大まかな流れは以下の通りです。
- YoomとMicrosoft Teams・GitHubをマイアプリ連携
- テンプレートをコピー
- フローの詳細設定
- トリガーをON
今回のフローは、テキストデータを抽出するAI機能を使用します。
AIオペレーションは、一部有料プランのみで使うことができます。対象外のプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーになります。
有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことができ、期間中には制限対象のアプリやAI機能を使用することができます。
まずは設定の準備から始めましょう。
[Yoomとは]
ステップ1:Microsoft TeamsとGitHubをマイアプリ連携
今回使用するアプリとYoomをマイアプリ連携しましょう。
Yoomにログイン後、左側メニューの「マイアプリ」から「+新規接続」をクリックしてください。
アプリの検索ウィンドウが表示されたら、各アプリ名を検索してください。
Microsoft Teamsのマイアプリ連携
Microsoft365のアカウントでログインをしましょう。
ログイン情報を入力すれば、Yoomとの連携が完了します。
自動的にYoomのページに戻るのでそのままGitHubの連携をしましょう。
GitHubのマイアプリ連携
GitHubのログイン情報を入力してください。
承認コードが送られてくるので、入力をして連携してください。
連携が完了するとマイアプリ一覧に表示されます。
これでマイアプリ連携は完了です。
次からフローの詳細設定に進むので、下のバナーから「試してみる」をクリックしてテンプレートをコピーしておきましょう。
ステップ2:アプリトリガーの設定
最初の設定は「チャネルにメッセージが送信されたら」です。
1ページ目は、マイアプリ連携をしたMicrosoft Teamsのアカウント情報が反映されています。
タイトルの変更ができるので、必要であればわかりやすいものに修正し、アカウント情報を確認したら次に進んでください。
次のページでは、トリガーの起動間隔とMicrosoft Teamsのチャンネル設定を行います。
トリガーの起動間隔は5分から60分まで選択できます。
一部の起動間隔はプランによって選択できない場合があるので、注意してください。
チームID、チャネルIDは候補から選択できます。
選択をしたら、指定したチャネルにテスト用にメッセージを送信してから「テスト」をクリックしてください。
テストが成功すると、アウトプットが取得できます。
フローを動かしたら、メッセージの内容によってアウトプットに反映される値が変わり、GitHubのissueに反映される内容が変化する仕組みです。
ここまで確認できたら「保存する」をクリックし、トリガー設定は完了です。
ステップ3:データ抽出の設定
次の設定は「テキストからデータを抽出する」です。
Microsoft Teamsのチャットに投稿された内容を要約して、GitHubに登録する準備をしましょう。
1ページ目では、変換タイプを選択します。
3,500文字から30,000文字まで選択できるので、チャットに投稿される内容を考慮して選択したら次に進んでください。
続いて、抽出するデータの内容を設定します。
- 対象のテキスト:Microsoft Teamsの設定で取得したメッセージ内容
- 抽出したい項目:メッセージからタイトルと内容を指定
抽出したい項目の追加があれば、指定に従って入力してください。
設定ができたら「テスト」をクリックします。
テストが成功したので、先ほど取得した情報が整理されてアウトプットとして反映されました。
確認ができたら「保存する」をクリックして、データ抽出の設定は完了です。
ステップ4:GitHubにIssue作成をする設定
最後の設定は「Issueを作成」です。
1ページ目では、Microsoft Teamsと同様にタイトルの修正とアカウント情報の確認を行って次に進んでください。
次のページでは、登録するIssueの詳細設定を行います。
オーナー名とリポジトリ名は各Issueの個別ページURLから取得できます。
タイトルとコメントにはそれぞれアウトプットから選択して設定しましょう。
コメントには{{内容}}を設定しています。
設定ができたら「テスト」をクリックして、GitHubにIssueの登録がされるか確認してください。
テストが成功し、Issueの登録とYoomでアウトプットの取得ができたら「保存する」をクリックして設定完了です。
最後にトリガーをONにしてフローを動かしましょう。
今回設定したフローは以下のものです。