・
ブログやオウンドメディアの記事を書くとき、意外と時間と体力を奪われるのが情報の整理や正確なライティング作業ではありませんか?
執筆後も、公開用のSNS告知文まで考えたり……。大切な工程とはいえ、これだけで半日が終わってしまうこともありますよね。
そこで今回は、ソースとなる情報源の扱いに長けたNotebookLMに注目しました!
公式サイトを読み込ませた解説記事の執筆や、過去の記事を活用したSNS投稿文の作成など、文章生成でおなじみのChatGPTとも比較しながら、その実力を徹底的に検証していきます!
この記事は、 以下のような課題や関心をお持ちの方に役立つ内容です。
✍️NotebookLMとは?
NotebookLMは、Googleが提供しているリサーチ支援ツールで、手元の資料をまとめながら活用できる仕組みが特徴です。Google DriveのファイルやPDF、WebサイトURLなどをソースとして追加すると、その内容を踏まえて回答を生成します。
基本的に、追加したソースの情報を根拠に回答する仕組みなので、根拠のない内容が紛れ込みにくいのが特徴です。
ただし、ソース自体に誤りや古い情報がある場合は、その内容に沿って答えてしまうため、重要な内容は元資料や信頼できる情報とあわせて確認しておく前提で使うと安心です。
ここからは、NotebookLMとChatGPTを実際に使いながら、文章校正まわりの特徴を比べていきます。
どちらがどんな特徴を持っているのか、実際の使い心地をもとにお伝えします。
今回の検証では、以下のツール・モデルを使用しています。
NotebookLM:無料プラン
ChatGPT:有料プランの最新モデル
利用シナリオ案1:Yoomの公式サイトを元に、ツールの解説記事作成
検証シナリオ案2:執筆済みの記事から、クリックされそうなリード文・SNS投稿文を出せるか検証する
検証項目:
キャッチコピー力:記事のテーマや内容を踏まえたうえで、検索結果やSNSに表示されたときに「読んでみたい」と感じる文章になっているか。
要点の凝縮:限られた文字数の中で、記事の概要・想定読者・得られるメリットが整理されているか。短い文章でも、その記事で伝えたいポイントがイメージしやすいか。
重要情報の反映:各記事で押さえたいテーマや機能など、本文中で重要な位置づけになっている用語が文中にきちんと含まれているか。
そこで今回は、業務効率化ツール「Yoom」の公式サイトから以下のページをピックアップし、NotebookLMとChatGPTに読み込ませてみます。
【実際に使ったプロンプトは以下です】
あなたはプロのSEOライターです。
現在読み込んでいるすべての「ソース(情報源)」の内容に基づき、業務効率化ツール「Yoom」に関するブログ記事の構成案と、一部の執筆を行ってください。
# 記事のターゲット
・日々のルーチンワークに追われている多忙なビジネスパーソン
・プログラミング知識はないが、業務を自動化したいと考えている人
# 執筆要件
1. 【記事タイトル】:クリックしたくなる32文字前後のタイトル案を作成してください。
2. 【記事構成案】:H2、H3見出しを含む記事全体の構成案を作成してください。
3. 【本文執筆】:作成した構成案のうち、「導入文」と「Yoomとは?(概要と特徴)」のセクションのみ、実際に本文を執筆してください。
# 制約事項
・必ず読み込んだ「ソース」に記載されている事実(連携アプリ数、機能名、事例)に基づいて記述してください。ソースにない情報は書かないでください。
・文体は、親しみやすく信頼感のある「です・ます調」としてください。
・抽象的な表現ではなく、具体的な数値を交えて解説してください。
新規作成から作成していきます。
リンク→ウェブサイトでURLを追加できます。
先ほどのURLを貼り付けたら、右下にある挿入をクリックしましょう!
