2024/12/25
アプリ同士の連携方法

スマレジとBカートを連携して、スマレジで商品情報が登録されたらBカートにも登録する方法

a.ohta
スマレジとBカートの連携イメージ

目次

同じ商品を2つのツールで販売する際、両ツールに同一商品のデータを登録しなければなりません。その通りに行うしかないセオリーではありますが、「もう少し簡略化できたらな…」と思うことはありませんか?
では、<span class="mark-yellow">スマレジとBカートを連携して、片方のツールに商品を登録したら、もう片方のツールにも登録される自動化ができたらどうでしょうか。</span>
今回はこのような自動化を実現する方法をご紹介します。プログラミングの知識がなくても手順通りに設定するだけでアプリ連携が可能なため、ぜひこの機会に業務効率化にお役立てください。

こんな方におすすめ

  • スマレジとBカートの両ツールを活用して販売をしている企業
  • スマレジとBカート両ツールへの商品登録の二度手間を削減したい方
  • 商品登録作業の効率を向上したい方

スマレジとBカートの連携メリットと具体例

メリット1:二度手間の解消

今回の連携を行うと、スマレジに商品登録を行うだけでBカートにも登録されるようになります。これにより商品登録作業の手間が削減可能になるはずです。
例えば、新しい商品を登録する際、スマレジとBカートの両ツールに同一商品を二度登録する必要があります。しかし、これでは同じ情報を二度入力しなければならず、少々手間に感じてしまうのではないでしょうか。
そこでアプリ連携をすると、スマレジに登録するだけでBカートにも商品が登録されるため、入力作業が削減でき二度手間の解消が見込めます。

メリット2:販売までのスピード向上

スマレジの商品がBカートにも自動で登録されることで、商品販売までのスピード短縮も期待できるでしょう。
例えば、これまでは2つのツールに同一商品を入力しなければならなかったため、どちらか片方のツールの販売準備が整わないかぎり同時に一斉販売をすることは難しかったはずです。
しかしアプリ連携をして自動化を導入すれば、登録作業が1つのツール分だけで完了するため、今まで以上に入力作業の時間が短縮でき、販売開始までのスピードの向上が見込めます。

メリット3:人的ミスを削減

同一商品を2つのツールに手入力する作業は、タイピングミスなどによるエラーや記入漏れなどが発生しやすいと言えるでしょう。今回のアプリ連携はこのようなエラーの回避にも役立つかもしれません。
例えば、スマレジに商品を登録する際、しっかり確認をしてミスがない状態で登録できれば、Bカートのデータにも相違が生まれず正しい情報が格納されます。
このようにミスの発生を最小限に抑えることができれば、データの正確性も増し、今まで以上に正しい商品情報が保存されるようになるかもしれません。

それではここからノーコードツールYoomを使って、「スマレジで商品情報が登録されたらBカートにも登録する」方法をご説明します。

[Yoomとは]

スマレジに商品情報を登録したらBカートにも登録する方法

まず、スマレジに登録された商品データをスマレジのAPIを利用して取得します。そして、BカートのAPIを用いてこのデータを受け取り、商品登録することが可能です。
このような連携の実現には、一般的にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

今回の連携フローは大きく分けて以下のプロセスの通りです。

  • スマレジとBカートをマイアプリ連携
  • スマレジを起動する設定
  • Bカートに商品を追加する設定
  • トリガーボタンをONにして、スマレジとBカートの連携動作を確認

まずはじめに、Yoomの登録を行いましょう。
Yoomは2週間のトライアルが可能です。実際に操作をして使用感を確かめることができます。

ステップ1:スマレジとBカートをマイアプリ連携

Yoomの登録完了後、左側にあるメニューから「マイアプリ」を選択してください。

次に、右上の新規接続ボタンをクリックします。

スマレジとYoomの連携

1.検索する

ボックスにスマレジと入力し、スマレジのアイコンを選択してください。

2.必須項目の入力

必須項目を入力しましょう。
スマレジのマイアプリ連携に関しては、スマレジアプリマーケットのYoomページからYoomアプリをインストールすることで、簡単に行えます。
詳細はスマレジのマイアプリ登録方法をご確認ください。

3.追加する
必須項目が入力できたら、右下の追加をクリックしましょう。

上記の表示がされたら連携完了です。

BカートとYoomの連携

1.検索する

Bカートのアイコンをクリックします。

2.ログインする

ログイン画面が表示されるため、ログインしましょう。

3.追加する

画面が切り替わり、上記の表示がされれば連携完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

次に、今回使用するテンプレートをコピーしてください。

1.上のバナーの「詳細を見る」をクリック
2.移行した画面下部の「このテンプレートを試してみる」をクリック
3.Yoomの登録がまだの場合は、登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

