ShopifyとZoho Mailの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-18

【簡単設定】ShopifyのデータをZoho Mailに自動的に連携する方法

s.masuda

ECサイト運営でShopifyを利用し、顧客や社内とのコミュニケーションにZoho Mailを活用している担当者の方で、以下のようなお悩みを抱えている方はいませんか?
「Shopifyで注文が入るたびに、注文内容をコピーしてZoho Mailで関係者に通知メールを作成している」
「手作業での転記は時間がかかるし、ミスも怖い」
このようなルーティンワークは、日々の業務を圧迫する大きな要因になりがちです。

もし、<span class="mark-yellow">Shopifyで発生した注文情報をトリガーとして、必要な内容を盛り込んだ通知メールをZoho Mailから自動で送信する仕組み</span>を構築できれば、こうした日々の煩わしい手作業から解放され、入力ミスや通知漏れといったヒューマンエラーを防ぎながら、空いた時間で新商品の企画やマーケティング施策の立案といった、より付加価値の高いコア業務に集中できる環境が手に入ります。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくてもノーコードで簡単に実現可能です!
ぜひこの記事を参考に、日々の業務を効率化させましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">ShopifyとZoho Mailを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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ShopifyとZoho Mailを連携してできること

ShopifyとZoho MailのAPIを連携させれば、これまで手作業で行っていた二つのツール間の情報共有を自動化できます。

例えば、Shopifyの注文情報をZoho Mailに通知する、といった作業が人の手を介さずに完了するため、業務のスピードと正確性が向上します。
ここでは、Yoomに用意されているテンプレートの中から、具体的な自動化例をいくつかご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Shopifyで注文が発生したら、Zoho Mailに通知する

Shopifyで新しい注文が発生するたびに、<span class="mark-yellow">注文情報を自動で取得し、指定した内容でZoho Mailから関係部署や担当者に通知メールを送信</span>できます。

この仕組みにより、手作業による通知の手間や情報の伝達漏れといったミスをなくし、担当者はリアルタイムで注文情報を把握できるため、迅速な在庫確認や発送準備に取り掛かることが可能になります。

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Shopifyで特定条件の注文が発生したら、Zoho Mailに通知する

Shopifyで発生した注文の中から、<span class="mark-yellow">「合計金額が5万円以上」「特定の商品が含まれている」といった、あらかじめ設定した条件に合致する注文のみを抽出し、担当者へZoho Mailで通知</span>できます。
この連携は分岐処理を含むため、例えば高額注文や特別な対応が必要な注文だけを責任者にエスカレーションするなど、業務フローに応じた柔軟な通知体制を構築し、重要な情報を見逃すことなく効率的な対応を実現します。

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ShopifyとZoho Mailの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にShopifyとZoho Mailを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでShopifyとZoho Mailの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Shopifyで注文が発生したら、Zoho Mailに通知する」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • ShopifyとZoho Mailをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • Shopifyのトリガー設定およびZoho Mailのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:ShopifyとZoho Mailをマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。

Shopifyをマイアプリ連携

「+新規接続」ボタンをクリックし、入力欄に「Shopify」と入力します。
アプリが表示されますので、クリックしてください。

  • Shopifyは、チームプラン・サクセスプランをご利用の方向けのアプリです。フリープランやミニプランで使うと、フローボットのオペレーションやデータコネクトがエラーになってしまうのでご注意ください。
  • 有料プラン(チームプラン・サクセスプラン)には2週間の無料トライアルがあります。トライアル期間中なら、普段は制限されているShopifyも問題なくお試しいただけます。ぜひこの機会にいろいろと体験してみてくださいね。

APIキー、APIシークレットキー、サブドメインを入力し「追加」をクリックします。
APIキー、APIシークレットキー、サブドメインの設定方法が分からない方は下記のリンク先をご覧ください。

Shopifyのマイアプリ登録方法

表示内容を確認し、問題なければ「インストール」をクリックします。

Zoho Mailをマイアプリ連携

先ほどと同様に「+新規接続」ボタンをクリックし、入力欄に「Zoho Mail」と入力します。
表示されたアプリをクリックしてください。
以下の画面が表示されたら、表示内容と注釈を確認してご入力ください。
今回はJPのデータセンターを利用しているため、入力欄には「jp」と入力しました。
入力できたら「追加」をクリックしましょう。

