SansanとMicrosoft SharePointの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-03-31

Sansanで名刺画像が登録されたらMicrosoft SharePointにアップする

t.aizawa

名刺管理ツールとして高い評価を受けているSansanと、企業向けの情報共有・管理プラットフォームのMicrosoft SharePointを連携させることで、名刺情報を効果的に活用する仕組みが作れます。
この連携により、Sansanに名刺画像を登録後、自動でMicrosoft SharePointにもアップロードされ、名刺情報の一元管理が可能になります。
営業活動で多くの新規顧客と会う機会が多い企業やチームにとって、この連携は役立つはずです。
この記事では、ノーコードでSansanとMicrosoft SharePointを連携する方法をご紹介するので、ぜひ試してみてくださいね!

こんな方におすすめ

  • 名刺情報を複数の部署や拠点で共有したい人
  • SansanとMicrosoft SharePointでの業務効率化を考えている方。
  • Sansanに登録した名刺情報をMicrosoft SharePointに保存する際のミスを防ぎたい方。

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。

難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。

下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

SansanとMicrosoft SharePointの連携フローの作り方

それでは、実際にテンプレートを使用して「Sansanで名刺画像が登録されたらMicrosoft SharePointにアップする」フローを一緒に作っていきましょう!

はじめる前に

Yoomのアカウントをお持ちでない方は、以下の「Yoomのアカウント発行ページ」からアカウントを発行してください。
Yoomの基本的な操作は、「初めてのYoom」をご確認ください。

Yoomのアカウント発行ページ

初めてのYoom

それでは、一緒に始めましょう!

ステップ1:SansanとMicrosoft SharePointをマイアプリ連携

(1)Yoomにログイン後、左欄にある「マイアプリ」を選択し「+新規接続」をクリックしてください。

(2)マイアプリの新規接続一覧の中から、Sansanをクリックします。
(3)「Sansanの新規登録」画面から赤枠を確認の上、アカウント名、アクセストークンを入力します。
入力が完了したら「追加」をクリックします。
※Sansanはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。
フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
※チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

(4)次にMicrosoft SharePointの連携を行います。同様にYoomの新規接続一覧の中からMicrosoft SharePointをクリックします。
※Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
(5)サインイン画面が出てきます。アカウントを入力後、「次へ」をクリックします。

連携が完了するとYoomのマイアプリにSansanとMicrosoft SharePointが登録されます。

これでマイアプリ登録が完了しました。
次に、テンプレートを使用してトリガーの設定をしましょう!

ステップ2:Sansanの名刺情報が登録された際の設定

(1)テンプレートを使用していきます。下のバナーの「試してみる」をクリックします。

アプリトリガーの「名刺情報が登録されたら」をクリックします。

(2)Sansanの「連携アカウントとアクションを選択」画面から、Sansanと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、トリガーアクションは「名刺情報が登録されたら」のままで「次へ」をクリックします。

(3)「アプリトリガーのAPI接続設定」画面から、トリガーの起動間隔を選択します。
トリガーの起動間隔はプルダウンより5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選択してください。
※トリガーの起動間隔はプランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。基本的に短い設定がおすすめです。

選択したら、下部にある「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ「保存する」をクリックします。

ステップ3:Sansanと連携して名刺画像を取得する

(1)次に、Sansanと連携して名刺画像を取得します。
「名刺画像を取得」をクリックします。

(2)「連携アカウントとアクションを選択」画面から、Sansanと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、アクションは「名刺画像を取得」のままで「次へ」をクリックします。

(3)「API接続設定」画面から、名刺IDをアウトプットから選択します。

下へ進み、名刺画像のおもて面・裏面の指定をプルダウンから選択します。
選択が完了したら、「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ、下部にある「保存する」をクリックします。

ステップ4:Microsoft SharePointと連携してファイルをアップロードする

(1)次に、Microsoft SharePointと連携してファイルをアップロードします。
「ファイルをアップロード」をクリックします。

(2)Microsoft SharePointの「連携アカウントとアクションを選択」画面から、Microsoft SharePointと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、アクションは「ファイルをアップロード」のままで「次へ」をクリックします。

