2024/11/19
アプリ同士の連携方法

ShopifyとDiscordの連携で注文情報を自動通知!プログラミング不要

k.hieda
ShopifyとDiscordの連携イメージ

目次

Shopifyは初心者でも簡単にオンラインショップを運営できる便利なプラットフォームです。<span class="mark-yellow">「注文が入ったらすぐに、メインで使っているチャットツールに通知が届く。これができたら便利なのに」と感じたことはありませんか?</span>そんな課題を解決するために、当社でDiscordと連携し自動通知するフローボットテンプレートを開発しました。本記事では、このフローボットがもたらす具体的なメリットや活用方法をご紹介します。<span class="mark-yellow">プログラミング不要で設定できるので、技術に詳しくない方も簡単に導入できます。</span>ぜひ最後までお読みください。

こんな方におすすめ

今回ご紹介するフローボットは以下のような方にぴったりです。

  • Shopifyの注文情報をタイムリーに共有し、チームでスムーズに対応したい方。
  • 配送先や商品情報を的確に把握し、発送準備を効率化したい方。
  • プログラミングの知識がなくても簡単に自動化を始めたい方。
  • ShopifyとDiscrodを使用しており、それぞれを連携して業務効率を上げたい方

Shopifyで注文が発生したらDiscordに自動通知するメリットと具体的な活用シーン3選

オペレーションマネージャー、物流・配送チーム、そしてECサイト管理者の視点で、この便利な仕組みについて解説します。

1.注文情報をスムーズに共有する仕組み

<span class="mark-yellow">Shopifyで新しい注文が発生すると、Discordでオンタイムに通知されます。これにより、注文情報を即座にチームで共有できます。</span>
オペレーションマネージャーは通知内容を活用し、スタッフへの円滑な指示が実現できそうです。複数人で運営している場合、誰がどの作業を担当するかを瞬時に判断しやすくなり、在庫確認や配送手配の役割分担をスムーズに進めることが期待できます。

2.配送準備を支える詳細情報の通知

<span class="mark-yellow">注文商品の詳細や配送先の情報を通知で確認できるため、配送準備の正確性が向上します。</span>
物流・配送チームでは、通知で届けられる注文内容や配送先情報を確認しながら、商品のピッキングや梱包が可能になります。注文ごとの詳細情報が手元に届くため、商品や配送先を間違えるリスクが減り、結果として正確性が保たれやすくなるでしょう。

3.手作業を減らして運営に集中できる環境

<span class="mark-yellow">注文情報の手動転記が不要になり、スタッフの負担が軽減されます。</span>
ECサイト管理者は、自動通知を活用することで、注文情報の共有や手動転記といった作業にかかる時間を削減できます。その結果、商品の追加やプロモーション計画といった運営の重要なタスクに集中する時間の確保につながるかもしれません。これにより、顧客対応や販売活動における質の向上が期待できるでしょう。

ここからは、<span class="mark-yellow">「Shopifyで注文が発生したらDiscordに通知する」自動化の設定方法を、Yoomのフローボットテンプレートを使って解説します。</span>

[Yoomとは]

連携プロセス

  • Yoomへマイアプリ登録(ShopifyとDiscord)
  • テンプレートをコピー
  • アプリトリガーの設定、アプリ連携
  • トリガーボタンをONにして連携動作を確認

※ご案内

  • トリガーの起動間隔は、5分、10分、15分、30分、60分の中から選択可能です。
  • ご利用プランによって選べる最短の起動間隔が異なります。
  • Shopifyのご利用はチームプランまたはサクセスプラン限定です。フリープランやミニプランでは、設定したフローボットのオペレーションやデータコネクトがエラーとなるためご注意ください。
  • チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルをご利用いただけます。この期間中は、通常制限されているアプリもお試しいただけます。

ShopifyとDiscordの連携フローの作り方

事前に準備するもの

連携作業の中で必要なものをリストアップしました。

Shopify

  • APIキー
  • APIシークレットキー
  • サブドメイン

各値の取得方法はヘルプを後確認ください。
>ヘルプ:Shopifyのマイアプリ登録方法

Discord

  • Discordアカウント情報(Discordの画面操作が必要です)
  • アクセストークン(Botトークンの取得)
  • 通知を送るチャンネルID

ステップ1 マイアプリ連携の設定

ここでは、連携するアプリ情報をYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログインし、マイアプリの画面内で+新規接続をクリックします。

