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NotebookLMでアンケート分析を効率化|自由記述の分類と報告スライド作成を実務検証
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NotebookLMでアンケート分析を効率化|自由記述の分類と報告スライド作成を実務検証
AI最新トレンド

2026-03-02

NotebookLMでアンケート分析を効率化|自由記述の分類と報告スライド作成を実務検証

Yuka Matsumoto
Yuka Matsumoto

「アンケートの自由記述、件数が多すぎて全部読むのに丸一日かかってしまう…」
「集計はできても、結局どんな傾向があるのかうまくまとめられない…」

データを活かしたいのに、集計・読み込み・資料化に追われ、考える時間が取れない状況は多くの現場で起きています。

そこで注目したいのが、Googleが提供するAIノートブックツール「NotebookLM」です。アップロードしたアンケートデータをもとに、傾向の要約やカテゴリ分けをAIが自動で行ってくれるため、分析にかかる手間を減らせます。

本記事では、NotebookLMを使ったアンケート分析の手順や、音声概説などの便利な機能を紹介します。実際に使って検証した結果もお伝えしますので、「NotebookLMって実際どうなの?」と気になっている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

🌟Yoomでアンケート結果の分析・通知を自動化

👉Yoomとは?ノーコードで業務自動化につながる!

NotebookLMは溜まったデータをまとめて分析するのに適していますが、日々のアンケート回答を素早く確認したい場合はYoomが便利です。

Yoomを使えば、Googleフォームに回答があったらAIが内容を自動で分析し、SlackやMicrosoft Teamsなどのチャットツールへ通知するフローをプログラミング不要で構築できます。

たとえば、ネガティブな意見だけを検知して担当者へ通知したり、回答内容をAIが要約してメールで送信したりといった業務フローが実現可能です。

対応が必要な回答を見逃すリスクを減らし、一次対応のスピード向上につなげましょう。


■概要

従業員アンケートの結果を手作業で確認し、離職の兆候を見つけ出すのは骨の折れる作業ではないでしょうか?
特に、日々の業務に追われていると、細かな変化を見逃してしまいがちであり、対応が遅れてしまうこともあります。
このワークフローを活用すれば、Google スプレッドシートにアンケート結果が追加されると、AIが自動で離職リスクとその防止策を分析し、Microsoft Teamsへ通知するため、こうした課題の解決に貢献します。

■このテンプレートをおすすめする方

  • アンケート結果の分析や離職リスクの特定に多くの時間を費やしている人事担当者の方
  • 従業員の離職リスクを早期に察知し、迅速な対策を講じたいと考えているマネージャーの方
  • Google スプレッドシートやMicrosoft Teamsを利用し、定型業務の効率化を模索している方

■このテンプレートを使うメリット

  • アンケート結果の追加からAIによる分析、通知までを自動化し、手作業にかかる時間を短縮することができます。
  • AIによる客観的な分析を通じて、潜在的な離職リスクやその兆候を見逃すことなく、適切な対応を促します。

■フローボットの流れ

  1. はじめに、Google スプレッドシートとMicrosoft TeamsをYoomと連携します。
  2. 次に、トリガーでGoogle スプレッドシートを選択し、「行が追加されたら」というアクションを設定し、アンケート結果が追加されたスプレッドシートを指定します。
  3. 次に、オペレーションで、テキスト生成機能を設定し、追加されたアンケート結果を基に離職リスクとその防止案を生成するようAIに指示します。
  4. 最後に、オペレーションでMicrosoft Teamsの「チャネルにメッセージを送る」アクションを設定し、AIが生成した内容を指定のチャネルに通知します。

※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント

  • Google スプレッドシートのトリガー設定では、監視対象としたいスプレッドシートのIDやシートIDを任意で設定してください。
  • テキスト生成機能のオペレーションでは、生成するテキストの文字数や、AIに与える指示(プロンプト)、出力させたい言語などを任意で設定してください。
  • Microsoft Teamsでチャネルにメッセージを送信するアクションでは、通知先のチームIDやチャネルID、送信するメッセージの内容を任意で設定してください。

■注意事項

  • Google スプレッドシート、Microsoft TeamsのそれぞれとYoomを連携してください。
  • トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
  • プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
  • Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

■概要

顧客からのフィードバックは、オペレーターの応対品質向上のために重要ですが、一件ずつ内容を確認し、フィードバックを作成するのは手間がかかる作業ではないでしょうか。このワークフローを活用すれば、Discordに投稿された顧客アンケートの内容をAIが自動で分析し、オペレーター向けのフィードバックを要約・送信します。オペレーター業務へのAI導入を円滑にし、継続的なサービス改善を支援するワークフローです。

