2025/02/05
アプリ同士の連携方法

ノーコードでShopifyとChatworkを連携して、Shopifyで注文が発生したら自動的にChatworkに通知する方法

m.kinoshita
ShopifyとChatworkの連携イメージ

目次

 

ECサイトを運営していく上で、迅速な顧客対応や受注処理は重要なポイントです。対応が遅れてしまうと顧客満足度の低下や、ショップの信頼度低下にもつながりかねません。
そこで本記事では、<span class="mark-yellow">ShopifyとChatworkを連携し、Shopifyで注文が発生したら自動的にChatworkに通知する方法</span>をご紹介します!
この自動化によって受注後の対応がスムーズになり、顧客満足度の向上が期待できるでしょう。
また、注文情報がタイムリーにChatworkに届くため、チーム間の情報共有がスムーズになり、迅速な受注処理や顧客対応の質の向上にも寄与できそうです。
今回ご紹介する自動化フローの設定は、ノーコードでできるためプログラミング知識は不要です!
受注管理の効率化やチーム間の情報共有を円滑化したいと考えている方は、ぜひ本記事をご覧ください。

こんな方におすすめ

  • 業務で日常的にShopifyとChatworkを活用している方
  • 受注処理や顧客対応の円滑化を図りたい方
  • Chatworkの通知機能を活用して、タイムリーに状況を把握したい方
  • チーム間の情報共有を円滑化し、対応の迅速化を図りたい方

[Yoomとは]

ShopifyとChatworkを連携して、Shopifyで注文が発生したらChatworkに自動通知する方法

ここからは実際にノーコードツールYoomを活用して、「ShopifyとChatworkを連携して、Shopifyで注文が発生したら自動的にChatworkに通知する方法」をご説明します。
一連のプロセスを自動化するためには、一般的には難しいプログラミング知識が必要になるでしょう。しかし、Yoomを活用することで、専門知識不要で簡単に自動化設定することが可能になります!

今回の連携フローは、大きく分けて以下のプロセスで設定を進めます。

  • ShopifyとChatworkをマイアプリ登録
  • Shopifyのトリガー設定
  • Chatworkのアクション設定
  • トリガーをONにして動作確認

Yoomをまだ利用していない方は、まずはこちらから無料登録をお願いします。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう!

今回使用するフローのテンプレートはこちらです。

ステップ1:ShopifyとChatworkをマイアプリ連携

はじめに、使用するアプリをマイアプリ登録します。
事前にマイアプリ登録をしておくことで、その後の自動化フローの設定がスムーズに進みます。

マイアプリ登録は、Yoomの画面左側にある「マイアプリ」をクリックし、右側に表示される「+新規接続」をクリックします。

【Shopifyのマイアプリ登録】

検索窓にShopifyと入力し、表示された候補から選択します。

Shopifyの新規登録画面が表示されるので、「APIキー」「APIシークレットキー」「サブドメイン」を入力し、「追加」をクリックしましょう。
※Shopifyのマイアプリ登録方法について、詳しくはこちらをご参照ください。

※Shopifyはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

【Chatworkのマイアプリ登録】

検索窓にChatworkと入力し、表示された候補から選択します。

ログイン画面が表示されるので、連携したいアカウントにログインしてください。
※すでにログイン済みの場合は、アクセスリクエスト許可画面が表示されます

アクセスリクエスト許可画面に遷移するので、「許可」をクリックしましょう。

マイアプリにShopifyとChatworkが表示されていれば、登録完了です!

下記のバナーの「試してみる」をクリックしてテンプレートをコピーし、早速設定を進めていきましょう!

