楽楽販売とGoogle 検索の連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-04-07

楽楽販売に追加されたキーワードで企業情報をGoogle 検索し、検索結果を要約して楽楽販売に更新する方法

e.koyama

企業情報の収集は、リードや顧客へのアプローチを的確に行うために重要といえます。
新規の見込み顧客や新たな取引が始まる既存顧客に対し、相手の組織編成や事業展開、経営方針の最新情報を把握できていれば、戦略が練りやすくなるでしょう。
結果、提案の精度は向上するかもしれません!

本記事では、楽楽販売のデータベースに企業情報が登録された際にGoogle 検索の検索結果を要約し、楽楽販売のレコードを自動更新する方法を紹介します。
この自動化により、情報収集やデータ更新の負担を軽減し、リードや顧客へのアプローチをスムーズに進められるようになるはずです。

情報収集作業の手間を削減したい方は、ぜひご覧ください!

こんな方におすすめ

  • 楽楽販売とGoogle 検索を活用している方
  • 楽楽販売とGoogle 検索を連携して、業務効率化を考えている方
  • 楽楽販売とGoogle 検索を連携して、必要情報の収集作業をスピーディに行いたい方
  • 楽楽販売とGoogle 検索を連携して、データ管理作業の手間を削減したい方

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

楽楽販売とGoogle 検索の連携フローの作り方

それでは、楽楽販売とGoogle 検索の連携と業務フローの自動化設定を行ってみましょう。
テンプレートを使って、「楽楽販売に追加されたキーワードで企業情報をGoogle 検索し、検索結果を要約して楽楽販売に更新する」業務フローの作成手順を紹介します。

はじめる前に

1. 楽楽販売において、API連携オプションの契約とYoomのIPアドレス登録しておいてください。

2. Yoomにログインしてください。

ステップ1: 楽楽販売とGoogle 検索のマイアプリ連携

※アプリ連携がお済みの場合は、ステップ2へ進んでください。

1. 左メニューの「マイアプリ」を選択し、画面右の「+ 新規接続」をクリックします。

2. マイアプリの新規接続一覧から、楽楽販売とGoogle 検索をそれぞれ選択し、アプリを連携してください。
・ご利用には楽々販売にてAPI連携オプションのご契約およびYoomのIPアドレスの登録が必要となります。」という注釈が記載されています。
YoomのIPアドレスはこちらをご確認ください。

※楽楽販売はチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
※チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

3.上記画像の内容に沿ってAPIトークンを生成しましょう。
生成完了後は下にスクロールし、必須情報を入力していきます。

4.入力後、[追加]をクリックしてください。

次は、マイプロジェクトにテンプレートコピーして、フローボットを作成していきます。
コピーがまだの場合は、フローボットテンプレートを下記よりコピーしてください。

1.バナーをクリック
2.「詳細をみる」をクリックして、移行後のページの「試してみる」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

ステップ2: 楽楽販売にレコードが登録された時に起動するトリガーの設定

1. コピーしたテンプレートを開きます。
 ※下図の赤枠部分から任意のタイトルに変更できます。

2. フローボットの「アプリトリガー:レコードが登録されたら」をクリックします。

3. 「連携アカウントとアクションを選択」の設定を行います。
 必要に応じてタイトルを変更し、「次へ」をクリックしてください。

4. アプリトリガーのWebhookイベント受信設定を行います。
 指示手順と注意事項、こちらの記事【楽楽販売でhttp送信を実行し、Yoomのフローボットを起動する方法】を参考にして設定してください。

5. 「テスト」をクリックします。

6. テスト結果から、Google 検索に使う企業名などのアウトプットを取得します。
 こちらの記事【JSON PATHによるアウトプットの取得方法】を参考にしてください。

7. 「保存する」をクリックしましょう。

ステップ3: Google 検索の検索結果を取得するアクションの設定

1. フローボットの「アプリと連携する:検索結果を取得」をクリックします。

2. 「連携アカウントとアクションを選択」の設定を行います。
 タイトルを必要に応じて変更し、「次へ」をクリックしましょう。

3. API接続設定を行います。各項目の入力を行ってください。
 ※検索クエリには、ステップ2で取得した企業名などのアウトプット、および、企業情報を検索するためのキーワードを入力してください。単一キーワードでの検索よりも、複数のキーワードを組み合わせた検索の方が、正確な情報を取得しやすくなります。

 ※アウトプットの候補は、入力欄をクリックすると表示されます。ステップ2のアウトプット取得が成功している場合、アクション名と項目名が下図の候補に追加表示されます。そこから対象項目を選択してください。

4. 「テスト」をクリックします。

5. テストが成功したら、「保存する」をクリックしてください。

ステップ4: Google 検索で取得した検索結果を要約するアクションの設定

※要約におけるアクションの選択や条件設定はこちらを参考にしてください。

1. フローボットの「要約する:要約する」を選択します。

2. 「アクションを選択」の設定を行います。
 タイトル、アクションは必要に応じて変更してください。

3. 「次へ」をクリックしましょう。

4.  詳細設定を行います。
 ・要約対象のテキスト:ステップ3で取得した検索結果のアウトプットを入力してください。下図では、「スニペットの一覧」としています。
 ・文字数、要約の条件:それぞれ必要な値や条件を入力してください。

※下図はアウトプットの参照例です。

5. 「テスト」をクリックしてください。

6. テストが成功したら、「保存する」をクリックしましょう。

ステップ5: 楽楽販売のレコードを更新するアクションの設定

1. フローボットの「アプリと連携する:レコードを更新」をクリックします。

2. 「連携アカウントとアクションを選択」の設定を行います。
 タイトルを必要に応じて変更し、「次へ」をクリックしましょう。

3. API接続設定を行います。各項目の選択・入力していきます。
 ・「登録データ」の「ヘッダ項目のID」:検索結果を登録する項目のIDを入れてください。
 ・「登録データ」の「登録する値」:ステップ4で取得した要約結果のアウトプットを入力してください。
 ※他に更新したい項目がある場合、「+ 登録データを追加」をクリックして設定してください。

※下図はアウトプットの参照例です。

4. 「テスト」をクリックします。

5. テストが成功したら、「保存する」をクリックしましょう。
最後に、保存したフローのトリガーを「ON」に切り替えると起動します。

以上で、「楽楽販売に追加されたキーワードで企業情報をGoogle 検索し、検索結果を要約して楽楽販売に更新する」フローの完成です。

楽楽販売やGoogle 検索を使ったその他の自動化例

今回ご紹介したフロー以外にも楽楽販売やGoogle 検索のAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用が可能になりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!

楽楽販売を活用した自動化例

ステータスが更新されたら楽楽販売にレコードを登録する

都度必要となっていたステータス確認や楽楽販売への手動による追加作業が不要となるため、業務の効率向上が見込めます。

楽楽販売で登録された情報で登録・追加する

データ登録がシームレスに行われることで、常に最新のデータが確認でき、業務をスムーズに進められるでしょう。

注文が発生したら楽楽販売に追加する

注文が発生すると楽楽販売へ注文データを自動的に追加できるため、手動による作業をなくせるかもしれません。

Google 検索を活用した自動化例

追加されたキーワードで企業情報をGoogle検索し、検索結果を要約して更新する

手動によるGoogle検索にかかる時間が削減され、効率的に情報収集を行えるようになると予想されます。

登録された企業情報でGoogle検索し、取得したスニペットなどをAI要約して情報を更新する

企業の登録があったら自動でGoogle検索を行い、AIで要約するため、手作業でかかっていた時間を短縮できるはずです。

楽楽販売とGoogle 検索を連携するメリット

メリット1: 効率的な情報収集

企業情報の検索、検索結果の要約、データの更新の一連の流れを自動化することで、各作業の負担を軽減できると予想されます。
資料作成や商談といった他の業務に時間を割けるようになるかもしれません。
また、リードや顧客の最新情報を迅速に把握できるため、それらの業務もスムーズに始められるでしょう。

メリット2: データの一元管理と信頼性の向上

企業情報の検索結果を楽楽販売に自動で反映できることで、データの二重入力や更新忘れを防止できそうです。
検索した情報が楽楽販売のシステム上に集約されるため、データの信頼性向上が期待できるでしょう。
正確な情報を基に各担当者が業務を行えば、各顧客への対応だけでなく、経営判断や業務計画の精度の向上にもつながるかもしれません。

まとめ

楽楽販売とGoogle 検索を連携することで、企業情報の検索、検索結果の要約、データ更新までを自動化できます。
担当者の作業負担を軽減できる他、リードや顧客へのアプローチをスムーズに始めることができるでしょう。
情報の一元管理によってデータの信頼性が高まれば、顧客対応だけでなく、経営判断や業務計画の精度向上も期待できるはずです。

Yoomを利用すれば、連携設定を簡単に行えるため、ぜひ試してみてください。

この記事を書いた人
e.koyama
これまで専門商社やEC業界で事務を経験してきました。 担当した業務は営業事務や経理、総務、人事、法務など多岐に渡ります。 個々の作業の効率化には取り組みましたが、各種のサポートツールやYoomを使えばより便利に業務が進められたのに…と思っています。 業務経験を活かしたYoomの紹介記事を発信し、皆さんがスムーズに業務を進められるお手伝いができれば幸いです。
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