事前準備
Yoomのアカウントにログインができたら、まず使用するアプリを登録します。
1.「マイアプリ登録」をクリックし、「新規作成」を選択してください。
2.登録したいアプリ(今回はKING OF TIMEとSlack)を選択し、使用するアカウントでログインしてください。
KING OF TIMEの登録ができたら、もう一度「新規作成」をクリックして、Slackの登録をするという流れです。
クラウドサインのアプリ連携についてはこちらを参考にしてください。
KING OF TIME マイアプリ登録方法 | Yoomヘルプセンター (intercom.help)
Slackのアプリ連携についてはこちらを参考にしてください。
Slackのマイアプリ登録方法 | Yoomヘルプセンター (intercom.help)
3.登録ができるとマイアプリにアイコンが表示されます。
KING OF TIMEとSlackのアイコンが表示されたか確認をしてください。
4.後で使用するスプレッドシートを用意しておきます。
以下のURLを参考にしてスプレッドシート上にヘッダーと関数を設定します。
※UNIXTIMEを通常の日付・時刻に変換する方法:https://intercom.help/yoom/ja/articles/8343335
※この際A2セルは書式なしテキストに、日付のセルはYYYY-MM-DD形式に書式を事前に変更してください
5.Yoomデータベースで事前にSlackのテーブルとKING OF TIMEのテーブルを用意します。
SlackはユーザーIDと表示名や氏名を表示項目とします。
KING OF TIMEは姓、名、識別番号を表示名とします。
データコネクトでSlackとKING OF TIMEを同期させます。
※Yoomデータベースについてはこちらを参考にしてください。
📖Yoomデータベースの主な活用方法について | Yoomヘルプセンター (intercom.help)
6.KING OF TIMEをデータコネクトしたテーブルに1列関数の列を設け、「JOIN(\"\",{姓},{名})」このように設定し姓名を連結させます。
フローボットの設定
では早速、具体的なフローの作成手順を説明していきます!
1.コピーしたテンプレートをマイプロジェクトから開きます。
2.右上の「編集する」をクリックします。
タイトルはフローの内容がわかりやすいように記入してあります。
詳細も含め、変更可能です。使用しやすいように変更してください。
3.「アプリトリガー 出勤or退勤を入力してもらう」をクリックします。
4.トリガーアクションは「新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら」を選択して、「次へ」をクリックします。
5.トリガーの起動間隔を選択して、チャンネルIDを入力します。
チャンネルIDはSlackがアプリ登録されていると候補から選択することが可能です。
入力したら「テスト」をクリックします。テストが成功したら、「保存」します。
6.フローに戻ったら、「分岐 出勤か退勤というワードだったら分岐」のアイコンをクリックします。
7.オペレーションは「出勤or退勤を入力してもらう」で、アウトプットに「メッセージ内容」のように設定してあります。
特に問題なければそのまま「保存」します。
8.フローに戻ったら、「アプリと連携する UNIXTIME計算用のスプレッドシートをコピーする」のアイコンをクリックします。
9.アクションは「シート(タブ)をコピーする」を選択して、「次へ」をクリックします。
10.事前準備で作成したスプレッドシートの「スプレッドシートID(コピー元)」、「シートID(コピー先)」を入力する。
スプレッドシートIDはURL内の「/spreadsheets/d/●●●/」●●●の部分がスプレッドシートIDとなります。
アプリ登録ができていると、候補からも選択できます。
入力したら「テスト」をクリックします。テストが成功したら、「保存」します。
11.フローに戻ったら「アプリと連携する SlackトリガーでJSON PATHで取得したタイムスタンプをUNIXTIME変換用のスプレッドシートの特定セルに入力する」のアイコンをクリックします。
12.アクションは「セルに値を入力」を選択し、「次へ」をクリックします。
13.項目を入力します。
スプレッドシートIDは1つ前に連携したスプレッドシートと同じです。
シート名は候補から選択することが可能です。
14.対象のセルはA2のまま、値はSlackで最初に取得したアウトプット情報なので、候補からtsというアウトプットを埋め込みます。
「テスト」をクリックし、テストが成功したら、「保存」をクリックします。
15.フローに戻ったら、「データベースを操作する UNIXTIMEから通常に日付時間に変換したレコードを取得する」のアイコンをクリックします。
16.データベースの連携の項目を入力します。
スプレッドシートIDは1つ前に連携したスプレッドシートと同じです。
入力できたら、「次へ」をクリックします。
17.検索条件を「UNIXTIMEが空でない」として、テストが成功したら、「保存」します。
18.フローに戻ったら、「アプリと連携する レコード習得後にコピーしたシートは削除する」のアイコンをクリックします。
19.アクションは「シート(タブ)を削除する」を選択し、次へ」をクリックします。
20.必須項目を入力します。
スプレッドシートIDは1つ前に連携したスプレッドシートと同じです。
「テスト」をクリックし、テストが成功したら、「保存」をクリックします。
21.フローに戻ったら「データベースを操作する SlackとデータコネクトしたDBからトリガーで取得したユーザーIDを使って対象者名を取得する」のアイコンをクリックします。
22.データベースの連携に入力します。
事前準備で作成したSlackのデータベースと連携します。
プロジェクト、データベースを候補から選択することが可能です。
23.取得したいレコードの条件にユーザーIDがSlackで取得した{{送信者}}に等しいと設定します。
テストして、テストが成功したら、「保存」する。
24.フローに戻ったら「データベースを操作する KING OF TIMEとデータコネクトしたDBから手前で取得した氏名を使って識別番号を取得する」のアイコンをクリックします。
25.データベースの連携に入力します。
事前準備で作成したKING OF TIMEのデータベースと連携します。
プロジェクト、データベースを候補から選択することが可能です。
26.取得したいレコードの条件にユーザーIDがSlackのデータベースで取得した{{氏名}}や{{表示名}}に等しいと設定します。
候補から選択することが可能です。
テストして、テストが成功したら、「保存」する。
27.フローに戻ったら「進行先の切り替え」のアイコンをクリックします。
内容を確認して「保存」する。
28.フローに戻ったら「出勤方向に対してこれまで取得した情報で打刻を行う」のアイコンをクリックします。
29.アクションは「打刻データの登録」を選択して、「次へ」をクリックします。
30.今まで取得したアウトプット情報を選択して、入力していきます。
テストをクリックし、テストが成功したら、「保存」する。
31.フローに戻ったら今度は「退勤方向に対してこれまで取得した情報で打刻を行う」のアイコンをクリックします。
出勤の場合と同じように設定します。最後の「打刻種別コード」が退勤となるので注意してください。
これで【Slackで特定の出退勤ワードを投稿したらKING OF TIMEに打刻】というフローの完成です。
32.最後にトリガーを「ON」に切り替えれば起動します。
KING OF TIMEとSlackの連携フロー応用編
ここまでご紹介したフロー以外にも、【YoomデータベースからKING OF TIMEアカウントを発行する】というフローも作成できます。
たとえば新入社員の入社時などに、Yoomデータベースの従業員情報を元に、新たにKING OF TIMEのアカウントを発行できるんです。