2024/07/03
アプリ同士の連携方法

freee会計とSlackを連携させて経理を楽にする方法

a.ohta

目次

毎月、毎週など、決められたタイミングに何かしらの締め日を設けている企業は多いことでしょう。しかし、期限を設けているにもかかわらず、ギリギリになって書類を提出してくる人がいたり、期限が過ぎてから堂々と申請してくる人っていますよね…。
反対に経費申請をしたけれどもそれが承認されたのか解りづらかったりしませんか?自分から確認しにいくのもかなりの手間です。

このような大変な思いをしているみなさんが少しでも楽になるように、Slackを使用した「タスクの自動化」をご紹介します!
今回は直感的な操作で経理などの経験が浅い方でも使いやすいfreeeと、取り入れている企業が多いSlackを連携してフローボットを作成してみましょう!

freeeとSlackを連携すると感じられるメリット

1.通知がリアルタイムでくる!

freeeで追加や更新がされるとその内容がリアルタイム通知されるようになります。自分から情報を取得しにいかなくてもよくなるので、通知が来た時だけfreeeにアクセスすればOKです!
通知が来ないかぎり他の業務に集中できると、タスク処理にかかる時間の大幅な削減が期待できますね。

2.対応が早くなる!

追加や更新がされる度に即座に通知が届けばレスポンスを素早く行えるでしょう。期限が設けられているタスクに関しては素早い対応が必要ですよね。
特にfreeeで管理すべきタスクは金銭が絡んでいるものがほとんどのため、こうしたメリットを実感できるなら連携しない手はありません!

3.単純作業が自動になる!

毎週、毎月など、決められたタイミングで行わなければならないタスクの中でも単純作業のものはどんどん自動化していきましょう。繰り返す作業は自動化に向いているので、1度フローボットを作成してしまうとその後がとても楽です!うっかり忘れてしまうミスなども激減できるのではないでしょうか。

freee会計とSlackを連携するとできること

1.経費、支払依頼などの申請の確認

こまごまとした経費の申請や承認、支払の依頼って、各々のタイミングで行われることがほとんどですよね。1人1人がバラバラに行うので、時間を決めて定期的にfreeeを確認しにいかなければなりません。こうしたタスクは申請や依頼がある度にSlackに通知をするようにしましょう!
そうすれば、通知が無い間は他の業務に集中し、通知が来たときはリアルタイムで即座に対応できるようになります。

2.未決済取引の取得

決算には期限が付きものです。万が一期限を過ぎてしまうと先方に多大な迷惑をかけ、信頼を失ってしまうことも…。そうならないために、未決算の取引のみを取得してSlackに通知するようにしましょう。
経理チーム全体で確認できれば期限を過ぎることもありませんよね。

3.取引先情報の更新

振込先や連絡先の変更により事務的エラーは発生した経験はありませんか?その原因は、変更内容を知らされていなかったり、そもそも情報を更新できていなかったからではないでしょうか。
取引先の情報はとても大切です。変更があった場合は即座に更新や通知をするようにして、単純なミスを防げるようにしていくのが1番です!

freee会計とSlackをノーコードで連携する方法

今回は国産ノーコードツールのYoomを用いてfreeeとSlackを連携させてみましょう。コードを入力する必要なくすぐに始められます。

Yoomの登録はコチラ。30秒で簡単に登録できます!

Yoomについての公式ドキュメントはコチラ。ぜひご覧ください!

今から作成するのは「freeeの各種申請が承認されたらSlackに通知する」というテンプレートです。Yoomではテンプレートがこれ以外にも色々あるので、希望のフローボットがノーコードですぐに作成可能です!
Yoomの登録が終わったら、以下のバナーをクリックして進んでくださいね!

次はYoomと各アプリを連携させましょう。
これを「マイアプリ連携」と言います。マイアプリ連携はとても簡単です!

【freee会計とSlackのマイアプリ設定】

画面左側のメニューから「マイアプリ」を選択します。

     ↓

右上の新規作成をクリック!

     ↓

まずはSlackからいきましょう。

検索窓に「Slack」といれるとSlackのアイコンが出てくるのでクリック!

     ↓

上記のような画面が表示されるので任意のチャンネルを選択して「許可する」をクリック!マイアプリの画面にSlackが表示されていたら完了です!

次はfreeeのマイアプリ連携に行きましょう!
検索窓に「freee」といれるとfreeeのアイコンが出てきます。今回はfreee会計と連携していきますね!