フローボットのテンプレートが「マイプロジェクト」にコピーされると、上記の表示がされます。

画像のようなページに移行するので、詳細な設定を行っていきましょう。

ステップ3:スマレジを起動する設定

1.マイプロジェクトを開く

画面左側のメニューから「マイプロジェクト」を開きましょう。

2.コピーしたテンプレートを開く
「【コピー】スマレジで商品情報が登録されたらBカートにも登録する」をクリックします。

3.アプリトリガーを選択

スマレジのアイコンの「商品情報が登録または更新されたら」をクリックします。
タイトルなどの設定は完了しているため、次へを押しましょう。

4.トリガーの起動間隔の設定

まずはトリガーの起動間隔を決めます。


トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

5.IDの入力

ボックス下部の補足に従い、コピー&ペーストしましょう

5.テストを行う

スマレジでテスト用の商品を登録後、赤枠のテストボタンをクリックしてください。
青く「テスト成功」と表示がされたら完了です。保存を押しましょう。

ステップ4 : Bカートに商品を追加する設定

1.アプリと連携する

Bカートのアイコンの「商品を登録」をクリックします。
次へを押してください。

2.必須項目の設定

必須項目の入力をしていきます。
まずは商品管理番号の設定を行いましょう。ボックスをクリックしてください。

先ほど取得したスマレジの商品データを流用するため、赤枠を選択します。

ボックスの項目名と等しいデータを選択して挿入します。
画像の場合、ボックス名が「商品管理番号」のため、データからは「商品ID」を選択しました。

挿入できると画像のようになります。

商品名も同じようにデータを挿入してください。

カテゴリIDについては、ボックスをクリックすると一覧表示されるため、クリックで取得可能です。

Bカートに登録済みのカテゴリIDの中から該当するものを選んでください。

3.テストの実行

設定が完了したらテストボタンを押しましょう。
テスト成功と表示が出て、Bカートに商品が登録されていたら設定は完了です。保存を押してください。

4.トリガーをONにする

フローボットの作成が完了すると、上記のような表示がされます。トリガーは初期設定ではOFFの状態なので、ONにしましょう。
以上でアプリ連携が完了です。

今回使用したフローボットテンプレート
スマレジで商品情報が登録されたらBカートにも登録する

Bカートを使ったその他の自動化例

他にも、Bカートを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.Bカートの受注情報をGoogle スプレッドシートに追加する

注文が入るとGoogle スプレッドシートにデータが登録されるため、商品の詳細なデータや受注後のフェーズなどのデータを追記可能です。

2.Bカートで注文が発生したらSlackに通知する

Bカートから注文があったことをいち早く把握するなら、このフローボットがおすすめです。チームでの共有がスムーズになるかもしれません。

3.Bカートで注文が発生したらfreee請求書に追加する

取引先の作成と請求書の作成が自動化されます。受注~請求までのフローが簡易化され、業務負担を軽減できる可能性が高まるでしょう。

まとめ

2つのツールに同一データを入力するのは、少々手間に感じるはずです。そのような時こそアプリ連携がおすすめです。
アプリ連携を行い自動化を導入すれば、商品データをスマレジに登録するだけでBカートにも追加され、入力の手間が省けるでしょう。また、作業時間の短縮ともなり、効率的な業務が行いやすくなるかもしれません。
Yoomの操作をするにあたり、プログラミングの知識は必要ありません。そのため、どなたでも自動化の導入が実現しやすく、業務改善のきっかけとなるはずです。この機会にぜひご活用ください。

この記事を書いた人
a.ohta
雑貨店の店長を経験後はSEOライターとして在宅勤務を開始。後にマーケティングのスタートアップ企業と5年間ほど業務委託契約。 東大生に囲まれながらパソコンを抱え、様々なビジネス用語やSaaSツールの使い方を勉強する日々でした。 雑貨店の店長をしていた頃は、売上と在庫管理、人材管理、発注などの事務作業に幾度となく時間を奪われ、接客ができず売り時を逃がすこともしばしば。業務委託の際にも入力などの細かい作業が多く、「こんな単調な作業、自動化できないの?」と思っていたので、Yoomのビジョンには大いに共感しています!
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スマレジ
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