■このテンプレートをおすすめする方

  • Discordで受け付けた顧客アンケートを元にした、オペレーターへのフィードバック作成を効率化したい方
  • AIを活用してオペレーターの応対内容を分析し、サービス品質の向上に繋げたいチームリーダーの方
  • 手作業による分析やフィードバック作成から解放され、より重要な業務に時間を活用したいマネージャーの方

■このテンプレートを使うメリット

  • アンケートの確認からAIによる分析、オペレーターへのフィードバック送信までを自動化し、手作業にかかっていた時間を短縮します。
  • AIが客観的な視点でフィードバックを生成するため、評価の属人化を防ぎ、オペレーターへの指導品質の標準化に繋がります。

■フローボットの流れ

  1. はじめに、DiscordをYoomと連携します。
  2. 次に、トリガーでDiscordを選択し、「チャンネルでメッセージが送信されたら」アクションを設定します。これにより、指定したチャンネルへのアンケート投稿を検知します。
  3. 続いて、オペレーションでAI機能の「テキストを生成する」アクションを設定し、トリガーで取得したメッセージ内容を元に、オペレーター向けのフィードバックを生成するよう指示します。
  4. 最後に、オペレーションでDiscordの「メッセージを送信」アクションを設定し、AIが生成したフィードバックを指定のチャンネルに送信します。

※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント

  • Discordのトリガー設定、およびメッセージを送信するオペレーション設定では、対象となるサーバーID、チャンネルIDをそれぞれ任意の値に設定してください。
  • AI機能の「テキストを生成する」オペレーションで設定するプロンプトは、分析の観点や出力形式など、目的に合わせて任意の内容に編集してください。

■注意事項

  • DiscordとYoomを連携してください。
  • トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
  • プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

✍️NotebookLMとは?アンケート分析に最適な理由

NotebookLMがアンケート分析に最適な理由は主に3つです。

アップロードした資料だけをもとに答えてくれる

NotebookLMの大きな特徴は、ユーザーがアップロードした資料(ソース)だけをもとに回答を生成する「RAG(検索拡張生成)」技術を採用している点です。

一般的な生成AIは学習データをもとに回答を作るため、ときに事実と異なる情報(ハルシネーション)を生成してしまうことがあります。NotebookLMは、ユーザーがアップロードしたアンケート結果だけを根拠にするため、ハルシネーションのリスクを抑えられます。

根拠をすぐに確認できる「引用機能」

分析結果の各文章には、根拠となる元の回答箇所を示す番号が付いています。AIの解釈に疑問を感じたときも、ワンクリックで原文を確認して人間が最終判断を下せるので、安心して使えます。

有料プラン「NotebookLM Plus」も

無料版でも活用できますが、有料プランでは1つのノートブックに追加できる資料(ソース)の上限が拡大されます。
NotebookLM Plusでは上限100件、NotebookLM Pro(Google One AI プレミアム)では上限300件まで追加可能です。数万件規模の分析を想定する場合、Proプランの300件という上限は特に魅力的な選択肢となります。

📝【手順】NotebookLMでアンケート分析をする流れ

実際にGoogleフォームで収集したデータをNotebookLMで分析する、基本的なステップを見ていきましょう。

1.データの準備

まず、Googleフォームの回答先をGoogle スプレッドシートに設定します。すでに回答が集まっている場合はそのシートを開いて、分析したい自由記述(定性データ)が含まれているか確認しておきましょう。

以前はテキストベースの資料が中心でしたが、現在は数値データを含む資料も直接読み込めるようになり、分析を始めるまでのハードルが下がっています。

2.NotebookLMへの読み込み

NotebookLMの公式サイトにアクセスし、新しいノートブックを作成します。

出典:https://notebooklm.google.com/

画面左側の「ソースを追加」ボタンをクリックし、以下いずれかの方法でGoogle スプレッドシートをインポートしましょう。

  • Googleドライブから選択する
  • 入力欄にURLを貼り付ける

出典:https://notebooklm.google.com/

3.分析の開始と視覚化

ソースの読み込みが完了すると、AIが資料の内容を把握した状態になります。チャットで質問する前に、まず画面右側の「Studio」パネルからマインドマップを生成して、資料全体の構造を俯瞰してみるのがおすすめです。アンケート全体のトピック構造や関連性をざっくり把握できるので、その後の分析がスムーズに進みます。

出典:https://notebooklm.google.com/

全体像をつかんだら、チャット欄に「回答の全体的な傾向を教えて」「主な不満点を3つ挙げて」といった質問を投げかけて、詳細な分析へと進んでいきましょう。

🤔【検証】実際にNotebookLMでアンケートを分析してみた

ここからは、筆者が実際にNotebookLMを使ってアンケート分析を行い、特に業務効率化に役立つと感じた3つの活用法を紹介します。

検証条件

  • 環境:NotebookLM(無料プラン)

