2024/07/19
アプリ同士の連携方法

kintoneとマネーフォワード クラウド請求書を連携して、kintoneにレコードが登録されたらマネーフォワード クラウド請求書に新規取引先を作成する方法

e.koyama

目次

kintoneとマネーフォワードを連携するメリットと自動化例

今回は、kintoneとマネーフォワードの連携についてお伝えします。
マネーフォワードには、会計や人事労務等に関するバックオフィス業務を効率化できる複数のサービスがあります。マネーフォワードのサービスどうしでのデータ連携が可能なことを強みとしていますが、マネーフォワード以外の他サービスやツールと連携することで更に便利に業務を進めることができます。
kintoneを経理や販売管理のデータベースとして利用している方は、ぜひ参考にしてください!

では、kintoneとマネーフォワードの連携のメリットや、連携によって自動化できる業務の例について見ていきましょう。

メリット1:データ入力の自動化が可能となる

kintoneとマネーフォワードを連携することで、手動でのデータ入力が不要になります。
例えば、kintoneで管理している請求明細や取引先情報を自動的にマネーフォワードに取り込むことができます。
手入力や確認作業にかかる時間の削減で業務が効率化されます。また、正確な情報がいち早く共有されることで、後続の業務をスムーズに進めることにもつながります。

メリット2:リアルタイムで会計状況が把握できる

会計に関する情報は、会社にとって、とても重要なものです。

kintoneとマネーフォワードを連携して情報を同期することで、会計処理につながるお金の動きに関する最新情報を常に把握することができます。
これにより、最新情報に基づいた会社の意思決定が迅速になりますね。
細かな日々の業務だけでなく、経営方針の決定などにおいてもスピードと正確性の向上が期待できます。
例えば、マネーフォワードに入力された債務や経費に関するデータを自動的にkintoneに反映することが可能です。

メリット3:データの一元管理と整合性の向上

kintoneとマネーフォワードの連携により、データの一元管理が可能となります。
これにより、データの整合性を保つことができ、情報の抜けもれや重複の防止につながります。
例えば、部門ごとに経費や請求のデータをkintoneで管理している場合、マネーフォワードに自動的に連携されることで、会社全体の会計データの一貫性が保たれます。

kintoneとマネーフォワードの連携自動化フローの作り方

では、ここで、kintoneとマネーフォワードの連携と自動化の例として、業務フローの作成手順を抜粋して1つご紹介します。
こちらはkintoneにレコードが登録されたらマネーフォワード クラウド請求書に新規取引先を作成するフローです。


取引先の帳票類の作成・管理をしている方や、kintoneを用いて取引先の情報を管理している方、業務効率化の手立てを検討中の経営者の方はぜひ参考にしてください!

このフローがあれば、一度kintoneに登録した情報をマネーフォワード クラウド請求書へ手入力する手間がなくなります。
入力ミスの防止や業務時間の短縮などの業務効率の向上に役立つことでしょう!

連携と自動化の設定は、ノーコードツールYoomを使うことでプログラミングなどの専門知識がなくても行えます。
Yoomにまだ登録していない方は、こちらからアカウント発行をどうぞ!

※最初に連携を行います。
 既に連携が終わっている場合は、テンプレートを用いて業務フローを作成するステップ2へ進んでください。

ステップ1:kintoneとマネーフォワード クラウド請求書をマイアプリ連携

1.Yoomへのログイン後、左メニューの「マイアプリ」を選択し、画面右の「+新規接続」をクリックしてください。

2.マイアプリの新規接続一覧の中から、kintoneとマネーフォワード クラウド請求書を選択し、アプリを連携してください。
 ※マネーフォワードの連携時、事業者の選択やアプリ連携の確認のダイアログが表示されます。内容を確認のうえ、「次へ」「許可」を選択してください。

1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

ステップ2:kintoneのレコードが登録されたら起動するトリガーを設定

3.コピーしたテンプレートを開きます。(必要に応じてタイトルを変更してください。)
 ※テンプレートは「マイプロジェクト」に保存されます。
  自動で開かなかった場合、マイプロジェクトから該当のテンプレートを選択し、画面右上の「編集する」をクリックして開いてください。

4.フローボットから「アプリトリガー レコードが登録されたら」をクリックしてください。

5.「連携アカウントとアクションを選択」の設定をします。
 アプリトリガーのタイトルを必要に応じて変更のうえ、「次へ」をクリックします。

6.アプリトリガーのAPI接続設定をします。
 ・トリガーの起動間隔:業務の都合に合わせて適切な時間を設定してください。
 ・サブドメイン名、アプリID:注記を参考に、kintoneの該当のURLからそれぞれ入力してください。

7.テストを行い、成功を確認して「保存する」をクリックしてください。

ステップ3:マネーフォワード クラウド請求書に取引先を作成するアクションを設定

8.フローボットから「アプリと連携する 取引先を作成」をクリックしてください。

9.「連携アカウントとアクションを選択」の設定をします。
 タイトルを必要に応じて変更のうえ、「次へ」をクリックします。

10.API接続設定をします。
 ステップ2で取得したアウトプットを活用し、それぞれの項目に入力してください。
 ※下図は入力の一例です。

11.テストを行い、成功を確認して「保存する」をクリックしてください。

最後に、保存したフローのトリガーを「ON」に切り替えれば起動します。

以上で、kintoneにレコードが登録されたらマネーフォワードクラウド請求書に新規取引先を作成するフローの完成となります。

なお、kintoneの情報をもとにマネーフォワードクラウド請求書へ取引先を登録することは、以下のテンプレートを用いても行うことができます。
kintoneの情報取得の手順が異なるため、進めやすい方のテンプレートを使って取引先を登録してください。

kintoneとマネーフォワードの連携自動化フロー応用編

ここでは、kintoneとマネーフォワードの連携によって自動化できる他の業務フローや、マネーフォワードと他ツールの連携によって自動化できる業務フローを紹介します。

kintoneとマネーフォワード クラウド請求書で自動的に請求書を作成!

kintoneのステータスが更新されたら、kintoneのサブテーブルに登録されている明細情報をもとに、マネーフォワード クラウド請求書で自動的に請求書を作成するフローです。

請求書作成の元情報となる販売情報の管理をkintoneで行っている場合に役立ちます。
なお、kintoneのサブテーブルの事前作成やマネーフォワード クラウド請求書における取引先の二重登録の防止については、テンプレートページを参照してください。

Yoomデータベースとマネーフォワードの連携で請求書作成する

Yoomデータベースに登録された請求情報を用いて、マネーフォワード クラウド請求書で請求書を自動的に発行します。kintoneでなくYoomでデータベースを管理中の方や、他のデータベースツールからデータを取り込んでYoomで管理することをお考えの方は、こちらを試してみてください。

Yoomでは、マネーフォワードの提供するサービスでマネーフォワード クラウド請求書以外も連携が可能なものがあります。

  • マネーフォワード クラウド債務支払
  • マネーフォワード クラウド経費
  • マネーフォワードケッサイ

Yoomとこれらのアプリを連携することで、サービスごとの操作の自動化や、他ツールと連携した業務フローの自動化を行うことができます。
業務効率化を図るため、これらを使っている場合も連携と自動化をおすすめします!

Yoomで使えるテンプレートをまとめたテンプレートギャラリーをご用意しているので、ぜひお使いのツールでの自動化例を探してみてください!

テンプレートギャラリーはこちら

まとめ

kintoneとマネーフォワードを連携することで、データ入力の自動化やリアルタイムでの会計状況の把握、データの一元管理と整合性の向上が実現します。担当業務や所属部署などで情報管理のツールを使い分けている場合は、今回ご紹介した例を参考にデータの自動同期を行いましょう。

この記事を書いた人
e.koyama
これまで専門商社やEC業界で事務を経験してきました。 担当した業務は営業事務や経理、総務、人事、法務など多岐に渡ります。 個々の作業の効率化には取り組みましたが、各種のサポートツールやYoomを使えばより便利に業務が進められたのに…と思っています。 業務経験を活かしたYoomの紹介記事を発信し、皆さんがスムーズに業務を進められるお手伝いができれば幸いです。
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