まだプロンプトを入力していない状態ですが、NotebookLMが自動的に4つのWebページを解析し、画面中央に「Yoomとはどのようなツールか」という要約を生成してくれました。
下の方にある「入力を開始します…」の箇所にプロンプトを入力します。
すると、以下のように出力してくれました。
出力されたドラフトを読んでみましたが、「ものすごく優秀な優等生が書いたレポート」という印象ですね。 間違いは絶対に犯さないけれど、ちょっと真面目すぎて面白みに欠ける……そんな感じでした。
では、各検証項目について、良い点と悪い点を客観的に分析します。
NotebookLMの正確だが少し堅い挙動は確認できたので、次はChatGPTと比較してみましょう。
制作する記事のテーマや参照するURLは同じですが、こちらはプロンプト内にURLを直接記述し、Webブラウジング機能を使って情報を取得させます。
モデルはChatGPT5.2(Auto)にしています。
【以下使用したプロンプト】
あなたはプロのSEOライターです。
以下のWebサイト(情報源)にアクセスして内容を読み込み、業務効率化ツール「Yoom」に関するブログ記事の構成案と、一部の執筆を行ってください。
# 参照する情報源(URL)
1. https://lp.yoom.fun/
2. https://lp.yoom.fun/usecases
3. https://lp.yoom.fun/apps
4. https://lp.yoom.fun/features/app-connect
# 記事のターゲット
・日々のルーチンワークに追われている多忙なビジネスパーソン
・プログラミング知識はないが、業務を自動化したいと考えている人
# 執筆要件
1. 【記事タイトル】:クリックしたくなる32文字前後のタイトル案を作成してください。
2. 【記事構成案】:H2、H3見出しを含む記事全体の構成案を作成してください。
3. 【本文執筆】:作成した構成案のうち、「導入文」と「Yoomとは?(概要と特徴)」のセクションのみ、実際に本文を執筆してください。
# 制約事項
・必ず指定したURLに記載されている事実に基づいて記述してください。
・文体は、親しみやすく信頼感のある「です・ます調」としてください。
・抽象的な表現ではなく、具体的な数値を交えて解説してください。
NotebookLMが「資料の正確な要約」に徹していたのに対し、ChatGPTは「読ませるための構成作り」において強みを見せました。
読者の悩みに寄り添う導入や、太字・箇条書きを使った視覚的な工夫は、SEO記事としてそのまま使える完成度です。
一方で、指定URLにはない一般的な背景知識を勝手に補完する点は良し悪しです。
記事の質は高まりますが、厳密なマニュアル作成などソース外の情報を混ぜたくない場面では、この気の利かせ方がノイズになるリスクも感じました。
技術的な鋭さよりも、世の中への影響力を重視した記事を優先して拾ってきた印象です。
ソース(情報源)だけで完結させたいならNotebookLM、一般常識も交えて分かりやすく噛み砕きたいならChatGPT、といった明確な使い分けが必要です。
結論から言うと、この2つは「どっちが良いか」ではなく「どう組み合わせるか」で考えるべきツールです。
NotebookLMを使ってみて感じたのは、「真面目な調査員」のような信頼感です。ソース(URL)に書かれた数値や仕様を忠実に拾ってくれるため、面倒な数値の裏取り作業がぐっと楽になります。
ただ、出力される文章はそのままブログとして公開するには味気なさが残りました。
一方でChatGPTは、「気の利くライター」です。
読者の検索意図を汲んで「なぜ今、自動化が必要か」といった文脈を補うのが上手く、記事としての読みやすさは一枚上手です。
ただし、ソース外の一般論も勝手に補完してしまうため、その点は注意が必要そうです。
NotebookLMで嘘のない素材を固め、ChatGPTで読者が楽しめる文章に仕上げる。この「いいとこ取り」こそが、SEO記事作成における現実的な最適解だと感じました。
先ほどの検証で、NotebookLMが情報の正確な抽出に強いことがわかりました。
しかし、ブログ記事を書き上げた後、その要約となるリード文や、Xなどで拡散するための投稿文作成で、最後の最後に手が止まってしまうことはありませんか?今回の検証では、執筆済みの記事を読み込ませて、検索結果やSNSで思わず読みたくなる魅力的なリード文や投稿文を生成させてみます。
今回の検証にあたって読み込ませるソースには、Yoomの公式ブログを使用します。
Yoomは業務自動化ツールですが、実はブログでも「最新AIの活用法」や「時短テクニック」など、ビジネスパーソンに役立つ情報を日々発信しています!
今回はその中から、テーマや文体が異なる以下の3記事をピックアップしました!