検証内容とポイント一覧

検証内容と確認ポイントをまとめます。

シナリオ1:自由記述の自動カテゴライズ検証

【想定されるユースケース】
自社ITサービスに対する改善点アンケートの結果を整理する。

【検証項目】

  • カテゴリ分けが適切か
  • 各カテゴリの件数が手動カウントの結果と近いか
  • 回答IDを正しく参照できているか

シナリオ2:スライド作成の補助

【想定されるユースケース】
アンケートの分析結果をもとに、上司へ報告するためのスライドを作成する。

【検証項目】

  • 指定した構成でスライドを作成できるか
  • スライドごとにプレゼン資料として自然な構成になっているか
  • テキスト編集やスライド追加・削除が行えるか

🧪【検証方法】各シナリオの具体的な検証手順

各シナリオの検証方法をまとめます。

シナリオ1:自由記述の自動カテゴライズ検証

NotebookLMで自社のITサービスに関するアンケート結果を整理する手順を解説します。

STEP1:検証用のアンケートデータを用意する

はじめに、Google スプレッドシートでアンケートデータを作成します。

STEP2:NotebookLMにソースを登録し、プロンプトを実行する

NotebookLMを開き、STEP1で作成したGoogle スプレッドシートを登録します。

出典:https://notebooklm.google.com/

以下のようなプロンプトを入力し、NotebookLMにアンケートデータを整理してもらいます。

ソースをもとに分析してください。
・対象カラム:E列「不満点・改善してほしい点(自由記述)」
・タスク:
1. 回答者の「不満点」を抽出する
2. それらを次の3カテゴリに分類する  - 価格  - 機能  - サポート
3. 各カテゴリごとに  - 件数  - 代表的な意見(2〜3個)
を挙げてください。
回答の中には、複数カテゴリにまたがる不満も含まれる可能性があります。その場合は、該当するカテゴリすべてにカウントしてください。
出力フォーマットの要望:
- カテゴリごとに見出しを付ける
- 各代表意見には、元のスプレッドシート行への引用番号(例:[1],[5])を必ず付与する
- 引用番号は、スプレッドシートの「回答ID」と対応させる形でお願いします

出典:https://notebooklm.google.com/

STEP3:出力結果を確認する

出力結果をもとに、各検証項目を確認します。

出典:https://notebooklm.google.com/

シナリオ2:スライド作成の補助

つぎに、アンケート結果をまとめたGoogle ドキュメントを使い、NotebookLMでスライドを作成する手順を解説します。

STEP1:検証用のアンケート結果を作成する

はじめに、Google ドキュメントで架空のアンケート結果を作成します。

出典:https://www.google.com/docs/about/

STEP2:スライドを作成する

NotebookLMにSTEP1で用意したGoogle ドキュメントを登録します。
画面右側の「スライド資料」の鉛筆アイコンをクリックします。

出典:https://notebooklm.google.com/

以下4項目を設定します。

  • 形式
  • 言語
  • 長さ
  • プロンプト

以下のプロンプトを実行します!

ソースを元に、上司へ報告するためのスライドを作成してください。
以下の条件で、PowerPoint(.pptx)形式のスライドファイルを生成してください。
# スライド構成
スライドは、少なくとも以下の5つの構成を含めてください。
1. 現状の課題(要約)
2. カテゴリ別の不満点詳細
3. ユーザーからの具体的な改善要望
4. 推奨される改善アクション
5. まとめ
# 表現・レイアウトの指定
- 各スライドには、わかりやすいタイトルをつけてください。
- 内容は箇条書きを基本とし、1スライドあたりの項目数は3〜7個程度に収めてください。
- 「現状の課題」と「まとめ」は内容が重複しすぎないようにし、 - 「現状の課題」:事実・問題点の整理 - 「まとめ」:意思決定に役立つ示唆・次のアクション を中心に整理してください。
- 「カテゴリ別の不満点詳細」と「ユーザーからの具体的な改善要望」は、対応関係が分かるように整理してください。
- 「推奨される改善アクション」は、上記の課題・不満・要望と論理的につながる内容にしてください。
# 想定読者・トーン
- 想定読者:サービス改善の責任者(部長クラス)とプロダクトチーム
- トーン:ビジネス向けに簡潔かつ客観的。感情的な表現は避け、事実と示唆を分けて記載してください。

出典:https://notebooklm.google.com/

通常は5〜10分程度でスライドが生成されます!
データの規模やサーバーの混雑状況によっては、それ以上の時間がかかる場合もあります。

STEP3:出力結果を確認する

出力結果をもとに、各検証項目をチェックします。