Yoomで接続可能なアプリ一覧が表示されます。検索窓から今回接続するアプリを選び、マイアプリ登録を進めます。

Shopify

「Shopify」で検索し、ヒットしたアプリ名をクリックします。こちらの画面が表示されたら取得しておいた文字列を入力します。

>ヘルプ:Shopifyのマイアプリ登録方法

それぞれの欄に値を入力し、追加ボタンをクリックしたら、マイアプリ登録が完了です。

Discord

検索窓から「Discord」を入力して、ヒットしたアプリ名をクリックします。連携に必要な値を入力する画面がポップアップされます。

  • アカウント名
    • 任意の名称を入力してください。
  • アクセストークン
    • Botトークンを入力します。

>Yoomヘルプ:Discord Botのマイアプリ連携方法

アクセストークンを入力し、追加ボタンをクリックするとDiscordのマイアプリ登録が完了です。

ステップ2 Yoomのフローボットテンプレートをマイプロジェクトへコピーする

こちらのバナーをクリックします。

マイプロジェクトに、テンプレートがコピーされます。マイプロジェクトは左のメニューバーからアクセスできます。

ステップ3 アプリトリガー「注文が発生したら」

次に、テンプレートの1つ目の工程をクリックします。

この工程ではShopifyから注文情報を取得する設定を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

こちらの項目は初期設定済みです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • Shopifyと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

→次へをクリックします。

(2/2)アプリトリガーのAPI詳細設定

  • トリガーの起動間隔
    • 5分、10分、15分、30分、60分の中から選択できます。※ご契約のプランによって最短の起動間隔が異なります。
  • サブドメイン
    • ストアURLから値を取得します。

→テストをクリックします。 →成功 アウトプットでは以下の注文情報が取得できます。(取得項目一覧がたくさんあるため長くなります)

→保存するをクリックします。

ステップ4 アプリと連携する「チャットにメッセージを送る」

次に、テンプレートの4つ目の工程をクリックします。

この工程でDiscordに通知する定型文を作成します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

こちらの項目は初期設定済みです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • Discordと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

→次へをクリックします。

(2/2)API接続設定

  • チャンネルID
    • 編集欄をクリックすると、連携済みのルームがピックアップされます。該当のチャンネルを選択すると、IDが引用されます。
    • または、チャンネル一覧の歯車アイコンを右クリックで表示されるメニューの一番下にもチャンネルIDが表示されます。

  • メッセージ内容
  • 定型文を作成します。編集欄をクリックするとプルダウンが開き、「注文が発生したら」タブから注文情報などのアウトプットが表示されます。必要な項目をクリックすると、編集欄に引用コードが埋め込まれます。
  • 引用コードの前に、項目名を入力いただくと通知の際にわかりやすくなります。

→テストをクリックします。 →成功 

→保存するをクリックします。今回の工程は以上になります。

ステップ5 アプリトリガーをONにする

全ての工程が設定されると、コンプリート画面が表示されます。

トリガーをONにしてフローボットを起動します。テンプレートの左上にあるトグルで切り替えできます。

<span class="mark-yellow">プログラミング不要でフローボットを簡単に設定できました。</span>今回使用したテンプレートについては、こちらです。

もっと活用!Shopifyを使った自動化3選

ShopifyはDiscord通知だけでなく、他のアプリとも連携し業務を自動化できます。

1.  BASEの商品情報をShopifyに自動連携

BASEの商品を登録すると、Shopifyにも自動で反映されます。手動作業を省き、情報整合性を保ちながら管理の手間を軽減します。

2. Notionの商品情報をShopifyに登録

Notionに入力した商品情報を、Shopifyに自動登録します。情報の同期が簡単になり、手動作業が減ることで業務効率が向上します。

3. Shopifyの注文をNotionに自動追加

Shopifyの注文データをNotionに自動で追加します。手入力の手間を省き、誤入力を防ぎながらスムーズなデータ転記を実現します。

まとめ

Shopifyでの注文情報をDiscordに自動通知することで、情報共有がオンタイムで行えるようになります。通知内容は詳細かつ正確で、各チームが必要な情報を取得できるように引用するアウトプットをカスタマイズいただけます。

<span class="mark-yellow">フローボットテンプレートはプログラミング不要で設定でき、アプリ連携が初めての方も安心して導入を進められます。</span>以下のリンクからぜひ導入を初めてみてください。

では、またお会いしましょう!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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