TalentioとMicrosoft Teamsの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/01/20

TalentioとMicrosoft Teamsを連携して、毎日、Talentioで選考中ステータスの候補者情報をMicrosoft Teamsに通知する方法

r.oba

採用業務を効率的に進めるうえでは、候補者の情報を正しくかつスムーズに共有することが求められます。Yoomを活用してTalentioとMicrosoft Teamsを連携することで、Talentioで選考中の候補者情報を毎日自動でMicrosoft Teamsに通知することが可能になります。これにより、手動で情報共有する手間を省き、担当者の作業負担を軽減できます。また、採用プロセスの効率化にもつながるでしょう。この記事では、Talentioで選考中の候補者情報をMicrosoft Teamsに自動通知するフローの設定方法と導入するメリットについて解説します。

こんな方におすすめ

  • TalentioとMicrosoft Teamsをそれぞれ活用している方
  • 人材採用プロセスの効率化を目指し、ITツールの連携方法を模索しているIT担当者
  • 複数の担当者が関わる採用業務で、情報共有をスムーズにしたい方
  • 選考プロセスを最適化したいと考える人事担当者

TalentioとMicrosoft Teamsの連携メリットと具体例

メリット1:候補者管理業務の効率化

TalentioとMicrosoft Teamsを連携することで、Talentioで選考中の候補者情報を自動的にMicrosoft Teamsに通知できます。
例えば、候補者の数が多い場合でも、毎日最新の情報が通知されることで手動で情報共有する手間を省けます。
これにより、人事担当者は日々の確認作業に費やす時間を削減でき、他の業務に集中できるでしょう。

メリット2:候補者の見逃し防止

TalentioとMicrosoft Teamsを連携させることで、毎日最新の選考状況をMicrosoft Teamsに通知できます。
例えば、面接日程の調整が必要な場合、通知されることで担当者はすぐに候補者へ連絡できます。
これにより、候補者の対応漏れや見逃しを防げ、採用成功率の向上も期待できます。

メリット3:採用関連の情報共有の強化

TalentioとMicrosoft Teamsの連携で、毎日Microsoft Teamsに自動で最新の候補者情報が共有されます。
例えば、新しい候補者が選考中ステータスになった際、その情報が素早くチーム全体に共有されるため、全員が同じ情報を参照できます。
これにより、チーム内の情報共有が強化され、採用活動のスムーズな進行が期待できます。

それではここからノーコードツールYoomを使って、「Talentioで選考中ステータスの候補者情報をMicrosoft Teamsに通知する」方法をご説明します。

Yoomとは?

Yoomは日々の事務作業を自動化して、業務の効率化を図りたい方におすすめの次世代自動化ツールです!API連携はエンジニアではないユーザーにとっては難しい作業ですが、 Yoomは専門的な知識や複雑なコーディングは不要で、直感的な操作でアプリを一元管理できるので非常に便利です。

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Talentioで選考中ステータスの候補者情報をMicrosoft Teamsに通知する方法

Talentioで毎日、選考中の候補者情報をTalentioのAPIを利用して受け取り、Microsoft Teamsが提供するAPIを用いてMicrosoft Teamsに通知することで実現ができます。一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。

  • TalentioとMicrosoft Teamsをマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • フローの起点となるTalentioのトリガー設定と、その後に続くMicrosoft Teamsのオペレーション設定
  • トリガーボタンをONにして、TalentioとMicrosoft Teamsの連携動作を確認

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう。

ステップ1:TalentioとMicrosoft Teamsをマイアプリ連携

TalentioとMicrosoft TeamsをYoomに接続するマイアプリ登録を行います。
最初にマイアプリ登録を行うことで、自動化設定を簡単に行うことができます。

まず、Talentioのマイアプリ登録を行ってください。
Yoom画面左側の「マイアプリ」→「新規接続」をクリックします。

アプリ一覧と検索欄が表示されるので、どちらかを活用してTalentioを選択します。
以下の画面が表示されたら、「アカウント名」と「アクセストークン」を入力し、「追加」をクリックします。

以上で、Talentioのマイアプリ連携が完了します。

続いて、Microsoft Teamsのマイアプリ登録に移ります。
先ほどと同様に、Microsoft Teamsをアプリ一覧から探すか、検索欄で検索してください。

サインインするアカウントを選択します。
※Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

パスワードを入力し、「サインイン」をクリックします。

これで、Microsoft Teamsのマイアプリ連携が完了します。

両方のマイアプリ登録が完了すると、TalentioとMicrosoft Teamsがマイアプリに表示されます。

次に、フローボットのテンプレートを使用して設定を進めましょう。
Yoomにログインし、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