(3)「API接続設定」画面から、サイトID、ドライブID、格納先フォルダ名、格納先フォルダのアイテムID、ファイル名を直接入力もしくは候補から選択します。
※ファイル名にアウトプットの値を利用する場合も拡張子は直接入力してください。

入力が完了したら、下部にある「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ、「保存する」をクリックします。
(4)最後に、「トリガーをON」をクリックします。

これで、「Sansanで名刺画像が登録されたらMicrosoft SharePointにアップする」フローボットの完成です。

SansanやMicrosoft SharePointを使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもSansanやMicrosoft SharePointのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。

もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

Sansanを活用した自動化例

Sansanに登録された名刺情報をデータベースに登録する

Sansanに登録された名刺情報をGoogle スプレッドシートやMicrosoft Exceなどに自動で登録します。

Sansanで名刺情報が更新されたら顧客管理アプリに追加する

Sansanで名刺情報が更新されたらSalesforceやHubSpotなどに自動追加します。

Sansanに名刺情報が登録されたらメールを送信する

Sansanに名刺情報が登録されたらGmailやOutlookでメールを自動送信します。

Microsoft SharePointを活用した自動化例

フォームの添付ファイルをMicrosoft SharePointに格納する

Googleフォームなどで添付されたファイルをMicrosoft SharePointに自動で格納します。

Microsoft SharePointのリストにアイテムが追加されたらチャットツールに通知する

Microsoft SharePointのリストにアイテムが追加されたら、SlackやDiscordなどに自動で通知します。

ワークフローで申請が承認されたらMicrosoft SharePointに申請書類のPDFをアップロードする

ジョブカン経費精算・ワークフローやコラボフローなどで申請が承認されたら、Microsoft SharePointに申請書類のPDFを自動でアップロードします。

さらに、SansanとMicrosoft SharePointを使ったテンプレートを確認したい方は、以下のサイトをご覧ください。

Sansanを使用したフローボットテンプレート一覧

Microsoft SharePointを使用したフローボットテンプレート一覧

SansanとMicrosoft SharePointの連携メリットと具体例

メリット1: 情報の一元管理で業務効率化

Sansanで取り込んだ名刺データをMicrosoft SharePointに自動的にアップすることで、名刺情報を一元管理できます。これにより、営業担当者やチームメンバーは、どちらのツールでも必要な情報に即座にアクセスでき、データを探す手間を省けるのではないでしょうか。
例えば、取引先とのミーティング前に、Sansanにアクセス権がないメンバーでも、Microsoft SharePointのフォルダを検索するだけで名刺画像が一目で確認できますよね。
このように、データ管理の効率化により、全体的な利便性の向上が期待できます。

メリット2: 手動による手間の削減

Sansanで新しい名刺情報を登録すると、自動的にMicrosoft SharePointに名刺画像が保存されます。この連携により、手動で保存する手間を削減し、正確なファイル管理ができるはずです。
例えば、打ち合わせで複数の顧客と名刺を交換した際でも、Sansanに名刺画像を登録すれば、Microsoft SharePointにも自動で保存されるので、保存の手間を省けますよね。
特に、多くの新規顧客と打ち合わせをする機会が多い方にとっては、この連携が重要な役割を果たすのではないでしょうか。

メリット3: チーム間の確認作業を削減

連携により、Sansanに保存した名刺画像がMicrosoft SharePointに自動で保存されると、チーム間の確認連絡を減らせる可能性があります。
例えば、営業チームでSansanを管理する場合、技術チームのメンバーは取引先の担当者の情報にアクセスできませんよね。
でも、Microsoft SharePointに名刺画像が自動で保存されれば、Sansanを確認しなくても、Microsoft SharePointで担当者の情報がわかって便利ではないでしょうか。
そのため、営業と技術チーム間での確認連絡を削減できるはずです。

まとめ

SansanとMicrosoft SharePointの連携は、名刺情報の効率的な管理を可能にし、業務全体の効率を大幅に向上させるソリューションとなりそうですね!
連携により、情報の一元管理、手間や確認作業の削減など、多くのメリットがあります。
特に、営業活動や顧客情報を扱う部署にとっては、業務効率の向上につながるのではないでしょうか。
この連携をぜひ検討してみてくださいね。効率的な情報管理が、チームの競争力をさらに高めてくれるはずです!

この記事を書いた人
t.aizawa
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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