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資料作成の時間は、多くのビジネスパーソンにとって悩みの種です。
「GPTs 資料作成」というキーワードで検索したあなたも、きっと「もっと楽に資料を作りたい」「AIに任せて早く帰りたい」と考えているのではないでしょうか。
そこで本記事では、GPTsを活用した資料作成の効率化について検証します。特に、「資料作成アシスタントAI」のようなGPTsを使えば、稟議書や報告書のたたき台作成を短時間で進めやすくなります。
定型業務の残業を減らしたいマーケティング担当者や、AI活用のネクストステップを探している方は必見です。
この記事は、以下のような方を想定して執筆しています。
ChatGPTは、OpenAI社が開発した対話型AIです。自然な文章生成を得意とし、質問への回答、文章の要約、翻訳、プログラミングコードの生成など多岐にわたるタスクをこなします。
特に、資料作成の文脈においては、以下4つの手法が主に利用されています。
PowerPoint向けのコード(VBAなど)を生成し、PowerPoint側で実行してスライド作成を自動化する。
データを解析し、表やグラフを作成したり、必要に応じてファイルとして書き出したりできる(プランにより利用枠や上限が異なる)
今回紹介するGPTsのように、特定の資料形式に特化させたAIを利用する。
Canvaなどのデザインツールと組み合わせる。
強みは、「作業時間の短縮」と「論理的な構造化」です。一方で、デザインの微調整や最新情報の正確性には課題があり、人間のファクトチェックが必須となります。
GPTsには、「資料作成」という目的においても、それぞれ得意分野があります。
構成案からパワポ出力までできる、人気のツールです。
🗣️主な特徴
テーマを入力するだけで、スライド構成の作成やパワーポイント形式(.pptx)でのファイル出力を行えます。
🗣️ここがポイント
デザインスキルがなくても数分で資料が手に入ります。
🗣️こんな人におすすめ
とにかく時間がない中で、ゼロからスライドの「たたき台」を最速で作ってしまいたい方。
スライドの中身の濃さにこだわった、プレゼン特化型ツールです。
🗣️主な特徴
論理的なスライド構成の構築を作成します。
🗣️ここがポイント
資料作成のための効果的な構成案が示されるため、資料自体の説得力が向上します。
🗣️こんな人におすすめ
重要な商談を控えている方や、プレゼンに不慣れで発表準備を万全に整えたい方。
豊富なデザインテンプレートと、PDF出力にも対応したツールです。
🗣️主な特徴
複数のテンプレートからデザインを選択でき、PowerPoint形式以外にPDF形式での書き出しも可能です。
🗣️ここがポイント
基本構造の作成が効率的で、生成後のカスタマイズも行えるよう設計されています。
🗣️こんな人におすすめ
短期間で大量の資料を作る必要がある方や、特定のフォーマットに沿った構成を急ぎで構築したい方。
■概要
GoogleドキュメントのテキストをChatGPTで処理する際、手作業でのコピー&ペーストに時間を取られていませんか?
このワークフローを活用すれば、Googleドキュメント上の情報をもとにChatGPTで要約や翻訳などの文章を自動で生成し、その結果をメールで通知する一連のプロセスを効率化できます。ChatGPTとGoogleドキュメントの連携をスムーズにし、日々のドキュメント作成業務の負担を軽減します。
Chrome拡張機能を使用したトリガーを使用することで、Googleドキュメント上から直接トリガーを起動させることができます。
■このテンプレートをおすすめする方
■このテンプレートを使うメリット
■フローボットの流れ
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
■注意事項
ビジネスの現場で避けられない資料作成の工数をどこまで削れるか、「Slide Maker」と「Presentation PRO +」を使って比較検証しました。ターゲットは決裁権を持つ上司です。
検証①:Slide Maker(モデル:ChatGPT 5.2)
検証②:Presentation PRO +(モデル:ChatGPT 5.2 )
【プロンプト】※検証①②ともに
依頼
AIチャットボット導入に関する「稟議書」の資料作成をお願いします。
最終的にはプレゼン資料(PowerPoint)にしたいので、まずはスライドの構成案(目次と各スライドの要点)をMarkdown形式で作成してください。
条件
導入の背景: カスタマーサポートにおける問い合わせ対応の工数削減。
予算: 月額5万円以内。
期待できる効果: 月間20時間の業務削減。
ターゲット: 決裁権を持つ上司。
構成案への要求
「背景・目的・費用・効果・リスクと対策」など、稟議に必要なセクションを網羅してください。
上記の「月額5万円」「20時間削減」という数値を使い、投資対効果(ROI)が伝わる論理的な内容にしてください。
構成案を確認したあと、スライドの生成を依頼します。
Slide Makerを例に、実際の使い方を解説します。
※Presentation PRO +も同様の手順です
STEP 1:GPTsの起動と初期指示
ChatGPTで「Slide Maker」を検索し、「Slide Maker: PowerPoints, Presentations, Slides」を選択します。
「チャットを開始する」をクリックし、プロンプトを送信します。
構成を確認し、実際にパワーポイントファイルを生成します。
【構成案の出力結果】
【スライドの出力結果】
結論からお伝えすると、Slide Makerは「全自動」を期待しすぎず、AIが作った構成案を基に資料を仕上げる「8割自動化ツール」と割り切るのが、実務で最も効率的な活用法です。
プロンプトで指示した内容(背景・目的・費用・効果・リスク)に加え、スケジュールや質疑応答まで自動で構成案に含まれていました。
また、「月額5万円」「20時間削減」という条件が、単なる記載に留まらず「ROI(投資対効果)」のロジックとして正しく組み込まれています。削減時間を時給換算してコストと比較する具体的な計算例まで提示されており、上司を説得するための武器が揃っています。
構成案は、スライドタイトルと要点が分かれた構造で出力されましたが、厳密にはMarkdown記法(#や-などの記号)は使われておらず、プレーンテキスト形式での出力でした。
そのため、NotionやWordなどのドキュメントツールに貼り付けた際、見出しや箇条書きとして自動認識されず、手動で書式を整える手間が発生します。視認性は高いものの、システム間の親和性には課題が残る結果となりました。
テキストベースの構成案はほぼ修正不要なレベルであるものの、スライド形式で出力すると、タイトル以外が空欄になる事象が発生しました 。
さらに、構成案がプレーンテキストだったことも重なり、チャット画面からテキストをコピーし、スライドへ貼り付け、書式を整えるという手動のリカバリー作業が必須となります。
🛠️ 改善案
一度に多くのスライドを生成しようとするとエラーが起きやすいため、まずは5〜7枚程度の構成に絞って出力を依頼するのが賢明です。また、手動でコピー&ペーストする場合は、構成案の段階で箇条書きの文章をそのまま資料に使える完成度まで高めておくと、時間が短縮されます。
【構成案の出力結果】