2025/01/20
アプリ同士の連携方法

TalentioとLINE WORKSを連携して、毎日Talentioで選考中ステータスの候補者情報をLINE WORKSに通知する方法

r.oba
TalentioとLINE WORKSの連携イメージ

目次

 

企業で採用活動を進める際、候補者の選考状況や情報を共有することは、選考プロセスの効率を高める重要なポイントといえるでしょう。Yoomを活用してTalentioとLINE WORKSを連携することで、Talentioで選考中ステータスの候補者情報を毎日自動的にLINE WORKSに通知することが可能になります。これにより、選考情報を手動で共有する手間を省き、作業負担を軽減し、情報の見逃しを防止できるでしょう。この記事では、Talentioで選考中ステータスの候補者情報を毎日自動でLINE WORKSに通知するフローの設定方法と導入するメリットについて解説します。

こんな方におすすめ

  • TalentioとLINE WORKSをそれぞれ活用している方
  • 複数の採用担当者が関与する選考業務の透明性や効率に課題を感じている方
  • 社内コミュニケーションの改善を模索している人事担当者
  • 選考プロセスにおける情報共有を自動化したいと考えているIT担当者
  • 選考情報の管理に課題を感じている採用担当者

TalentioとLINE WORKSを連携するメリットと具体例

メリット1:候補者管理業務の効率向上

TalentioとLINE WORKSを連携することで、Talentioで選考中ステータスの候補者情報をLINE WORKSに自動通知できます。
例えば、新たに候補者が選考中となった場合、候補者情報が自動的にLINE WORKSに通知されるため、担当者はすぐに次のアクションができます。
これにより、手動でデータを確認したり共有したりする手間を省くことができ、担当者間で最新の情報を共有できるため、素早い意思決定が期待できます。

メリット2:コミュニケーションの円滑化

TalentioとLINE WORKSの連携によって、毎日自動でTalentioで選考中ステータスの候補者情報をLINE WORKSに通知できます。
例えば、複数の担当者が選考に関与する場合でも、全員が同じプラットフォーム上で情報を確認できるため、候補者へ素早く正確な対応ができます。
これにより、情報共有を一元化し、コミュニケーションの漏れや遅延を防ぐことで、チームの連携強化につながるでしょう。

メリット3:選考プロセスの透明性向上

TalentioとLINE WORKSを連携して選考中の候補者情報をLINE WORKSで共有することで、選考プロセスの透明性向上が期待できます。
例えば、採用チーム全体が候補者の進捗状況を共有しやすくなることで、どの段階でどのような対応が必要なのかを明確に把握できます。
これにより、最新の選考状況を常に確認できるため、無駄なやり直しや重複作業を防げ、チーム全体の生産性向上につながるでしょう。

[Yoomとは]

Talentioで選考中の候補者情報をLINE WORKSに通知する方法

Talentioで選考中の候補者情報をTalentioのAPIを利用して受け取り、LINE WORKSが提供するAPIを用いてLINE WORKSに通知することで実現ができます。一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。

  • TalentioとLINE WORKSをマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • フローの起点となるTalentioのトリガー設定と、その後に続くLINE WORKSのオペレーション設定
  • トリガーボタンをONにして、TalentioとLINE WORKSの連携動作を確認

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう。

ステップ1:TalentioとLINE WORKSをマイアプリ連携

TalentioとLINE WORKSをYoomに接続するマイアプリ登録を行います。
最初にマイアプリ登録を行うことで、自動化設定を簡単に行うことができます。

まず、Talentioのマイアプリ登録を行ってください。
Yoom画面左側の「マイアプリ」→「新規接続」をクリックします。

アプリ一覧と検索欄が表示されるので、どちらかを活用してTalentioを選択します。
以下の画面に「アカウント名」と「アクセストークン」を入力し、「追加」をクリックします。

以上で、Talentioのマイアプリ連携が完了します。

次に、LINE WORKSのマイアプリ登録を行います。
先ほどと同様に、LINE WORKSをアプリ一覧から探す、または検索欄で検索してください。

こちらを参照してマイアプリ登録を行ってください。
「クライアントID」「クライアントシークレット」「スコープ」を入力し、「追加」をクリックします。

これで、LINE WORKSのマイアプリ連携が完了です。

両方のマイアプリ登録が完了すると、TalentioとLINE WORKSがマイアプリに表示されます。

次に、フローボットのテンプレートを使用して設定を進めましょう。
Yoomにログインし、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

