Microsoft Teamsでメッセージが投稿されたらkintoneのレコードを更新する
メッセージ受信をトリガーにkintoneのレコード更新ができるので、情報更新漏れが防げます。
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「Microsoft Teamsのメッセージをそのままkintoneに登録できたらいいのに…」「わざわざ手作業で情報を移すのは面倒だ…」そんな悩み、ありませんか?
Microsoft TeamsとkintoneのAPIを連携すれば、メッセージの内容を自動でkintoneに記録したり、kintoneの更新情報を自動でMicrosoft Teamsに通知したりと、データのやりとりをスムーズにできるはずです。
<span class="mark-yellow">例えば、Microsoft Teamsに投稿されたメッセージが自動的にkintoneのレコードとして追加されるようにすれば、チームのやりとりを一元管理でき、抜け漏れも防げるでしょう。</span>
また、kintoneのレコードが編集された際にMicrosoft Teamsへ自動通知を送るフローにすると、重要な変更を見逃すことを減らせる可能性があります。
本記事では、これらの自動化を、特別な知識がなくても簡単に試せる方法をご紹介します。
面倒な手作業を減らして、もっと効率的に働きませんか?
Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にMicrosoft Teamsとkintoneの連携が可能です。YoomにはあらかじめMicrosoft Teamsとkintoneを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。
Microsoft TeamsとkintoneのAPIを連携すれば、Microsoft Teamsのデータをkintoneに自動的に連携することが可能です!
気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにMicrosoft Teamsとkintoneの連携を実際に体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!
メッセージ受信のたびにkintoneへレコード追加できるので、見返したいときに便利です。
メッセージ受信をトリガーにkintoneのレコード更新ができるので、情報更新漏れが防げます。
それでは、さっそく実際にMicrosoft Teamsとkintoneを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでGoogleカレンダーとkintoneの連携を進めていきますので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
[Yoomとは]
今回はMicrosoft Teamsにメッセージが送信されたら、kintoneにレコードを追加するフローボットを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。
ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まず、Yoomにログインしたあと左メニューにあるマイアプリを押し、右の新規接続というボタンを押します。
Microsoft Teamsの連携
1.検索する
検索ボックスにMicrosoft Teamsと入力し、Microsoft Teamsのアイコンをクリックします。
2.サインインをする
Microsoftのメールアドレスまたは電話番号を入力し次へをクリックします。
パスワードを入力してサインインをクリックします。
「サインインの状態を維持しますか?」という画面になるので「はい」をクリックします。
Yoomの画面に戻り、下記の表示が出たら連携完了です!
〈注意事項〉
Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
kintoneの連携
1.検索する
検索ボックスにkintoneと入力し、kintoneのアイコンをクリックします。
2.連携情報の登録
「サブドメイン」「クライアントID」「クライアントシークレット」を入力して、「追加」をクリックしましょう。
※詳しいkintoneのアプリ登録方法は、こちらを参照してください。
※kintoneのアプリ登録がうまくいかない場合は、こちらを参照してください。
Yoomの画面に戻り、下記の表示が出たら連携完了です!
次に、今回使用するテンプレートを下記よりコピーしましょう。
Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログイン情報を入力してください。
下記のようにお使いのYoom管理画面にテンプレートがコピーされるので、OKを押して設定を進めていきます。
kintoneで下記画像のようにアプリを作成してください。
この後に行うレコードの追加がスムーズになります。
1.赤枠の「チャネルにメッセージが送信されたら」をクリック
Microsoft Teamsアイコンの「チャネルにメッセージが送信されたら」をクリックします。
画面が遷移しますが、タイトルなどの設定はステップ1で設定した内容が入っているのでそのまま「次へ」を押しましょう。
2.API接続設定
チームIDとチャネルIDをクリックしますと一覧が表示されますので選択します。
ここで設定したMicrosoft Teamsのチャネルに、以下の内容を投稿します。
フローボットに戻り、入力後「テスト」を選択します。
テストが成功すると下記のようなアウトプットが表示されます。
内容を確認し、「保存」を選択します。
1.赤枠の「データを操作・変換する」をクリック
2.アクションを選択
下記項目を入力します。タイトルは任意で分かりやすいものをご記入ください。
変換タイプは必須項目です。「変更する」からお好みのものを選択し次へをクリックしてください。
3.詳細を設定
既に設定されているので、変更せずテストしましょう。
※アウトプットから選択した項目は{{〇〇}}のように表示されます。
値を引用している印なので、これによってトリガーで取得した値をそのまま利用できます。
ここに固定のテキストを設定してしまうと、フロー起動時に毎回そのテキストの生成結果が出てしまうので、アウトプットから必ず選択してください。
入力後「テスト」を選択します。成功すると、アウトプットが表示されます。
内容を確認し、「保存」を選択します。
1.赤枠の「レコードを追加する」をクリック
2.データベースの連携
タイトルなどの設定はステップ1で設定した内容が入っています。
アプリID欄をクリックすると候補が表示されますので選択し、「次へ」を押しましょう。
3.データベース操作の詳細設定
先ほど設定したkintoneのテーブルに、新しいレコードを追加するための設定です。
レコードに追加したい項目欄をクリックするとアウトプットが表示されるので画像のように選択します。お好みに合わせて各項目を入力します。
URLは以下のように設定しました。
入力後「テスト」を選択します。テストが成功すると、テスト結果が表示されます。
kintoneで作成したアプリに、下記画像のように反映したのを確認してください。
反映が確認できたら、「保存」を選択します。
設定が完了したのでトリガーを「ON」にして、動作確認をしましょう。
今回はMicrosoft Teamsからkintoneへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にkintoneからMicrosoft Teamsへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。
kintone上でコメントがあった際に、その内容を素早くMicrosoft Teamsで関係者に共有することができるフローです。
kintoneでレコードの編集が行われたことをすぐに知りたいと考える方におすすめのフローです。
kintoneとの連携以外でも、Microsoft TeamsのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!
Microsoft Teamsのメッセージをもとにフォルダやイベントを作成したり、別ツールの情報追加・更新を通知したりできます。
kintoneのレコードをもとにタスクを作成したり、他ツールの情報更新をkintoneに反映することができます。
Microsoft Teamsとkintoneを連携させることで、情報の記録や共有をスムーズに自動化できることが分かりました。例えば、Microsoft Teamsのメッセージを自動でkintoneに登録する、kintoneの更新情報をMicrosoft Teamsに通知するなど、業務の流れを効率化するフローが簡単に作成できます。
また、Microsoft TeamsやkintoneのAPIを活用すれば、他のツールとも柔軟に連携可能です。
<span class="mark-yellow">「手作業を減らして、本当に必要な仕事に集中したい」と感じたら、まずは気になるフローを試してみてください。</span>
あなたの業務がもっとラクで快適になりますよ!