日々の業務でメッセージの返信に時間がかかり、他の業務が後回しになることはありませんか?
そのお悩みはSlackとDifyを連携し、返答作業を自動化することで解決できるでしょう。
この自動化により、メッセージの返答に困ることなく、スムーズな対応が可能になるかもしれません。
さらに、担当者の対応負担が軽減され、他の業務にも専念できますね。
この記事では、自動化を導入する具体的な設定方法について解説します。
作業効率化を目指す方は、ぜひ、最後までご覧ください!
こんな方におすすめ
- 大量の問い合わせに対応するヘルプデスクの方
- 質問対応の時間を節約したいチューター
- 回答の内容や質を均一に保ちたい管理者
今すぐに試したい方へ
本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!
Slackでメッセージが投稿されたら、Difyのチャットボットで自動生成し返答する
試してみる
Slackでメッセージが投稿されたら、Difyのチャットボットで自動生成し返答するフローです。
[Yoomとは]
SlackとDifyの連携フローの作り方
今回は「Slackでメッセージが投稿されたら、Difyのチャットボットで自動生成し返答する」というテンプレートの設定方法をご紹介します。
以下の4ステップで設定できます!
- SlackとDifyをマイアプリ登録
- テンプレートを開く
- トリガーとアクションを設定
- SlackとDifyの自動化の動作確認
ステップ1:SlackとDifyをマイアプリ登録
SlackとDifyをYoomに接続するマイアプリ登録を行ってください。
最初にマイアプリ登録を行うと、自動化設定がスムーズになります。
Slackのマイアプリ登録を行いましょう。
こちらのヘルプページを参考にして、登録してください。
続いて、Difyのマイアプリ登録をしましょう。
Difyの登録方法もヘルプページに記載されているので、同様に設定してください。
マイアプリにSlackとDifyが表示されているか、確認しましょう。
ステップ2:テンプレートを開く
自動化の設定をするため、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしてください。
Slackでメッセージが投稿されたら、Difyのチャットボットで自動生成し返答する
試してみる
Slackでメッセージが投稿されたら、Difyのチャットボットで自動生成し返答するフローです。
以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されたら、「タイトル」と「説明」を確認します。
変更が必要な場合は、該当箇所をクリックして変更してください。
最初にSlackの設定から行うため、「新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら」をクリックしましょう。

ステップ3:トリガーとアクションを設定
以下の画面が表示されるので、設定を確認してください。
- 「タイトル」→自由に変更可能
- 「Slackと連携するアカウント情報」→アカウントが合っているか確認
- 「トリガーアクション」→新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら

以下の画面が表示されたら、必須項目を設定しましょう。
- 「トリガーの起動間隔」→5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定
※ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
設定が完了したら、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしてくださいね。

続いて、Difyの設定を行うため、「チャットメッセージを送信」をクリックしてください。
以下の画面が表示されるので、設定を確認しましょう。
- 「タイトル」→自由に変更可能
- 「Difyと連携するアカウント情報」→アカウントが合っているか確認
- 「アクション」→チャットメッセージを送信

以下の画面が表示されたら、「query」の設定を行います。
「新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら」のアウトプットを使用して設定します。
赤枠内の矢印をクリックすると、アウトプットを選択できます。
以下のように、「メッセージ内容」を選択しましょう。

スクロールして「user」の設定を行いましょう。
※必ず半角英数字で入力してください。
他の項目も必要に応じて設定してください。
設定が完了したら、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしましょう。

続いてSlackに通知する設定を行うため「Slackに通知する」をクリックしてください。
以下の画面が表示されるので、設定を確認しましょう。
- 「タイトル」→自由に変更可能
- 「Slackと連携するアカウント情報」→アカウントが合っているか確認
- 「アクション」→チャンネルにメッセージを送る

スクロールして、注意事項を確認します。
SlackチャンネルにYoomアプリを追加する方法はこちらから確認できます。

スクロールし、「投稿先のチャンネルID」を設定してください。

続いて、「メッセージ」を設定しましょう。
Difyのアウトプットを使用して、以下のように設定してください。
設定が完了したら、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしましょう。

ステップ4:SlackとDifyの自動化の動作確認
最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
フローボットが正常に起動するか確認してください。

