2024/09/13
アプリ同士の連携方法

【ノーコードで自動化!】Slackのメッセージを翻訳してLINE WORKSに通知する方法

t.nakaya

目次

多くの企業では、国際的なプロジェクトを進める際に、異なるコミュニケーションツールを使うことがよくあります。
特に海外支社とのやり取りでは、Slackを使うことが多いのではないでしょうか?
このブログでは、Yoomを使ってSlackとLINE WORKSを連携し、メッセージの翻訳を自動化して、海外支社とのコミュニケーションを円滑にする方法を紹介します。
国際的なプロジェクトを担当するマネージャーや、日々の業務で多言語対応が必要な方に役立つ内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。

SlackとLINE WORKSを連携するメリット

メリット1: 国際的なプロジェクトの翻訳作業を効率化

国際的なプロジェクトでは、異なる言語でのコミュニケーションが必要です。
Yoomを使ってSlackとLINE WORKSを連携し、YoomのAIオペレーション機能でメッセージを自動的に翻訳することで、翻訳作業の手間を減らすことができます。
例えば、海外支社からのメッセージが自動的に翻訳され、日本のLINE WORKSに投稿されることで、日本側のチームがすぐに内容を把握できるようになります。
この連携は、特にプロジェクトマネージャーや国際的なチームのリーダーにとって、翻訳の手間を省きながらプロジェクトの進行をスムーズにするのに役立ちます。

メリット2: 情報共有を正確にサポート

例えば、マーケティングチームが海外支社と協力してキャンペーンを展開する場合、Slackで受け取ったメッセージがYoomを通じて翻訳され、LINE WORKSに投稿されることで、日本側のチームとの情報共有がよりスムーズになるでしょう。
この自動化を活用することで、情報の誤解や伝達ミスを防ぐことが期待でき、キャンペーンの進行をより円滑に進められるでしょう。
特に国際的なキャンペーンやプロジェクトを担当しているマーケティング担当者にとって、効果的な情報共有とチーム間の連携が期待できます。

[Yoomとは]

SlackとLINE WORKSの連携フローの作り方

ここでは「Slackで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をLINE WORKSに投稿する」フローの設定についてご紹介します。
このフローテンプレートには「翻訳する」というAIオペレーションが含まれており、チームプラン以上で利用可能です。
詳細は『翻訳する』の設定方法をご確認ください。
Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを作成してください。

今回のフロー説明で使用する翻訳対象テキストは以下の通りです。

Dear team in Japan,
We have shared the sales data for this month, so please review it. Notably, there has been significant growth in the Asian market, with a 15% increase in sales compared to the previous month. Based on these results, we would like to discuss the details and consider our future strategy in next week's meeting.

ステップ1: Yoomにログイン

(1)下記のバナーの「詳細を見る」から、「このテンプレートを試してみる」をクリックしてください。

(2)ワークスペースの一覧から、任意のプロジェクトを選択します。
コピーしたテンプレートは、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」に格納されていますので、そちらをご確認ください。
(3)以下の画面が表示されたら、ステップ2に進んでください。

ステップ2: Slackの設定

次に、Slackの設定に移ります。
(1)画面左側にある「マイアプリ」をクリック
(2)次に、画面右側に表示される「+新規接続」をクリック

(3)アプリの一覧からSlackを選択
(4)アクセス権限リクエスト画面で、投稿先チャンネルを任意で選択します。

(5)「許可する」をクリックすると、マイアプリ登録が完了します。

ステップ3: LINE WORKSの設定

次はLINE WORKSの設定です。これも「マイアプリ」に登録してください。
(1)アプリの一覧からLINE WORKS (API2.0)を選択
(2)LINE WORKS(API2.0)のマイアプリ登録方法を参考にマイアプリ登録をお願いします。
ここまで来たら、コピーしたテンプレートに戻ってください。
(3)プロジェクト一覧から「マイプロジェクト」をクリック

(4)コピーしたテンプレートをクリック
(5)フローの一覧画面の右上にある「編集する」をクリックし、ステップ4に進んでください。

ステップ4: トリガーとアクションの設定

(1)フローの一覧画面から「アプリトリガー」をクリック

(2)アプリトリガーのタイトルを設定(既に設定されているタイトルをそのまま使用しても大丈夫です。)
(3)トリガーアクションは「新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら」が選択されていることを確認

