ShopifyとChatworkの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/02/07

ShopifyとChatworkを連携して、Shopifyで商品が発送されたらChatworkに通知する方法

m.chisaka

ECサイトを運営する中で、商品の発送管理やチーム内での情報共有に時間を取られていませんか?
特に注文数が多いと確認作業も増えてしまい、結果的に顧客対応が遅れてしまうリスクが発生します。
そこでオススメなのが、ShopifyとChatworkを連携して発送通知を自動化する方法です。
Shopifyで商品が発送された際に、自動的にChatworkへ通知が送られるため、担当者全員がリアルタイムで状況を把握でき、業務効率化に繋がります。
本記事では、ノーコードで簡単に設定できる方法をご紹介するので、ぜひお試しください。

こんな方におすすめ

  • Shopifyを活用してEC運営を行う中で、日々の発送状況の確認作業が手間に感じ、管理業務の負担を減らしたい方
  • EC運営における商品発送担当とカスタマーサポート担当が異なる部署なため、リアルタイムで情報を共有できる体制を構築したい管理者
  • 複数の担当者で業務を分担しているため、Shopifyの発送情報をChatworkで共有し、発送状況を全員が把握できる環境を整えたいチームリーダー
  • EC運営における誤発送や未発送のリスクを最小限に抑えるために、発送情報をリアルタイムで把握したい方
  • API連携の活用によって、手作業による確認ミスや入力ミスを削減したいIT担当者

それではここからノーコードツールYoomを使って、「Shopifyで商品が発送されたら、Chatworkに通知する」方法をご説明します。

[Yoomとは]

Shopifyで商品が発送されたらChatworkに通知する方法

ShopifyのAPIを活用して商品発送情報を取得し、ChatworkのAPIを利用して通知することで実現可能です。
一般的に実現にはプログラムの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。

  • ShopifyとChatworkをマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • フローの起点となるトリガー設定及びShopifyとChatworkの連携
  • トリガーボタンをONにして、ShopifyとChatworkの連動操作を確認

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録してください。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう。

ステップ1:ShopifyとChatworkをマイアプリ連携

Yoom画面の左側メニューにある「マイアプリ」から「新規接続」をクリックします。

検索ボックスに連携するアプリ名を入力しましょう。

ShopifyとYoomの連携方法

Shopifyは「チームプラン・サクセスプラン(有料プラン)」のみで利用できるアプリです。
「フリープラン・ミニプラン」の場合エラーが発生するため、ご注意ください。
※有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
※無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。
※詳しい料金プランはこちらをご確認ください。

連携方法としては、「APIキー」「APIシークレットキー」「サブドメイン」を入力すると完了です。
※詳しい登録方法はこちらをご確認ください。

ChatworkとYoomの連携方法

Chatworkのログイン情報を入力すると、アプリの登録が完了します。

ステップ2:テンプレートをコピー

次に、今回使用するテンプレートをコピーします。

  1. 上のバナーの「試してみる」を押す。
  2. 移行したページの「このテンプレートを試す」を押す。
  3. Yoomの登録がまだの場合は、登録を行う。

※すでに登録が完了している場合は、ログインしてください。
テンプレートが「マイプロジェクト」にコピーされると、次のような画面が表示されます。

ステップ3:アプリトリガーを設定

  1. コピーしたテンプレートを開く

左側にあるメニューの「マイプロジェクト」から、コピーしたテンプレートを開きます。

  1. アプリトリガーを選択する

「注文が発送されたら」をクリックします。

  1. 連携するアカウントとアクションを選択する

必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Shopifyと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「トリガーアクション」:「注文が発送されたら(Webhook)」を選択

  1. アプリトリガーのWhbhookイベント受信の設定をする

画面にあるURLをコピーして、Shopifyストア管理者パネルで設定をしてください。
設定完了後「テスト」をクリックして、問題なければ「保存する」を押します。

ステップ4:Chatworkと連携

  1. Chatworkと連携する

「Chatworkに通知する」をクリックします。

  1. 連携アカウントとアクションを選択する

必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Chatworkと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「アクション」:「メッセージを送る」を選択