「テンプレートがコピーされました!」と表示されるので、「OK」をクリックすることでコピーが完了します。

ステップ2:トリガーを設定

まず、このフローを起動するための「スケジュールトリガー」を設定します。
「毎日9時になったら」を選択します。

このフローを起動するスケジュールを任意で設定してください。

次に、Talentioのトリガーを設定します。「特定のステータスの候補者一覧を取得」をクリックしてください。

「Talentioと連携するアカウント情報」を確認してください。
タイトルは自由に変更できますが、トリガーアクションはそのままで「次へ」をクリックしてください。

続いて、「API接続設定」を行います。
「ステータス」は任意に設定できますが、今回は「選考中ステータスの候補者情報をLINE WORKSに通知する」ため、「ステータス」は「選考中」を選択します。

設定後、「テスト」をクリックしてください。

テストを実行すると、アウトプットに情報が表示されます。
情報が表示されたことを確認し、「保存する」をクリックしてください。

次に、「候補者の情報を1名ずつ取得する」をクリックします。
※「同じ処理を繰り返す」オペレーション間の操作は、チームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。
フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。

取得するアウトプット情報を任意で設定します。
必要に応じて、画面下部の「+追加する」からアウトプット情報を追加できます。

ステップ3:アクションを設定

続いて、LINE WORKSのアクションを設定します。「トークルームにメッセージを送信」をクリックしてください。

次に、「LINE WORKSと連携するアカウント情報」を確認してください。
タイトルは自由に変更できますが、実行アクションは変更しないでください。

「APIの接続設定」をします。
注意事項を確認してから設定を行ってください。
「ボットID」は候補から選択してください。

「トークルームID」は赤線を確認して設定してください。

「メッセージ」には、通知する内容を任意で設定してください。
「アウトプット」から、先ほど「候補者の情報を1名ずつ取得する」で取得した情報を入力できます。

設定後、「テスト」をクリックし、「テスト成功」と表示されたら「保存」をクリックしてください。

ステップ4:TalentioとLINE WORKSの自動化の動作確認

最後に「トリガーをON」をクリックすると、自動化の設定は完了です。
これで、毎日Talentioで選考中ステータスの候補者情報を自動でLINE WORKSに通知できるようになります。

今回使用したテンプレートはこちらです。

Talentioを使ったその他の自動化の例

他にもTalentioを使った自動化の例がYoomには多数あるので、いくつか紹介します。

1.毎日、Talentioで選考中ステータスの候補者情報をMicrosoft Teamsに通知するフロー

この連携によって、Talentioで選考中ステータスの候補者情報を毎日自動でMicrosoft Teamsに通知できます。
例えば、複数の候補者の選考を行っている際、新たに候補者が増えてもMicrosoft Teamsに通知されるため、見逃しを防げるでしょう。
これにより、多くの候補者への対応が可能になり、採用活動の成功率向上が期待できます。

2.毎日、Talentioで選考中ステータスの候補者情報をChatworkに通知するフロー

この連携によって、毎日Talentioで選考中ステータスの候補者情報を自動でChatworkに通知できます。
例えば、採用チーム全体に通知することで、素早く正確に選考情報を共有できます。
これにより、選考情報の確認漏れや伝達ミスを防げ、業務の生産性向上が期待できます。

3.Talentioで応募があったらMicrosoft Excelに追加するフロー

この連携によって、Talentioで応募があった際、自動でMicrosoft Excelに追加できます。
例えば、手作業で応募情報を入力している場合、作業負担を軽減し、他の重要な業務に集中できるでしょう。
これにより、応募情報の転記を自動化することで、業務の効率化が期待できます。

まとめ

今回は、TalentioとLINE WORKSを連携させ、選考中の候補者情報をLINE WORKSに通知する方法をご紹介しました。
この自動化により、手動で情報伝達する手間を省き、情報の漏れを防げるでしょう。
これにより、素早い意思決定やチームの連携強化、業務生産性の向上が期待できます。
この機会にぜひテンプレートを利用し、TalentioとChatworkを連携して業務の効率化を目指してください。

また、Yoomのアプリ連携はノーコードで設定ができ、誰でもすぐに始められます。ぜひ導入を検討してみてください。

この記事を書いた人
r.oba
自動車外装部品の材料会社でエンジニアとして働いてきました。 様々なシステムに触れてきた経験を活かし、 Yoomを使用して、業務を効率的に行うための役立つコンテンツを発信していきます。
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