表示内容を確認し、問題なければ「承諾する」をクリックしてください。

ステップ2:該当のテンプレートをコピー

以下のバナーにある「試してみる」ボタンをクリックしてください。

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テンプレートのコピーに成功すると以下の画面が表示されますので、「OK」をクリックしましょう。
なお、コピーしたテンプレートはYoomのマイプロジェクトから確認できます。

ステップ3:Shopifyで注文が発生した際の設定

「注文が発生したら」をクリックします。

タイトルは任意で変更してください。
Shopifyと連携するアカウント情報は基本的にマイアプリ登録で連携したアカウントが選択されています。
内容を確認し、問題なければ「次へ」をクリックします。

トリガーの起動間隔を設定します。

  • トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
  • ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。
  • なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

Shopifyの管理画面に移動し、新規の注文を作成します。
今回ご紹介するテンプレートは、Shopifyで注文が発生したら起動します。
そのため、実際の挙動をテストするにはShopifyでテスト用の注文を作成する必要があるのです。
今回は下記のような注文を作成しました。

次にサブドメインを設定します。
Shopifyの管理画面ではなく、ストアのURLをコピーし注釈を確認しながらサブドメインを抜き出してください。
入力したら「テスト」をクリックしましょう。

テストに成功するとテスト成功画面が表示され、下記のように取得した値(アウトプット)が表示されます。
取得した値はこのあとの設定でも使用します。
詳しく知りたい方は以下のリンク先をご覧ください。

アウトプットについて

ここまで確認できたら忘れないように「保存する」をクリックしましょう。

ステップ4:Zoho Mailのメールを送信する設定

次に「メールを送信」をクリックします。

Zoho Mailと連携するアカウント情報を確認し、問題なければ「次へ」をクリックしてください。

アカウントIDを設定します。
入力欄をクリックするとアカウントが表示されます。
使用したいアカウントをクリックしましょう。

送信者のメールアドレスを設定します。
送信者として設定したいZoho Mailのメールアドレスを入力してください。

※直接メールアドレスを入力することで、Shopifyで注文が発生しZoho Mailでメールを送信するたびに同じメールアドレスが送信者として設定されます。

受信者のメールアドレスを設定します。
例えば社内の担当者を受信者として設定したい場合は、担当者のZoho Mailのメールアドレスを直接入力してください。
直接入力することで、注文が発生するたびに同じ方にメールが送信されます。

CCのメールアドレス、BCCのメールアドレスについても、利用したい方のメールアドレスを直接入力すると、毎回同じ方にメールが送信されます。
利用されない場合は空欄でも問題ありません。

件名の設定を行います。
件名は自由に設定できます。
下記のように取得した値から設定することも可能です。
取得した値を活用することで、固定された値ではなく、トリガーを実行するたびに最新の情報が自動反映されます。
直接文字を入力することも可能ですが、毎回同じ文字が送信されますのでご注意ください。

メール本文を設定します。
メール本文はデフォルトで設定されていますが、こちらも自由に変更できます。
入力欄をクリックし取得した値から項目を追加することも可能です。
また、件名と同様に直接入力した文字は毎回送信されますのでご注意ください。
今回は下記のように設定しました。

そのほかの項目について、プルダウンメニューから利用したい内容を選択し設定してください。
利用しない場合は「選択してください」のままでも問題ありません。

タイムゾーン、スケジュール時刻を設定します。
スケジュール送信を利用する場合、注釈を確認しタイムゾーン、スケジュール時刻をご入力ください。
スケジュール送信を利用しない場合は空欄でも問題ありません。

ここまで設定できたら「テスト」をクリックしましょう。

※テストをクリックすると、実際にメールが送信されます。

テストに成功するとテスト成功画面が表示されます。
また、メールも送信されていますので確認しておきましょう。

ここまで確認できたら、忘れないように「保存する」をクリックします。

ステップ5:トリガーをONにし、フローが起動するかを確認

先ほどの画面で「保存する」をクリックすると、以下の画面が表示されます。
「トリガーをON」をクリックしてください。

お疲れ様でした!ここまでで設定は完了です。
以上が「Shopifyで注文が発生したらZoho Mailに通知する方法」でした!

