Slackで添付されたファイルデータをOneDriveにアップロードする作業を自動化しませんか?
SlackとOneDriveを連携していない場合、ファイルの共有に時間がかかる上に、手作業なのが面倒くさいですよね。
しかし、アプリを連携していると、効率的にファイルの管理ができ、データ管理のセキュリティが高まるのがメリットです。
自動化するためにノーコードツールを利用すれば、パパッと自動化することができます。
本記事では「Slackで受け取ったファイルをOneDriveにアップロードする」という連携の設定方法をご紹介します!
こんな方におすすめ
- SlackとOneDriveでの業務効率化を考えている方。
- Slackで受け取ったファイルをOneDriveに保存している方。
- SlackとOneDriveを連携してファイルを自動保存したい方。
今すぐに試したい方へ
本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!
Slackで受け取ったファイルをOneDriveにアップロードする
試してみる
Slackのチャンネルに投稿されたファイルをOneDriveにアップロードするフローです。
[Yoomとは]
SlackとOneDriveの連携フローの作り方
今回は「Slackで受け取ったファイルをOneDriveにアップロードする」という以下のテンプレートの設定をします。
工程は以下の2つだけなので、安心です。
- ファイルがチャンネルに投稿されたら起動するフローボットの設定
- ファイルをアップロードするアクションの設定
Yoomを利用していない方はこちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方はログインしておきましょう。
SlackとOneDriveをYoomと接続する方法
SlackとOneDriveをYoomと接続するマイアプリ登録を行います。
このマイアプリ登録を済ませておけば、自動化の設定が楽にできます。
初めにSlackのマイアプリ登録を行いますが、Yoomのヘルプページに記載されているので、参考にして登録してください。
次にOneDriveのマイアプリ登録を行います。
画面左側にある「マイアプリ」→「新規接続」をクリックしてください。
アプリ一覧が表示されるので、そこからOneDriveを探すか、「アプリ名で検索」から検索しましょう。

以下の画面に移行したら、サインインしてください。

アプリ連携が完了したら、マイアプリの欄にSlackとOneDriveが表示されます。
※Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
Slackで受け取ったファイルをOneDriveにアップロードする方法
自動化の設定を行うので、以下のバナーにある「このテンプレートを試す」をクリックしましょう。
Slackで受け取ったファイルをOneDriveにアップロードする
試してみる
Slackのチャンネルに投稿されたファイルをOneDriveにアップロードするフローです。
以下の画面に移行したら、「タイトル」と「説明」を確認して、変更する場合は以下のページより変更可能です。
続いてSlackの設定をするので、「ファイルがチャンネルに投稿されたら」をクリックしてください。

以下の画面に移行したら、設定を確認しましょう。
- 「アプリトリガーのタイトル」→自由に変更可能
- 「Slackと連携するアカウント情報」→相違がないか確認
- 「トリガーアクション」→ファイルがチャンネルに投稿されたら

以下の画面に移行したら、設定をしてください。
- 「トリガーの起動間隔」→任意で設定
- 「チャンネルID」→候補から選択
「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしましょう。
※トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

続いてOneDriveの設定を行うので、「ファイルをアップロード」をクリックします。
以下の画面に移行したら、設定を確認してください。
- 「タイトル」→自由に変更可能
- 「OneDriveと連携するアカウント情報」→相違がないか確認
- 「アクション」→ファイルをアップロード

以下の画面に移行したら、設定をしましょう。
- 「ドライブID」→候補から選択
- 「格納先フォルダ名」→こちらに入力した値で「格納先フォルダのアイテムID」の候補を検索
※対象となるフォルダがヒットしない場合は、値をフォルダ名の一部に変更することで検索にヒットする場合があります。
- 「格納先フォルダのアイテムID」→格納先フォルダ名を入力し、表示された候補の中から対象のフォルダを選択
※候補の表示順は最終更新日が新しいものから表示されます。
もし該当のフォルダが候補に表示されない場合、フォルダ名を一度変更するなど、フォルダ情報の更新を行なってください。
- 「ファイル名」→アップロードする際のファイル名を拡張子を含めて記載 例)Sample.pdf
もしくは、Slackからの{{ファイル名}}こういったアウトプットを利用します。
枠内をクリックし、Slackの下矢印より選択可能です。
「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしましょう。

