2024/09/11
アプリ同士の連携方法

【ノーコード連携】Slack×Microsoft Teams!自動翻訳してMicrosoft Teamsに送信する方法

a.ohta

目次

海外チームや取引先とコミュニケーションツールを用いて連絡を取り合う際、翻訳機を使用していませんか?
連絡が来る度に翻訳をしている場合、やり取りの数が多いと翻訳する機会も増え、少々手間に感じてしまうこともあるのではないでしょうか。

そういった場合、<span class="mark-yellow">翻訳機を絡めたSlackとMicrosoft Teamsのアプリ連携が非常に便利です!</span>
まずはどのようなメリットがあるのか、具体的に2つ紹介します。
また、SlackとMicrosoft Teamsのアプリ連携の方法について、画像付きで詳しく解説もしているので、ぜひご覧ください。

SlackとMicrosoft Teamsを連携するメリット

1.Slackで受信した他言語を自動で翻訳しMicrosoft Teamsに送信する!

Slackに送られてきた他言語のメッセージが自動で翻訳された後、Microsoft Teamsに送信されます!
これによりメッセージが送られてくる度に翻訳する手間が省け、業務フローを短縮することができるでしょう。

また、Slack、翻訳機、Microsoft Teamsという3つのツールを頻繁に行き来する必要が減ります。
複数のアプリを同時に立ち上げ使い分ける手間が解消されれば、業務の負担軽減にも繋がるでしょう。

2.翻訳の内容を一定のレベルに保つ!

他言語を理解できる人が自身で翻訳した場合と、チームの1人1人がそれぞれ異なる翻訳機を使用した場合では、翻訳された内容に差異が生じやすいと言えます。
これでは個々が認識しているメッセージの内容が微妙に異なってしまうでしょう。
しかし、常に自動で同じ翻訳機を使用することにより、翻訳される内容が一定のレベルに保たれるようになります。そして、チームメンバーが見るメッセージの内容は全員同じものとなるため、認識のズレが生じにくくなるでしょう。

[Yoomとは]

SlackとMicrosoft Teamsの連携フローの作り方

では、ここからは実際に「Slackで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をMicrosoft Teamsに投稿する」というフローボットの作成手順を紹介しましょう。

今回のフローボットの手順は全部3段階です!


最低限の設定がされているテンプレートを使用するため、時短でフローボットが作成可能です。

まずは下記のテンプレートバナーの「詳細を見る」をクリックし、移行した画面の下にある「このテンプレートを試してみる」というボタンからYoomの登録を進めましょう!既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしてくださいね!

マイアプリ連携

Yoomの登録が終わり、テンプレートのコピーが完了すると、上記のような画面が表示され「マイプロジェクト」というページに移行します。
ここまで完了したら、次はSlackとMicrosoft TeamsをYoomと連携させましょう。
これを「マイアプリ連携」と言います!
     ↓
まずはSlackとYoomを連携します。画面側にあるメニューからマイアプリを選択し、右上の新規作成をクリック!
検索窓に「Slack」と入力するとSlackのアイコンが出てくるので押しましょう。

上記のような画面が表示されるので任意のチャンネルを選択して「許可する」を押すと、SlackがYoomと連携できました。
     ↓
このままMicrosoft Teamsのマイアプリ連携へ進みましょう。
Microsoft 365にログインしておくとすぐに連携完了するので、あらかじめログインしておくことをおすすめします。
先ほどに同じく検索窓に「Microsoft Teams」と入力しMicrosoft Teamsのアイコンをクリックすると…特に画面移行などなくそのまま連携ができました!

SlackとMicrosoft Teamsの2つのアプリがYoomと連携できたので、次はフローボットの中身を設定していきましょう。

Slackのトリガー設定

画面左側のマイプロジェクトから「【コピー】Slackで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をMicrosoft Teamsに投稿する」をクリック!
右上の編集するを押しましょう。

     ↓

Slackのアイコンの「チャンネルでメッセージが送信されたら」を押します。
テンプレートを利用したことによりあらかじめ必要項目は入力されているので、Slackと連携するアカウント情報が正しいか確認してから次へをクリック!
     ↓

次はSlackのチャンネルを選択していきましょう。
ここで選択したチャンネルにメッセージが投稿されると、翻訳された後にMicrosoft Teamsへ通知が行くようになります。任意のチャンネルを選択しましょう。

チャンネルIDというボックス内をクリックするとSlackチャンネルが一覧表示されるので、選択すればOKです!

