SlackとAnthropic(Claude)の両ツールを活用していると、Slackで受信した内容についてAnthropic(Claude)で質問をしたり、Anthropic(Claude)で得た内容をSlack上で送信したりと、両ツールを何度も往来することになりませんか?
往来の手間が減りもう少しスピーディーになったら便利ですよね…。
>実はこのようなお悩みは、SlackとAnthropic(Claude)のデータ連携で解決可能です!</spanデータ連携を行うことでツールの往来が削減できるため、今まで以上にAnthropic(Claude)を活用しやすくなるでしょう。
そこで今回本記事では、このデータ連携を実現する方法と業務効率化のメリットについて詳しく解説します。
初心者の方でもチャレンジしやすいように画像付きで詳しく解説。業務改善を図るためにも、ぜひ最後までご覧ください!
とにかく早く試したい方へ
Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にSlackとclaudeの連携が可能です。
YoomにはあらかじめSlackとclaudeを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。
Slackでメッセージを受信したらAnthropic(Claude)で自動生成し返答する
試してみる
■概要
Slackの特定チャンネルに投稿される問い合わせやメンションへの対応に、毎回時間を取られていませんか。
一つひとつのメッセージに手動で返信するのは手間がかかり、本来の業務を圧迫することもあります。
このワークフローを活用すれば、Slackへの投稿をきっかけにAnthropic(Claude)が内容に適した返信文を自動で生成し投稿します。
これにより、問い合わせ対応の初動を自動化し、担当者の負担軽減に繋がります。
■このテンプレートをおすすめする方
・Slackでの問い合わせ対応に多くの時間を割いているカスタマーサポート担当者の方
・社内の特定チャンネルでの定型的な質問への返信対応を自動化したいと考えている方
・Anthropic(Claude)を活用し、コミュニケーション業務の効率化を目指している方
■注意事項
・Slack、Anthropic(Claude)のそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
[Yoomとは]
SlackとAnthropic(Claude)の連携フローを作ってみよう
今回はYoomを使用して、ノーコードでSlackとAnthropic(Claude)の連携を進めていきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
作成の流れは大きく分けて以下です。
- SlackとAnthropic(Claude)をマイアプリ連携
- テンプレートをコピーする
- Slackのトリガー設定およびAnthropic(Claude)のアクション設定
- トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了
ステップ1:SlackとAnthropic(Claude)をマイアプリ連携
先にYoomと各アプリを接続するマイアプリ連携を済ませておくと、今後の自動化設定がスムーズに行えます。
まずSlackのマイアプリ連携を行います。
画面左側の「マイアプリ」をクリックし、画面右側の「新規接続」をクリックしましょう。

検索窓にSlackと入力し、候補に表示されるSlackをクリックします。

移行後の画面で連携したいワークスペースが表示されていることを確認します。
ワークスペースの変更は、右上のプルダウンから設定できます。


アクセスに関する表示内容を確認し、画面最下部で投稿先のチャンネルを指定します。
プルダウンからチャンネルを指定後、[許可する]をクリックしましょう。
Slackのマイアプリ登録方法については、こちらのページもご確認ください。
SlackのチャンネルIDの確認方法はこちらのページに詳細が記載されています。

まずは、1つ目のSlackが連携できました。
次にAnthropic(Claude)のマイアプリを行います。Slackのマイアプリ同様検索窓にアプリ名を入力し、表示されたアイコンをクリックしましょう。

アカウント名とアクセストークンを入力して「追加」をクリックします。
アクセストークン(APIキー)の取得方法については、こちらのページを参照してください。

Yoomアカウントの『マイアプリ』に Anthropic(Claude)が表示されていれば、連携完了です。
ステップ2:テンプレートをコピー
自動化の設定をするため、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしましょう。
Slackでメッセージを受信したらAnthropic(Claude)で自動生成し返答する
試してみる
■概要
Slackの特定チャンネルに投稿される問い合わせやメンションへの対応に、毎回時間を取られていませんか。
一つひとつのメッセージに手動で返信するのは手間がかかり、本来の業務を圧迫することもあります。
このワークフローを活用すれば、Slackへの投稿をきっかけにAnthropic(Claude)が内容に適した返信文を自動で生成し投稿します。
これにより、問い合わせ対応の初動を自動化し、担当者の負担軽減に繋がります。
■このテンプレートをおすすめする方
・Slackでの問い合わせ対応に多くの時間を割いているカスタマーサポート担当者の方
・社内の特定チャンネルでの定型的な質問への返信対応を自動化したいと考えている方
・Anthropic(Claude)を活用し、コミュニケーション業務の効率化を目指している方
■注意事項
・Slack、Anthropic(Claude)のそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックします。