     ↓

クリックして連携するfreeeのIDを入力すると上記のように色々書かれているページに移行するので、画面1番下の「許可する」を押しましょう。そうするとマイアプリが登録されたYoomの画面に戻ります。
これでマイアプリ登録は終わりです。意外と簡単なんです!次からフローボットの作成にいきましょう!

【freee会計の設定】

マイアプリの登録ができたら、画面の左側にある「マイプロジェクト」を押します。

     ↓     

freee会計のアイコンの「【コピー】freeeの各種申請が承認されたらSlackに通知する」という画面に入って、右上にある編集をクリック!

     ↓

freee会計のアイコンの「各種申請が承認されたら」を押しましょう。そうすると連携アカウントとアクションを選択という画面に移動します。テンプレートを利用しているため設定が終了しているので、そのまま次へを押しましょう!便利ですね!!

     ↓

次はWebhookの設定になります。画像の赤枠内のリンクで詳しい説明があるので、そのページを確認しながら設定してみましょう!設定が完了したら保存を押します。

     ↓

次は「申請内容の詳細を取得」というページに入ります。こちらも先ほどに同じく設定がされているので次へを押しましょう。テンプレートを利用すると本当に楽ですね!

     ↓

事業所IDを入力したら「テスト」のボタンを押してみましょう!成功したら、「アウトプット」を入力します。ここで登録したアウトプットがSlackに記載される内容になるので、Slackで通知したい内容をどんどんピックアップしていきます。
+マークをクリックすることで追加できますよ!

追加が終わったら下記画像の赤枠をクリックすると…

追加したアウトプットが下の方に表示されていますね!

項目名を任意のものに変更したら保存を押しましょう!

【Slackの設定】

次はSlackの設定です。この設定が最後です!そしてすぐに終わります。
Slackアイコンの「Slackに通知」をクリックします。そのまま次へを押して大丈夫です!

     ↓

上記のような画面に移行するので投稿先のチャンネルIDを選びましょう。そしてメッセージの内容を決めていきます。
あらかじめ入力されていますが今回は取得したアウトプットを挿入したいので、メッセージボックス内をクリックし、freeeのアイコンの「申請の詳細を取得」から先ほど追加したアウトプットをピックアップします!

そしてテストを押すと…

Slackに自動で通知が来ています!これは素晴らしい…。いつ承認されたのか自動でわかるのは本当にありがたいですよね。
これでフローボットの作成は終了です。お疲れ様でした!

freeeとSlackを連携させるフローボットは他にもある!

今回のフローボットは「freee会計の各種申請が承認されたらSlackに通知する」というものでしたが、freee会計以外にもYoomにはfreeeアプリとノーコードで作成できるフローボットのテンプレートがたくさん用意されています!
例えば、「freeeサインで書類のステータスが完了になったらSlackに通知」なんていかがでしょうか?

単純な作業なのに時間がかかりがちなサインが完了したら、Slackに自動で通知が来ます。まるで夢のようですね…!
他には「freee人事労務に従業員の登録があったら、Slackに通知する」というものも。

従業員がたくさんいる企業さまには大変おすすめのフローボットです!業務を見直してどんどん自動化すれば、あまった時間は他のタスクに集中できますね…!

使用頻度の多いfreeeとSlackの連携はメリット盛りだくさん!

Slackは企業にとって欠かせないコミュニケーションツールになっていたりしますよね。また、freeeの直感的な操作はとても使いやすいため、経費精算などに導入しやすかったりします。つまりこの2つは使用頻度の多いアプリケーションということ。となれば、連携しないのはもったいないです!
このように使用頻度の多いアプリ=溜まりがちなタスクは、ノーコードで作成できるフローボットで自動化していきましょう!

この記事を書いた人
a.ohta
雑貨店の店長を経験後はSEOライターとして在宅勤務を開始。後にマーケティングのスタートアップ企業と5年間ほど業務委託契約。 東大生に囲まれながらパソコンを抱え、様々なビジネス用語やSaaSツールの使い方を勉強する日々でした。 雑貨店の店長をしていた頃は、売上と在庫管理、人材管理、発注などの事務作業に幾度となく時間を奪われ、接客ができず売り時を逃がすこともしばしば。業務委託の際にも入力などの細かい作業が多く、「こんな単調な作業、自動化できないの?」と思っていたので、Yoomのビジョンには大いに共感しています!
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