OutlookとLINE公式アカウントの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-04-01

【ノーコードで実現】OutlookのデータをLINEに自動的に連携する方法

m.i

「また大事な予定を忘れてた…」

「さっきの問い合わせメール、どこだっけ?」

毎日Outlookに届く大量の情報に埋もれて、こんなふうに後手に回ってしまうこと、ありませんか?そんな悩みを解消するのが、OutlookとLINE公式アカウントの連携です。たとえば、特定の件名のメールを受信したらLINE公式アカウントに通知することや、内容を要約してLINE公式アカウントに送信することができます。さらに、Outlookのカレンダーに予定が追加されたタイミングでLINE公式アカウントに自動通知することも可能です。

この記事では、OutlookとLINE公式アカウントを連携してできることや、具体的な設定方法を詳しくご紹介します。業務を自動化したいと考えている方は必見です。

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にOutlookとLINEの連携が可能です。

YoomにはあらかじめOutlookとLINEを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

OutlookとLINEを連携してできること

OutlookとLINEのAPIを連携すれば、OutlookのデータをLINEに自動的に連携することが可能です!

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにOutlookとLINEの連携を実際に体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

Outlookで特定の件名のメールを受信したら、LINEに通知する

受信したメールの中から、重要事項だけLINEに自動で通知できます。
大量のメールの中から探す手間が省けます。

Outlookで特定の件名のメールを受信したら、要約してLINEに通知する

Outlookで問い合わせなどを受信している場合、長文だと理解するのにも時間がかかります。
このフローであれば条件に合ったメールの内容を要約し、自動でLINEに通知できて便利です。

Outlookのカレンダーにイベントが登録されたらLINEに通知する

イベントの登録がすぐ通知されれば、業務の予定も効率化しそうです。
自動通知にすることで、共有の手間が省けます。

OutlookとLINE公式アカウントの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にOutlookとLINE公式アカウントを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでOutlookとLINE公式アカウントの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回はOutlookでメール受信したら、LINE公式アカウントにデータを連携するフローボットを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • OutlookとLINE公式アカウントをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Outlookのトリガー設定およびLINE公式アカウントのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:マイアプリ連携

マイアプリ連携を先にしておくと、後の設定がスムーズに進みます。
まずはご利用中のOutlookとYoomを連携していきます。
Yoomページの左側からマイアプリ→新規接続を選択します。


アプリのメニュー一覧が表示されたら、Outlookと検索しましょう。
サインイン画面が出たら、メールアドレス・パスワードを入力してください。

※Microsoft 365(旧Office 365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

続いてLINE公式アカウントと連携します。


LINE Developersにログインします。
作成したチャネルを選択→Messaging APIと進みます。

下にスクロールするとチャネルアクセストークン(長期)があるので、赤枠をクリックしてコピーして、Yoomの該当欄に入力しましょう。
詳しくはLINE公式アカウントのマイアプリ追加方法 を参考にしてください。

OutlookとLINE公式アカウントとの接続が完了し、マイアプリに表示されたらOKです。

ステップ2:テンプレートのコピー

ここからはフローを作っていきます。
テンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしましょう。

進むと、ワークスペースに自動的にテンプレートがコピーされ、以下の画面が表示されます。

OKを選択し、次に進みましょう。
テンプレートはマイプロジェクトに保存されます。
必要に応じてテンプレート名は変更できます。
左側のマイプロジェクトをクリックすると先ほどコピーしたテンプレートが表示されます。
右側の三点リーダー(...)をクリックし、編集するを選択しましょう。

ステップ3:Outlookのトリガー設定

それでは、アプリトリガーを設定していきます。
特定の件名のメールを受信したら」を選択しましょう。

タイトルは、任意で変更してください。
先ほど連携したアカウント情報の確認をし、トリガーアクションは変更せず次に進みます。
必須項目を入力してください。

こちらは、Outlookで特定の件名のメールを受信したら、何分後にこのトリガーを起動させるかという設定になります。

  • トリガーの起動間隔:ご利用プランによって起動間隔の選択内容が変わります。
    プランの中で選べる、最短の時間にすることをおすすめします。
  • メールフォルダID:該当欄をクリックすると表示される候補から選択してください。
  • キーワード:ここで設定したワードを含むメールを受信した場合のみ、フローボットが起動します。
    今回は「問い合わせ」としました。

