2024/07/03
アプリ同士の連携方法

【ノーコードで設定簡単!】SlackとMicrosoft Excelを連携して、Slackの投稿内容を自動でMicrosoft Excelに入力してみた!

m.wadazumi

目次

とにかく早く試したい方へ

Yoomというサービスを利用することで、ノーコードで簡単にSlackとMicrosoft Excelの連携が可能です。

YoomにはあらかじめSlackとMicrosoft Excelを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

はじめに

「Slackに投稿された内容をMicrosoft Excelに転記する作業が面倒くさい!」と一度は悩んだことがあるはずです。
私もYoomに出会う前は、プログラミングに詳しくないので、仕方なく手作業でしていました。

こんな手間のかかる作業はやめてしまいたいと思いますよね。

本記事では、「Slackに投稿された内容をMicrosoft Excelに転記する方法」をご紹介します。
SlackとMicrosoft Excelを連携するメリットや業務自動化例もご紹介するので、参考にしてみてください。

SlackとMicrosoft Excelを連携するメリット

SlackとMicrosoft Excel(以下Excel)を連携するメリットは以下の3つが挙げられます。

データ入力を自動化できる

SlackとExcelを連携させると、Slackに投稿された情報をExcelに自動的に入力することができます。
同時に2つのアプリを立ち上げずに済むので、とても作業効率がアップします。

また、手作業で入力するとヒューマンエラーも起こりますが、自動化による正確なデータ入力ができるためミスを減らすこともできます。

リアルタイムで共有できる

Excelのデータをチーム内で共有するために、Slackへ通知するといった工程も自動化することができます。
発信者の情報共有漏れでメンバーが「聞いてなかった」ということは起こりにくいです。

そして何より、チーム内へ最新の情報を共有できるため、リアルタイムの情報共有が可能です!
情報の確認が早くなるほど意思決定もスムーズに行えるので、より効率的に業務に取り組めます。

タスク管理が楽にできる

SlackとExcelを連携すれば、Excelのタスク管理をSlackに自動的に通知することもできます。
Slackを開いているときに、わざわざExcelを開いてタスクを確認する必要がなくなるというわけです。

定期的にタスクが完了状況をSlackに通知するようにしておけば、進捗状況が一目で分かりますし、
わざわざメンバーに共有する手間も省けるので、時間短縮にもなります。

SlackとExcelを連携するとできる業務自動化例

SlackとExcelを連携するとできる業務自動化の例をご紹介します。

議事録を自動で入力する

Slack上に入力した会議の議事録をExcelに自動的に転記させることができます。
これまでSlackにもExcelにも双方行っていた議事録作成の手間が省け、時間も人員も削減可能できます!

進捗状況が分かる

Slackでタスク完了報告をした際に、自動的にExcelに対してその情報を展開することもできます。
チーム全体のタスク進捗状況を可視化できるので、滞っている業務の確認もすぐに行えますね。

どうして業務が滞っているのかといった原因もつかみやすく、メンバー配置などの判断もしやすくなるので、オススメです!

SlackとExcelの連携フローの作り方

それでは早速、SlackとExcelのアプリ連携をしてみましょう。

アプリの連携には、ノーコードツール「Yoom」を利用すると大変便利です。
ノーコードでアプリの連携ができるため、面倒な作業はありません。

それぞれのアプリをYoomに連携さえしてしまえば、あとは操作をつなげるだけ!

Yoomのアカウントを新規に発行する方はこちらから発行してください。
Yoomのアカウントをすでにお持ちの方は、ログインしておきましょう。

今回は、「Slackに投稿された内容をMicrosoft Excelに転記する」というフローボットを作成してみます。

SlackとExcelのアカウントをYoomと接続する方法

YoomとSlack、Excelを連携させるマイアプリ登録を行っていきます。
Slackのマイアプリ登録は、こちらを参考にして行ってください。

次にExcelのマイアプリ登録に移ります。
Yoomログイン後、左側にある「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択しましょう。
Excelを画面から選択するか、「アプリ名で検索」から検索してもかまいません。