Slackでメッセージが投稿されたら、Difyのチャットボットで自動生成し返答する
試してみる
Slackでメッセージが投稿されたら、Difyのチャットボットで自動生成し返答するフローです。
SlackとDifyのその他の自動化例
今回ご紹介したフロー以外にもSlackやDifyのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用できるようになりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!
Googleフォームでお問い合わせがあったら、回答内容をDifyで作成してSlackに通知する
試してみる
Googleフォームでお問い合わせがあったら、回答内容をDifyで作成してSlackに通知するフローです。
Gmailでお問い合わせメールを受信したら回答内容をDifyで作成しSlackに通知する
試してみる
Gmailでお問い合わせメールを受信したら回答内容をDifyで作成しSlackに通知するフローです。
Outlookでお問い合わせメールを受信したら回答内容をDifyで作成しSlackに通知する
試してみる
Outlookでお問い合わせメールを受信したら回答内容をDifyで作成しSlackに通知するフローです。
Slackを活用した自動化例
会議が終了したら、文字起こししてSlackに自動通知する
自動化によって手動で議事録の作成や共有を行う必要がなくなり、会議後の作業時間を削減できるはずです。
Zoomでミーティングが終了したら議事録の文字起こしと要約をし、Slackに通知する
試してみる
Zoomでミーティングが終了したら、自動的に会議内容を自動で文字起こしと要約をして、文字起こしの結果をSlackに通知するフローです。
Google Meetで会議終了後、文字起こししてDeepLで翻訳しSlackに通知する
試してみる
■概要
Google Meetで会議終了後、文字起こししてDeepLで翻訳しSlackに通知するフローです。
Yoomではプログラミング不要でアプリ間の連携ができるため、簡単にこのフローを実現することができます。
■このテンプレートをおすすめする方
・海外の顧客とのやり取りをGoogle Meetで行う方
・Google Meetにおける会議内容に対し、文字起こしや翻訳作業を行いチームメンバーと共有している方
・毎回の文字起こしや翻訳作業に時間が取られている方
■注意事項
・Google Meet、DeepL、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。
・OCRまたは音声を文字起こしするAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。
・ダウンロード可能なファイル容量は最大300MBまでです。アプリの仕様によっては300MB未満になる可能性があるので、ご注意ください。
・トリガー、各オペレーションでの取り扱い可能なファイル容量の詳細はこちら
Google Meetで会議が終了したら、文字起こししてSlackに自動通知する
試してみる
■概要
Google Meetで会議が終了したら、文字起こししてSlackに自動通知するフローです。
Yoomではプログラミング不要でアプリ間の連携ができるため、簡単にこのフローを実現することができます。
■このテンプレートをおすすめする方
・Google Meetを使用した定例会議や重要な商談を頻繁に行い、議事録の作成と共有に時間を取られている営業担当者
・複数のプロジェクトを同時進行で管理しており、ミーティングの内容をチーム間で共有する必要があるプロジェクトマネージャー
・会議に出席できなかったメンバーとSlackで内容をスムーズに共有したい方
・リモートワークやフレックスタイム制を導入し、非同期コミュニケーションを重視している部署の責任者
■注意事項
・Google Meet、Google Drive、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。
・「待機する」オペレーションおよび音声を文字起こしするAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・ダウンロード可能なファイル容量は最大300MBまでです。アプリの仕様によっては300MB未満になる可能性があるので、ご注意ください。
・トリガー、各オペレーションでの取り扱い可能なファイル容量の詳細は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/9413924
受け取った特定の内容を通知する
特定のキーワードに基づいた自動通知により、手動での確認作業をなくせる可能性があります。
本文やタイトルが特定の条件にマッチしたGmailのメール内容をSlackに通知する
試してみる
本文やタイトルが特定の条件にマッチしたGmailのメール内容をSlackに通知するフローです。
■注意事項
・GmailとSlackのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
特定のキーワードを含むメールを受信したらSlackの担当者にDM通知する
試してみる
■概要
「特定のキーワードを含むメールを受信したらSlackの担当者にDM通知する」フローは、重要なメールを見逃さず迅速に対応するための業務ワークフローです。
■このテンプレートをおすすめする方
・Gmailを日常的に使用しており、重要なメールの見逃しを防ぎたいビジネスパーソンの方
・Slackを活用してチーム内のコミュニケーションを円滑にしたいマネージャーの方
・特定のキーワードに基づいて業務を自動化し、効率化を図りたい業務担当者の方
・メールとチャットツールの連携を強化し、情報共有を迅速化したい企業の方
■注意事項
・Gmail、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。
・分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
Google Chatで特定条件のメッセージが投稿されたらSlackに通知する
試してみる
■概要
「Google Chatで特定条件のメッセージが投稿されたらSlackに通知する」ワークフローは、異なるコミュニケーションツール間の情報連携をスムーズに実現します。