最後にアプリトリガー「ON」にすることで、自動化されます。

Slackで受け取ったファイルをOneDriveにアップロードする
試してみる
Slackのチャンネルに投稿されたファイルをOneDriveにアップロードするフローです。
SlackやOneDriveを使ったその他の自動化例
本日ご紹介した連携以外にもSlackやOneDriveのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。
もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!
SlackとOneDriveを連携した自動化例
特定のスケジュールになったらOneDriveにフォルダを作成してSlackにメッセージを送付したり、OneDriveにファイルがアップロードされたらSlackに通知したりする連携も可能です。
また、Slackで投稿された書類データをOCRで読み取り、ファイル名を更新しOneDriveにアップロードすることもできます。
Slackで投稿された書類データをOCRで読み取り、ファイル名を更新しOneDriveに格納する
試してみる
■概要
Slackで共有される請求書や契約書などの書類、手動で内容を確認してファイル名を変更し、OneDriveに格納する作業に手間を感じていませんか。このような手作業は時間がかかるだけでなく、ファイル名の付け間違いや格納漏れといったミスの原因にもなり得ます。このワークフローを活用すれば、Slackへのファイル投稿をきっかけに、AI-OCRが書類内容を読み取り、適切なファイル名で自動的にOneDriveへ格納するため、これらの課題を解消し業務を効率化します。
■このテンプレートをおすすめする方
・Slackで受け取った請求書などの書類を手作業でOneDriveに保存している方
・書類のファイル名を手動で変更しており、命名規則の統一やミス削減に課題を感じている方
・書類管理業務を自動化し、より重要なコア業務に集中したいと考えている総務や経理担当の方
■注意事項
・SlackとOneDriveのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・OCRデータは6,500文字以上のデータや文字が小さい場合などは読み取れない場合があります。
・OCRオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。
・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
特定のスケジュールになったらOneDriveにフォルダを作成し、Slackに通知する
試してみる
特定のスケジュールになったらOneDriveにフォルダを作成し、Slackに通知するフローです。
Slackを活用した自動化例
データベースに情報が登録されたらSlackに通知する
Google スプレッドシートやSalesforceなどに情報が追加されたらSlackに自動で通知します。
Salesforceに新規リードが登録されたらSlackに通知
試してみる
Salesforceに新規リードが登録されたことを検知し、指定のSlackチャンネルに通知します。
kintoneにレコードが登録されたらSlackに通知
試してみる
kintoneにレコードが登録されたら、Slackの特定のチャンネルに通知をします。
Google スプレッドシートで行が追加されたらSlackに通知する
試してみる
■概要
Google スプレッドシートで管理している情報を更新するたびに、手作業でSlackへ通知をしていませんか?
このような定型的な報告業務は、手間がかかるだけでなく、通知の遅れや漏れといったミスに繋がる可能性もあります。
このワークフローを活用すれば、Google スプレッドシートの行追加をトリガーとして、指定したSlackチャンネルへ自動でメッセージを送信し、情報共有の効率化を実現します。
■このテンプレートをおすすめする方
・Google スプレッドシートでの情報更新を、都度Slackでチームに報告している方
・手作業による通知のタイムラグや、報告漏れなどのヒューマンエラーを防ぎたい方
・チームや部署内の情報共有プロセスを自動化し、業務効率を改善したいと考えている方
■注意事項
・Google スプレッドシート、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
ワークフローで申請が承認されたことをSlackへ通知する
Garoonやジョブカン経費精算・ワークフローなどで申請が承認されたことをSlackへ自動で通知します。
kickflowで申請が承認されたらSlackに通知する
試してみる
kickflowで申請が承認されたらSlackに通知するフローです。
ジョブカン経費精算・ワークフローで申請が承認されたらSlackに通知
試してみる
ジョブカン経費精算・ワークフローで申請が承認されたら、指定のSlackチャンネルに通知します。
Garoonでワークフローが承認されたらSlackに通知する
試してみる
Garoonでワークフローが承認されたらSlackに通知するフローです。
今日の予定や今日が期日のタスクをSlackに通知する
Googleカレンダーの今日の予定やNotionで期日が今日のタスクなどをSlackに自動で通知します。
毎日、今日の自分の予定をGoogleカレンダーから取得しSlackに通知する
試してみる
■概要
毎朝、今日の予定を確認するためにGoogleカレンダーを開き、チームに共有するためにSlackへ手入力する作業は、日々の小さな手間ではないでしょうか。この単純な繰り返し作業は、入力ミスや共有漏れといったヒューマンエラーの原因になることもあります。このワークフローを活用すれば、毎朝決まった時間にGoogleカレンダーからその日の予定を自動で取得しSlackへ通知できるため、こうした課題を解消し、スムーズな情報共有を実現します。
■このテンプレートをおすすめする方
・GoogleカレンダーとSlackで予定を共有しており、手作業での転記に非効率を感じている方
・チームメンバーの予定共有を円滑にし、全体の生産性を向上させたいと考えているチームリーダーの方
