2024/11/08
自動化のアイデア

【SMSLINK API】各種アプリとの連携方法から活用事例まで徹底解説。

e.koyama
SMSLINKのAPI活用イメージ

目次

SMSLINK APIでできること

SMSLINK APIを利用することで、自社で使う他のアプリとAPI連携を行い、SMSの配信を自動化できます。宛先となる携帯電話の番号とメッセージを普段使うアプリで準備しておけば、SMSLINKに登録し直さなくともSMSの自動送信が可能となります。リードや顧客の連絡先情報は従来通り、データベースやCRM、SFAに登録するだけで大丈夫です。

また、SMSを送信するタイミングは、事前指定したスケジュールや即時だけでなく、連携する他のAPIの情報登録や更新に合わせるなど、自由にカスタマイズ可能です。新規リードへの第一報、商談後や契約成立の顧客へのお礼連絡、新商品の案内など、さまざまなタイミングや目的で活用できます。

SMSLINK APIの利用方法

今回はYoomというサービスを利用して、ノーコードでSMSLINK APIを利用していきます。

[Yoomとは]

すでにYoomを利用している方は、ログインしておきましょう。

※YoomでSMSLINK APIを利用するには、SMSLINKで発行されたアクセストークンが必要です。詳細はSMSLINKの担当者へお問い合わせください。

SMSLINKをYoomと接続する方法

マイアプリ連携の設定

1. 左メニューの「マイアプリ」を選択後、画面右の「+ 新規接続」をクリックします。

2. マイアプリの新規接続の候補からSMSLINKを選択します。
 ※検索窓にアプリ名を入力すると、候補を絞り込めます。

3. アカウント名とアクセストークンを入力し、「追加」をクリックします。

以上で連携は完了です。SMSLINKが提供しているAPIをYoomから利用することが可能になりました!

Yoomのテンプレートを利用してSMSLINK APIをつかいこなそう!

Yoomには多くの「フローボットテンプレート」が用意されており、コピーするだけでフローボットを簡単に利用できます。フローボットの詳細は、以下の動画をご覧ください。

ここからは、実際の利用シーンやおすすめの職種ごとにテンプレートを紹介していきます。

SMSLINK APIを利用して実現できる自動化の例

自動化したい、または、興味のあるテンプレートのバナーをクリックすると、それぞれの紹介ページにつながります。
すぐに設定を開始する場合は「試してみる」をクリックしてください。

1. リード・顧客の情報登録時にSMSを送信する

SMSLINK APIを利用すると、連携したデータベースやCRM、SFAに情報が登録された際、自動でSMSを送信できます。連絡先の番号はリードや顧客の情報管理に使っているアプリの情報を用いるため、わざわざSMSLINKに登録し直す必要がありません。

また、メッセージの内容を自由に設定できるため、新規リードへの第一報としてアンケートやキャンペーン応募のお礼メッセージを送ったり、説明会やセミナーの予約のリマインダーとして活用したりすることが可能です。また、例えば、一定期間リピート購入がなかった顧客のデータベースを作成し、登録相手にセール案内を送信することもできます。

すべてのリードや顧客に、情報登録のタイミングで同一のアプローチを行う場合に役立ててください。

SMSLINKとリードや顧客の情報を登録したアプリに加え、チャットツールともAPIで連携することで、SMS送信後の関係者への自動通知が可能になります。登録した情報とSMS送信完了をチーム全体で把握するだけでなく、通知先や通知文の設定により、チームの他担当者への後続業務依頼にも活用できます。

2. 情報が更新されたリード・顧客にSMSを送信する

連携したアプリの情報が更新された際にSMSを自動送信することも可能です。例えば、商談情報を管理しているデータベースが更新された際、商談後のお礼メッセージを送ったり、次回の商談予定のリマインダーとして活用したりすることができます。更新タイミングが一定の場合におすすめです。

3. 指定条件に合致した相手にのみSMSを送信する

アプリで情報が登録または変更された際に、その中から条件に合致した相手に限定してSMSを自動送信することができます。リードソースや興味のある商品、購入回数など、判別に必要な条件とそれに対応する文面を設定してお使いください。複数のフローを併用し、条件ごとに文面を変えてすべての相手にSMSを送信することも可能です。

手動でこの作業を行うと、送信ミスが発生しやすくなったり、作業時間が増えたりする恐れがあります。SMSLINK APIを用いたSMS送信により、それらのリスクを低減できるでしょう。

4. データベースやCRM・SFAの管理画面からSMSを送信する

連絡先を管理するアプリで情報の登録や更新が行われた場合でなくても、Google ChromeのChrome拡張機能を使って、アプリ画面から指定した相手にSMSを送信できます。例えば、商談のフェーズが進んでステータスが更新された顧客に契約のお礼メッセージや契約手順の案内を送ったり、商談結果を入力した後でお礼や次回予定の連絡をしたりすることができます。

SMSLINKへログインして連絡先やメッセージを入力する必要なく、情報の登録や更新を行ったアプリ上でSMSの自動送信が完了します。送信の漏れや遅れ、誤送信などの人為的ミスの発生を防げるでしょう。

5. ワークフロー承認時にSMSを送信する

SMSLINKは従量課金制のサービスであるため、送信相手をリードや顧客に限定している場合が多いでしょう。しかし、緊急度の高い社内連絡に使いたい場合には、以下のテンプレートを参考にしてください。

こちらは、Garoonで指定した申請フォームのワークフローが承認された際に、自動でSMSを送信するフローです。営業活動で外出や出張が多い場合でも、SMSで承認通知を受け取り、すぐに対応できます。大型案件の社内稟議が決裁された際、対象顧客にすぐ連絡を入れることや、急なミーティング予定の変更で上長の承認が下りた際、会議室の確保を行うことなど、ワークフロー承認後の迅速なフォローアップにつなげられるでしょう。

SMSLINK APIの利用をおすすめしたい方

・SMSLINKを使った営業活動やマーケティングを効率化したい方
・リードや顧客の情報管理にデータベースやCRM・SFAを使用しており、SMSの送信作業にかかる時間を短縮したい方
・リードや顧客の特性に応じて、パーソナライズされたSMSを送信したい方

まとめ

SMSLINK APIを利用してできることや他アプリのAPIとの連携方法、活用事例を紹介しました。SMSの送信を自動化することで、送信先の誤りや送信の漏れ・遅れなどのヒューマンエラーの低減、情報転記や送信にかかる作業時間の短縮が期待できます。リードや顧客の情報を管理するアプリで登録や更新が行われた際だけでなく、アプリの管理画面上から好きなタイミングで自動送信できるため、さまざまなタイミングでSMSを使ったアプローチが可能になるでしょう。営業活動やマーケティングに、効果的に活用してください。

Yoomを使えば、誰でも簡単に連携や自動化の設定ができます。こちらから登録し、紹介したテンプレートを使った設定をぜひお試しください。

この記事を書いた人
e.koyama
これまで専門商社やEC業界で事務を経験してきました。 担当した業務は営業事務や経理、総務、人事、法務など多岐に渡ります。 個々の作業の効率化には取り組みましたが、各種のサポートツールやYoomを使えばより便利に業務が進められたのに…と思っています。 業務経験を活かしたYoomの紹介記事を発信し、皆さんがスムーズに業務を進められるお手伝いができれば幸いです。
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