ovice APIでできること
ovice APIとメッセージツールのAPIを連携することで、ovice内での入退室イベントをメッセージツールに自動で通知できます。
例えば、チームメンバーが入室または退室するたびにリアルタイムで通知されるため、在席状況が即座に把握でき、リモートチームやイベント参加者の状況を瞬時に確認できます。
これにより、コミュニケーションの円滑化やタイムリーなチームの進行状況把握が見込めます。
また、ovice APIと外部アプリケーションのAPIを経由し、入退室情報を自動で外部アプリケーションに登録できます。
例えば、勤怠管理システムに、ユーザーの入室・退室データを自動で記録することができます。
この自動化により、手動でのデータ入力が不要になり、人的ミスを減らすことができ、業務の効率化が期待できます。
さらに、ovice APIと外部アプリケーションのAPIを組み合わせることで、外部アプリケーションのデータが追加または更新された際に、oviceに通知を送ることができます。
これにより、プロジェクトの進捗状況や重要な変更がスペース内のメンバーに素早く共有でき、迅速な対応が見込めます。
情報の一元管理が実現し、時間的なロスの削減が期待できます。
ovice APIを利用することで、スペースの柔軟な運用が可能になり、特定の業務やイベント運営の効率向上が見込めます。
ovice APIの利用方法
今回はYoomというサービスを利用してノーコードでoviceを利用していきます。
[Yoomとは]
まずはじめにYoomの公式サイトにアクセスし、アカウント作成をお願いします。
既にアカウント登録済みの方はログインしてください。
Yoomのアカウント発行ページ
oviceをYoomと接続する方法
0)事前準備
oviceのマイアプリ登録には、アクセストークンとクライアントIDの取得が必要です。
アクセストークンにはovice上から取得したクライアントシークレットを、クライアントIDにはクライアントIDを設定してください。
※クライアントシークレットとクライアントIDの取得方法はこちらの記事を参照ください
パブリックAPI – ovice ヘルプセンター
マイアプリ連携の設定
1)Yoomのアカウントにログインしたら、使用するアプリを登録します。
「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択してください。
2)Yoomで接続できるアプリ一覧が表示され、一番上の検索窓から今回使用する「ovice」を検索していきます。
oviceを選択できたら、使用するアカウント名と事前準備で取得したアクセストークンとクライアントIDを入力し、追加をクリックします。
3)登録ができるとマイアプリにアイコンが表示されます。
登録したアプリのアイコンが表示されたか確認してください。
これで ovice API を Yoom から利用できるようになります!
Yoomのテンプレートを利用してovice APIをつかいこなそう!
Yoomには多くのフローボットテンプレートが用意されており、クリックするだけで様々なフローボットを簡単に利用できるようになっています。
フローボットの詳細については、以下の動画で紹介されています。
ここからは実際の利用シーンやおすすめの職種ごとに実際に用意されているテンプレートを紹介していきます。
ovice APIを利用して実現できる自動化の例
Yoomではさまざまなサービスとの連携が可能で、それぞれのサービスに対応したテンプレートも用意されています。
普段使用しているサービスと連携できるテンプレートを活用して、oviceを自動化しましょう!
1.入退室したら通知する
ovice APIとメッセージツールAPIを組み合わせることによって、oviceに入退室したら、メッセージツールへ通知することができます。
メンバーの入退室情報をメッセージで素早く知ることができるため、oviceでステータスを確認する手間を省くことができ、次のアクションへのスムーズな移行が見込めます。
また、チームメンバーの入退室情報がメッセージツールの履歴に残るため、利用状況の分析に役立てることも可能です。
例えば、oviceの入退室情報をLINEに通知する仕組みを構築することで、「営業部の田中さんがスペースに入室しました」といった部署名やユーザー名を含む通知をLINEグループで受け取ることが可能になります。
そのため、リモートワークやバーチャルスペースでの在席管理が簡単になり、業務の確認やスムーズな情報共有が期待できます。