリガーボタンをONにして、NotionとTOKIUMの連携動作を確認

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方はログインしましょう。

ステップ1:NotionとTOKIUMをマイアプリ登録

NotionとTOKIUMをYoomに接続するマイアプリ登録を行います。
変更する場合は、該当箇所をクリックして変更します。

Notionのマイアプリ登録を行いましょう。
Yoom画面左側の「マイアプリ」→「新規接続」をクリックしてください。

アプリ一覧からNotionを探すか、「アプリ名で検索」で検索します。

以下の画面が表示されるので、下部の「ページを選択する」をクリックしてください。

以下の画面が表示されたら、許可するページにチェックを入れて、「アクセスを許可する」をクリックしましょう。

次に、TOKIUMのマイアプリ登録をします。
先ほどと同様にアプリ一覧からTOKIUMを探すか、「アプリ名で検索」から検索してください。

以下の画面が表示されるので、説明を確認して「アカウント名」と「アクセストークン」を設定しましょう。

マイアプリにNotionとTOKIUMが表示されていれば、登録完了です。

ステップ2:テンプレートをコピー

自動化の設定を行うので、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしてください。

以下の画面表示を読んで「OK」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されるので、「タイトル」と「説明」を確認します。
変更したい場合は、以下のページより変更できます。
Notionの設定を行うので、「特定のデータベースのページが作成・更新されたら」をクリックします。

ステップ3:フローの起点となるNotionのトリガー設定とその後に続くTOKIUMのオペレーション設定

以下の画面が表示されたら、設定を進めてください。

  • 「タイトル」→お好みで変更可能
  • 「Notionと連携するアカウント情報」→間違っていないか確認
  • 「トリガーアクション」→特定のデータベースのページが作成・更新されたら

以下の画面が表示されたら、設定してください。

  • 「トリガーの起動間隔」→5分、10分、15分、30分、60分から選択
    ※プランによってトリガーの起動間隔は異なるので、ご注意ください。
  • 「データベースID」→URLの一部から選択

設定後、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしましょう。

次に、Notionでレコードを取得する設定を行うので、「レコードを取得する(ID検索)」をクリックしましょう。
以下の画面が表示されたら、設定を確認します。

  • 「タイトル」→お好みで変更可能
  • 「Notionと連携するアカウント情報」→間違っていないか確認
  • 「実行アクション」→レコードを取得する(ID検索)

Notionに移動し、テスト用に従業員情報を設定してください。
※必ずテーブルビューを使用しましょう。
以下のように設定しました。

Yoom画面に移動して、「データベースID」をURL内から選択しましょう。

以下の画面が表示されるので、「取得したいレコードの条件」を設定しましょう。
「特定のデータベースのページが作成・更新されたら」のアウトプットを使用して以下のように設定してください。
アウトプットは、赤枠内の矢印をクリックすると選択できます。
設定後、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしましょう。

次に、TOKIUMの設定を行うので、「従業員を登録」をクリックしてください。
以下の画面が表示されるので、設定を確認します。

  • 「タイトル」→お好みで変更可能
  • 「TOKIUMと連携するアカウント情報」→間違っていないか確認
  • 「アクション」→従業員を登録

以下の画面が表示されるので、「従業員名」を登録してください。
「レコードを取得する(ID検索)」のアウトプットから、「姓」、「名」を選択します。

スクロールして、「メールアドレス」や「従業員番号」を設定してください。
先ほどと同じように「レコードを取得する(ID検索)」のアウトプットを使用します。
他の項目も設定できたら、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしてください。

次に、Notionでレコードを更新する設定を行うので、「レコードを更新する(ID検索)」をクリックします。
以下の画面が表示されたら、設定を確認します。

  • 「タイトル」→お好みで変更可能
  • 「Notionと連携するアカウント情報」→間違っていないか確認
  • 「実行アクション」→レコードを更新する(ID検索)

以下の画面が表示されるので、「更新したいレコードの条件」を「特定のデータベースのページが作成・更新されたら」のアウトプットを使用して設定します。
以下のように設定しましょう。

スクロールして、「更新後のレコードの値」を設定します。
TOKIUMから取得した「ジョブID」を使用して、次のように設定しましょう。
設定後、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしてください。

ステップ4:トリガーボタンをONにして、NotionとTOKIUMの連携動作を確認

最後に「トリガーをON」をクリックすると、自動化の設定は完了します。
正常にフローボットが起動するか確認しましょう。

今回使用したテンプレートはこちらです。

TOKIUMとNotionを使ったその他の自動化例

1.Google スプレッドシートに行が追加されたら、TOKIUMに取引先を自動登録するフローです。
Google スプレッドシートにも取引先を登録している方におすすめの自動化です。
Google スプレッドシートに取引先が登録されるとTOKIUMにも自動で登録されるため、手間が省けます。

2.TOKIUMで請求書が登録されたら、自動的にMicrosoft Teamsに通知するフローです。
請求書登録が通知で分かるため、後続業務がスムーズに進められるでしょう。
手動での通知の手間が省け、労力と時間の消費が抑制されます。

3.Notionにタスクが登録されたら、Microsoft Excelのシートにも自動追加するフローです。
Notionのタスク内容をMicrosoft Excelでも管理できるため、確認しやすくなります。
タスク内容をMicrosoft Excelに入力する手間が省けます。

まとめ

今回は、NotionとTOKIUMを連携させ、従業員情報を自動的に登録する方法を解説しました。
この自動化により、手入力の手間が省けるため、正確性と一貫性の向上が期待できます。
また、情報共有もスムーズになるため、業務を効率化できるかもしれません。

Yoomは実際の操作も簡単なので、ぜひ活用してください。
このブログを参考にNotionとTOKIUMの連携をお試しください。

この記事を書いた人
m.wadazumi
児童福祉の仕事からライターとして活動し、現在はYoomでブログを執筆中です。 Yoomでできる業務効率化に驚きつつ、みなさんにもその感動を共有して社会貢献したいと考えています。 プログラミング知識ゼロの私でもできるアプリ連携や自動化をお伝えしていきます。
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