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STORES予約は、24時間いつでも予約を受け付けられるシステムで、予約管理にかかる業務負担の軽減を同時に実現できる便利なツールです。
しかし、予約者の情報をSansanで活用したい場合、毎回手作業でデータを入力する作業が必要になるため、担当者の負担が増える可能性があります。
本記事では、STORES予約とSansanを連携する際のメリットや、設定方法について解説します。
今回紹介する内容は以下のような方々におすすめです!
手動で顧客情報を登録する作業は、特にSTORES予約とSansanの両方を使用している場合、大きな負担となりやすいです。
例えば、セミナー運営を行う企業では、予約件数や参加人数が増えるほど担当者の作業量が増加し、他の重要な業務に割く時間が削られてしまうことがあります。
特に初めての顧客対応では、来場者への案内や問い合わせ対応と並行して、顧客情報を登録する必要があり、業務が煩雑化しがちです。
しかし、STORES予約とSansanを連携することで、自動で顧客情報がSansanへ登録されるため、手作業での情報登録が不要になり、担当者の負担が軽減されます。
結果として、担当者は本来注力すべき業務、例えば顧客へのサービス提供やフォローアップ、企画立案といったコア業務に集中できるようになるでしょう。
STORES予約とSansanを連携すると、予約時に登録された顧客情報が自動的にSansanに転送されます。
これにより、手動での転記作業が不要となり、入力ミスやデータの重複を防ぎ、データの一貫性を保つことができます。
例えば、営業部門がセミナーやイベントの参加者情報をSTORES予約で管理している場合、そのデータがSansanに自動登録されることで、営業担当者は顧客フォローや提案活動を正確な情報に基づいて進めることができるようになります。
これにより、顧客とのやり取りに齟齬が生じるリスクが低減し、信頼性の高いコミュニケーションが可能になるでしょう。
結果として、経営層も一貫性のあるデータに基づいて迅速な意思決定を行えるようになることが期待できます。
STORES予約とSansanを連携させることで、予約データが自動的にSansanに集約されるため、全ての関連部門が最新の情報にアクセスしやすくなります。
これにより、部門間の情報共有を円滑にし、業務効率と顧客対応の質を向上させる可能性があります。
例えば、営業部門がSTORES予約を通じて顧客向けのセミナーやワークショップなどのイベントを企画・集客したとします。
アプリ連携によってそのデータはSansanに自動で反映されるため、マーケティング部門は、イベント参加者の属性情報などをSansanから分析することで、今後のマーケティング戦略の立案に役立てることができるようになるでしょう。
部門間で正確な情報を共有できることで業務の連携がスムーズになり、業務の質の向上が見込めます。
本記事ではYoomを使って連携を進めていきます。
まだ利用したことがない方は、初めてのYoomをぜひご覧ください。
それではここからノーコードツールYoomを使って、【STORES予約で予約が登録されたらSansanに顧客情報を登録する】方法を説明します。
[Yoomとは]
STORES予約で予約が登録されたことをSTORES予約のAPIを利用して受け取り、Sansanの提供するAPIを用いてSansanでコンタクトを作成することで実現が可能です。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。
連携フローは、大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。
まず、Yoomのアカウントにログインします。
アカウントをお持ちでない場合は、まずYoomのアカウント発行ページにてアカウントを作成してください。
1.マイアプリをクリックした後、新規接続をクリックします。

2.入力欄からアプリ名で検索できます。
今回はSTORES予約とSansanをそれぞれ検索して、登録していきます。

まず、STORES予約から登録していきましょう。
入力欄にSTORES予約と入力するとSTORES予約のアイコンが表示されるので、アイコンをクリックします。
1.アカウント名、アクセストークンを入力してください。
「追加」をクリックすると、STORES予約のマイアプリ登録は完了です。

Sansanも同じように検索して、アイコンをクリックします。
なお、Sansanはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。
フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。
1.アカウント名、アクセストークンを入力してください。

以上で、STORES予約とSansanのマイアプリ登録は終了です。
マイアプリ登録が成功すると、以下の画面が表示されます。
マイアプリの画面にSTORES予約とSansanのアイコンが表示されているか確認してください。

その他、Yoomについての詳しい情報は、Yoomヘルプセンターをご確認ください。
以下のリンクから「試してみる」をクリックしてください。
以下の表示が出たら、テンプレートのコピーが成功です。

1.まず、一番上の「予約が登録されたら」をクリックします。

2.タイトルは自由に設定してください。
STORES予約と連携するアカウント情報を入力します。
トリガーは「予約が登録されたら」を選択します。
入力が終わったら、「次へ」をクリックします。

3.トリガーの起動間隔の設定を行ってください。
トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご確認ください。
設定が終わったら「テスト」をクリックし、問題がなければ「保存する」をクリックしてください。

1.最後に、「名刺データを登録」のアイコンをクリックしてください。

2.Sansanと連携するアカウント情報を入力します。
アクションは、「名刺データを登録」を選択します。
入力が終わったら、「次へ」をクリックします。

3.各項目を設定していきます。
各項目の入力欄をクリックすると先ほど取得したアウトプットが表示されるので、適宜活用してください。
設定が終わったら「テスト」をクリックし、問題がなければ「保存する」をクリックしてください。

4.これで、【STORES予約で予約が登録されたらSansanに顧客情報を登録する】というフローが完成しました。
設定が完了すると、以下のような画面が表示されます。
「トリガーをON」ボタンをクリックすると、フローボットが起動します。

ITに詳しくない方でも安心Yoomなら安心です。
以下のリンクから、この便利なフローをお試しください。
他にもSTORES予約を使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。
1.STORES予約で予約が登録されたら予約者に自動でGmailを送信するフローです。
予約が入るたびに手動でGmail送信を行う作業は、時間と労力がかかり、人的ミスが発生する可能性もあります。
このテンプレートを活用すると、予約が登録されると自動で予約者へ確認メールが送信され、業務効率の改善が期待できます。
2.STORES予約で登録された予約情報をSlackに通知するフローです。
このテンプレートを活用すると、STORES予約で予約が登録された際に、予約情報がSlackに自動通知されるようになります。
これにより、担当者が予約情報を逐一確認する手間が省けるため、作業時間の短縮が見込めます。
3.STORES予約で登録された予約情報をkintoneに格納するフローです。
このテンプレートを使用すると、STORES予約で登録された予約情報が自動的にkintoneのデータベースに格納されます。
これにより、手動でのデータ確認・転記が不要になり、効率的な予約管理が可能になるでしょう。
STORES予約とSansanを連携することで、STORES予約で新しい予約が登録された際、Sansanに顧客情報を自動登録できるようになりました。
これにより、予約データを手動で転記する時間と労力が削減され、業務効率化が見込めます。
さらに、人の手による入力が減ることで入力ミスの防止にもつながり、結果的に顧客情報の正確性向上が期待できるでしょう。
Yoomは、専門知識が不要で、業務の自動化を簡単に実現できるツールです。
専門的な知識やプログラミングのスキルは不要。豊富なテンプレートを活用すれば、業務に合わせた自動化を簡単に構築できます。
Yoomを活用して、より効率的な業務運営を目指してみませんか?