ここでOutlookへテストメールを送信しましょう。

フローボットに戻り、テストをクリックしましょう。
正しく連携できていると、画面下部のアウトプットにメッセージ内容が表示されます。
このアウトプットをこのあとのアクション設定時に引用することで、OutlookとLINE公式アカウントのデータ連携を実現していきます!

アウトプットについて | Yoomヘルプセンター
ここまでできたら保存しましょう。

ステップ4:LINE公式アカウントにマルチキャストメッセージを送る設定

続いて、Outlookで受信したメール情報を用いて、LINE公式アカウントにメッセージを送る設定を行うため、「マルチキャストメッセージを送る」をクリックします。

先ほどと同様、連携アカウント情報を確認し次に進みます。
必須項目を設定しましょう。

  • 送信先のユーザーID:こちらを参考に設定してください。
    複数人に通知するためには、「+送信先のユーザーIDを追加」をクリックし欄を増やしてから設定してください。
  • メッセージ:下記のようにアウトプットを利用して設定します。
    ※アウトプットから選択した項目は赤枠のように表示されます。
    値を引用している印なので、これによってトリガーで取得した値をそのまま利用できます。
    ここに固定の送信者名などを設定してしまうと、フロー起動時に毎回それが通知されてしまうので、アウトプットから必ず選択してください。

こちらもテストし、成功したら保存しましょう。
※テストを行うと、LINE公式アカウントに通知されるのでご注意ください。

LINE公式アカウントを確認してみましょう。
無事に通知されましたね。

ステップ5:トリガーをONにして起動準備完了

以下の画像が表示されたら、トリガーをONにしてください。
これですべての設定が完了したので、Outlookで特定の件名のメールを受信したら、LINEに通知されるかを確認してみましょう。

以上が「Outlookで特定の件名のメールを受信したら、LINEに通知する」方法でした。

LINEのデータをOutlookに連携したい場合

今回はOutlookからLINEへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にLINEからOutlookへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

LINEのメッセージが届いたら、Outlookメールで通知する

通知の一元管理ができるので、重要なメッセージの見逃しが防げそうです。

LINEで受け取ったファイルをOutlookメールで転送する

受信したファイルを手動でOutlookに転送している場合、このフローが便利です。
自動送信できるので、時間を有効活用できますね。

OutlookやLINEのAPIを使ったその他の自動化例

OutlookやLINEのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。

Outlookを使った自動化例

Outlookのメッセージ受信を自動通知することや、毎月の月末に自動でメール送信することが可能です。

LINEを使った便利な自動化例

LINEで受け付けた問い合わせにChatGPTで自動回答することや、Googleカレンダーのイベント当日にリマインド通知をLINEに送ることができます。

終わりに

いかがでしたか?OutlookとLINEを連携すれば、「重要なメールを見逃したくない」「スケジュールの共有をスムーズにしたい」「情報伝達をリアルタイムで行いたい」といった課題を解決できるのではないでしょうか。通知や要約を自動化することで、日々の業務が格段に効率化され、チーム内の情報共有も円滑になります。

<span class="mark-yellow">ノーコードツールYoomを活用すれば、プログラミングの知識がなくても、簡単にOutlookとLINEの連携を実現できます!</span>気になった方はまずは無料アカウントを作成して、実際に使い勝手を確かめてみてください。登録はたったの30秒で完了!すぐに自動連携を体験できます。

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この記事を書いた人
m.i
新卒から3年ほど金融関係の仕事を経験してきました。 業界柄、手動で行う作業がとても多く、自動化したらもっと他の仕事ができるのになと思っていた時にYoomに出会いました。 ブログ執筆しながらYoomの便利さに日々感動しています。 分かりやすい構成を心がけています。
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