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店舗運営において、毎日の売上データの確認や共有は欠かせない業務ですが、手作業では時間がかかり、ヒューマンエラーのリスクも伴いませんか?
こうした課題を解決する手段として、スマレジとGoogle Chatの連携をおすすめします!
この仕組みを活用すれば、前日売上を自動的にGoogle Chatに通知し、効率的かつ正確に売上データを管理できるでしょう。
本記事では、連携によって得られる具体的なメリットと連携方法を詳しく解説します。
業務効率化を目指す店舗経営者の方は、ぜひ参考にしてください。
・複数店舗を運営している経営者
・リアルタイムで売上状況を把握したい方
・データに基づいて運営改善を行いたい方
スマレジとGoogle Chatを連携することで、スマレジに登録された前日の売上データをGoogle Chatに自動通知できます。これにより、経営者やスタッフが翌日早朝から売上情報を把握でき、データに基づく具体的な対策をその日のうちに講じることができるでしょう。
例えば、前日の売上が予測より低かった場合、商品の陳列変更や特定商品の値下げ、スタッフ配置の見直しなど、即時的な対応を取ることが期待できます。また、季節イベントやセール期間中であれば、その期間特有の売上トレンドを見極め、翌日以降の運営方針を細かく調整することも可能となるでしょう。
このスピード感は、競争が激しい市場で大きなメリットと言えるでしょう。
複数店舗や複数の経営担当者がいる場合、情報共有の効率化はとても重要ですよね?
スマレジとGoogle Chatを連携させることで、売上データが自動的に一括共有され、効率的に情報を伝達することができるでしょう。
たとえば、毎日朝に関係者がGoogle Chat上で売上情報を確認できれば、個別にデータをメールで送信する手間を減らすことができ、支店や店舗など離れていたとしても、自動化することで情報格差をなくすことが期待できます。このように情報を素早く共有する仕組みは、経営者だけでなく、現場スタッフにとっても一貫性のある運営が実現するでしょう。
日々の業務にはルーティン作業が多く含まれていますが、スマレジとGoogle Chatの連携によって売上データ取得と共有が自動化されることで、スタッフの手作業の削減が期待できます。
例えば、売上データを確認してエクセルに入力し、さらに関係者に送信する作業には時間と労力がかかります。この自動化により、手作業による手間を省き、その分の時間を接客や商品改善など、他の重要な業務に振り向けることができるでしょう。これにより、業務のスピードが上がり、チーム全体の生産性向上が期待できます。
[Yoomとは]
それでは、実際にテンプレートを使用して「毎日スマレジで前日売上を取得しGoogle Chatに通知する」フローを一緒に作っていきましょう!
今回使用するテンプレートは、下のバナーの「試してみる」をクリックするとコピーできます。
Yoomのアカウントをお持ちでない方は、以下の「Yoomのアカウント発行ページ」からアカウントを発行してください。
Yoomの基本的な操作は、「初めてのYoom」をご確認ください。
それでは、一緒に始めましょう!
(1)Yoomにログイン後、左欄にある「マイアプリ」を選択し「+新規接続」をクリックしてください。

(2)マイアプリの新規接続一覧の中から、スマレジをクリックします。
(3)「スマレジの新規登録」画面から、アカウント名、契約IDを入力します。
スマレジの詳しいマイアプリ登録方法は下記のサイトをご参照ください。

入力が完了したら、「追加」をクリックします。
(4)次にGoogle Chatの連携を行います。同様にYoomの新規接続一覧の中からGoogle Chatをクリックします。
(5)「Sign in with Google」をクリックする。
(6)以下の内容がでてくるので、Client ID、Client Secretを入力し、「登録する」をクリックします。
※Google Chatは「Google Chat(OAuth)」の使用が推奨されています。連携方法は下記のサイトをご確認ください。
※Google Chatとの連携はGoogle Workspaceの場合のみ可能です。詳細は下記を参照ください。

連携が完了するとYoomのマイアプリにスマレジとGoogle Chatが登録されます。
これでマイアプリ登録が完了しました。
次に、テンプレートを使用してトリガーの設定をしましょう!
(1)先程ご紹介した、テンプレートを使用していきます。下のバナーの「試してみる」をクリックします。
スケジュールトリガーの「毎日9時になったら」をクリックします。

(2)スケジュールトリガーの「実行時間の指定」画面から、スケジュール設定を行います。
今回は曜日指定から、通知する曜日をチェックし、時刻は9時を設定しました。

入力が完了したら、下部にある「保存する」をクリックします。
(1)次は、スマレジと連携して日次締め情報を取得します。
「日次締め情報を取得」をクリックします。

(2)スマレジの「連携アカウントとアクションを選択」画面から、スマレジと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、アクションは「日次締め情報を取得」のままで「次へ」をクリックします。

(3)「API接続設定」画面から、契約ID、締め日、店舗IDを入力します。
・契約ID:赤線を確認の上、直接入力
・締め日:日付から選択
・店舗ID:候補から選択

入力が完了したら、「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ、「保存する」をクリックします。
(1)次は、Google Chatと連携してスペースにメッセージを送信します。
「スペースにメッセージを送信」をクリックします。

(2)Google Chatの「連携アカウントとアクションを選択」画面から、Google Chatと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、アクションは「スペースにメッセージを送信」のままで「次へ」をクリックします。

(2)「API接続設定」画面から、スペースID、キー、トークンを入力します。
メッセージに入力した内容がMicrosoft Teamsに通知される内容になります。
スペースID、キー、トークンの確認方法は下記のサイトをご参照ください。

メッセージにアウトプットを入れることでスマレジの情報を使うことができます。

入力が完了したら、下部にある「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ、「保存する」をクリックします。
(4)最後に、「トリガーをON」をクリックします。

これで、「毎日スマレジで前日売上を取得しGoogle Chatに通知する」フローボットの完成です。
Yoomでは他にもスマレジとGoogle Chatを使った自動化の例がたくさんありますので、いくつかご紹介します。
1.前日のスマレジでの日時締め情報(売上情報)をGoogle スプレッドシートに格納する
Google スプレッドシートに日時締め情報を格納すれば、売上情報を一元管理できます。また、スマレジの情報を基にGoogle スプレッドシート機能を活用してデータの整理や集計し、必要なレポートや可視化を行うことができるため、業務改善に役立つでしょう。
2.スマレジで取引が登録されたらMicrosoft Excelに情報を追加する
取引情報をMicrosoft Excelに格納することで、スマレジのデータを整理、集計、可視化できるでしょう。このフローは、スマレジを使用して取引管理を行っている店舗経営者におすすめです。
3.Google スプレッドシートで行が追加されたらスマレジに会員情報を登録する
Google スプレッドシートと連携することで、会員情報をタイムリーにスマレジに反映できます。二重入力する手間が省けるため、入力ミスや登録漏れを防ぐことが期待できます。手動入力する手間を減らしたい方におすすめです。
さらに、スマレジとGoogle Chatを使ったテンプレートを確認したい方は、以下のサイトをご覧ください。
Google Chatを使用したフローボットテンプレート一覧
スマレジとGoogle Chatを連携することで、前日売上データを効率的に管理し、チーム内で正確に情報を共有できる環境を整えられそうですね!業務効率化やヒューマンエラー防止といった実務的なメリットに加え、簡単な導入プロセスも大きな魅力です。これらのメリットを活用することで、店舗運営の課題を解決し、日々の業務をよりスムーズに進めることが可能になるでしょう。業務改善を目指す経営者にとって、スマレジとGoogle Chatの連携は、シンプルで効果的な選択肢と言えるでしょう。ぜひこの機会に導入を検討してみてください。