下部の画面に移行したら、作業に使用しているアカウントでサインインしてください。

こちらで、YoomとSlack、Excelのアプリ連携はできました。
マイアプリ登録の欄にこれらのアプリが表示されていれば、完了です。

それでは、フローボットを作成してみましょう。

今回は、「Slackに投稿された内容をMicrosoft Excelに転記する」フローを解説していきます!
ステップは2だけなので、簡単に作成できます。

  1. Slackにメッセージが投稿されたら起動するトリガーの設定
  2. Excelに転記するアクションの設定

すでにYoomをご利用の方は、画面左側にある「プロジェクト一覧」の中から、プロジェクトを選択しましょう。
新規にプロジェクトを作成される方は、「プロジェクト一覧」横にある「+」から作成可能です。
フローを作成する際は、右上にある「新規作成」→「はじめから作成」で始められます。

「タイトル」、「説明」はお好みで設定してください。
起動するフローボットの条件は、「特定のアプリイベントを受信したとき」に設定します。
「アプリを選択」画面に移行するので、Slackを選択してください。

「アプリトリガー」のタイトルをご自身で設定し、「トリガーアクション」を「新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら」にします。

「トリガーの起動時間」を任意の時間に設定し、「チャンネルID」を候補から設定してください。
その下にある「テスト」をクリックし、「テスト成功」が表示されたら、設定が完了です。
「保存」をクリックすると、Slack上の設定は完了しました。

次に、Excelに転記するアクションの設定をしていきましょう。

先ほど作成したSlackのアプリトリガー下にある「+」から作成できます。
「オペレーションタイプの選択」と表示されたら、「データベースを操作する」をクリックしてください。
Microsoft Excelを選択します。

タイトルはお好みで入力し、「実行アクション」は「レコードを追加する」にします。

データベースの連携については、下部にある説明を読んで、それぞれ入力してください。
【Excel】データベースを操作するオペレーションの設定に関して

「次へ」をクリックすると、データベース操作の詳細設定の画面に移行します。

追加するレコードの値の「送信者」はアウトプット欄→Slackの「新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら」→「送信者」を選択してください。
その下にある「メッセージ内容」は、送信者と同様にアウトプット欄から「メッセージ内容」を選択します。
「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックします。

忘れないように、アプリトリガーを「ON」にすれば全部の工程が完了です!

SlackとExcelの連携フロー応用編

今回は「Slackに投稿された内容をMicrosoft Excelに転記する」というフローでしたが、Yoomでできることはまだまだたくさんあります。
以下のような「Microsoft Excelの雛形から納品書を作成しSlackに通知する」というテンプレートを利用すれば、手作業で納品書を作成する必要がありません。

また、「フォームに添付されたPDFファイルをOCRで読み取り、Microsoft Excelに格納しSlackに通知する」というフローも作成できます。
YoomではAIによる画像やファイルの読み取りも行えるので、手入力と比較すると、時間も削減でき、ミスの防止にもつながりますね!

YoomではAIが文字や画像の読み取りをしてくれるので、手入力と比較すると、ミスすることも少ないです。

まとめ

今回は、「Slackに投稿された内容をMicrosoft Excelに転記する」といったフローをご紹介しました。

紹介した連携を活用することで、手作業の負担やミスを減らすことができますね!
そして、SlackとExcelのアプリ連携をすると、「データ入力を自動化できる」、「リアルタイムで共有できる」などメリットも非常に多いです。
また、チームで作業を行っている方にとっては、コミュニケーションも取りやすくなります。

まだまだ連携できるアプリはたくさんあるので、Yoomを活用してみてくださいね。

この記事を書いた人
m.wadazumi
児童福祉の仕事からライターとして活動し、現在はYoomでブログを執筆中です。 Yoomでできる業務効率化に驚きつつ、みなさんにもその感動を共有して社会貢献したいと考えています。 プログラミング知識ゼロの私でもできるアプリ連携や自動化をお伝えしていきます。
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