Zoho MailのデータをShopifyに連携したい場合

今回はShopifyからZoho Mailへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にZoho MailからShopifyへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。
メールで受け取った情報を元に、Shopifyへの商品登録などを自動化することが可能です。

Zoho Mailでメールを受信したら、Shopifyに商品を追加する

取引先やサプライヤーからZoho Mailで受信した商品情報を<span class="mark-yellow">自動で解析し、Shopifyに新しい商品として下書き登録</span>できます。
これにより、メールの内容を見ながら手作業で商品情報を入力する手間が不要になり、登録にかかる時間を短縮しながら入力ミスを削減することが可能です。

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Zoho Mailで特定条件のメールを受信したら、Shopifyに商品を追加する

Zoho Mailで受信する全てのメールではなく、<span class="mark-yellow">「新規商品登録依頼」といった特定の件名を含むメールや、特定の取引先からのメールだけをトリガーとして、Shopifyに商品を登録</span>できます。
この連携は分岐処理を含むため、不要なメールによる誤作動を防ぎ、必要な情報だけを正確にShopifyへ反映させる、信頼性の高い商品登録フローを構築できます。

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ShopifyやZoho Mailを活用したその他の自動化テンプレート

Yoomでは、ShopifyとZoho Mailに関しての様々な業務効率化テンプレートを提供しています。

ShopifyとZoho Mailでの操作をトリガーに、様々な業務工程を自動化することで業務の効率化と人的ミスの削減が可能です。

ご自身の業務に合わせて、これらのテンプレートもぜひ活用してみてくださいね!

Shopifyを使った便利な自動化例

Shopifyで注文が発生したら、Googleスプレッドシートに注文情報を追加したり、GitHubにIssueを作成したりと、ECサイトの運用を自動化できます。

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Zoho Mailを使った便利な自動化例

Zoho Mailで特定のワードを含むメールを受信したらNotionやGoogleスプレッドシートに追加したり、Outlookにタスクを作成したりと、メール業務を自動化できます。

[[181337,181336,185894,218720,200236]]

まとめ

ShopifyとZoho Mailの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたShopifyの注文情報の転記や、それに基づくZoho Mailでの通知メール作成といった定型業務の手間を削減し、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>
これにより、担当者は情報伝達の遅延や漏れといった心配から解放され、より迅速かつ正確に業務を進められるようになり、本来注力すべき顧客対応や販売戦略の立案といったコア業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコード連携ツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面上の指示に従って直感的な操作で簡単に業務フローを構築できるので、もしShopifyとZoho Mailの連携をはじめとする業務自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:連携エラー時の再実行や通知はされますか?

A:はい、連携エラーが発生すると通知が行われます。
連携エラーが発生した場合は、フローボットが停止しYoomに登録されているメールアドレスへ通知が届きます。
通知内にエラー原因などを記載しておりますので、エラー原因をご確認ください。
対処方法が分からないなどでお困りの際はヘルプページまたは、こちらをご確認ください。

Q:新規注文以外のトリガーは設定可能ですか?

A:はい、可能です。
テンプレートの「注文が発生したら」を選択していただき、トリガーアクションのプルダウンメニューから変更できます。

Q:通知メールに注文商品一覧を入れる方法は?

A:テンプレート「メールを送信」の「API接続設定」メール本文の設定箇所で通知メールの内容を設定できます。
入力欄をクリックし、取得した値から「商品1の商品名」などの項目を追加していただくことで、商品名が表示されます。
5つほど商品名を設定することが可能ですが、商品が注文されていない場合は空欄となります。
例えば2種類の商品の注文があり商品名を5つまで設定している場合、2つ商品名が表示され3つは空欄といった表示になります。

この記事を書いた人
s.masuda
約3年ほどWebライターとして活動してきました。 建築業からダイビングなどのマリンスポーツまで、さまざまなコンテンツの執筆経験があります。 これまでの経験を活かしつつ、皆様にyoomの魅力や機能の情報を発信してまいります。
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