例えば、特定のキーワードを含むメッセージがGoogle Chatに投稿された際に、自動的にSlackへ通知が送られる仕組みです。
これにより、チーム全体の情報共有が効率化され、重要なメッセージを見逃すことなく対応できます。
■このテンプレートをおすすめする方
・Google ChatとSlackを日常的に使用しているチームリーダーの方
・異なるチャットツール間での情報共有を自動化したいIT担当者の方
・特定の条件でのメッセージ通知を設定し、業務効率を向上させたい企業の管理者の方
■注意事項
・Google Chat、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・Google Chatとの連携はGoogle Workspaceの場合のみ可能です。詳細は下記を参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/6647336
毎日、情報を自動取得しSlackに通知する
手動での更新状況の確認やチャット通知が不要となることで、担当者の工数削減やスムーズなデータ共有が実現するかもしれません。
毎日Garoonで承認待ちの申請データを取得しSlackに通知する
試してみる
毎日Garoonで承認待ちの申請データを取得しSlackに通知するフローです。
毎日OpenWeatherMapで天気予報を取得しSlackに通知する
試してみる
毎日OpenWeatherMapで天気予報を取得しSlackに通知するフローです。
毎日、Fileforceで日報データを取得しSlackに通知する
試してみる
毎日、Fileforceで日報データを取得しSlackに通知するフローです。
■注意事項
・Fileforce、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
Difyを活用した自動化例
HubSpotでお問い合わせがあったら、回答内容をDifyで作成して通知する
お問い合わせの内容と回答案がセットで通知されるため、対応速度が向上するでしょう。
HubSpotでお問い合わせがあったら、回答内容をDifyで作成してSlackに通知する
試してみる
HubSpotでお問い合わせがあったら、回答内容をDifyで作成してSlackに通知するフローです。
HubSpotでお問い合わせがあったら、回答内容をDifyで作成してChatworkに通知する
試してみる
HubSpotでお問い合わせがあったら、回答内容をDifyで作成してChatworkに通知するフローです。
HubSpotでお問い合わせがあったら、回答内容をDifyで作成してMicrosoft Teamsに通知する
試してみる
HubSpotでお問い合わせがあったら、回答内容をDifyで作成してMicrosoft Teamsに通知するフローです。
Gmailでお問い合わせメールを受信したら回答内容をDifyで作成し通知する
迅速に回答案が作成された後にコミュニケーションツールに通知されることで、対応スピードの向上につながりそうです。
Gmailでお問い合わせメールを受信したら回答内容をDifyで作成しLINE WORKSに通知する
試してみる
Gmailでお問い合わせメールを受信したら回答内容をDifyで作成しLINE WORKSに通知するフローです。
Gmailでお問い合わせメールを受信したら回答内容をDifyで作成しGoogle Chatに通知する
試してみる
Gmailでお問い合わせメールを受信したら回答内容をDifyで作成しGoogle Chatに通知するフローです。
Gmailでお問い合わせメールを受信したら回答内容をDifyで作成しDiscordに通知する
試してみる
Gmailでお問い合わせメールを受信したら回答内容をDifyで作成しDiscordに通知するフローです。
Intercomで新しい会話が作成されたら、回答内容をDifyで作成して通知する
顧客対応が効率化されるため、サポートチーム全体の生産性向上にも寄与する可能性があります。
Intercomで新しい会話が作成されたら、回答内容をDifyで作成してChatworkに通知する
試してみる
Intercomで新しい会話が作成されたら、回答内容をDifyで作成してChatworkに通知するフローです。
Intercomで新しい会話が作成されたら、回答内容をDifyで作成してMicrosoft Teamsに通知する
試してみる
Intercomで新しい会話が作成されたら、回答内容をDifyで作成してMicrosoft Teamsに通知するフローです。
Intercomで新しい会話が作成されたら、回答内容をDifyで作成してLINE WORKSに通知する
試してみる
Intercomで新しい会話が作成されたら、回答内容をDifyで作成してLINE WORKSに通知するフローです。
SlackとDifyを連携するメリット
メリット1:対応の漏れを防止できる
日々の業務が多忙でSlackでメッセージが届いた際に返信を忘れてしまうことがよくあるなら、Difyのチャットボットによる自動生成が有効でしょう。
たとえば、Slackに社内メンバーからシステムに関するメッセージが投稿されると、Difyのチャットボットが起動し、返答を自動作成できます。
この自動化を活用すれば、メンバーからの質問に対して一貫した返答ができ、対応の漏れを防げるかもしれません。
これにより、担当者が複数の業務を抱えていても、スムーズに対応できるでしょう。
メリット2:業務フローがスムーズになる
チャットボットの自動生成機能を活用することで、問い合わせ対応にかかる担当者の負担が軽減され、その分重要な業務を進められるでしょう。
たとえば、労務のルールに関する問い合わせが投稿されたら、チャットボットが返答を考えるため、労務管理者が返答する必要がなくなります。
通常のように、返答作業を手動で行っていると、返答内容を考えるだけで労力と時間がかかってしまいます。
しかし、自動化を導入すれば、個々の生産性向上だけでなく、チーム全体の業務フローがスムーズに進められるかもしれません。
この自動化により、業務をスピーディーに進められ、問い合わせ対応の時間を短縮できそうです。
まとめ
SlackとDifyを連携させることで、メッセージの自動返答が可能になり、業務の効率化が期待できます。
これにより、チャットボットによる一次対応ができ、返答できないという事態を防ぐことができますね!
この自動化により、担当者の負担が軽減され、社内対応がスムーズになるでしょう。
この自動化を活用して、ぜひ業務の効率化に役立ててください。