・毎日のルーティンワークを自動化し、より重要なコア業務に集中する時間を確保したい方
■注意事項
・GoogleカレンダーとSlackのそれぞれとYoomを連携してください。
Asanaで期日が今日までのタスクをSlackに通知する
試してみる
毎日指定の時間にAsanaで期日が今日までのタスクを取得して、Slackに通知するフローです。
毎日Notionデータベース内のタスクから本日が期限のものを抽出し一括でSlackに通知する
試してみる
毎日Notionデータベース内のタスクから本日が期限のものを抽出し一括でSlackに通知するフローです。
OneDriveを活用した自動化例
メールで届いた添付ファイルをOneDriveに自動でアップロードする
GmailやOutlookなどに添付されたファイルをOneDriveに自動でアップロードします。
メールで届いた添付ファイルをOneDriveに自動でアップロードする
試してみる
メールで受け取った添付ファイルをOneDriveに自動でアップロードするフローボットです。Yoomで作成したメールアドレスにメールが届くと自動的にフローボットが起動します。
Outlookに届いた添付ファイルをOneDriveに自動でアップロードする
試してみる
Outlookで受け取った添付ファイルをOneDriveに自動でアップロードするフローです。
Gmailで受け取ったファイルをYoomメールに転送して、OneDriveに保存する
試してみる
Gmailで受け取ったファイルをOneDriveに保存するフローです。
データベースに取引先が登録されたらOneDriveに取引先ごとのフォルダを作成する
kintoneやSalesforceなどに取引先が登録されたらOneDriveに取引先ごとのフォルダを自動で作成します。
Salesforceで取引先が登録されたらOneDriveに取引先ごとのフォルダを作成する
試してみる
Salesforceで取引先が登録されたらOneDriveに取引先ごとのフォルダを作成するフローです。
Notionで取引先が登録されたらOneDriveに取引先ごとのフォルダを作成する
試してみる
Notionで取引先が登録されたらOneDriveに取引先ごとのフォルダを作成するフローです。
kintoneにレコードが登録されたらOneDriveにフォルダを自動で作成
試してみる
kintoneにレコードが登録されたらOneDriveのフォルダを自動で作成し、作成したフォルダのURLをkintoneのレコードに記載します。
書類の締結が完了したらファイルをOneDriveにアップロードする
クラウドサインやGMOサインなどで締結が完了した書類をOneDriveに自動でアップロードします。
クラウドサインで締結した書類をOneDriveに格納する
試してみる
クラウドサインで締結が完了した書類をOneDriveに格納するフローです。
フォームに回答されたら契約書類を用いてGMOサインを送付し、その書類をOneDriveにも格納する
試してみる
フォームに回答されたら契約書類を用いてGMOサインを送付し、その書類をOneDriveにも格納するフローです。
Docusignで書類が締結したら、書類をOneDriveに格納する
試してみる
Docusignで書類が締結したら、証明書をダウンロードしOneDriveに格納するフローです。
SlackとOneDriveを連携するメリットとしないデメリット
SlackとOneDriveを連携していない場合、ファイルの共有に時間がかかるというデメリットがあります。
アプリを連携していると、効率的にファイルの管理ができ、データ管理のセキュリティが高まるのがメリットです。
アプリを連携するメリットとデメリットを以下にまとめてみました。
メリット1:効率的にファイルの管理ができる
SlackとOneDriveを連携するメリット1つ目は、効率的にファイルの管理ができることが挙げられます。
たとえば、Slackで受け取ったファイルをOneDriveに自動的に保存することが可能です。
自動化をしていない場合、Slackから送られたファイルを手動でダウンロードし、OneDriveにアップロードするしかありません。
しかし、この自動化を取り入れることによって、一連の流れを格段に効率化できます。
保存ファイルが多い方にとっては、手作業でのファイル管理がなくなるだけでも楽になりますよね。
特に、Slackの保存容量を消費したくない方やファイルを一元で管理したい方にオススメです。
メリット2:データ管理のセキュリティが高まる
SlackとOneDriveを連携するメリット2つ目は、データ管理のセキュリティが高まることが挙げられます。
OneDriveにはセキュリティ機能が備わっているので。ファイルのアクセス制限やバックアップが可能です。
SlackとOneDriveを連携することで、大切なファイルが共有された際に、OneDrive上にバックアップしてくれます。
そのため、データを紛失するといった事態にはなりにくいです。
特に、機密情報を扱う方にオススメの機能と言えます。
デメリット:ファイルの共有に時間がかかる
SlackとOneDriveを連携しない場合のデメリットは、ファイルの共有に時間がかかることが挙げられます。
Slackからファイルを送られた際に、その都度ファイルをダウンロードしてOneDriveにアップロードしていると、時間と手間がかかるのがネックです。
この作業に手間を取られて、他の業務が終わらなかったら、時間を無駄にしてしまいます。
しかし、Yoomを利用することで、時間短縮になり、他の業務に取り組むことが可能です。
この自動化を取り入れるだけで、他のチームメンバーへのファイルの共有が楽になりますよ。
まとめ
本記事では「Slackで受け取ったファイルをOneDriveにアップロードする」という連携の設定を行いました。
SlackとOneDriveを連携していない場合、ファイルの共有に手間がかかってしまいます。。
両アプリが連携できれば、ファイルを移動させる手動作業は完全に自動化が可能です。
特に、Slackの保存容量を消費したくない方やファイルを一元で管理したい方にオススメの機能と言えます。
Yoomを利用すれば、ノーコードですぐに自動化の設定が完了します!
無料体験を試してみて、アプリ連携の効率化を体験してみましょう!