2024/11/12
アプリ同士の連携方法

スマレジとSendGridを連携して会員情報登録を自動化させる方法

k.ueno
スマレジとSendGridの連携イメージ

目次

効率的な店舗運営を支援するために活用されるPOSレジシステム【スマレジ】とマーケティングメール配信や分析を行える【SendGrid】。
異なる機能を持つアプリですが、それぞれ店舗運用や安全な顧客管理、取得データの分析によりビジネスの成長をサポートするものです。
この2つのアプリを連携することにより、現在行っている店舗運営の業務や顧客管理の煩雑な作業を自動化してみませんか。
本記事では、プログラミング初心者であっても簡単にアプリ同士を連携し、店舗運用に活用できる方法を紹介します。

こんな方におすすめ

・顧客情報を効率的に収集したいマーケティング担当者
・複数の店舗で多くの顧客情報を保持する管理スタッフ
・ECサイトなどを運営し、さまざまな顧客情報を管理している方
・利用会員により商品をしてもらい、購入に繋げたい店舗スタッフ 等

スマレジとSendGridを連携するメリット

メリット1: SendGridへのコンタクト追加を効率化

SendGridには「コンタクト追加」機能がありますが、スマレジとの連携で、スマレジ内のデータをSendGridのコンタクトとして自動追加することで、
手動でのデータ更新を行う手間が削減されます。
また、登録情報の素早い連携が行われることで、最新の顧客データを活用したコミュニケーションが可能となり、
リピーターにつながる次のアプローチを行うスピードが高まるかもしれません。

メリット2: 連携による情報の正確なデータの管理

スマレジとSendGridを連携することで、同じ顧客データをそれぞれのアプリで自動共有できます。
スマレジで登録された情報と同じものがSendGridに共有されるため、正確性の高いデータとして管理することが可能になるでしょう。
これにより面倒な手動入力の手間やミスが削減し、スタッフはより重要な業務に集中でき運営効率の向上が見込まれます。

メリット3: 新規顧客に対するフォローアップ

SendGridの活用により、入会特典や限定情報などのウェルカムメッセージをタイミングよく送信することで、店舗や企業ブランドへの関心を高めることにつながりますが、
スマレジの会員情報を自動でSendGridのコンタクトに追加することで、このようなメールアプローチも行いやすくなるかもしれません。

[Yoomとは]



これから、スマレジで会員が登録されたら会員情報を SendGrid に登録するというフローボットの作成方法を紹介します。

スマレジとSendGridの連携フローの作り方

ステップ1:スマレジとSendGridをマイアプリ連携

(1)まずはスマレジをマイアプリに接続していきます。
Yoomアカウントにログイン後、左欄の「マイアプリ」をクリックして「新規接続」からスマレジを検索してください。

スマレジのアプリアイコンが出てきますので、そちらをクリック後、アカウント名と契約IDを入力し「追加」をクリックしてください。

(2)次はSendGridを接続しましょう。
スマレジアプリの新規接続と同じように登録画面まで進み、アカウント名とアクセストークンを入力後に「追加」をクリックします。

これで2つのアプリがyoomアカウントに接続できました。

ステップ2:スマレジをアプリトリガーとして設定

それでは下記のテンプレートを使用してフローボットを設定していきます。

(1)上記のテンプレートを開き、「このテンプレートを試してみる」のアイコンをクリックします。テンプレートがコピーされるため、「OK」のボタンをクリックします。

(2)上記のような画面に移動するので、さっそくフローボットの設定を行っていきましょう。
まずは「会員情報が登録されたら(Webhook起動)」をクリックします。


(3)ここで、連携したいスマレジのアカウント情報を入力し、トリガーアクションが「会員情報が登録されたら(Webhook起動)」となっていることを確認したら
[次へ]をクリックします。


(4)上記のように、設定のための実行指示が表示されるため、設定を進めます。
[テスト]をクリックし、問題なければ[保存する]をクリックします。

ステップ3:スマレジの会員情報を取得する

(1)ステップ2のアプリトリガーが設定されたら、次はスマレジに登録された会員情報を取得する動作を設定します。
「会員情報を取得」をクリックしましょう。

こちらも同様のスマレジアカウントの情報が入力され、アクション項目が「会員情報を取得」になっていることを確認して[次へ]をクリックします。

(2)「契約ID」や「会員ID」の情報を入力していきます。
入力が完了後、[テスト]をクリックして下さい。

問題なければ[保存する]をクリックします。これで会員情報を取得する設定はできました。

ステップ4:sendgridに会員情報を登録する

(1)2つのスマレジへのアクションを設定した後は、sendgridに会員情報を登録する設定をしていきます。


3つ目のsendgridに対するアクション「コンタクトリストに新規コンタクトを追加」をクリックします。


こちらの画面で連携したいsendgridのアカウント情報を追加し、[次へ]をクリックします。

(2)API接続設定に遷移するので、「メールアドレス」「姓」「名」の項目を入力し、 「リストID」にはコンタクトを追加したい任意のリストIDを入力または選択してください。

入力バーをクリックすると補足情報を確認できます。
前ステップで取得したアウトプットを引用することが可能です。

[テスト]をクリックすると正常に設定できたか確認することができます。

(3)テストに成功したことを確認後、「保存」をクリックします。

これで2つのアプリ連携が完了しました。
「トリガーをON」にしておくことで、フローボットが自動で起動します。

今回使用したフローボットテンプレート
スマレジで会員が登録されたら会員情報を SendGrid に登録する

スマレジを使ったその他の自動化例

その他スマレジを活用した自動化例を紹介します。
日々の業務の効率化にぜひお役立てください。

①前日のスマレジでの日時締め情報(売上情報)をGoogleスプレッドシートに格納する

Googleスプレッドシートに日時締め情報を格納することで、売上情報を一元管理しやすくなります。
Googleスプレッドシートの機能でデータを整理・集計し、必要なレポートや可視化を行うことができるため、今後の経営拡大のためのアイデアや業務改善に役立つきっかけを得られます。

②前日のスマレジでの売上情報を毎日LINEに通知する

スマレジの日時締め情報をAPI経由で取得し、LINEの特定のトークルームに自動的に通知されるため、スマレジにログインする手間なく前日の売上が確認できます。

③SPIRALでレコードが登録されたら、スマレジに商品情報を登録する

SPIRALに登録された商品情報を自動でスマレジに登録することで、手入力によるヒューマンエラーのリスクを大幅に削減できるため、業務効率化につながります。
チャットツールの連携もでき、商品の登録をチーム内に素早く共有することも可能です。

まとめ

スマレジとSendGridの連携を行うことで、これまでの作業が一部自動化され、店舗運営のさらなる効率化が見込まれます。
また、正確性の高い顧客データの共有により、手動での入力ミスの削減も期待できるため、これまで行ってきた業務の質がグレードアップしたり、
自動化した工程によって顧客満足度の向上に寄与する可能性もあります。
煩雑な日常作業の削減やリピーターにつなげるための施策サポートにぜひお役立て下さい。

この記事を書いた人
k.ueno
これまでカスタマーサポートとして、ユーザー様の疑問や不安点を解消するために尽力してきました。 yoomを活用することで、日々の煩雑になりつつある業務がサクサク進むようになると知り、感動しました! これから業務効率化を目指す方々へ、スムーズにサービスを利用してもらえるよう、わかりやすい内容でコンテンツを発信していきます。
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