ステップ2:Shopifyのトリガー設定

まずはShopifyのトリガー設定を行います。
コピーしたテンプレートの「注文が発生したら」をクリックします。

連携アカウントの設定画面が表示されるので、以下のように設定を行い「次へ」をクリックしてください。
・タイトル:必要に応じて変更してください
・アプリ:Shopifyが選択されていることを確認します
・連携するアカウント情報:連携したいアカウントを選択します
・トリガーアクション:「注文が発生したら」が選択されていることを確認します

次に、API接続設定を行います。
トリガーの起動間隔をプルダウンから選択しましょう。
※トリガーの起動間隔は、プランによって最短の起動間隔が異なりますのでご注意ください

注文情報を取得するShopifyのサブドメインを、赤枠の注釈を参照して設定してください。

設定が完了したら「テスト」を実行し、成功したら「保存」しましょう。

ステップ3:Chatworkのアクション設定

続いて、注文情報を自動通知するChatworkのアクション設定を行います。
「Chatworkに通知する」をクリックします。

連携アカウントの設定画面が表示されるので、以下のように設定を行い「次へ」をクリックしてください。
・タイトル:必要に応じて変更してください
・アプリ:Chatworkが選択されていることを確認します
・連携するアカウント情報:連携したいアカウントを選択します
・トリガーアクション:「メッセージを送る」が選択されていることを確認します

次に、自動通知先と通知内容について設定を行います。
自動通知先に設定したいルームIDを、「ルームID」欄をクリックすると表示される候補から選択してください。
※候補は連携したアカウントに紐づいて表示されます

自動通知する内容については、定型文やアウトプットを引用して設定します。
どの注文に対しても共通で運用できる文章は手入力で設定し、注文ごとに異なる「商品名」や「注文者情報」については、先ほどのShopifyのトリガー設定で取得したアウトプットを引用して設定しましょう。
こうすることで、それぞれの注文情報に合わせた内容で自動通知することができます。

設定が完了したら「テスト」を実行し、成功したら「保存」してください。

ステップ4:トリガーをONにして動作確認

これで全ての設定が完了しました!トリガーを「ON」にして、動作確認をしましょう。

今回使用したテンプレートは、下記のバナーの「試してみる」をクリックするとコピーしてご活用いただけます。
ぜひ本記事の手順に沿って設定を行い、実際の業務に自動化を取り入れて、業務効率の改善やスムーズな受注処理を体験してみてくださいね!

Shopify・Chatworkを使ったその他の自動化例

他にも、YoomにはShopifyやChatworkを活用した自動化の例がたくさんあるので、いくつかご紹介します。

1.Shopifyに注文が発生したら、Slackに通知する

Shopifyに注文が入ったら、その注文情報をSlackに自動通知するフローです。
今回ご紹介したテンプレートではChatworkに自動通知しましたが、通知先をSlackにすることも可能です。
チーム間のコミュニケーションにSlackを活用している方はこちらをご活用ください。

2.Shopifyで特定の商品の注文が発生したらOutlookでクーポン情報を送信する

Shopifyで特定の商品の注文が入ったら、Outlookでクーポン情報を自動送信するフローです。
ショップを運営する上で、適切なタイミングでユーザーにアプローチを行うことは重要ですよね。
自動化することで、ターゲットユーザーに対してタイムリーなフォローアップを行うことで、リピート購入の促進や購入後のフォローアップ強化に期待できます。

3.毎日、自社出品カテゴリの商品ランキングを自動取得しChatworkに通知する

毎日決まった時間に、自社出品カテゴリの商品ランキングを自動取得してChatworkに通知するフローです。
ランキング情報が毎日決まった時刻に共有されるため、チーム全体が最新情報に基づいた対応を迅速に行うことができ、売上向上や在庫管理の最適化が期待できるでしょう。

