テンプレートがコピーされるので、「OK」ボタンをクリックします。
Yoomアカウントの「マイプロジェクト」の画面に移動するので、テンプレート内容を確認してください。
設定フローは6つです。
・Outlookの起動設定
(1)まず、Outlookのアプリトリガーを設定します。
Yoomアカウントの画面左側のマイプロジェクトから「【コピー】Outlookで受信した契約書をOCRで読み取りkintoneへ追加しSlackに通知する」をクリックしてください。
クリックした後、以下画面のようにテンプレート内容が表示されます。
(2)1つ目のステップ「特定の件名のメールを受信したら」をクリックしてください。
(3)連携するアカウント情報を入力し、[次へ]をクリックします。
(4)次の画面で設定する「トリガーの起動間隔」は5分、10分、15分、30分、60分から任意のものを選択してください。
※トリガーの起動間隔はプランによって異なるため、注意が必要です。
(5)「メールフォルダID」は入力バーをクリックすると、連携したアカウントに基づいた内容が『候補』に表示されるので、運用に沿った情報を選択できます。
(6)「キーワード」にも情報を入力した後、[テスト]をクリックし、問題がなければ[保存する]をクリックします。
このステップで下記のような情報をアウトプットとして取得することが可能です。
アウトプット情報は、「この値を他のオペレーションで利用することができます。」という注釈の通り、この後のステップで引用・活用できます。
(7)次に、2つ目のステップ「メールの添付ファイルの情報を取得する」をクリックしてください。
(8)連携するアカウント情報が入力されていることを確認して、[次へ]をクリックします。
次の画面で、「メールID」に情報を入力してください。
入力バーをクリックすると、前ステップで取得したアウトプットを引用できます。
(9)情報を入力した後、[テスト]をクリックし、問題がなければ[保存する]をクリックします。
(10)続いて、3つ目のステップ「メールの添付ファイルをダウンロード」をクリックします。
(11)連携するアカウント情報が入力されていることを確認して、[次へ]をクリックしてください。
(12)次の画面で、「メールID」や「ファイルID」に注釈に沿って情報を入力します。
取得したアウトプットも引用できるので、活用していきましょう。
(13)情報を入力した後、[テスト]をクリックし、問題がなければ[保存する]をクリックします。
・AIを使用して画像・PDFから文字を読み取る設定
(1)次に、4つ目のステップ「画像・PDFから文字を読み取る」をクリックしましょう。
(2)次の画面で、画像・PDFから文字を読み取るアクションをプルダウンから選択します。
アクションは複数あり、選択するアクションによって消費されるタスク数が異なるのでご注意ください。
今回は『契約書(6500文字以内)を読み取る(15タスク)』を選択します。
(3)次の画面で「ファイルの添付方法」を設定します。
今回のフローでは、受信した契約書を読み取ると仮定して『取得した値を使用』を指定し、右の項目で『取得したファイル』をプルダウンから選択します。
(4)「追加で抽出したい項目」には、アップロードしたファイルからデフォルト(「件名」「署名者1:会社名」「署名者1:氏名」「署名者2:会社名」「署名者2:氏名」「締結日」「有効期限」「契約開始日」「契約終了日」)以外で抽出したい情報を運用状況に沿って入力してください。
・OCRデータは6,500文字以上のデータや文字が小さい場合などは読み取れない場合があるので、ご注意ください。
抽出が難しい条件については、こちらのページを確認してください。
(5)情報を入力した後、[テスト]をクリックし、問題がなければ[保存する]をクリックします。
・「画像・PDFから文字を読み取る」オペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。
・読み取り後のデータをkintoneへ追加する設定
(1)続いて、5つ目のステップ「レコードを追加する」をクリックします。
(2)連携するアカウント情報とデータベースの連携の「アプリID」に情報を入力します。
入力バーをクリックすると、連携したアカウントに基づいた内容が『候補』に展開されるので、運用に沿った情報を選択してください。
情報を入力した後、[次へ]をクリックします。
今回は、以下のようなデータベースをkintoneで構成しています。
(3)次の画面で、追加するレコードの値の項目に情報を入力していきます。
値の各項目は「件名」や「署名者1:会社名」などのkintoneのデータベースの情報が反映されている状態です。
入力バーをクリックすると、前ステップから取得したアウトプットを引用できます。
(以下は、各項目に4つ目のステップで取得したアウトプットを引用したものです。)
(4)情報を入力した後、[テスト]をクリックし、問題がなければ[保存する]をクリックします。
・通知するSlackの設定
(1)最後に、6つ目のステップ「チャンネルにメッセージを送る」をクリックしましょう。
(2)連携するアカウント情報を入力し、[次へ]をクリックします。
(3)次の画面で「投稿先のチャンネルID」を指定します。
入力バーをクリックすると、連携したアカウントに基づいたチャンネルが『候補』に表示されます。
なお、Slackで任意のチャンネルにメッセージを送信する場合、該当のチャンネルにYoomアプリを事前にインストールしておく必要があります。
詳細はこちらのページをご確認ください。
(4)チャンネルIDを指定した後、「メッセージ」に通知したい内容を入力していきます。
以下の画像のように、前ステップから取得したアウトプットも引用可能です。
Slackでメンション付きのメッセージを送る手順は、こちらのページを確認してくださいね。
(5)情報を入力した後、[テスト]をクリックし、問題がなければ[保存する]をクリックします。
これで設定は完了です。
・トリガーをONにして動作を確認
以下の画面の赤枠部分「トリガーをON」をクリックすることで、フローボットが自動で起動します。
今回使用したテンプレートはこちら