2024/12/05
AIオペレーションの活用方法

Microsoft TeamsとGitHubを連携して、Microsoft Teamsでのメッセージ投稿をGitHubにIssueとして作成する方法

n.watanabe
Microsoft TeamsとGitHubの連携イメージ

目次

Microsoft TeamsとGitHubを効率的に連携させたいと考えているあなた、日々のタスクや情報の移行作業に手間を感じていませんか?
例えば、Microsoft Teamsで共有した内容を手動でGitHubに登録するのは、時間がかかり、作業効率を下げてしまいます。

そんな悩みを解決するのが、Yoomを使ったMicrosoft TeamsとGitHubの連携です。この連携により、Microsoft Teamsで投稿されたメッセージが自動でGitHubに反映されるため、手作業を減らし、より効率的に業務を進められます。

この方法について、さらに詳しくご紹介しますので、以下の本文をお読みください。

こんな方におすすめ

  • Microsoft Teamsでの業務コミュニケーションとGitHubでのデータ管理の連携を検討している方
  • 手動でのデータ抽出に時間を取られている開発者やチームリーダー
  • Microsoft TeamsとGitHubのツール間で情報の移動を減らし、業務の流れをスムーズにしたい方
  • チーム全体でデータ管理を効率よく行い、協力体制を強化したいプロジェクトマネージャー

Microsoft TeamsとGitHubの連携メリットと具体的な利用シーン

タスク管理の効率化と作業の手間を削減

Microsoft TeamsとGitHubの連携により、タスク管理が大幅に効率化され、手動でのデータ移行にかかる時間が大幅に削減されます。

例えば、営業チームが「新しいリードが追加された」とMicrosoft Teamsで投稿した場合、その情報が自動的にGitHubに登録され、営業担当者はすぐにその情報を活用できます。これにより、手動でのデータ入力や移行作業を省くことができ、重要な業務に集中する時間が増える可能性があります。
また、タスクの進捗状況をスピーディーに確認することで、チーム全体の作業が透明化され、次のステップへの迅速な意思決定へつながる可能性もあります。

<span class="mark-yellow">これにより、チームメンバー間で情報の共有が円滑になり、全体的な業務進行がスムーズに進むことが期待されます。</span>タスクの管理効率化により、他の業務に集中しやすくなり、全体的な生産性向上が見込まれます。

チーム全体の協力体制が強化される

Microsoft TeamsとGitHubの連携は、チーム全体の協力体制を強化し、情報の共有がより効果的に行われる環境を提供します。

例えば、営業チームが顧客からのフィードバックや新たな案件進捗をMicrosoft Teamsで投稿すると、その情報が自動的にGitHubに反映され、迅速にチーム全員がその情報を確認できるようになります。これにより、異なる部署やチーム間で情報が統一され、迅速に協力し合えるようになります。
特に、開発やマーケティングなど異なる部門間での情報の齟齬を減らし、共通の課題に対して素早く対応することが可能となるでしょう。

<span class="mark-yellow">進捗状況や新たな課題が早急に共有されることで、チームメンバーはお互いの取り組みを理解しやすくなり、無駄なコミュニケーションを削減することができる可能性があります。</span>チーム全体の連携強化により、業務効率が飛躍的に向上し、目標達成への道筋が確かなものになると考えられます。

作業の重複を減らし、業務に集中できる環境を提供

Microsoft TeamsとGitHubを連携させることにより、作業の重複が減少し、業務に集中できる環境が整います。

例えば、同じ情報を複数回手動で入力する必要がなくなり、データの更新作業や情報移行の手間を省くことができます。この連携により、チームメンバーは繰り返し行われる作業から解放され、重要な業務や戦略的なタスクに注力できる時間が増える可能性があります。
さらに、GitHubでIssueが作成されると、その内容がMicrosoft Teamsに自動的に通知されるため、タスクの進捗や課題を迅速に確認し、必要な対応を迅速に行うことができます。

<span class="mark-yellow">手動でのデータ管理が不要になり、タスクの優先順位や進行状況が一目で把握できるため、業務全体の効率性が高まると考えられます。</span>作業の重複を減らすことで、チーム全体が重要な業務に集中でき、より成果を上げやすくなるでしょう。

Microsoft TeamsとGitHubのデータ抽出機能を自動化するフローの作り方

ここからは、Yoomを使ってMicrosoft TeamsとGitHubの連携フローを設定していきます。
今回のフローは「Microsoft Teamsでメッセージが投稿されたらGitHubでIssueを作成する」というものです。

大まかな流れは以下の通りです。

  • YoomとMicrosoft Teams・GitHubをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • フローの詳細設定
  • トリガーをON

今回のフローは、テキストデータを抽出するAI機能を使用します。

AIオペレーションは、一部有料プランのみで使うことができます。対象外のプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーになります。
有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことができ、期間中には制限対象のアプリやAI機能を使用することができます。

まずは設定の準備から始めましょう。

[Yoomとは]

