AI翻訳とSlackの連携イメージ
AIオペレーションの活用方法

2025-08-13

Slackで投稿されたメッセージをAIで自動翻訳し、翻訳版をSlackに投稿する方法

r.suzuki

Slackは多くの企業やチームで利用されているコミュニケーションツールですが、異なる言語でやり取りを行う環境の場合、メッセージの翻訳が必要なこともありますよね?そこでこのブログでは、Slackに投稿されたメッセージをAIで自動的に翻訳し、翻訳したメッセージを再投稿する方法をご紹介します。
設定はノーコードで簡単にできる方法を説明しますので、プログラミングが初心者の方でもすぐにチャレンジできますよ。ぜひ参考にしてください!

SlackとAIを活用したすぐに試せる自動化テンプレート集はこちら

AIと連携した便利な自動化テンプレート

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チャットボット機能を使った便利な自動化テンプレート

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転記を自動化する便利なテンプレート

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今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

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[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Slackで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をSlackに投稿する」フローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • Slackのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Slackのトリガー設定およびAIのアクション設定
  • トリガーをONにしてフローが正しく動くかを確認
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SlackとAIツールの連携フローの作り方

ステップ1:Yoom登録・ログインとアプリ登録

はじめにYoomの公式サイトにアクセスし、アカウント作成をお願いします。
すでに登録済みの方はログインしてください。
Yoomのアカウント発行ページ

Yoomのアカウントにログインしたら、使用するアプリを登録します。
1)「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択してください。

2)入力欄にSlackと入力するとアイコンが表示されるので、アイコンをクリックします。

ご利用のワークスペースURLを入力し、「続行する」をクリックします。

YoomからSlackのアクセス許可リクエスト画面に移ります。
許可をクリックすると、連携完了です。

詳しくは以下のページをご確認ください!


ステップ2: テンプレートのコピー

今回は、【Slackで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をSlackに投稿する】というフローを作成します。

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1)テンプレートの「試してみる」のアイコンをクリックして、マイプロジェクトへコピーをします。

2)以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

ステップ3:SlackとAIツールの連携設定

3)「アプリトリガー 新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら」をクリックします。

4)トリガーアクションは「新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら」を選択して、「次へ」をクリックします。

5)トリガーの起動間隔を選択し、チャンネルIDを選択しましょう。
チャンネルIDはアプリ登録ができていると、候補から選択することが可能です。
※トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

実際にSlackでテスト用のメッセージを送信し、Yoomで「テスト」をクリックしてください。

テストが成功した場合は、アウトプット(取得した値)を取得できます。実際の設定では、各項目に具体的な値が反映されます。
こちらの値は次の設定に活用するので、取得された内容を確認して保存しましょう。

6)フローに戻ったら、「翻訳する」のアイコンをクリックします。

7)用途に合わせてAIのアクションを選択して、「次へ」をクリックします。
(基本的にはテンプレート通りのアクションにしてお使いいただくことをおすすめします!)

翻訳アクションは、他にもプルダウンから選択することも可能です。(AIモデルも選択可能)

8)翻訳対象のテキストを入力します。
先に連携したSlackのアウトプット情報を引用できるので、入力バーをクリックし、候補から【メッセージ内容】を引用してください。

「翻訳先言語」は任意のものを入力しましょう。

入力ができたら「テスト」をクリックし、テストが成功したら「保存する」を押します。

9)フローに戻ったら、「スレッドにメッセージを送る」のアイコンをクリックします。

10)アクションは「スレッドにメッセージを送る」を選択して、「次へ」をクリックします。

11)各項目を入力します。

・投稿先のチャンネルIDは入力欄をクリックし、候補から選択しましょう。

・タイムスタンプは先に連携したSlackのアウトプット情報から引用して入力してください。

・メッセージは翻訳するのアウトプット情報から【翻訳結果】を引用して作成してください。
※Slackでのメンション方法はこちらをご確認ください。

12)情報を入力した後、「テスト」をクリックして、実際に翻訳結果がスレッドに届くかを確認しましょう。

通知結果に問題がなければ、「保存する」を押します。

これで【Slackで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をSlackに投稿する】というフローの完成です!

ステップ4: テストと確認

13)最後まで設定すると以下のような表示が出てくるので、「トリガーをON」をクリック。フローボットを起動させて、一度正しく作動するか確認してください。

今回使用したテンプレートはこちら!

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SlackやAI機能を使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもSlackのAPIやAI機能を活用することで様々な自動化を実現することが可能です。
もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

Slackを活用した自動化例

YoomとSlackを連携することで、様々なSaaSとSlackを自由に連携し、あらゆる通知をSlackで受け取ることが可能です。

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AIを活用した自動化例

YoomとAIを連携することで、画像データからの文字情報の読み取りやデータ抽出などが可能になり、業務効率化が実現します。

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まとめ

今回はSlackで投稿されたメッセージを自動的に翻訳し、その翻訳内容をスレッドに再投稿する方法をご紹介しました。
翻訳作業の負担が軽減され、時間を節約できるだけでなく、コミュニケーションの質向上も見込めます。
またYoomを利用することで、ノーコードで簡単に連携を設定できるため、技術的な知識がない方でも手軽に始められます。
このブログを参考に、ぜひこの方法を試してみてください!

この記事を書いた人
r.suzuki
人材が限られる地方の中小企業で業務の効率化を日々模索していたところ、Yoomと出会いました。 こうだったらいいなとなにげなく考えていたことがYoomを導入することで、こんなにも効率化できるんだ!と感動。 システムやプログラミングの知識や経験がない私でも、業務が大きくかわったので、同じように感じているたくさんの方々へ共有できたらと執筆しています。
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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