  1. API設定をする

通知先の「ルームID」を入力します。
アウトプットから選ぶことも可能です。
※ルームURLの内、数字部分がルームIDになります。



次に、実際に通知される内容(メッセージ内容)を入力します。
アウトプットを利用すると、簡単に設定することが可能です。
(アカウントIDを記載することで、メンション設定もできます。)
入力完了後「テスト」を押して、問題なければ「保存する」をクリックしてください。
※メンションに必要なアカウントIDの確認方法はこちらをご確認ください。


ステップ5:トリガーをONにして動作を確認

最後に「トリガーをON」をクリックして、自動化の設定は終了です。
正しく、フローボットが起動するか確認しましょう。
設定、お疲れ様でした!

今回使用したテンプレートはこちら

ShopifyやChatworkを使ったその他の自動化例

他にもShopifyやChatworkを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.Shopifyに注文が発生したら、Chatworkに通知するフロー

新規注文や注文状況の変更などをリアルタイムに把握したい場合に役立ちます。
チームメンバーとリアルタイムで情報を共有することで、迅速な対応が可能となり、顧客対応の質の向上にも繋がります。

2.Shopifyで特定商品の注文が発生したらOutlookでクーポン情報を送信するフロー

Shopifyで特定商品の新規注文が発生するたびに、クーポン情報が自動送信されます。
手作業による送信ミスや送信漏れを防ぐだけでなく、注文商品の選別作業も不要になります。
自動化によって、業務を効率化しつつ、購入後のフォローアップ強化が狙えます。

3.kintoneの在庫情報をShopifyに追加するフロー

kintoneで在庫情報を管理している場合、自動化によってShopifyへの更新作業が不要となります。
手動作業による在庫情報の入力ミスを防止できるため、データ不一致によるトラブルを防ぐことにも繋がります。

ShopifyとChatworkを連携するメリットと具体例

メリット1:発送状況の可視化

商品が発送されるたびにChatworkに通知させることで、発送状況がリアルタイムで可視化されます。
Shopifyの管理画面へアクセスする手間が省けるため、業務効率が大幅に向上します。
特に、多忙な時期でも迅速に発送状況が把握できるため、確認漏れも防ぐことができます。
また、担当者はChatworkのチャット上で即座に確認できるため、出先などのPCを開くことが難しい場合でも、リアルタイムで把握することができます。

メリット2:迅速な顧客対応

ShopifyとChatworkの連携は、迅速な顧客対応も可能にします。
例えば顧客から「いつ商品が届きますか?」などの問い合わせがあっても、リアルタイムで発送通知をChatworkで受け取れることで、即答することができます。
特に、商品発送を担当する部署とカスタマーサポート部署が異なる場合には、リアルタイムでの情報共有は、顧客満足度の向上や信頼感の獲得にも繋がります。
また、関係者全員に最新情報が共有されるため顧客対応が統一でき、一貫したサービス提供も可能です。

メリット3:発送ミスの早期発見

Chatworkへの自動通知により、誤発送や未発送などの発送ミスを早期に発見することもできます。
例えば、発送先の住所不備があった場合でも、リアルタイムでChatworkに通知されることで、ミスに気付きやすく、迅速に修正対応を行うことが可能です。
ミスの発見が遅れてしまうと、顧客の信用を損なうことにも繋がりかねません。
自動化は、トラブルを未然に防ぎ、業務品質の向上と信頼性の強化が期待できます。

まとめ

今回は、ShopifyとChatworkの連携による、商品発送情報をChatworkに通知する方法をご紹介しました。
自動化によって、発送状況のリアルタイム共有が可能となり、誤発送や未発送などのミスに対して迅速に対応することが可能になります。
また、確認作業や手作業での情報共有の負担が軽減されるため、結果的にチーム全体の業務効率が向上し、より重要な業務に集中できる環境を整えることにも繋がります。

今回ご紹介した連携方法は、IT知識がなくても簡単に設定できるため、ぜひお試しください!

この記事を書いた人
m.chisaka
メガバンクや市役所など、10年間事務職として勤務してきました。経費事務や日程調整など、日々の「ちょっとした手間」に直面した経験から、Yoomを活用した事務作業を少しでも楽にするアイデアや具体的な活用法を発信しています。
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