2024/12/09
アプリ同士の連携方法

SlackとDropboxを連携して、Slackで送信されたファイルをDropboxに格納する方法

r.suzuki
SlackとDropboxの連携イメージ

目次

現代のビジネスでは、チーム間の情報共有やファイル管理が重要な課題です。
特にファイルのやり取りが頻繁なチームにとって、手動でのファイル保存は手間がかかります。
そこでこのブログでは、Slackで送信されたファイルを自動的にDropboxに格納する方法を解説します。
SlackとDropboxを連携することで、日常業務の効率化を図り、自動化により正確な情報共有が期待できます。
また、ノーコードで設定できる連携方法も解説しますので、参考にしてください。

こんな方におすすめ

Slackで頻繁にファイルをやり取りし、ファイル保存の手間削減したい方
・Dropboxでのファイル管理をもっと効率化したい方
・チーム間での情報共有をスムーズにしたい方

SlackとDropboxの連携メリットと具体例

メリット1: 作業の効率化

Slackで送信されたファイルをDropboxに自動的に格納することで、ファイルの保存作業を素早く行えます。
このため、社員は削減した時間を他の重要な業務に充てることが見込めます。
特に、頻繁にファイルがやり取りされるチームにおいて、時間の節約と作業効率化が期待できます。

メリット2: 情報の一元管理

Slackでやり取りされるファイルがDropboxに自動で格納されるため、情報が散逸せず一元的に管理できます。
自動化によって、すべてのファイルが特定のフォルダに整理されるため、後から簡単にアクセスでき、書類の管理効率化が期待できます。
また、検索機能を活用することで、ファイルの再利用も容易になります。

メリット3: チーム間でのスムーズな情報共有

ファイルがDropboxに自動保存されることで、必要なファイルを全員がいつでも簡単にアクセスできるようになります。
例えば、プロジェクトの進捗に関するドキュメントや重要なファイルをSlackで共有した際、そのままDropboxに保存され、チームメンバーが整理された場所から必要なファイルを素早く取り出せるようになります。
これにより、チーム間でのスムーズな情報共有が見込めます。

ここからは、Yoomのテンプレート【Slackで送信されたファイルをDropboxに格納する】を使って設定をしていきます。 

[Yoomとは]

Slackで送信されたファイルをDropboxに格納する方法

Slackで送信されたファイルをDropboxに格納するには、Slackの提供するAPIを利用してファイルのアップロードイベントを検知し、そのファイルデータを取得します。その後、DropboxのAPIを用いて指定のフォルダにファイルをアップロードすることで実現が可能です。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

今回の連携フローの手順は以下の通りです。

・SlackとDropboxをマイアプリ連携
・テンプレートをコピー
・トリガー、アクションの設定
・最後にトリガーが起動と確認

事前準備
1)
まずはじめにYoomの公式サイトにアクセスし、アカウントを作成してください。
Yoomのアカウント発行ページ
すでにアカウントを取得している場合はログインしてください。

ステップ1:SlackとDropboxをマイアプリ連携

1)Yoomのアカウントにログインしたら、次に使用するアプリを登録しましょう。
「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択してください。


2)Yoomで接続可能なアプリ一覧が表示され、一番上の検索窓から今回使用する2つのアプリSlackとDropboxをそれぞれ検索します。

Slackを選択できたら、投稿先を選択して、「許可する」をクリックします。


同様にDropboxを選択できたら、使用するアカウントでログインします。


3)登録が完了すると、マイアプリにアイコンが表示されます。
登録したアプリのアイコンが表示されるか確認しましょう。

ステップ2:テンプレートをコピー

こちらのバナーをクリックしてください。

1)「このテンプレートを試す」のアイコンをクリックします。

2) 以下のような表示が出てくるので、「OK」をクリックします。

以下のように表示されればコピーができています。

タイトルや詳細はクリックすることで編集可能です。適宜変更してください。
右に「!」が表示されているアイコンを上から順番にクリックし、オペレーションを設定します。
テンプレートはマイプロジェクトに保存されています。
コピーしたテンプレートはマイプロジェクトからも開けます。

ステップ3:トリガーを設定

「アプリトリガー ファイルがチャンネルに投稿されたら」をクリックします。

ステップ4:Slackのアクションを設定

1) アクションは「ファイルがチャンネルに投稿されたら」を選択して、「次へ」をクリックします。


2) 必須項目を入力してください。
トリガーの起動間隔は契約プランによって変わります。
各プランの内容についてはこちらを参考にしてください。
各プランの機能制限や使用上限の一覧 | Yoomヘルプセンター (intercom.help)
チャンネルIDはアプリが連携出来ていると候補から選択できます。
選択が完了したら「テスト」をクリックし、テスト成功後「保存」をクリックします。

ステップ5:Slackのアクションを設定

1) フローに戻り、「アプリと連携する 投稿されたファイルをダウンロード」のアイコンをクリックします。

2) アクションは「投稿されたファイルをダウンロード」を選択し、「次へ」をクリックします。


3)ファイルのダウンロードリンクを入力します。

アプリが連携出来ているとSlackのアウトプット情報を活用して入力できます。
候補から選択し、入力が完了したら「保存」します。


ステップ6:Dropboxのアクションを設定

1) フローに戻り、「アプリと連携する ファイルをダウンロード」のアイコンをクリックします。


2) アクションは「ファイルをダウンロード」を選択し、「次へ」をクリックします。


3)ファイルのダウンロードリンクを入力します。
アプリが連携出来ているとSlackのアウトプット情報を活用して入力できます。
候補から選択し、入力が完了したら「保存」します。



これで【Slackで送信されたファイルをDropboxに格納する】というフローが完成です。

ステップ7: テストと確認

設定が完了すると、以下のような表示が出てくるので、「トリガーをON」をクリックします。
フローボットを起動し、正しく作動するか確認してください。

今回使用したテンプレートはこちら 

Slack・Dropboxを使ったその他の自動化例

他にもSlackやDropboxを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.Dropboxに請求書ファイルが格納されたら、Slackに通知する
このテンプレートでは、Dropboxに請求書ファイルが格納された際、自動でSlackに通知できます。
格納されたファイル名や格納日時を含む通知を指定のSlackチャンネルに送信することで、関係者が素早く請求書の追加を確認可能です。
この連携により、ファイル管理の効率化や共有のタイムラグを解消し、業務の迅速化とミス防止が期待できます。

2.添付ファイルつきのメールが届いたらSlackに通知し、Dropboxに連携してファイルをアップロードする
このテンプレートでは、添付ファイル付きのメールが届いた際に、自動でSlackに通知を送ると同時に、添付ファイルをDropboxにアップロードすることができます。
Slackの通知にはメールの送信者情報やファイル名を含めることで、関係者がスピーディーに内容を把握することができます。
この連携により、ファイル管理の効率化とメール対応の迅速化を実現し、業務の生産性向上が期待できます。

3.メールに添付されたファイルをDropboxに格納
このテンプレートでは、メールに添付されたファイルを自動でDropboxに格納することができます。
メールの送信者や件名ごとにフォルダを振り分ける設定も可能で、ファイルの整理と検索が簡単になります。
この連携により、手動でのファイル保存の手間を省き、ミスや漏れを防止が見込め、業務効率の向上とスムーズなファイル管理が期待できます。

まとめ

このブログでは、SlackとDropboxを連携させ、Slackで送信されたファイルを自動的にDropboxに格納する方法を紹介しました。
この仕組みを導入すれば、日々のファイル管理が効率化され、重要なデータの見落としや紛失防止、そして効率化が期待できます
また、ファイルが一元管理されることで、チーム内での情報共有がスムーズになり、さらに検索やバックアップの手間削減も見込めます。
さらに、Yoomというノーコードツールを使用して連携設定をおこなうことで、初心者でも簡単に自動化を実現できます。
業務効率の向上や時間短縮を目指す方は、ぜひこの機会にSlackとDropboxを活用した自動化を試してみてください。

この記事を書いた人
r.suzuki
人材が限られる地方の中小企業で業務の効率化を日々模索していたところ、Yoomと出会いました。 こうだったらいいなとなにげなく考えていたことがYoomを導入することで、こんなにも効率化できるんだ!と感動。 システムやプログラミングの知識や経験がない私でも、業務が大きくかわったので、同じように感じているたくさんの方々へ共有できたらと執筆しています。
タグ
自動化
連携
Slack
Dropbox
関連アプリ
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
会社概要
利用規約(JaEn
プライバシーポリシー(JaEn
セキュリティポリシー(JaEn
特定商取引法に基づく表記
©️ Yoom Inc.