ShopifyとChatworkを連携するメリット

1. タイムリーな注文情報共有

ShopifyとChatworkを連携することで、Shopifyで注文が発生するたびに自動的にChatworkに通知が届くようになります。これにより、注文情報がタイムリーにチーム全体に共有されるので、大きな利点となるでしょう。スタッフが注文状況を手作業で確認する手間が省け、注文を見逃してしまったり、注文が入ってから受注処理を行うまでの時間が短縮され、迅速な顧客対応が可能になりそうです。
たとえば、注文が入った後、速やかに発送スタッフに通知が届くことで、注文が早期に処理され、発送スピードが向上することが期待できます。
こうした迅速な対応ができることによって顧客満足度の向上につながり、リピーターの獲得にもつながるかもしれません。
特に、注文が集中するセール期間やキャンペーン開催期間などは、受注管理が複雑になりがちです。よりタイムリーな状況把握が重要となるこの期間に、効率的に受注処理ができてスムーズに顧客対応が行えると、ショップの繁栄にも寄与できるでしょう。

2. チームの協力体制強化

注文情報をタイムリーにChatworkで受け取ることによって、異なる部門のスタッフが同じ情報を時間差なく得ることができます。これにより、各部門間の情報共有が円滑化され、業務の流れがスムーズになることが期待できます。
たとえば、注文情報が発送担当者に通知が届くことで、発送担当者は注文が入ってから速やかに発送準備を進めることができます。
また、配送先住所が不明確だったり、在庫切れの商品が含まれていたなど注文に関する問題が発生した場合でも、タイムリーな情報共有により、迅速に対応策をチームで協議できます。
このようにスムーズな情報共有は、チーム間の連携を強化し、問題解決や業務のスピードを速めることにつながるでしょう。
また、手作業での受注確認や各部門への通知作業を自動化することで、スタッフの作業負担が軽減されて他の業務に集中できるようになり、業務全体の精度向上にも寄与できそうです。

3. 業務効率の改善

ShopifyとChatworkを連携して注文情報の通知を自動化することで、手作業で注文内容を確認したり、各部門へ情報を伝達する必要がなくなり、その空いたリソースを他の業務に振り向けることができます。
たとえば、これまで手作業で注文内容の確認や情報共有を行っていた時間を顧客対応に充てたり、受注履歴の管理に充てたりできることで、顧客対応の質の向上や顧客満足度の向上、受注管理の精度向上に期待できるでしょう。
また、スタッフの注文対応にかかる時間が短縮されることで、業務の効率化が進むとともに、チームはより戦略的な業務に集中できるようになります。これにより、商品開発や新たなビジネスアイディアの創出に時間を割けるようになり、ショップの競争力向上に貢献できるかもしれません。
自動化を取り入れることで、注文の見落としや注文情報の伝達ミスといった人為的ミスも削減でき、業務全体の精度向上を図りつつ、ショップの信頼度向上にも期待できます。

まとめ

受注処理を手作業で行う場合、ヒューマンエラーはつきものですが、1つのミスがショップに大きな損失をもたらす危険性を秘めています。「注文を見落としていて発送が大幅に遅れてしまった」「発送担当者に誤った注文情報を伝えてしまって、全く別の商品を発送してしまった」といったミスが起きた際には、顧客満足度の低下につながってショップの評価が下がり、新規ユーザーの獲得が難しくなるでしょう。
このようなリスク削減に、ShopifyとChatworkを連携して自動化を取り入れるのは効果的ではないでしょうか。
今回ご紹介した自動化フローを取り入れることで、受注後の迅速な対応とスピーディーな情報共有に期待ができ、業務効率の改善と顧客満足度の向上に貢献できそうです。
ShopifyとChatworkの連携は、Yoomを活用することでノーコードでできるため、技術的な知識がなくても導入が可能です。ぜひ本記事を参考に業務に自動化を取り入れ、効率的な業務進行を体験してみてください!

この記事を書いた人
m.kinoshita
医療事務からweb制作ディレクターへ転身し、web制作に携わる中でwebコラムなどの記事制作に興味を持ち、Yoomに出会いました。 Yoomを活用することで自動化できる業務の多さにはとても驚いたとともに、最先端の技術に触れることができるワクワク感を感じました。 Yoomを活用して業務効率化を図るにあたり、「あると便利」なお役立ちコンテンツを、わかりやすくお届けしていきます!
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自動
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