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楽楽販売の発注先情報をboardに手動で追加していませんか?
手作業による登録は、ミスが増えたり、作業時間を浪費したりといったデメリットが考えられます。
そこで本記事では、楽楽販売とboardを連携し、楽楽販売で発注先が登録されたタイミングで、boardに発注先情報を自動登録する方法を解説します。
これにより、今まで手作業で行っていた登録が一切なくなるので、ヒューマンエラーを防止できるでしょう。
さらに、複数の部門同士でboardを使用し、発注先情報を活用している場合、情報共有がしやすくなるかもしれません。
楽楽販売とboardを連携することで、楽楽販売の発注先をboardに手動登録する必要がなくなります。
たとえば、楽楽販売で発注先が登録されると、自動的にboardに発注先情報が追加されるため、手作業が不要になります。
これにより、今まで手作業でかかっていた時間を大幅に短縮できるので、担当者は他の重要な業務に専念できるでしょう。
特に、月に膨大な件数の新規発注先が登録される企業では、作業の工数と時間削減に大きく貢献できるかもしれません。
発注先情報の手動登録は、登録ミスが発生するリスクが避けられません。
しかし、楽楽販売とboardを連携し、発注先情報を自動登録することでそのリスクを避けられそうです。
たとえば、発注先のメールアドレスの登録を間違えると、通知が届かないリスクも考えられます。
そういったリスクを防止するために、自動化を活用することで、正確に発注先情報を登録できるでしょう。
これにより、誤った情報を活用するリスクが減り、スムーズに対応できるようになるはずです。
複数の部門がboardを利用して発注先情報を活用する場合、スムーズな部門間の共有は重要です。
楽楽販売とboardを連携し、楽楽販売で登録した発注先情報がboardに自動追加することで、異なる部門同士でも簡単に発注先情報を確認できます。
たとえば、営業部門が新規発注先を楽楽販売に登録した際に、その情報を基に購買部が発注先を確認し、必要に応じて商品を依頼することが可能です。
これにより、発注情報の共有がスムーズになり、部門間のコミュニケーションも改善されるでしょう。
それではここからノーコードツールYoomを使って、「楽楽販売で発注先が登録されたらboardに追加する」方法をご説明します。
[Yoomとは]
楽楽販売の発注先登録をAPIで受け取り、boardのAPIを介して発注先を追加することで、自動化の実現が可能です。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。
連携フローは大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。
Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方はログインしましょう。
楽楽販売とboardをYoomに接続するマイアプリ登録を行います。
最初に、マイアプリ登録を済ませておくと、自動化設定がスムーズに進められるでしょう。
まず、楽楽販売のマイアプリ登録を行ってください。
Yoom画面左側にある「マイアプリ」→「新規接続」をクリックしましょう。
アプリ一覧から楽楽販売を探すか、検索欄で検索します。

以下の画面が表示されたら、設定方法を確認しましょう。
IP制限があるアプリにYoomのIPアドレスを許可する方法は、こちらを確認してください。

スクロールし、赤枠内の設定を行いましょう。

次に、boardのマイアプリ登録を行います。
先ほどと同様に、検索欄でboardを検索するか、一覧から探してください。
以下の画面が表示されるので、赤枠内の設定を行いましょう。
boardのマイアプリ登録の方法は、こちらを確認します。


楽楽販売とboardがマイアプリに表示されていれば、登録完了です。
自動化の設定をするため、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしてください。
以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されたら、「タイトル」と「説明」を確認してください。
変更する場合は、該当箇所をクリックして変更しましょう。
最初に、楽楽販売の設定を行うため、「自動処理設定でhttp送信を実行したら」をクリックします。

以下の画面が表示されるので、設定を確認しましょう。
※楽楽販売は一部有料プランのみご利用いただけるアプリです。
他のプランでは設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができますので、ぜひ試してみてください。

以下の画面が表示されたら、赤枠内をクリックしてWebhook URLをコピーし、楽楽販売の画面で設定を行ってください。
こちらから連携方法を確認しましょう。
Webhookイベントを送信するか、トリガーとなるイベントを実行して「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックします。

次に、楽楽販売でレコードを取得する設定を行うため、「レコードを取得」をクリックしてください。
以下の画面が表示されるので、設定を確認します。

以下の必須項目を説明の通りに設定を行いましょう。
設定できたら、「テスト」をクリックすると「テスト成功」と表示され、アウトプットが表示されます。
そのアウトプットに「発注先名」と「発注先略称名」が表示されている場合は、「保存」をクリックしてください。
表示されていなければ、アウトプットから任意の値を取得し、設定を行うJSON PATHを活用して「発注先名」と「発注先略称名」の設定をしてください。
こちらを参照して設定を行いましょう。

次に、boardの設定を行うため、「発注先の登録」をクリックします。
以下の画面が表示されたら、設定を確認しましょう。

以下の画面が表示されるので、「APIキー」を設定してください。
マイアプリ登録時に表示されていたAPIキーを設定しましょう。

スクロールし、「発注先名」を設定します。
「レコードを取得」のアウトプットから発注先名を選択しましょう。

次に、「発注先略省名」を先ほどと同様に「レコードを取得」のアウトプットから設定してください。
他にも必要な項目があれば設定し、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしましょう。

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
フローボットが正常に起動するかチェックしましょう。

今回使用したテンプレートはこちらです。
他にも楽楽販売やboardを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。
1.kintoneにレコードが登録されたら、登録情報を基にboardに顧客を自動登録するフローです。
kintone上で登録した顧客情報をboardに自動転記できるため、手作業で顧客情報を登録する必要がなくなります。
boardから取引先企業の情報を取得している経理担当者におすすめの自動化です。
2.boardに新しい案件が登録されたら、自動的にMicrosoft Teamsに通知するフローです。
Microsoft Teamsでboardの案件情報が確認できるため、boardを立ち上げて案件を確認する必要がなくなります。
boardの案件登録後にスピーディーに確認し、業務を進めたい方におすすめです。
3.楽楽販売の情報をGoogle スプレッドシートに自動追加するフローです。
楽楽販売に登録した商品情報や顧客情報をGoogle スプレッドシートに転記できるため、データ分析などに役立つでしょう。
手作業での転記と比較して、登録ミスや漏れを防ぐことができます。
楽楽販売とboardを連携することで、発注先情報の登録作業を効率化できるかもしれません。
自動化を導入することで、手作業による登録が不要になるため、正確に発注先情報を登録できます。
さらに、登録された情報をboardで確認できるため、異なる部門同士の情報共有がしやすくなるでしょう。
この自動化は、新規発注先情報の登録が多い企業にとって、非常に有効な自動化になるはずです。
今回ご紹介したテンプレートを活用して、手作業の負担を少しでも軽減させましょう。
Yoomを活用した自動化は、操作が簡単で誰でも利用できるので、ぜひお試しください。