ここまでできたら、Slackに英語のメッセージを送信しておきましょう。
その後Yoomに戻り、画面下にあるテストボタンを押します。青く「テスト成功」と表示されたらOKなので、保存を押しましょう!

翻訳の設定

アルファベットとひらがなのアイコンの「翻訳する」を選択します。

アクションを設定しましょう。
ここで選択したアクションの文字数が翻訳されるようになるので、任意の文字数を選択してください。
アクションを選択したら次へを押しましょう。
     ↓


翻訳するメッセージを設定していきます。
翻訳対象のテキストのボックス内をクリックすると…

このような表示になるので、Slackのアイコンの「チャンネルでメッセージが送信されたら」を選択し、「メッセージ内容」をチョイスしてください。
必須項目である翻訳先言語には任意の言語を入力すれば完了です!

今回はこのように設定してみました。
ここまで設定できたらテストボタンを押し、青く「テスト成功」と表示されればOKです!
保存を押して次の設定に行きましょう。

※注意)AI機能の翻訳はチームプラン・サクセスプランで利用できます。

※注意)これらの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことも可能です。

Microsoft Teamsの設定

Microsoft Teamsのアイコンの「チャネルにメッセージを送る」を押します。
こちらに関してもテンプレートを利用したことによりあらかじめ必要項目は入力されているので、アカウント情報が正しいかだけ確認してくださいね。

次へを押します。

     ↓


チームIDとチャネルIDを設定します。
Slackの設定時と同じように、ボックス内をクリックして候補から選びましょう。
     ↓

次の設定が最後です!Microsoft Teamsに通知する内容を決めていきましょう。
ボックス内をクリックし、一覧表示されたものの中から「翻訳する」を選択すると、先ほど翻訳したメッセージが表示されるようになっています。

クリックして追加していきましょう!

     ↓

今回は翻訳した時間も選択し、画像のようにしてみました!
「:」などをつけて見やすくするのがコツだったりします。ぜひ真似してみてくださいね!
     ↓

設定が完了したらテストボタンを押して、青く「テスト成功」と表示されたら、Microsoft Teamsにも通知が届いているか確認しましょう。
通知が来ていたら忘れずに保存をしてください。これでSlackとMicrosoft Teamsの連携は完了です!

Yoomには他にもたくさんのフローボットテンプレートが用意してあるので、ぜひご覧ください。

その他のSlackと翻訳機を使った自動化の例

他にもSlackや翻訳機を使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.Slackで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をLINEに投稿する
翻訳されたメッセージをスマホでも手軽にチェックしたいなら、LINEと連携するのもおすすめです!

2. Slackで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をDiscordに投稿する
Discordにも対応しています!無料プランでも過去のメッセージ履歴がすべて確認できるため、ログを残したい場合に有効です。

3.  Slackで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をSlackに投稿する
翻訳されたメッセージの受信もSlackだけで完結するため、複数のアプリを使い分ける必要がなくなります!

まとめ

今回紹介したSlackとMicrosoft Teamsを翻訳機をからめて連携することにより、メッセージを受信する度に翻訳をする手間が省けるため、業務負担の軽減が期待できるでしょう!
また、各々が他言語を翻訳する場合、翻訳する人や機械によってどうしてもバラつきが生じてしまい、メッセージ内容のニュアンスに差異が生まれやすくなってしまいますが、このような問題点も改善されるでしょう。
業務フローが自動化することで時間の節約にもつながるため、ぜひ今回のアプリ連携をお試しください!

この記事を書いた人
a.ohta
雑貨店の店長を経験後はSEOライターとして在宅勤務を開始。後にマーケティングのスタートアップ企業と5年間ほど業務委託契約。 東大生に囲まれながらパソコンを抱え、様々なビジネス用語やSaaSツールの使い方を勉強する日々でした。 雑貨店の店長をしていた頃は、売上と在庫管理、人材管理、発注などの事務作業に幾度となく時間を奪われ、接客ができず売り時を逃がすこともしばしば。業務委託の際にも入力などの細かい作業が多く、「こんな単調な作業、自動化できないの?」と思っていたので、Yoomのビジョンには大いに共感しています!
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