【実際に使ったプロンプトは以下です】
あなたは熟練のWeb編集者兼SNSマーケターです。
提供された3つのブログ記事(情報源)の内容に基づき、それぞれの記事を多くの人に読んでもらうための「リード文」と「SNS投稿文」を作成してください。
# 対象の記事
1.Claude 3.5 SonnetでPDFを要約する方法(ChatGPT、Geminiとの比較)
2.Garoon(ガルーン)の施設予約状況を自動で検索・確認する方法
3.Geminiを使った文章校正・リライト術(精度検証とコツ)
# 作成要件
記事ごとに以下の2つのテキストを作成してください。
1.【リード文】(120文字前後)
-記事の冒頭やメタディスクリプションに使用します。
-「誰の、どんな悩みを解決する記事か」を明確にし、本文への興味を惹きつけてください。
2.【SNS投稿文】(140文字以内)
-X(旧Twitter)での拡散を狙います。
-ターゲット層(効率化したいビジネスパーソン)が思わずクリックしたくなるような「共感」や「メリット」を強調してください。
-絵文字を適度に使用し、親しみやすさを出してください。
-ハッシュタグ(#Yoom #業務効率化 など)を2〜3個入れてください。
# 出力形式
記事ごとに分けて出力してください。
##記事1:Claude PDF要約
【リード文】
(ここに記述)
【SNS投稿文】
(ここに記述)
## 記事2:Garoon施設予約
【リード文】
(ここに記述)
【SNS投稿文】
(ここに記述)
## 記事3:Gemini文章校正
【リード文】
(ここに記述)
【SNS投稿文】
(ここに記述)
さっそく、NotebookLMから検証していきしょう。
先ほどと同じように、ソースに3つのブログを読み込ませた後、プロンプトをNotebookLMに入力します。
すると、以下のように出力してくれました。
出力された内容をざっと見たところ、期待以上のクオリティで驚きました!
ここからは、結果をもとに「どの検証項目でどう感じたか」をひとつずつ丁寧に見ていきます。
NotebookLMは、記事の要点を正確に抜き出す要約力で高い実力を見せましたが、媒体に合わせた書き分けや、思わずクリックしたくなるフックの強さには少し課題を残しました。
対するChatGPTは、同じ3つの記事を読み込ませたとき、どのようなアプローチを見せるのでしょうか?
文章自体は読みやすいです!
NotebookLMで感じたような少し硬い表現はなく、SNSのタイムラインに流れてきてもスッと頭に入ってくる、自然で親しみやすい文章を作れています。
一方で、記事ごとの「独自の魅力」を伝える解像度に関しては、少し物足りなさを感じました。
例えばNotebookLMは「図表まで読める」という具体的な強みに触れましたが、ChatGPTは「効率的かを解説」「時間を節約」といった、どのツールにも使える一般的な言葉選びにとどまっています。具体的に何がすごいのかというフック(引き)が弱くなっている印象です。
クセのないきれいな文章を作る能力は高いですが、記事の中身を深く掘り下げて差別化ポイントをアピールするという点では、今回は詳細を拾ってくれたNotebookLMの方に分があると感じました。
今回の検証で見えてきたのは、NotebookLMは記事の細部まで見逃さない分析担当、ChatGPTは言葉選びが上手な編集担当という役割の違いです。
NotebookLMは、記事ごとのユニークな特徴を正確に拾い上げるのが得意で、情報の抜け漏れを防ぎたいときには頼もしい存在でした。 一方で、SNS向けに砕けた表現をしてほしい場面でも真面目さが出てしまったり、頼んでいない補足を追加したりと、少し融通が利かない一面もありました。
一方のChatGPTは、角のないきれいな文章に整えるのが上手く、読者にストレスを与えないスムーズさがあります。しかし、その分だけ内容が優等生になりがちで、記事ならではの鋭い魅力まで丸めてしまう傾向がありました。
そのため、まずはNotebookLMを使って記事のウリを正確に抜き出し、その素材を元に人間やChatGPTが魅力的な文章へリライトする。
併用することで、情報の正確さと読みやすさを両立させる一番の近道だと感じました。
「Perplexityは融通が利かないほど真面目で優秀なリサーチャー」、「ChatGPTは要領良くまとめてくれる編集者」という役割の違いでした。
NotebookLMは、記事ごとの細かな強み(図表理解や曖昧な指示対応など)を正確に拾い上げる解像度の高さが光りました。
ただ、文章が少し説明的で硬くなってしまうので、プロンプトなどで工夫する必要がありそうです。
対するChatGPTは、角のないきれいな言葉でまとめ、誰が読んでも自然な文章を作るのが得意です。
しかし、記事独自の鋭いフックまで削ぎ落としてしまう傾向がありました。
結論として、記事のウリをNotebookLMで抜き出し、それをChatGPTや人間が魅力的に磨き上げるのが、記事の質と効率を高める現実的な使い方だと感じました。
今回検証したAIツールなどを活用して、さらなる業務効率化を目指すならYoomもおすすめです。Yoomは、普段使っているAIやアプリ同士をノーコードで連携させ、日々のルーチンワークを自動化できるサービスです。
豊富なテンプレートから選ぶだけで、誰でも簡単に自分だけの自動化フローを作ることができます。
気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね!