Slackとclaudeの連携イメージ

【ノーコードで実現】SlackのデータをAnthropic(Claude)に自動的に連携する方法

Yoomを詳しくみる
この記事のテンプレートを試す
Slackとclaudeの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-09-26

【ノーコードで実現】SlackのデータをAnthropic(Claude)に自動的に連携する方法

熊谷 涼夏

SlackとAnthropic(Claude)の両ツールを活用していると、Slackで受信した内容についてAnthropic(Claude)で質問をしたり、Anthropic(Claude)で得た内容をSlack上で送信したりと、両ツールを何度も往来することになりませんか?
往来の手間が減りもう少しスピーディーになったら便利ですよね…。

<span class="mark-yellow">>実はこのようなお悩みは、SlackとAnthropic(Claude)のデータ連携で解決可能です!</spanデータ連携を行うことでツールの往来が削減できるため、今まで以上にAnthropic(Claude)を活用しやすくなるでしょう。

そこで今回本記事では、このデータ連携を実現する方法と業務効率化のメリットについて詳しく解説します。
初心者の方でもチャレンジしやすいように画像付きで詳しく解説。業務改善を図るためにも、ぜひ最後までご覧ください!

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にSlackとclaudeの連携が可能です。
YoomにはあらかじめSlackとclaudeを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

[Yoomとは]

SlackとAnthropic(Claude)の連携フローを作ってみよう

今回はYoomを使用して、ノーコードでSlackとAnthropic(Claude)の連携を進めていきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • SlackとAnthropic(Claude)をマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Slackのトリガー設定およびAnthropic(Claude)のアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:SlackとAnthropic(Claude)をマイアプリ連携

先にYoomと各アプリを接続するマイアプリ連携を済ませておくと、今後の自動化設定がスムーズに行えます。

まずSlackのマイアプリ連携を行います。
画面左側の「マイアプリ」をクリックし、画面右側の「新規接続」をクリックしましょう。

検索窓にSlackと入力し、候補に表示されるSlackをクリックします。

移行後の画面で連携したいワークスペースが表示されていることを確認します。
ワークスペースの変更は、右上のプルダウンから設定できます。

アクセスに関する表示内容を確認し、画面最下部で投稿先のチャンネルを指定します。
プルダウンからチャンネルを指定後、[許可する]をクリックしましょう。
Slackのマイアプリ登録方法については、こちらのページもご確認ください。
SlackのチャンネルIDの確認方法はこちらのページに詳細が記載されています。

まずは、1つ目のSlackが連携できました。

次にAnthropic(Claude)のマイアプリを行います。Slackのマイアプリ同様検索窓にアプリ名を入力し、表示されたアイコンをクリックしましょう。

アカウント名とアクセストークンを入力して「追加」をクリックします。
アクセストークン(APIキー)の取得方法については、こちらのページを参照してください。

Yoomアカウントの『マイアプリ』に Anthropic(Claude)が表示されていれば、連携完了です。

ステップ2:テンプレートをコピー

自動化の設定をするため、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしましょう。

[[156992]]

以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックします。

ステップ3:フローの起点となるSlackのトリガー設定

フローボットの操作を行い、自動化の設定を進めましょう。
以下の赤枠の箇所をクリックします。

連携アカウントとアクションを選択する画面では、今回連携するSlackのアカウントで間違いないかを確認し、「次へ」をクリックします。

次の画面で「トリガーの起動間隔」を設定しましょう。
起動間隔とは、トリガーとなるアクションの何分後にフローボットを起動するか、というものです。
※トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。 ‍
なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

「チャンネルID」を指定します。
入力バーをクリックすると、連携したアカウントに基づいたチャンネルが『候補』に表示されるので、運用に合わせて設定しましょう。
Yoomアプリの追加方法はこちらをご参照ください。

設定が終わったらチャネルにテストメッセージを送信します。これが、フローボットを起動するトリガーアクションとなります。

フローボットの設定に戻り、テストを押しましょう。以下のように表示されたら、テスト成功です!
テストが成功するとSlackに投稿された情報を取得できます。
取得した情報が確認できたら、『保存する』を押しましょう。
なお、取得した値(アウトプット)はこの後のアクションで変数として引用できるため、フローボット起動毎に、返答メッセージにここで得た情報をそのまま反映できるようになります。

