2024/11/04
アプリ同士の連携方法

SlackとDifyを連携!メッセージ投稿後の返答をチャットボットで自動生成してみよう

m.wadazumi

目次

日々の業務でメッセージの返信に時間がかかり、他の業務が後回しになることはありませんか?
そのお悩みはSlackとDifyを連携し、返答作業を自動化することで解決できるでしょう。
この自動化により、メッセージの返答に困ることなく、スムーズな対応が可能になるかもしれません。
さらに、担当者の対応負担が軽減され、他の業務にも専念できます。

この記事では、自動化を導入するメリットと具体的な設定方法について解説します。

SlackとDifyを連携するメリット

メリット1:対応の漏れを防止できる

日々の業務が多忙でSlackでメッセージ届いた際に返信を忘れてしまうことがよくあるなら、Difyのチャットボットによる自動生成が有効でしょう。
たとえば、Slackに社内メンバーからシステムに関するメッセージが投稿されると、Difyのチャットボットが起動し、返答を自動作成できます。
この自動化を活用すれば、<span class="mark-yellow">メンバーからの質問に対して一貫した返答ができ、対応の漏れを防げるかもしれません。</span>
これにより、担当者が複数の業務を抱えていても、スムーズに対応できるでしょう。

メリット2:業務フローがスムーズになる

チャットボットの自動生成機能を活用することで、問い合わせ対応にかかる担当者の負担が軽減され、重要な業務を進められるでしょう。
たとえば、労務のルールに関する問い合わせが投稿されたら、チャットボットが返答を考えるため、労務管理者が返答する必要がなくなります。
通常のように、返答作業を手動で行っていると、返答内容を考えるだけで労力と時間がかかってしまいます。
しかし、自動化を導入すれば、個々の生産性向上だけでなく、チーム全体の業務フローがスムーズに進められるかもしれません。
この自動化により、<span class="mark-yellow">業務をスピーディーに進められ、問い合わせ対応の時間を短縮できそうです。</span>

SlackとDifyの連携フローの作り方

今回は「Slackでメッセージが投稿されたら、Difyのチャットボットで自動生成し返答する」という以下のテンプレートの設定方法をご紹介します。
このテンプレートを利用することで、イチから自動化設定を行う必要がなく、便利です。

以下の4ステップで設定できます。

  1. SlackとDifyをマイアプリ登録
  2. テンプレートを開く
  3. トリガーとアクションを設定
  4. SlackとDifyの自動化の動作確認

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ステップ1:SlackとDifyをマイアプリ登録

SlackとDifyをYoomに接続するマイアプリ登録を行ってください。
最初にマイアプリ登録を行うと、自動化設定がスムーズになります。

Slackのマイアプリ登録を行いましょう。
こちらのヘルプページを参考にして、登録してください。

続いて、Difyのマイアプリ登録をしましょう。
Difyの登録方法もヘルプページに記載されているので、同様に設定してください。

マイアプリにSlackとDifyが表示されているか、確認しましょう。

ステップ2:テンプレートを開く

自動化の設定をするため、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしてください。

以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されたら、「タイトル」と「説明」を確認しましょう。
変更が必要な場合は、該当箇所をクリックして変更してください。
最初にSlackの設定から行うため、「新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら」をクリックしましょう。

ステップ3:トリガーとアクションを設定

以下の画面が表示されるので、設定を確認してください。

  • 「タイトル」→自由に変更可能
  • 「Slackと連携するアカウント情報」→アカウントが合っているか確認
  • 「トリガーアクション」→新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら

以下の画面が表示されたら、必須項目を設定しましょう。

  • 「トリガーの起動間隔」→5分、10分、15分、30分、60分から選択
    ※プランによってトリガーの起動間隔は異なるので、注意してください。
  • 「チャンネルID」→任意で設定

設定が完了したら、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしましょう。

続いて、Difyの設定を行うため、「チャットメッセージを送信」をクリックしてください。
以下の画面が表示されるので、設定を確認しましょう。

  • 「タイトル」→自由に変更可能
  • 「Difyと連携するアカウント情報」→アカウントが合っているか確認
  • 「アクション」→チャットメッセージを送信

以下の画面が表示されたら、「query」の設定を行います。
「新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら」のアウトプットを使用して設定します。
赤枠内の矢印をクリックすると、アウトプットを選択できます。
以下のように、「メッセージ内容」を選択しましょう。

スクロールして、「user」の設定を行いましょう。
※必ず半角英数字で入力してください。
他の項目も必要に応じて設定してください、
設定が完了したら、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしましょう

続いてSlackに通知する設定を行うため、「Slackに通知する」をクリックしてください。
以下の画面が表示されるので、設定を確認しましょう。

  • 「タイトル」→自由に変更可能
  • 「Slackと連携するアカウント情報」→アカウントが合っているか確認
  • 「アクション」→チャンネルにメッセージを送る

スクロールして、注意事項を確認します。
SlackチャンネルにYoomアプリを追加する方法はこちらから確認できます。

スクロールし、「投稿先のチャンネルID」を設定してください。

続いて、「メッセージ」を設定しましょう。
Difyのアウトプットを使用して、以下のように設定してください。
設定が完了したら、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしましょう。

ステップ4:SlackとDifyの自動化の動作確認

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
フローボットが正常に起動するか確認してください。


今回使用したフローボットテンプレート
Slackでメッセージが投稿されたら、Difyのチャットボットで自動生成し返答する

DifyとSlackを使ったその他の自動化例

1.Microsoft Teamsでメッセージが投稿されたら、自動的にDifyのチャットボットで自動生成し、返答するフローです。
今回ご紹介したテンプレートと内容は同じですが、こちらはMicrosoft Teamsに通知するフローです。
通知先を自由に変更することで、チーム全体で返答内容を確認できます。

2.LINE WORKSでメッセージが投稿されたら、Difyのチャットボットで自動生成し、自動返答するフローです。
こちらは、LINE WORKSに投稿されたメッセージを自動返答するフローとなっています。
今回ご紹介したSlack以外にもLINE WORKSを利用している場合は、この自動化を導入することで、返答に悩むことはなくなるでしょう。

3.Google Chatで投稿されたメッセージを自動的にslackに通知するフローです。
Google ChatのメッセージをSlackでも確認できるため、手間が省けます。
転記作業が不要になり、送信ミスや漏れを防ぐことができます。
複数のチャットツールを使用している方におすすめの自動化です。

まとめ

SlackとDifyを連携させることで、メッセージの自動返答が可能になり、業務の効率化が期待できます。
これにより、チャットボットによる一次対応ができ、返答できないという事態を防ぐことができます。
この自動化により、担当者の負担が軽減され、社内対応がスムーズになるでしょう。
この自動化を活用して、ぜひ業務の効率化に役立ててください。

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この記事を書いた人
m.wadazumi
児童福祉の仕事からライターとして活動し、現在はYoomでブログを執筆中です。 Yoomでできる業務効率化に驚きつつ、みなさんにもその感動を共有して社会貢献したいと考えています。 プログラミング知識ゼロの私でもできるアプリ連携や自動化をお伝えしていきます。
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