ステップ1:Microsoft TeamsとGitHubをマイアプリ連携

今回使用するアプリとYoomをマイアプリ連携しましょう。
Yoomにログイン後、左側メニューの「マイアプリ」から「+新規接続」をクリックしてください。

アプリの検索ウィンドウが表示されたら、各アプリ名を検索してください。

Microsoft Teamsのマイアプリ連携

Microsoft365のアカウントでログインをしましょう。

ログイン情報を入力すれば、Yoomとの連携が完了します。
自動的にYoomのページに戻るのでそのままGitHubの連携をしましょう。

GitHubのマイアプリ連携

GitHubのログイン情報を入力してください。

承認コードが送られてくるので、入力をして連携してください。
連携が完了するとマイアプリ一覧に表示されます。

これでマイアプリ連携は完了です。

次からフローの詳細設定に進むので、下のバナーから「試してみる」をクリックしてテンプレートをコピーしておきましょう。

ステップ2:アプリトリガーの設定

最初の設定は「チャネルにメッセージが送信されたら」です。

1ページ目は、マイアプリ連携をしたMicrosoft Teamsのアカウント情報が反映されています。

タイトルの変更ができるので、必要であればわかりやすいものに修正し、アカウント情報を確認したら次に進んでください。

次のページでは、トリガーの起動間隔とMicrosoft Teamsのチャンネル設定を行います。

トリガーの起動間隔は5分から60分まで選択できます。
一部の起動間隔はプランによって選択できない場合があるので、注意してください。

チームID、チャネルIDは候補から選択できます。
選択をしたら、指定したチャネルにテスト用にメッセージを送信してから「テスト」をクリックしてください。

テストが成功すると、アウトプットが取得できます。

フローを動かしたら、メッセージの内容によってアウトプットに反映される値が変わり、GitHubのissueに反映される内容が変化する仕組みです。
ここまで確認できたら「保存する」をクリックし、トリガー設定は完了です。

ステップ3:データ抽出の設定

次の設定は「テキストからデータを抽出する」です。
Microsoft Teamsのチャットに投稿された内容を要約して、GitHubに登録する準備をしましょう。

1ページ目では、変換タイプを選択します。
3,500文字から30,000文字まで選択できるので、チャットに投稿される内容を考慮して選択したら次に進んでください。

続いて、抽出するデータの内容を設定します。

  • 対象のテキスト:Microsoft Teamsの設定で取得したメッセージ内容
  • 抽出したい項目:メッセージからタイトルと内容を指定

抽出したい項目の追加があれば、指定に従って入力してください。

設定ができたら「テスト」をクリックします。

テストが成功したので、先ほど取得した情報が整理されてアウトプットとして反映されました。
確認ができたら「保存する」をクリックして、データ抽出の設定は完了です。

ステップ4:GitHubにIssue作成をする設定

最後の設定は「Issueを作成」です。
1ページ目では、Microsoft Teamsと同様にタイトルの修正とアカウント情報の確認を行って次に進んでください。

次のページでは、登録するIssueの詳細設定を行います。

オーナー名とリポジトリ名は各Issueの個別ページURLから取得できます。
タイトルとコメントにはそれぞれアウトプットから選択して設定しましょう。

コメントには{{内容}}を設定しています。

設定ができたら「テスト」をクリックして、GitHubにIssueの登録がされるか確認してください。

テストが成功し、Issueの登録とYoomでアウトプットの取得ができたら「保存する」をクリックして設定完了です。

最後にトリガーをONにしてフローを動かしましょう。

今回設定したフローは以下のものです。

Microsoft Teamsを使ったその他の自動化例

Google Meetで会議が終了したらMicrosoft Teamsに通知する

Google Meetでの会議終了後、自動でMicrosoft Teamsに通知を送信するフローです。会議の進行や終了をチーム全員に自動で共有でき、作業の中断を防ぐことができます。
この自動化により、会議後のタスク処理がスムーズに進行することが期待できます。

フォームに回答があったら、入力内容をMicrosoft Teamsに通知する

Yoomのフォームに回答があった場合、Microsoft Teamsに自動で通知が送られるフローです。
これにより、フォームの回答内容をすばやく確認し、迅速に対応できる環境が整います。

反応の速さが向上し、業務効率が改善されることが見込まれます。

kintoneに音声データが登録されたら、自動で文字起こしして、Microsoft Teamsに通知する

kintoneに音声データがアップロードされた際、その内容を自動で文字起こしし、Microsoft Teamsに通知を送るフローです。
音声データをテキスト化することで、情報の共有や確認がしやすくなり、業務が効率化することが期待できます。

まとめ

Microsoft TeamsとGitHubの連携を手軽に実現できるYoomは、ノーコードで誰でも簡単に設定できます。プログラミングの知識がなくても、Yoomを使えば、面倒な手作業を減らし、業務の効率を高めることができるでしょう。

Yoomを使えば、複雑な作業もシンプルに自動化できるので、ぜひこの機会に無料で登録して、効果的なツールを試してみてください。

この記事を書いた人
n.watanabe
SEOライター歴5年「読みやすく」「伝わりやすい」をモットーに執筆を続けています。 プログラミングの知識がなくてもアプリ連携できるYoomの便利さをたくさんの人に届けたい!
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自動化
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