ステップ4:Anthropic(Claude)でテキストを生成する設定

続いて以下の赤枠の箇所をクリックします。

こちらも連携するアカウント情報を確認し、「次へ」を押しましょう。

次の画面で、各項目の設定を行います。
モデルはこちらから確認可能です。(候補から選択することもできます。)

max_tokensは任意設定です。最大トークン数となるので、指定が必要な際は入力しましょう。
roleはプルダウンから選択してください。

contentには前ステップで取得したメッセージ内容を選択します。

その他の項目は任意で設定してください。

  • system:Anthropic(Claude)に指示するためのプロンプトを設定します。
  • Temperature:値が低いほど、最も確率の高い単語やフレーズを選択します。
  • Top_k:生成する単語の候補を、確率の高い順に〜個に限定します。(例:5に設定した場合、確率が最も高い上位5つの単語の中から選択する)
  • Top_p:生成される単語の確率分布を基に選択肢を限定します。

こちらもテストして、取得した値に返答内容などが反映していたら『保存する』を押します。

ステップ5:生成された回答を送付する設定

最後に Anthropic(Claude)で得た回答をSlackに送信するための設定を行います。

連携するアカウント情報を確認し、[次へ]をクリックしてください。

次の画面で「投稿先のチャンネルID」を指定します。
入力バーをクリックすると、連携したアカウントに基づいたチャンネルが『候補』に表示されます。基本的にはトリガーで選択したIDと同じものを選択してください。

「タイムスタンプ」は、以下のように設定しましょう。

「メッセージ」には、通知内容に含めたい情報を入力していきます。
入力バーをクリックすると、前ステップから取得したアウトプットも引用可能です。今回は2つ目のステップで取得した値【返答内容】を引用しました。
このようにアウトプットを引用することで、毎回異なる内容を通知できます
なお、アウトプットを引用せず固定値を入力してしまうと、毎回同じ内容が通知されるのでご注意ください。

 ※設定がうまくいかない場合、以下を参考にしてください。

テストを行いましょう。成功すると、以下のように表示されます。

Slack側を確認すると、以下のように返答が来ました!

結果に問題がなければ『保存する』をクリックしましょう。これで設定完了です!

ステップ6:トリガーをONにして連携自動化の確認

最後に以下の画面が表示されるので、トリガーをONにしましょう。フローボットが自動で起動します。

ここまでお疲れ様でした。

今回使用したフローボットはこちら↓

[[156992]]

SlackやAnthropic(Claude)のAPIを使ったその他の自動化例

SlackやAnthropic(Claude)のAPIを活用すれば、様々な自動化の実現が可能です!
例えば以下のような自動化はいかがでしょうか。

Slackを使った自動化例

メールの内容やカレンダーの予定、データベースの情報や表計算ツールの情報を通知したり、Web会議ツールの議事録を通知するなどが自動化可能です!

[[137845,157080,1538,147503,104794]]

Anthropic(Claude)を使った自動化例

チャットで送信されたメッセージなどに対して返答を自動生成したり、商品の説明や文章の要約を行うことが可能です。

[[109395,109394,96565,110134,156949]]

終わりに

SlackとAnthropic(Claude)を連携してデータを自動連携する方法を紹介しました!
Anthropic(Claude)を活用した自動化を導入することでAIをスムーズに活用できるようになる可能性があります。
これにより、Slackから直接質問を投げかけられるため、ツールを往来する手間が減り、今まで以上にAIに頼りやすくなるかもしれません。

また、<span class="mark-yellow">今回のアプリ連携はプログラミング不要のYoomを活用することで簡単に実現できます!</span>
エンジニアのような専門的な知識がなくてもスムーズに自動化の導入が可能なため、アプリ連携初心者の方にとってはメリットと感じられるのではないでしょうか。
このような自動化を導入したい場合は、今すぐYoomに登録しましょう!
無料アカウントを発行できるため、すぐに実際の操作性を確かめることが可能です!ぜひお試しください!

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
無料でYoomを試す
この記事を書いた人
熊谷 涼夏
SaaSの自動連携システム「Yoom」のコンテンツ執筆を担当するWebライター。約3年間、Webマーケティング会社のカスタマーサポートとして顧客情報や社内データの管理業務に時間を費やした実体験を持つ。業務効率化に課題を抱える中でYoomと出会い、プログラミング知識がなくても簡単に業務自動化ができるSaaSツールの存在に感銘を受ける。Yoomを日々活用する中で「もっと早くこのITツールに出会えていれば」と痛感していることから、自身の実体験に基づいたYoomの活用法や効率化のヒントを分かりやすく伝えることに注力している。
タグ
Slack
Anthropic(Claude)
自動
自動化
連携
通知
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
Yoomとは?
これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
詳しくみる
詳しくみる