ステップ3:フローの起点となるSlackのトリガー設定
フローボットの操作を行い、自動化の設定を進めましょう。
以下の赤枠の箇所をクリックします。

連携アカウントとアクションを選択する画面では、今回連携するSlackのアカウントで間違いないかを確認し、「次へ」をクリックします。

次の画面で「トリガーの起動間隔」を設定しましょう。
起動間隔とは、トリガーとなるアクションの何分後にフローボットを起動するか、というものです。
※トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。
なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

「チャンネルID」を指定します。
入力バーをクリックすると、連携したアカウントに基づいたチャンネルが『候補』に表示されるので、運用に合わせて設定しましょう。
Yoomアプリの追加方法はこちらをご参照ください。

設定が終わったらチャネルにテストメッセージを送信します。これが、フローボットを起動するトリガーアクションとなります。

フローボットの設定に戻り、テストを押しましょう。以下のように表示されたら、テスト成功です!
テストが成功するとSlackに投稿された情報を取得できます。
取得した情報が確認できたら、『保存する』を押しましょう。
なお、取得した値(アウトプット)はこの後のアクションで変数として引用できるため、フローボット起動毎に、返答メッセージにここで得た情報をそのまま反映できるようになります。

ステップ4:Anthropic(Claude)でテキストを生成する設定
続いて以下の赤枠の箇所をクリックします。

こちらも連携するアカウント情報を確認し、「次へ」を押しましょう。

次の画面で、各項目の設定を行います。
モデルはこちらから確認可能です。(候補から選択することもできます。)

max_tokensは任意設定です。最大トークン数となるので、指定が必要な際は入力しましょう。
roleはプルダウンから選択してください。

contentには前ステップで取得したメッセージ内容を選択します。

その他の項目は任意で設定してください。
-
system:Anthropic(Claude)に指示するためのプロンプトを設定します。
-
Temperature:値が低いほど、最も確率の高い単語やフレーズを選択します。
-
Top_k:生成する単語の候補を、確率の高い順に〜個に限定します。(例:5に設定した場合、確率が最も高い上位5つの単語の中から選択する)
-
Top_p:生成される単語の確率分布を基に選択肢を限定します。

こちらもテストして、取得した値に返答内容などが反映していたら『保存する』を押します。

ステップ5:生成された回答を送付する設定
最後に Anthropic(Claude)で得た回答をSlackに送信するための設定を行います。

連携するアカウント情報を確認し、[次へ]をクリックしてください。

次の画面で「投稿先のチャンネルID」を指定します。
入力バーをクリックすると、連携したアカウントに基づいたチャンネルが『候補』に表示されます。基本的にはトリガーで選択したIDと同じものを選択してください。

「タイムスタンプ」は、以下のように設定しましょう。

「メッセージ」には、通知内容に含めたい情報を入力していきます。
入力バーをクリックすると、前ステップから取得したアウトプットも引用可能です。今回は2つ目のステップで取得した値【返答内容】を引用しました。
このようにアウトプットを引用することで、毎回異なる内容を通知できます。
なお、アウトプットを引用せず固定値を入力してしまうと、毎回同じ内容が通知されるのでご注意ください。

※設定がうまくいかない場合、以下を参考にしてください。
テストを行いましょう。成功すると、以下のように表示されます。

Slack側を確認すると、以下のように返答が来ました!

結果に問題がなければ『保存する』をクリックしましょう。これで設定完了です!
ステップ6:トリガーをONにして連携自動化の確認
最後に以下の画面が表示されるので、トリガーをONにしましょう。フローボットが自動で起動します。