「テンプレートがコピーされました!」と表示されるので、「OK」をクリックすることでコピーが完了します。

ステップ2:トリガーを設定

まず、このフローを起動する「スケジュールトリガー」を設定します。
「毎日9時になったら」を選択します。

このフローを起動するスケジュールを任意で設定してください。

次に、Talentioのトリガーを設定します。「特定のステータスの候補者一覧を取得」をクリックしてください。

「Talentioと連携するアカウント情報」を確認してください。
タイトルは自由に変更できますが、トリガーアクションはそのままで「次へ」をクリックしてください。

続いて、「API接続設定」を行います。
「ステータス」は任意の設定ができますが、今回は「選考中ステータスの候補者情報をMicrosoft Teamsに通知する」ので「ステータス」は「選考中」を選択します。

設定後、「テスト」をクリックしてください。

テストを実行すると、アウトプットに情報が表示されます。
情報が表示されたことを確認し、「保存する」をクリックしてください。

次に、「候補者の情報を1名ずつ取得する」をクリックします。

取得するアウトプット情報を任意で設定します。
必要に応じて、画面下部の「+追加する」からアウトプット情報を追加できます。
※「同じ処理を繰り返す」オペレーション間の操作は、チームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。
フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。

ステップ3:アクションを設定

続いて、Microsoft Teamsのアクションを設定します。「チャネルにメッセージを送る」をクリックしてください。

次に、「Microsoft Teamsと連携するアカウント情報」を確認してください。
タイトルは自由に変更できますが、実行アクションは変更しないでください。

「APIの接続設定」をします。
「チームID」と「チャネルID」は候補から選択してください。

「メッセージ」には、通知したい内容を任意で設定してください。
「アウトプット」から、先ほど「候補者の情報を1名ずつ取得する」で取得した情報を入力できます。

また、通知時にメンションをしたい場合は以下を任意で設定してください。

「+メンション情報を追加」でメンションを追加できます。

同様に添付ファイルの設定も行えます。
「+添付ファイル情報を追加」から添付ファイルを追加できます。

設定後、「テスト」をクリックし、「テスト成功」と表示されたら「保存」をクリックしてください。

ステップ4:TalentioとMicrosoft Teamsの自動化の動作確認

最後に「トリガーをON」をクリックすると、自動化の設定は完了です。
これで、毎日Talentioで選考中ステータスの候補者情報をMicrosoft Teamsに通知できるようになります。

今回使用したテンプレートはこちらです。

Talentioを使ったその他の自動化の例

他にもTalentioを使った自動化の例がYoomには多数あるのでいくつか紹介します。

1.Talentioで応募があったらGoogle スプレッドシートに追加するフロー

この連携によって、Talentioで応募があったらGoogle スプレッドシートに自動で追加できます。
例えば、応募情報が自動で追加されることで、データの更新ミスや誤入力などの人的ミスの防止につながるでしょう。
これにより、応募者情報を効率的に管理でき、採用活動をスムーズに進めることができるでしょう。

2.カオナビで従業員が登録されたらTalentioの従業員管理表にも登録するフロー

この連携により、カオナビで従業員が登録された際、Talentioの従業員管理表にも登録できます。
例えば、採用担当者がカオナビで新しい従業員を登録すると、Talentioの従業員管理表に自動で追加されるため、人事担当者はカオナビとTalentioの両方を確認する必要がなくなります。
これにより、従業員情報を効率的に管理でき、業務効率の向上が期待できます。

3.Talentioで候補者が登録されたらGoogle スプレッドシートに追加するフロー

この連携によって、Talentioで候補者が登録されるとGoogle スプレッドシートに自動で追加できます。
例えば、候補者の情報を手動で入力している場合、候補者が多いと情報の転記作業に多くの時間を奪われてしまいます。
自動化を取り入れることで、担当者の作業負担を軽減し、面接準備などの他の採用業務に集中できるでしょう。

まとめ

今回は、TalentioとMicrosoft Teamsのを連携させ、選考中の候補者情報をMicrosoft Teamsに通知する方法をご紹介しました。
この自動化により、情報共有を強化し、情報の見逃しを防げるでしょう。
これにより、採用プロセスの効率化し、採用成功率の向上が期待できます。
この機会にぜひテンプレートを利用し、TalentioとMicrosoft Teamsを連携して業務の効率化を目指してください。

また、Yoomのアプリ連携はノーコードで設定ができ、誰でもすぐに始められます。ぜひ導入を検討してみてください。

この記事を書いた人
r.oba
自動車外装部品の材料会社でエンジニアとして働いてきました。 様々なシステムに触れてきた経験を活かし、 Yoomを使用して、業務を効率的に行うための役立つコンテンツを発信していきます。
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