[Yoomとは]
Microsoft TeamsとChatGPTを連携してMicrosoft Teamsでチャットボットを作る方法
それでは実際に、YoomでMicrosoft TeamsとChatGPTを連携し、チャットボットを作成するフローを分かりやすく紹介していきます!
まずはじめに、Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを発行してください。30秒で始められます!
また、Yoomの基本的な操作は初めてのYoomを参照してください。
フローの作成方法
今回は「Microsoft Teamsに投稿があったら、ChatGPTが返答する」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。
- Microsoft TeamsとChatGPTをマイアプリ連携
- 該当のテンプレートをコピー
- Microsoft Teamsのトリガー設定とChatGPTの設定、その後のMicrosoft Teamsに返答内容を通知する設定
- トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
すでにYoomを利用している方はログインしましょう。
ステップ1:Microsoft TeamsとChatGPTをマイアプリ連携
まずはMicrosoft Teamsをマイアプリに接続していきます。
Yoomアカウントにログイン後、左欄の「マイアプリ」をクリックして「新規接続」からMicrosoft Teamsを検索してください。

Microsoft Teamsのアプリアイコンをクリック後、サインイン画面に移行しますが、必要な操作はなく、瞬時に接続が完了します。
認証が正常に行われると、Yoomアカウントのマイアプリ画面へ移動します。
・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
次にChatGPTを接続しましょう。
先ほどと同様の操作でChatGPTのアプリアイコンを検索し、クリックします。
連携するChatGPTの「アカウント名」と「アクセストークン(OpenAIで作成・取得したSecret key)」を入力し、[追加]をクリックしてください。

ChatGPTのマイアプリ登録方法については、こちらのページも確認しましょう。
・ChatGPTやOpenAIのAPIを利用するには、別途OpenAI社へ費用が発生する可能性があります。詳細はOpenAI社の公式サイトをご確認ください。
これで2つのアプリがYoomアカウントに接続できました。
ステップ2:テンプレートのコピー
Yoomアカウントに対象のアプリの新規接続が完了していることを確認後、Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。
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テンプレートがコピーされると、以下のように表示されます。

ステップ3:Microsoft Teamsのトリガーアクション設定
さっそく、フローボットの設定を進めていきます!
Yoomアカウントの画面左側のマイプロジェクトから「【コピー】Microsoft Teamsに投稿があったら、ChatGPTが返答する」をクリックしてください。

クリックした後、以下画面のようにテンプレート内容が表示されます。

まずは、トリガーとなる「チャネルに質問があったら」をクリックして、連携するアカウント情報が入力されていることを確認してください。

次の画面で「トリガーの起動間隔」を設定しましょう。
※トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。
なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

「チームID」と「チャネルID」は、入力バーをクリックすると、以下の画像のように『候補』に連携したアカウントに基づいたIDが表示されます。
対象のIDを選択しましょう。

設定後、フローの起動アクションとなるメッセージ投稿を行い、[テスト]をクリックします。テストが成功すると、以下のように表示されます。

投稿内容を取得できました!
テスト完了を確認して『保存する』を押しましょう。
このステップで下記のような情報をアウトプットとして取得することが可能です。
アウトプット情報は、「この値を他のオペレーションで利用することができます。」という注釈の通り、この後のステップで引用・活用できます。

ステップ4:ChatGPTの回答を取得するアクションを設定
続いて、2つ目の「質問の内容の回答」をクリックしましょう。

連携するアカウント情報が入力されていることを確認して、[次へ]をクリックします。

次の画面で「メッセージ内容」に情報を入力します。
入力バーをクリックすると、前ステップから取得した情報をアウトプットとして引用できます。
今回は、前ステップで取得した【メッセージ内容】を要約するよう設定しました。

その他の項目は、運用に合わせて設定してください。
「ロール」は、対話における発言者の役割(システム、ユーザー、アシスタント)を定義するものです。
例:『ユーザー』を選択すると、モデルに質問や指示を伝えることで回答を導くことができ、『アシスタント』を選択した場合は、以前のモデルの回答を活用して会話の流れを継続できます。

「モデル」は、使用するChatGPTのモデルです。連携したアカウントを基にして『候補』に情報が展開されるので、ここから選択してください。

情報を入力した後、[テスト]をクリックし、取得した値に問題がなければ『保存する』をクリックします。
ステップ5:Microsoft TeamsのチャンネルにChatGPTの回答を投稿するアクションを設定
最後に、3つ目の「チャネルに回答する」をクリックしましょう。

連携するアカウント情報が入力されていることを確認して、[次へ]をクリックします。

次の画面の「チームID」や「チャネルID」は、『候補』から選択してください。

「メッセージ」には、通知内容に含めたい情報を入力していきます。
入力バーをクリックするとアウトプットを引用できるので、前ステップから取得した【返答内容】を設定しました。

下にスクロールし、「メンション情報」や「添付ファイル情報」の項目を必要に応じて埋めていきます。(必須項目ではないので、運用に合わせて設定してください。)
メンション方法については、こちらのページを確認しましょう。
ファイルつきメッセージを送付する方法は、こちらのページを確認してください。

情報を入力した後、[テスト]を押して、Microsoft Teamsにメッセージが来るかを確認します。


テスト結果に問題がなければ、『保存する』をクリックしましょう。
これで設定完了です!お疲れ様でした!
ステップ6:トリガーをONにして起動準備完了
以下の画面が表示されるので、赤枠部分「トリガーをON」をクリックすることで、フローボットが自動で起動します。

今回作成したフローボットはこちら