Microsoft Teamsで特定のチャネルに投稿されたメッセージをDeepLで自動翻訳し、別チャネルに翻訳結果を投稿する
多国籍チームでのコミュニケーションを円滑にしたい企業や頻繁に異なる言語でのやり取りが発生するプロジェクトマネージャーにおすすめです。
・
「多国籍化が進んでいて他言語でのやり取りが増えてきて、翻訳が大変だな…」
こういったお悩みを抱えていませんか?
日常的にMicrosoft Teamsを活用してコミュニケーションを取っている場合は、本記事でご紹介する自動化がおすすめです。
たとえば、特定のキーワードを含むメッセージがMicrosoft Teamsに投稿されたらDeepLで翻訳して別のチャンネルに転送することができます。
この自動化を導入すれば、翻訳と通知の手間が一気に省けるでしょう。
反対に、DeepLで翻訳した内容をMicrosoft Teamsに自動通知することも可能です。
<span class="mark-yellow">このような自動化を活用すれば、スムーズにコミュニケーションが取れるようになりますね!</span>
自動化の設定はプログラミング不要でできるため、操作に不安がある方でも安心して利用できます。
Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にMicrosoft TeamsとDeepLの連携が可能です。
YoomにはあらかじめMicrosoft TeamsとDeepLを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。
Microsoft TeamsとDeepLのAPIを連携すれば、Microsoft TeamsのデータをDeepLに自動的に連携することが可能です!例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。
Microsoft Teamsを日常的に利用しており、多言語対応が必要なチームリーダーや国際的なプロジェクトでのコミュニケーションの効率化を図りたいマネージャーにおすすめです。
多国籍チームでのコミュニケーションを円滑にしたい企業や頻繁に異なる言語でのやり取りが発生するプロジェクトマネージャーにおすすめです。
それでは、さっそく実際にMicrosoft TeamsとDeepLを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでMicrosoft TeamsとDeepLの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
[Yoomとは]
今回はMicrosoft Teamsで特定のキーワードを含むメッセージが投稿されたら、DeepLで自動的に翻訳し、別チャネルに転送するフローボットを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。
今回使用するアプリをYoomのマイアプリに登録しましょう!
先にマイアプリ登録を行っておくと、後の設定がスムーズになります。
Yoomの画面右側の「新規接続」をクリックしましょう。
※Microsoft365(旧Office365)につきまして、一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)に加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
検索窓にMicrosoft Teamsと入力し、表示された候補をクリックしましょう。
Microsoft365のアカウント選択画面が表示されるので、今回連携したいアカウントをクリックします。
サインインが完了するとマイアプリの画面に戻り、Microsoft Teamsが表示されます。
Yoomの画面右側の「新規接続」をクリックしましょう。
検索窓にDeepLと入力し、表示された候補をクリックしましょう。
以下の画面が表示されるので内容に従って入力しましょう。
マイアプリの画面にDeepLが表示されたら登録完了です。
さらに設定を進めていきましょう!
続いてYoomのテンプレートをコピーします。
以下バナーのテンプレートの「このテンプレートを試してみる」のアイコンをクリックします。
以下の画像のような画面が表示されたらテンプレートのコピーは完了です。
このステップでは、Microsoft Teamsでメッセージが送信されたことを自動化のトリガー(起点)にするための設定を行います。
以下の赤枠をクリックしましょう。
連携アカウントとアクションを選択する画面では、今回連携するMicrosoft Teamsのアカウントで間違いないかを確認し「次へ」をクリックしましょう。
さらに設定画面が表示されるので、入力を進めましょう。
トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
※ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。
なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
チームIDとチャンネルIDは以下の画面のように、入力項目の下に表示される「候補」から任意のものを選択しましょう。
Microsoft Teamsに特定のキーワードを含んだ翻訳したいメッセージを通知しておきましょう。
「テスト」をクリックすると以下の画面のように「取得した値」にMicrosoft Teamsから取得した値が表示されます。