ここまでお疲れ様でした。
今回使用したフローボットはこちら↓
Slackでメッセージを受信したらAnthropic(Claude)で自動生成し返答する
試してみる
■概要
Slackの特定チャンネルに投稿される問い合わせやメンションへの対応に、毎回時間を取られていませんか。
一つひとつのメッセージに手動で返信するのは手間がかかり、本来の業務を圧迫することもあります。
このワークフローを活用すれば、Slackへの投稿をきっかけにAnthropic(Claude)が内容に適した返信文を自動で生成し投稿します。
これにより、問い合わせ対応の初動を自動化し、担当者の負担軽減に繋がります。
■このテンプレートをおすすめする方
・Slackでの問い合わせ対応に多くの時間を割いているカスタマーサポート担当者の方
・社内の特定チャンネルでの定型的な質問への返信対応を自動化したいと考えている方
・Anthropic(Claude)を活用し、コミュニケーション業務の効率化を目指している方
■注意事項
・Slack、Anthropic(Claude)のそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
SlackやAnthropic(Claude)のAPIを使ったその他の自動化例
SlackやAnthropic(Claude)のAPIを活用すれば、様々な自動化の実現が可能です!
例えば以下のような自動化はいかがでしょうか。
Slackを使った自動化例
メールの内容やカレンダーの予定、データベースの情報や表計算ツールの情報を通知したり、Web会議ツールの議事録を通知するなどが自動化可能です!
Googleカレンダーに予定が作成されたらSlackに通知する
試してみる
■概要
「Googleカレンダーに予定が作成されたらSlackに通知する」フローは、スケジュール管理とチームコミュニケーションを効率化する業務ワークフローです。
■このテンプレートをおすすめする方
・GoogleカレンダーとSlackを日常的に利用しているチームの方
・スケジュールの共有や通知を自動化したいビジネスパーソン
・情報共有の効率化を図りたいマネージャーやチームリーダー
・手動での通知作業に時間を取られている方
■注意事項
・Googleカレンダー、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
Salesforceに新規リードが登録されたらSlackに通知
試してみる
Salesforceに新規リードが登録されたことを検知し、指定のSlackチャンネルに通知します。
Zoomでミーティングが終了したら議事録の文字起こしと要約をし、Slackに通知する
試してみる
Zoomでミーティングが終了したら、自動的に会議内容を自動で文字起こしと要約をして、文字起こしの結果をSlackに通知するフローです。
本文やタイトルが特定の条件にマッチしたGmailのメール内容をSlackに通知する
試してみる
本文やタイトルが特定の条件にマッチしたGmailのメール内容をSlackに通知するフローです。
■注意事項
・GmailとSlackのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
Notionで進捗が更新されたらSlackに通知する
試してみる
■概要
このフローでは、Notionでタスクの進捗を更新すると、自動的にSlackに通知が送られます。この自動化により、プロジェクトの現状を漏れなく把握でき、コミュニケーションの漏れや遅れを防ぐことができます。
Yoomを利用すると、プログラミング不要で簡単にアプリ同士を連携することができます。
■このテンプレートをおすすめする方
・NotionやSlackを普段から使っている方
・プロジェクト管理を効率化したいチームリーダーの方
・リモートワークでのコミュニケーションを円滑にしたい企業の方
・業務の自動化を導入したいIT担当者の方
■注意事項
・NotionとSlackをYoomに連携させる必要があります。
・分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
Anthropic(Claude)を使った自動化例
チャットで送信されたメッセージなどに対して返答を自動生成したり、商品の説明や文章の要約を行うことが可能です。
Googleスプレッドシートに追加された商品情報を元に、Anthropicを使用して商品説明文を作成しGoogle スプレッドシートに更新する
試してみる
Googleスプレッドシートに追加された商品情報を元に、Anthropicを使用して商品説明文を作成しGoogle スプレッドシートに更新するフローです。
Chatworkでメッセージを受信したらAnthropic(Claude)で自動生成し返答する
試してみる
Chatworkでメッセージを受信したらAnthropic(Claude)で自動生成し返答するフローです。
GitHubでIssueが作成されたらAnthropic(Claude)で要約し、Issueにコメントとして追加する
試してみる
■概要
「GitHubでIssueが作成されたらAnthropic(Claude)で要約し、Issueにコメントとして追加する」フローは、開発チームのコミュニケーションをスムーズにする業務ワークフローです。
■このテンプレートをおすすめする方
・GitHubを活用して多数のIssueを管理している開発チームのリーダー
・Issueの内容を迅速に把握し、効率的に対応したいエンジニアの方
・チーム内のコミュニケーションを円滑にし、情報共有を改善したいプロジェクトマネージャーの方
・Anthropic(Claude)を既に導入しており、GitHubとの連携を検討している方
・手動でのIssue管理に時間を取られず、他の開発業務に集中したい開発者の方
■注意事項
・GitHub、Anthropic(Claude)のそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
Microsoft Teamsでメッセージを受信したらAnthropic(Claude)で自動生成し返答する
試してみる
Microsoft Teamsでメッセージを受信したらAnthropic(Claude)で自動生成し返答するフローです。
NotionDBに追加された商品情報を元に、Anthropic(Claude)を使用して商品説明文を作成する
試してみる
NotionDBに追加された商品情報を元に、Anthropicを使用して商品説明文を作成するフローです。
終わりに
SlackとAnthropic(Claude)を連携してデータを自動連携する方法を紹介しました!
Anthropic(Claude)を活用した自動化を導入することでAIをスムーズに活用できるようになる可能性があります。
これにより、Slackから直接質問を投げかけられるため、ツールを往来する手間が減り、今まで以上にAIに頼りやすくなるかもしれません。
また、<span class="mark-yellow">今回のアプリ連携はプログラミング不要のYoomを活用することで簡単に実現できます!
エンジニアのような専門的な知識がなくてもスムーズに自動化の導入が可能なため、アプリ連携初心者の方にとってはメリットと感じられるのではないでしょうか。
このような自動化を導入したい場合は、今すぐYoomに登録しましょう!
無料アカウントを発行できるため、すぐに実際の操作性を確かめることが可能です!ぜひお試しください!