(4)「次へ」をクリックして、アプリトリガーのAPI接続設定に進みます。
■アプリトリガーのAPI接続設定
(5)トリガーの起動間隔は5分に設定
※プランによって設定できる起動間隔が異なります。
(6)チャンネルIDは入力欄を一度クリックしてもらうと、候補が表示されます。その中から任意で選択してください。

(7)「テスト」でエラーが出なければ、「保存」をクリック
(8)続いて「翻訳する」をクリック

(9)タイトルを設定し、アクションは「GPT3.5|3,500文字以内の文章の翻訳(4タスク)」が選択されていることを確認

(10)「次へ」をクリック
■詳細を設定
(11)翻訳対象のテキストをアウトプットから選択します

(12)今回は、Slackに投稿された英文を日本語に翻訳したいので、翻訳先言語に日本語と入力します。

(13)「テスト」をクリックすると、結果が表示されます

(14)日本語に訳されたことが確認できたので、「保存」をクリックします
(15)一番下にある「アプリと連携する」をクリック

(16)タイトルを設定し、アクションは「トークルームにメッセージを送信」が選択されていることを確認

(17)「次へ」をクリック
■API接続設定
(18)ボットIDは、候補の中から適切なものを選択してください

(19)トークルームIDには、「チャンネルID」をコピーしたチャンネルIDを貼り付けます
➀LINE WORKSで、通知設定したいチャンネルの縦三点リーダーをクリックして、チャンネルIDを選択してください

➁「チャンネルIDをコピー」をクリック

(20)メッセージの内容は自由に構成できます。今回は、翻訳結果を投稿するためにアウトプットを利用します。

(21)「テスト」でエラーが出なければ、「保存」をクリック
LINE WORKSを確認するとメッセージで設定した構成が反映されて、LINE WORKSに翻訳結果が投稿できました。

(22)以下の画面が表示されたら「トリガーをON」をクリックすれば、自動化の設定が完了です。

今回紹介したフローボットのテンプレートは、以下からYoomに登録することで利用可能です!

その他のSlack・LINE WORKSを使った自動化の例の紹介

YoomにはSlack、LINE WORKSと連携したフローがまだまだあります。
主に別アプリからSlackもしくはLINE WORKSに通知するフローが多いですが、連携フローの作り方で紹介したYoomのAI機能を工程に取り入れたフローもあるので、是非ご覧ください。
今回はその中から3つのフローをご紹介します。

1. Slackで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をMicrosoft Teamsに投稿するフローです。異なるチーム間でのコミュニケーションがシームレスに行えるようになり、情報の伝達がスムーズに進むようになります。特に、国際的なプロジェクトで役立つでしょう。

2. kintoneのステータスが更新されたら、Slackに通知するフローです。プロジェクトの進捗を通知で把握できるため、関係者全員が状況を確認しやすくなり、スムーズな対応や作業効率の向上が期待できます。

3. Googleスプレッドシートで行が追加されたらLINE WORKSに通知するフローです。のフローは、チームメンバーが新しいデータや重要な更新情報を見逃さないようにするため、対応が必要な場面で特に役立ちます。

まとめ

SlackとLINE WORKSをYoomで連携することで、異なる言語を使用するチーム間でもスムーズなコミュニケーションが可能になります。
今回ご紹介した方法は、国際的なプロジェクト管理やキャンペーン活動において非常に効果的です。
国際的なプロジェクトや多言語対応のコミュニケーション効率化をお考えの方は、ぜひYoomを使ってSlackとLINE WORKSを連携してみてください。

この記事を書いた人
t.nakaya
歯科衛生士からIT業界へ転職し、前職ではWeb会社でディレクターサポートとしてWebページのリプレイスなどを手がけてきました。この経験を活かし、今はYoomの魅力を皆さんにお伝えすることに全力を注いでいます。技術とユーザー目線を融合させたアプローチで、Yoomを通じて皆さんの業務効率を向上させるお手伝いを心からしたいと考えています。
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