この取得した値は、今後の設定の入力に使用することが可能です。
※取得した値(アウトプット)に関して、詳しくはこちらをご確認ください。
「テスト成功」したら「保存する」をクリックしましょう。
以下の赤枠をクリックし、特定のキーワードで翻訳のステップへ分岐するよう設定します。
※分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
テンプレートで既に設定されているので確認をしていきましょう。
以下の画面で、「#support」とメッセージ内容に入力されている場合のみ、翻訳のステップに進むようになっています。
赤枠の箇所を「翻訳希望」など任意の文言に変更することも可能です。
今回は「#support」で進めていくので、そのまま「保存する」をクリックします。
DeepLで翻訳するための設定を進めます。
以下の赤枠の箇所をクリックしましょう。
以下の画面が表示されるので、今回使用するDeepLのアカウントか確認し「次へ」をクリックします。
API設定画面が表示されるので、入力を進めていきましょう。
翻訳するテキストの箇所には以下のように「チャンネルにメッセージが送信されたら>メッセージ内容」をクリックし、翻訳したい内容を入力します。
今回の場合は、元の言語は「英語」、翻訳先の言語は「日本語」を選択します。
クリックするとプルダウンが表示されるので、任意の言語を設定することも可能です。
文脈とは、翻訳を行う際に、特定の用語やフレーズがどのような意味で使われているかを明確にするために提供する情報のことです。文脈を正しく設定することによって、より自然で適切な翻訳結果を得ることができます。
注略の通り今回は「This is context.」と入力します。
下へ続く必須事項でない箇所も必要に応じて入力を進めていきましょう。
入力後「テスト」をクリックすると以下のアウトプットに、各項目の値が取得されます。
この値も取得した値(アウトプット)として使用することができます。
確認後「保存する」をクリックしましょう。
最後にDeepLで翻訳した結果を、Microsoft Teamsに送信するための設定を行います。
赤枠の箇所をクリックしましょう。
連携アカウントとアクションを選択する画面では、改めて連携するMicrosoft Teamsのアカウントか確認します。
確認したら「次へ」をクリックしましょう。
ステップ3同様、チームIDとチャンネルIDは以下の画面のように、入力項目の下に表示される「候補」から任意のものを選択しましょう。
メッセージはすでに「送信日時」「英文が届いたMicrosoft TeamsのメッセージID」「翻訳前の英文」「翻訳後の文章」が通知されるように設定されています。
必要に応じて取得した値から、通知したい内容を編集することも可能です。
メンション情報、添付ファイル情報は任意で設定しましょう。
設定後「テスト」をクリックし、実際に指定したMicrosoft Teamsに届いているかを確認しましょう。
テスト成功が確認出来たら「保存する」をクリックしましょう。
以下の画面の赤枠部分「トリガーをON」をクリックすることで、フローボットが自動で起動します。
設定お疲れ様でした!
今回はMicrosoft TeamsからDeepLへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にDeepLからMicrosoft Teamsへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。
多言語からの問い合わせ対応に課題を感じているカスタマーサポート担当者の方やDeepLとMicrosoft Teamsを活用して、効率的にチーム内で情報共有を図りたい企業のIT担当者の方におすすめです。
定期的に文章を翻訳し、チームと共有する必要があるビジネスパーソンの方やDeepLとMicrosoft Teamsの連携を活用して業務効率化を図りたい方におすすめです。
Microsoft TeamsやDeepLのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。
もし気になるものがあればぜひこちらも試してみてください!
Microsoft TeamsとYoomを連携することで、Microsoft Teamsへの自動通知が可能です。
Microsoft Teamsの投稿を基に、フォルダを作成することができます。
メールで受け取った情報やNotion、GoogleドキュメントなどのデータをDeepLで自動的に翻訳するといったことが可能です。
Microsoft TeamsとDeepLを連携することで、チーム内での多言語コミュニケーションがスムーズになるはずです。
今回ご紹介した特定のキーワードを含むメッセージの翻訳・共有する自動化は、手作業での翻訳が不要になります。
これにより、<span class="mark-yellow">作業時間が短縮され、他の業務に集中できる時間の確保が可能です。</span>
さらに、DeepLからMicrosoft Teamsへの自動化も可能になるため、翻訳後の通知が容易になるでしょう。
Yoomを活用した自動化に興味を持った方は、こちらから無料アカウントを作成してみてください。
30秒ほどで簡単に登録できるので、業務の間に設定可能です!
Yoomの自動化はプログラミング知識がなくても、簡単に設定できます。
この機会に自動化を導入して、翻訳業務を削減しましょう!